「サーカスに行こう」
                木の若芽


世界という名のサーカス
さあ始まり始まり
天球の円蓋に星の明るいライト
玉乗り 道化 ジャグラー 一輪車 空中ブランコ ...
このせかいをみつめて
だまって泣いている

それだけが
神さまのできること

このせかいをつくった
小さな神さまの
「一人遊びしながら」
              木の若芽



休んでいるあなたのそばで
静かになわとびをする
とぶたびに足もとからしゃぼん玉がわいて
虹色に夢ことばのせて飛んでいく ...
スタンドカラーではないけれど 凛々しく立つ襟元
ベージュが王色の トレンチコート

10年前の私の トレンチコート

袖を通した瞬間から 棺おけに羽織る永遠の私の制服

張のあるコットン ...
霧立ちこめる夢路によろめきながら
わたしたちが探しているのは
誰かに伝えたいそれだけのいろ
すでに言葉だけが空寒く
あなたは秋の果実を潰して歌う
寝息の先ゆめまた夢そこから
煮え立つ内奥の ...
辛い苦しい痛い悲しい

逃げ出したくなる現実やめてほしくてたまらないこといくらだしても毎日出る涙

アタシがいるのは闇の中一人で耐えられない夜


でもがんばって耐えるからみてて星になっ ...
「もう冬だね」
「ずっと夏だよ。私は」
「じゃあ、夏に死んだのね」

「海に落とさないでよ!」
スコープで遊ぶ子供たちを叱る
エリザベスの声

観光客から離れた場所で鉄柵にライフルを並 ...
シド・ヴィシャス風の小学生がいる

ポチのことシロと呼んでもいいですか

iPhoneを叩くあなたの指になる

コンタクトレンズを舐める終末感

出すだけじゃだめだしっかり食べなく ...
俺は疑問符でできた巨大な広告塔
人波の中を今日も行く
俺はカメラ ポンコツのカメラ
そのフィルムは現像されることなく腐食していく
俺は葉書 宛名のない葉書
どこに投函されるでもなくさまよって ...
晴れすぎた空を仰いで
晴れなければいけない
と思った

わずかな湿り気も
吸い寄せてしまう
とてもシリカゲルな僕は
そう思った

咲きすぎた花を眺めて
咲かなければいけない
...
池袋 げに恐ろしき 人の波

都会に久しぶりに行く

迷宮で 何処が 何処だか

今日は大丈夫と 杖も持たずに

この異世界に 迷う


ぞろゝと 何処から 何処へ

靴音の ...
いいなあと羨む気持ち

誰にでもあるよ

いいなあと羨む気持ち

少し淋しくもなるよ

けど気にしなくていいよ


そうなりたいだけなんだ

ぼくらはただ

そうなりたい ...
京浜東北線の朝の満員電車
大船から本郷台にかけて
俺の横に立った美魔女が
執拗に少し崩れた身体を
押し当ててくるので
俺も負けじと如意棒を
突き返すと
美魔女は口元に笑みを浮かべ
如意 ...
羊の顔をした王様が
宝の山に
背を向けて
ばたりと
雪崩れ込む。


なんでこんな顔になったんだっけかなぁ


背中にエメラルドが、金塊が
ちくちくと主張する

壁画にはこの ...
人間は一生のうちに何度眠るのか、そして、そのうちの何度夢を見るのか、そして、そのうちの何度が悪夢なのか。僕は知らない。そもそも、夢とは。(幻影? 虚実?)) 夢の中で眠り、夢の中で夢を見る夜もあるかも ... カタコトカタコト

プラスチックナコトバ

ツッケンドンナハンガートワタシハ

クルクルクルリトブーメラン

カタコリコロリトオトストネ

カルカッタスギサッタイタミノオクハ

...
よくわかってないんじゃないの
自由とかいってその実
不自由極まりないその文言。
どこかで見たような文体、ルフラン。
私的な感情をどこで勘違いしたのか
詩的にアレンジ。
下らないから即刻やめ ...
闇に紛れて
自分のしてしまった事や
するであろう悲しみ事を
空に開け放ったとして
星は輝くだろうか

景色は明けの明星を描く時
私の幾ばくかの悲しみも
はたして
どう変わる訳でもない ...
後悔なき生き方は難しいかも知れぬが
活き方次第だとは思うのだ

ピチピチしてたら 
見ている気分が
しなびることは

実は少ないっていう 法則

★,。・::・°☆。・:*:・°★, ...
東京の町の端っこが

がんばって光っていた

うまくいかない悲しみも

うまくいってる悲しみも

ゆらり揺られて光って

静かに騒がしかった


地球よ、地球

もっと来い、来い

地球よ、地球


...
去って行くのなら
それでも良いから

ちかづいて
みえて
きえて
なにも
ないから


あったように
おもっていた
遠くだから
壁の向こうだから
電話の先だから
あっ ...
ゆりかもめに乗っていたら

富士山の白がくっきりと見えた

忙しくそれを見つめながら

誰に伝えたいのかを考えていた

寂しくもないのに寂しかった

ガキのころちょうどこの季節

ベランダから見えてい ...
どこにもいけないなら
外に出た振りをして
あなたの脳内

*

かなしいって
なんだっけ
スカートが
くるくる
まわるので

*

言葉がきらい
だから
わたし

...
夜風がやさしく舐めていた

心たちがそよそよと泣いていた

工事現場のような剥き出しの鉄骨

それがライトアップされてオレンジの夜


引きずる車輪の音がする

闇の中に緑のシルエット

ひかりが時間 ...
雨など降っていないのに
どしゃ降りみたいな夜だ
冷えた心が苛立って
手元に割れた息を吐く
あなたの心まで
届くはずだったベル
今は部屋の隅で
小さくなって転がっている
いく ...
すごく遠くにやってきた

生まれた町は温かで
仲間がたくさん笑ってた

すごく遠くにやってきた

車に乗ってぐんぐんと
お茶もお魚もいない場所へ

幸せにって言われても
いまこの ...
何もかもが見えなくなる

突然飛び込んでくる
その眩さに

心までも奪われて

どこか儚げなばかりに
奪われた心も行き場を失い

光の中の悲しみに
光の中の希望に


祈 ...
派手なサリーを
細く切り取って
地味なサリーの
サイドに縫い付ける
飾り縫いは50円ちょっとの稼ぎだから
エアチケットにはまだまだ遠い

余り布をもらって帰り
ベルトを編みながら
日 ...
君は君で

私は私で

君は私じゃないし

私は君じゃない


違うところなんて
共通点より多いし

すれ違いばかりで
君を苦しめたこともあったけど


そ ...
くるの、
きたの、
わかる
とてもつよく
わたしは、
いいんだよ、
いいんだよ、と
いう、
夜にむかって
いいんだよ、
いいんだよ、と
いう
夜があんまりつよまると
底が ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
サーカスへ行こう木の若芽自由詩312/11/3 15:47
もういちどこのせかい佐藤伊織自由詩412/11/3 15:47
一人遊びしながら木の若芽自由詩212/11/3 15:41
私のトレンチコート朝焼彩茜色自由詩1112/11/3 13:36
穴惑ゆえづ自由詩112/11/3 13:20
願いスマイル?自由詩012/11/3 11:37
ベンズ岬mizuno...自由詩212/11/3 11:31
シド・ヴィシャス風の小学生がいる小田桐ピロー川柳4*12/11/3 11:28
vomit cometitaint...自由詩012/11/3 10:23
晴れ時々ペシミストnonya自由詩20*12/11/3 10:15
たまには外にでてみたりドクダミ五十...自由詩4*12/11/3 9:48
いいなあ吉岡ペペロ自由詩712/11/3 9:14
美魔女花形新次自由詩012/11/3 8:19
羊王Seia自由詩312/11/3 3:39
ワンダーランドとりかご自由詩112/11/3 2:54
カタカナカナ灰泥軽茶自由詩3*12/11/3 2:45
悦に入ってろ子役大好き自由詩012/11/3 0:48
なみだkannki自由詩3*12/11/3 0:43
ピチピチ藤鈴呼自由詩1*12/11/3 0:39
地球よ吉岡ペペロ携帯写真+...412/11/3 0:33
佐藤伊織自由詩112/11/3 0:31
ゆりかもめ吉岡ペペロ携帯写真+...112/11/3 0:22
11月佐藤伊織自由詩112/11/3 0:15
オレンジの夜吉岡ペペロ携帯写真+...312/11/3 0:05
いまだにどしゃ降りみたいな夜ホロウ・シカ...自由詩4*12/11/2 23:59
嫁入りnaru自由詩212/11/2 23:39
西日まきちぇり自由詩212/11/2 23:26
Indiamizuno...自由詩212/11/2 22:57
一人の人を愛すジュリエット自由詩112/11/2 22:52
それをかなしばりだときづいたのはずっとあとになってからでした美砂自由詩6*12/11/2 22:35

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