ここは東京 刹那街
沈む夕陽は 茜音色
お他所とおんなじ懐かしさ
さよなら さよなら
今日の 東京刹那街
ここは東京 刹那街
朝陽の空は 菫礼色
お他所とおんなじ爽やかさ
おはよう ...
黒のお茶に半月浮かべて
トースターでパンを焼く
焼く順番で喧嘩になって
お茶の色で喧嘩になって
バターが切れたと泣いて
わめいて 子どもの朝が
船出する 半月が笑った
夏と秋の間に線が引かれる
夏の空気と秋の空気が入れ替わったのだと言う
若い頃に
紙に縦線を引いて
左側にはできたことと
右側にはできなかったことを
書き出す男の話に夢中になった
...
定型というか
規則性というか
常識、
節度と言ったっていいかもしれない、
生き方っていうのは
どうしたってある程度の
種類というのか
区分というのか
そ ...
身を動きもせず 見続けている 浮かぶ月
歩くのを辞めれば
聞こえてくるだろう
彼女の歌声が
痛みや苦しみ そんなものは
はじめから 知らなかった
はじめから ...
期待しないように
どうせだめだって想っていれば
傷つかない
そんな壁づくりにいそがしい
なんにもしない夜
できないわけじゃない
のも いいわけ
明日にゆけないと
それはそれで困 ...
旧い看板に
キュウリの絵が描かれていたから
つぶれかけの八百屋かと思って
店先で健康飲料を
小脇に抱えて佇む
ア太郎似のおにいちゃんに
聞いてみたら
旧看板だけにキューカンバーなどと
...
いいのに
ほんと
そんなに きをつかわないで
ほんとよ
うん もうだいじょうぶ
ありがとう おいしいわ このおちゃ
でもどうしてかしら
こうして もうふにくるまっていると
ゆきのな ...
18
「彼女」は自分のことを「私」と言っている時もあった。こういった事象に整合性はないのだろうか。良く分からない。
「彼女」から私が私に戻った時は唐突で、急にはっと目が覚めるような感じであ ...
枯れた葉っぱのこすれるおとは雨のおとに似ている
かわいているのにぬれたおと
ざざあざざあ、ざあざあ、ざあざあ
もう袖をのばさないと指先ひえて
じぶんの温度もわかんなくなる
おひるまにも見 ...
なぜ私は生まれたの?
ママはあいつのこと
好きじゃなかったんでしょ
どうして私を生んだの?
嫌いな人のこどもなら
殺せばよかったじゃない
どうして優しく ...
野良猫が歩いていました。
な〜んて言っても
それが本当に野良猫かどうかは
知りません、雰囲気です。
つまり、小汚い猫でした。
後ろ足を引きずっていました。
痛々しくはありましたが
怪我を ...
私はタバコを燻らせ
部屋のソファーで緩む
ステップに住む脚マットが
ノコノコ 私の家へ来て
踏まれる事を望んでいます
彼は既に人々を
教育することができる
人間ではありません
...
ゲリラ豪雨は もう勘弁
シャンデリアの下で 語り尽くした
君と 何もかも 咲かせて
菊を 眺めた
悲しいばかりの 花じゃない
ポップアップみたいに
ステップアップできそうな
ステキな花び ...
ぶたはしる
ねこはしる
いぬはしってるうさぎはねる
かえるはいる
やまねはまる
わにはずれる
しろくまはえる
つるはおる
かまきりはかる
カンガルーはける
くじゃくはこる
ばくはさめる
さるは ...
言葉とは丁重に包んでお出しするものと
教わったようですができそうにありません
素直にと学校の掲示板にありますが
みなと仲よくのポスターが邪魔です
人を憎むほどの体力がなくて
人に流さ ...
かえるは、いる?
*パッチワークはしづさん作品
121020
告別式ではπを投げてはいけません
解けない謎を投げかけては可哀相
隣家の三毛猫が言うから
ジャムパンはどうかしらと思う
あんパ ...
ささやきは
一昼夜経つと酸化して
腐った猫の色になる
夜でもなく
朝でもなく
シャワールームでささやいて
悲しいことも
愛しいことも
流れる色にするために
シャワール ...
食い残し如何に上手に漁るかがカラスの俺の生きるテーマだ
猫嫌い人間嫌い犬嫌い子供嫌いでカラス大好き
自尊心の不快から逃げるより
不快でもしがみついて離れないほうが男らしい
不徳のいたすところ、というつまらない宗教観より
これを通してなにを成長させようか、という人生観のほうが男らしい ...
気まぐれな秋の風に
そそのかされた 紅の葉が
舞ってみせる
こんな日は、人恋しくて
街へでる
舗装された道は あそこもここも
わずかに 傾いで見えて
私は、足の爪をとがらせな ...
凍てついた冬の坂道を
転がるように落ちていく
石ころみたいな
わたしのプライド
何が正しくて 何が間違いなのか
誰も教えてくれない
答えはクロスワードクイズ
空白のマス目を
自分で ...
「旅の果て」
木の若芽
寒さをこらえて目覚めたら
そこは雨けむる高原
陽とともに雨音は鳥たちのさえずりに変わり
澄んだ空気はますます清澄に
いきいきと流 ...
「生きる土地」
木の若芽
母なる大地
わたしたちの歩みをやさしく受けとめてくれる
やわらかな土に
ありがとう
いつもいつも 緑の土地がある
...
「里山歩き」
木の若芽
旅は草と親しく
心は緑に染まる
木々の山
清水の谷
快活に越え渡り
心は光に澄む
旅をつづり生きてゆきたい
先人の行を思 ...
想像力だけで生きるなんて悲し く
それでも あらんかぎりの言葉をめぐらして 書く
かんがえて かんがえてを くりかえすほどに
言葉は みじかく ほんの一行で事足りる
あんまりといえば ...
奥深い森に存在する池に小さな疑問投げかけている
漬物の塩気が少し強すぎた母の味にはまだほど遠い
意味の無い思考に振り回されているただ押し寄せて通過している
優しさに触れて涙が溢 ...
やぶれた帆を持つ幽霊船のような障子から
指穴ほどの照準窓から目が のぞき
その目は 富士山麓の鸚鵡の帰りを待ち
わたしの逃げ場を俯瞰し
すべてのものが 見事に該 ...
海に似せた塩水の中で
アサリが生きている
暗い冷蔵庫の中で
触手を伸ばし
冬の海だと勘違いする
時々さみしくなって
ステンレスボウルの海底で
誰かを探してキュウと鳴く
わた ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
東京刹那風
もっぷ
自由詩
2
12/10/22 23:08
或る喜劇
〃
自由詩
3
12/10/22 23:06
バビロン再訪
N.K.
自由詩
3*
12/10/22 22:25
告白
三田九郎
自由詩
3*
12/10/22 22:15
知らない場所
nia
自由詩
2
12/10/22 21:49
野生本能
朧月
自由詩
3
12/10/22 21:34
春巻き
花形新次
自由詩
1
12/10/22 21:01
ともだち
吉岡孝次
自由詩
2
12/10/22 20:44
遺書にはならない足跡 2
セグメント
散文(批評...
0
12/10/22 20:33
[あきめくら]
東雲 李葉
自由詩
2
12/10/22 19:51
私はいらない子です
ジュリエット
自由詩
0
12/10/22 18:47
一人で終わる
テシノ
散文(批評...
0
12/10/22 18:42
気球芸術行動
和田カマリ
自由詩
1*
12/10/22 18:19
ポップアップ
藤鈴呼
自由詩
2*
12/10/22 17:50
どうぶつはしる
阿ト理恵
自由詩
9*
12/10/22 15:46
おなじいろのこども
朧月
自由詩
3
12/10/22 15:39
かえるはいる
阿ト理恵
携帯写真+...
3*
12/10/22 15:01
あなたにパイを投げる人たち
あおば
自由詩
7*
12/10/22 14:09
シャワールーム
はるな
自由詩
4
12/10/22 13:50
集積所短歌1
花形新次
短歌
0
12/10/22 12:40
男らしく
吉岡ペペロ
自由詩
2
12/10/22 12:03
シャネルno.68
月乃助
自由詩
7*
12/10/22 11:37
【 混沌 — chaos — 】
泡沫恋歌
自由詩
8*
12/10/22 10:22
旅の果て
木の若芽
自由詩
1
12/10/22 10:10
生きる土地
〃
自由詩
1
12/10/22 10:06
里山歩き
〃
自由詩
1
12/10/22 10:03
『く の 人』
るるりら
携帯写真+...
18*
12/10/22 9:23
奥深い森
夏川ゆう
短歌
1
12/10/22 8:17
あなたにパイを投げる人たち
るるりら
自由詩
7*
12/10/22 7:48
擬似世界
そらの珊瑚
自由詩
16*
12/10/22 7:39
2834
2835
2836
2837
2838
2839
2840
2841
2842
2843
2844
2845
2846
2847
2848
2849
2850
2851
2852
2853
2854
2855
2856
2857
2858
2859
2860
2861
2862
2863
2864
2865
2866
2867
2868
2869
2870
2871
2872
2873
2874
4.7sec.