いつもスポーツとメカニズムにはコンプレックスを持っていたと思う。
でも好きなのだ。
たとえば本当はクイーンがとかカレンカーペンターが大好きなのにあえて反骨のかたちを
繕っていたのだろう。
...
流れ着いたころにはなかった公園
なかったベンチもすっかり馴染み
時を重ねている
けれど経つことない
思いは今日もため息に
変わり移ろいを 笑い飛ばしたいのに
過ぎた写真機を懐いて 佇むばか ...
人の心に耳を澄ませた金曜日
聞こえてくる様々な声に
目頭が熱くなった
人の声に耳を塞いだ土曜日
何度も繰り返した同じ言葉
口にだしてしまえば、泣いてしまいそうで
唇をぎゅっと噛みし ...
ラジオで誰かが言っていた
「小さなことからコツコツと」を
「小さな琴から骨骨と」なんて変換していた翌日
ご近所でお骨発見のニュース
家族すら知らないうちに家の中で骨になるのなら
たぶん友 ...
先哲の立たれて本壊を遂げられるまでの年月
現の己にも同じく積み重なりつづき行く日々
如何に為さん 更なる決意誓願を立て前進をす
どんなに身を焦がしても
無駄だよ
何度も言われた
諦めきれない
(でもね…
(少し、知ったかもね…
(沁みてるかも…
風がずいぶんと冷たくなってきて
お願いを
ひ ...
昔々と記しておけば
赦されるのだと気づいたの
赤い靴のロンド
パパ ママ 行ってくるわね
眠りに落ちた 部屋に囁いて
闇に溶け込む 家から抜け出したの
...
思いが波紋と広がり
弾けてきらめく
夜空に星座を探す夜は
そうして更けてゆく
ゆきずりに声かけて
無理にでも言わせたい
おやすみなさい
よい夢を
あてないから
お ...
語りたい思いを
風が連れ去ってゆく
初冬を迎えたちいさな
部屋から
窓は閉じられているけれど
夕べ 樹から葉が
離れてゆくのを見た
未練は何もないように感じた
履いてほしい ...
羊の群れ
戯れに操業するサアカス
旋廻する記憶
/
線対称な磁界
鳥たちは中空をその磁界の痕跡に沿って廻る
無限なる時間を鳥たちはそうして廻っている
...
アナルの
シワとシワを
合わせて
シアワセ
ナム〜
汚物弾の跳ね側
つまり
肛門と肛門を
つき合わせてですね
両側から
脱糞するんですね
相手のウンコを
自分のウンコで ...
僕の思慕の根柢には
無表情な錯誤が無限に痛罵とともに在り
/それは泡沫のように浮かんでは消える幻想としてのみ
なにか極限の調和を保っているように思え
/
存在全体を震撼させ
存 ...
なんで悲しくて
なんで泣くのか
わからない
なにが気に入らなくて
なんで怒るのか
わからない
なにが楽しくて
なんで笑うのか
わからない
私の心は
ピー ...
がらんどうの箱
窓枠から向こうの風景が見える
いや
もはや窓枠ではなく
ただの開口部
風通しがよい
では済まされぬコンクリートの塊
荒涼としているのは
今にも泣きだ ...
夕方は落ち込んでいたけど
救いの電話が来た。
皆に嫌われているのかな?と言ったら。
たまたま都合が悪かっただけさ。と言ってくれた。
今夜はご機嫌
明日はポッキーの日
そして介護の日
...
最後にはジキタリスの色を塗った
幼児期は三叉路で堕落
その手足ばらばらで踊る
むこうずねで待つ
最初には赤い頬
サボテンに棲む昆虫を
こまかくくだいて夕日色
ママはしばらくおそくなる ...
やさしくなどとおもわなくても
しみわたっていて
近づけば
近づくほど
殺すこともできるこの手が
どれだけでもやさしく触れます
らら空が音をつけて見ている
見えない色 らら空の音
眠っている瞳 生きている耳
らら空が音を変えて知らせている
色をつける耳 眠っている瞳に届く らら空の音
近くか ...
そんな事実まみれの話をしないで。
朝、光のふりそそぐ首都圏に溶けだしたチョコレートのせいで、つ
づいていく肥満児の行進。破綻した都市計画が描くメープルシロッ
プ、キャラメ ...
おとなしくしろ
騒ぎ立てるとぶっ殺すぞ
いいか、よく聞け
この店にある
おでんのはんぺん
全部このバッグに入れろ
全部だ、全部
早くしろ、グズグズするな
ちょっと待て、 ...
秋の途中
枯れたような空の下に
一本の柿の木が侘しげに立っていて
きみがそれを見上げている
もう、少し皺のついてしまった
グレーのコートに身を包んで
甘 ...
試験管を試験官の尻に差し込みフラスコをステテコに押し込んで足のところを縛ります
塩酸を凄惨に撒き散らし人体模型を靭帯がもげるまで捻じ伏せます
BTB溶液をBLTバーガに流し込み胃液で溶かします
...
曇らせた
車窓に
鏡文字で書く
次逢える日と
ハートのマーク
ふと見上げた先
無数に輝く星たちがいて
漆黒の闇があって
一際光を放つ月があって
そして私がいる
その断片に過ぎないワンシーンに
貴方を加えて
手を繋いで見れたなら
...
猫柳を白繭玉と詠む心粋に
椿のエキス トパッとかけて
蒼い世界を 注ぎ込むと
夕暮れが 完成します
早く 美しさを 愛でたいので
朝焼けから 参上するのは 目出度いか
ドバッと 欲張ら ...
常温で液体の金属である水銀
調合し身体の永遠を祈り水銀
を呑んだ皇帝や時の権力者も
現在の人々もしている事は同じ
自らの羽を喰らうヘルメスの鳥
だとしたら
ことば に できな ...
生臭い夜に
九本の足が生えている
洗いたてのシーツに置かれた
ただひとつの丸い石
きみの汗がそのうえを伝い
鼠がねぐらに帰るように
闇の奥へ ...
わたし時間です
あなたの時間です
わたしはあなたの中にいます
だから
わたしとあなたは同じです
わたし時間です
似ていますが痴漢ではありません
でもあなたはわたしがうとうとしていると ...
皺くちゃの子ども
緑色の鋏を手にして
揺らめく雲の端を断った
いま、
目覚めの時
山の連なりは遠く
朝焼けに縁どられ煌めく
森のどこか ...
そそとゆく
風と風の隙間をぬい
歩く
指先につぼむ
緑色をかざしては影に
うつしとられたわたしの手を
眺める
すべるすべる
なめらかな水面を乞う
浸して、
湖畔のふちをなぞる
...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
僕たちは何ものなのか
梅昆布茶
散文(批評...
4
12/11/11 1:35
影ひとつ
もっぷ
携帯写真+...
3
12/11/11 1:03
週末
三奈
自由詩
16
12/11/11 0:44
小さなことからコツコツと
ただのみきや
自由詩
21*
12/11/11 0:37
節
侔義
自由詩
0*
12/11/11 0:18
凪知らず
もっぷ
自由詩
2
12/11/11 0:13
赤い靴のロンド
愛心
自由詩
2
12/11/11 0:09
今夜は空が澄んでいるよ
もっぷ
自由詩
6*
12/11/11 0:02
何かを
〃
自由詩
3
12/11/10 23:40
abuse
empty
自由詩
1
12/11/10 23:38
ナム〜
花形新次
自由詩
0
12/11/10 23:36
泡沫
empty
自由詩
2
12/11/10 23:24
心のパズル
ジュリエット
自由詩
1
12/11/10 23:22
解体される団地
kauzak
自由詩
11*
12/11/10 23:11
今夜はご機嫌
ペポパンプ
自由詩
10*
12/11/10 22:56
三叉路
ふるる
自由詩
9*
12/11/10 21:56
タッチ
美砂
自由詩
1*
12/11/10 21:56
らら空
朝焼彩茜色
自由詩
8
12/11/10 21:04
不思議ちゃん無双
しもつき七
自由詩
17*
12/11/10 20:31
コンビニ強盗2
花形新次
自由詩
1
12/11/10 19:09
柿の木
草野春心
自由詩
2
12/11/10 16:26
実験室 です。
木屋 亞万
自由詩
3*
12/11/10 15:45
窓 (NHK短歌11.4)
北大路京介
短歌
5*
12/11/10 13:58
ある夜に、
柊 蒼衣
自由詩
4
12/11/10 12:42
まゆだま
藤鈴呼
自由詩
4*
12/11/10 12:26
ことばに できない
るるりら
携帯写真+...
12*
12/11/10 11:12
ねぐら
草野春心
自由詩
6
12/11/10 10:48
わたし時間です
イナエ
自由詩
8*
12/11/10 10:45
皺くちゃの子ども
草野春心
自由詩
7
12/11/10 10:37
羽根
高瀬
自由詩
3
12/11/10 8:16
2830
2831
2832
2833
2834
2835
2836
2837
2838
2839
2840
2841
2842
2843
2844
2845
2846
2847
2848
2849
2850
2851
2852
2853
2854
2855
2856
2857
2858
2859
2860
2861
2862
2863
2864
2865
2866
2867
2868
2869
2870
加筆訂正:
ABEGG
/
しもつき七
[12/11/10 20:43]
縦書き表示に変更しました
5.19sec.