今日 屋上から飛び降りた少年

   他人を撃ち殺した兵士

   幼女を襲った教員

   引き金を引いた密猟者

   轢き逃げをした若者

   盗みを働いた少女

   ...
これ以上褒めないで、と言うのは

ぼくが褒めたひとの周りのひとたちだ

怒ったぶんだけ褒めるようにしているのだが

ぼくが褒めてしまうとそれで満足してしまうらしい

だから

これ ...
いつか必ず
どこかの見知らぬ曲がり角で
おまえはコケる

鼻血と
少しの糞を垂れ流して
無残な姿態を晒すだろう

おまえの仲間である
娼婦や
上野公園の褐色のルンペン

さよう ...
                 121007

共感覚の指令の下に
自転車を漕ぐと
待ち合わせの人が微笑んで
昨日の猫が舌を出す
奴は今から欠伸をして
背筋を伸ばして
何処かに遊びに ...
出がけにかがんだ拍子に
傘立てをひっくり返してしまった
ありゃりゃ
傘の柄がポケットにしがみついている

学童用の黄色い傘
自転車通学している
中学生になった子供のものだったが
そうい ...
ならないとわからないことがある


行かないと見えないものがある


触れないと感じられないものがある


机の上で
文字は書けるけど
詩は書けない


だから、母さんは
...
悲惨防止フィルム 咲く紫苑メビウスの輪が裏返る 占いを信じていない占い師 新しいことをしよう


右手にペンを

左手にナイフを


赤と黒


白くてはならない

始めるのだから

染めなければ


ああ


忘れていた


...
僕の中の水
君の中の魚

穏やかな流れにさえ
魚はとどまらない

僕の中の土
君の中の花

地面に黒い影を落として
花は咲き誇る

僕の中の空
君の中の鳥

どんなに ...
ヨーグルト一旦口に含んだのちだらーっと垂らしてもらえませんか   きのうの激しい雨が
  まだ宿る、濡れた土に
  枯れた牙を埋める



  擦りきれたビデオテープの
  不安定な映像のように
  きのうのきみは
  鏡よりきつく
...
マウントするのは
野生における♂が
その最中でも周りの敵に注意を払うため
ということを聞いたことがあるのだが
果たして昆虫から猿に至るまで
その形は酷似していることからも
それもありなんか ...
私、いまとてもつらい

私、いまとても寂しい

私、誰かに助けてほしい


どうすればいいかわかんなくて泣いた

キミに今、メールしたらよくないことも言ってしまいそうだから、メールし ...
心の晴れ間は錯覚だから


いつも本当はどんより曇った空より

淀んでいること 

誰も知らないわけじゃない


知らないふり?


できるわけない

心の中なん ...
息が切れるまで走ることが、生きることだ {画像=121007020710.jpg}

さんぽのとちゅう

すりよるこねこの

せなをなでたらね

せぼねをじかにさ

かんじてしまって

せつないかんじだ
...
くちの中が腫れて
ぎゅっと膿をしぼる

吐きだしていまいましいものは
いつもいつも私自身だったものだ
欠けている月をみれば
前髪が伸びたあなたを思いだす
あと何日かすれば
あなたの笑うのとおんなし角度に月がわらう
あんなに
やさしげではなかったけど
くたくたにくたびれ優先席で寝入っていた高校生

に傲慢な老人が席を譲れと激しく言い寄っていた

悲しかった
愛に溢れた社会
命を大切にして
お金等いらない
食べるだけ稼ぎ
世の中が綺麗で

苦しみを分かち
理解に溢れてる
すぐ近くにある
綺麗な自然達と
働き者の仲間達

森林の様であ ...
我は東京の新しき駅舎を独り眼前に見据え
我が国の来し方と行く末に思いを馳せたり
己の無力が雨の夜の寒風に卑しく映えたり
然れども光明のあらんことを信ずる者なり
一般に構造主義と呼ばれる思潮は、戦後のフランスを中心として開花した。構造主義革命、と呼ばれる程の大きな変化を科学全般にわたって引き起こした大きなうねりをなしていた。数学、化学、分子生物学から政治経済学 ... 世界中の人が同時に屁をこけば時空が歪む(アイソシュタイソ) ここはかさぶたのない場所だ

えぐられた何かを振り返っては
また一つ、言えないものが増えるのだ

深海に落ちている忘れ物

ため息が道をひらいて

君の肩に不安なものをのせている
...
生まれてきただけで
本当はこんなに嬉しいのに
あまりぐずらないで欲しいと思ってしまう

生まれてきただけで
本当はこんなに嬉しいのに
賢くなって欲しいと思ってしまう

生まれてきただけ ...
この粗末な杖で
渓谷の深さを探りながら
対岸に渡り
平らな岩の上に荷物を置いた

紅葉は始まったばかりで

枝は葉を乗せて
上下に ゆったりと揺れ

葉は揺れながら 左右に小刻 ...
いつもMDのラフマニノフは家に帰ると鳴りっぱなしで乾いた道と渇いた人にちょっと疲れた心をなぐさめてくれるのだが。
現実派ではもともと無いのではあるが独りの家計はあらためて可処分所得の少なさをしっかり ...
光る高速のアスファルト

朝日に黄昏れている

あたらしくて古い秋の彫刻

朝日に思い出している

コンサートは暗闇と人いきれ

朝日にひとが歌っている


なつかしい

...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
愚かさを愛してまーつん自由詩6*12/10/7 19:57
褒めないで吉岡ペペロ自由詩312/10/7 19:07
遺伝浩一自由詩212/10/7 17:08
日々の暮らしあおば自由詩7*12/10/7 17:06
淋しい傘そらの珊瑚自由詩14*12/10/7 16:23
教えたいこと/教えてほしいこと小原あき自由詩5*12/10/7 15:48
悲惨防止フィルム北大路京介自由詩512/10/7 15:13
咲く紫苑俳句012/10/7 15:12
占い川柳212/10/7 15:11
新しいことをしようreo自由詩112/10/7 13:49
さよならnonya自由詩21*12/10/7 10:49
ブルガリア短歌1花形新次短歌012/10/7 9:54
枯れた牙草野春心自由詩8*12/10/7 9:47
2つの景色AB(なかほ...自由詩112/10/7 8:42
何で?スマイル?自由詩012/10/7 7:44
もう一度だけ芦沢 恵自由詩18*12/10/7 2:51
_番田 自由詩212/10/7 2:18
ねこねこねこっけドクダミ五十...自由詩712/10/7 2:08
くちはるな自由詩412/10/6 23:31
月と目自由詩712/10/6 23:28
優先席三田九郎自由詩5*12/10/6 22:54
想像してご覧!ペポパンプ自由詩11*12/10/6 22:30
東京駅三田九郎自由詩1*12/10/6 21:57
構造主義ーポスト構造主義批判のためのノート 1るか散文(批評...012/10/6 21:30
屁短歌1花形新次短歌0*12/10/6 21:23
砂の城をもう一度カマキリ自由詩312/10/6 20:22
生まれてきただけで小原あき自由詩9*12/10/6 20:20
落葉ぎへいじ自由詩15*12/10/6 20:15
生活者のうた梅昆布茶散文(批評...21*12/10/6 20:04
いとしい吉岡ペペロ自由詩512/10/6 19:19

Home 戻る 最新へ 次へ
2851 2852 2853 2854 2855 2856 2857 2858 2859 2860 2861 2862 2863 2864 2865 2866 2867 2868 2869 2870 2871 2872 2873 2874 2875 2876 2877 2878 2879 2880 2881 2882 2883 2884 2885 2886 2887 2888 2889 2890 2891 
4.37sec.