邪な僕の穢れた肉眼のせいで無垢な彼女が狂ってしまった 西日に向かって
歩いてく

まぶしい光に
眼を伏せる

道の上に
日の残像

進むゆくさき
人しれず



明日が背後から
やってくる

肩をたたかれ
振り返る ...
人 皆

わたし 声 あなた 届くか

心配


ヘリコプター


倒れ 手 伸ばす あなた


壮絶


声 あなた 叫ぶ
声 届かない
声 わたし 届かない
...
自分の中の殺意に気付いた時
自分の中の恋に目覚めた

確かなのは
生きて死ぬこと
目の前の出来事さえ
まぼろしかも知れない
だから私は信じることにした
この信仰を

自分の中の殺意 ...
 コーヒースレッドとともに私のコーヒーライフも大きく変わりました。言葉にして書き出すことは、自分が普段何気なくしていることについて、あらためて意識して考える機会をもたらしてくれます。書き込んでくれるユ ... 冬の玄関にはわたしにいちばん近い花を置くたとえば蒲公英

辿り着いた岬に根をおろして君は海をみていたね昨日も今日も

陽だまりを送ってくださいとあなたが言う十一月の蒲公英を送る

今年最後 ...
芋堀や数年ぶりに触れる土


きまぐれに寄り道しても彼岸花


行く秋や蕾が孕む闇光


接近す蜻蛉の羽根の中の空


夕暮れの夢の間に間にユビキタス


月光や ...
 いつものように新聞を見ると、
 何枚かめくったあとにあった小さな記事が
 「となりまちが火事だ」と伝えてきた。

 この街にも大勢の人が居るし、となりまちも同じだ。
 たまに火事になっ ...
だれかが生と死の狭間にいるときには
そのひとの肌を触ること

手を握りしめながら
声を出しつづけること

戻って来いと
この世に戻って来いと
大声で耳元で叫びつづけること

それが ...
曇らせた車窓に描くハート文字君の心を細かく探る

雨の日は懐かしい匂い思い出す十年ぐらい逢ってない人

忙しく動かなくても変わる日々自分自身が創る人生

鮮烈なデビューを果たし人気者 ...
もしも


時間が止まる場所があって
つらいことがあったらそこに逃げ込めるの


心の疲れがとれるまで
心の整理がつくまで
時間を止める




時間の流れは
決して待っ ...
生足、生足、なまめかしい

不埒 顰蹙 なんのその

若い娘のホルモンが香る

今日も目が行く股間と谷間

今日も妄想する

小股, 茂み、割れ目が爆発

ベラボウマン コ ...
知らないところにはすでに
夢をみたりしない
傷跡からは、もう
記憶をたどらない


早熟の振る舞いにはじきに
合点がいったよう
逃れる方法を、こう
明日も咎められるまで


涸 ...
薔薇のような汗をかいている 同窓会行ってきますと言いながらマンガ喫茶で時間潰す日 影が疼く 希望とは失うものと教えられ翼を脱いで宇宙を爆破 服従のポーズで寝てる我が夫 知らない人の睫毛ついてる 手伝いはしないのだけど力こぶ見せてニヤリと笑う電柱 静かにそうっと放っておいて

小さなカタマリは

片隅で

少しだけ浮く

なぜ浮くのかしら

小さなタマシイは

わたしの耳の裏で

そっと囁く

いいことかしらと
...
霙と嵐と雷鳴で
十一月の夜が揺さぶっている
手のうちなんざ知れたもので
瞳は渇いたまま空を切る

初雪が覆った小さな棺
添い寝をしたくてもできなかった
小さな棺がゆらゆらと
時の浪間を ...
プロペラは淡くめぐり
煙を追い出す、雑木林に目をやると
(野良犬にこじ開けられた)
トタン塀の隙間から人影のような雑草が
生えていて
風が吹くと意味もなく揺れる。くすんだ
ビニールのコルセ ...
冷たい空気が流れている

口に含むと清らかな声がする

春の匂いに予感する

夏の記憶が乱反射する

秋の夕暮れが頭から沁みだす

冬の初々しさに笑顔をほころばす

時と記憶が ...
悲しみの色は暗闇のような藍色で

そっと触り

柔らかくふかふかとしていれば

そっと手で持ち上げて

声もなくはらはらと「雫」

耳を押しあててその敏感なふれあい

あなたの ...
僕らの見上げる空には

いつでも、どこに行っても

電線がはりめぐらされていて

そうしてそれは

離れてしまった、僕とキミとを

いまもどこかでつないでいる

そ ...
もっと、もっと

悲しみをちょうだい。

もっと、もっと

寂しさをちょうだい。





ありとあらゆる喜びは

ありとあらゆる幸せは

大きければ大きい ...
山肌が白い霧に包まれた
湿気を含んだ僕の心は震えた
顔の表面はおびただしい冷や汗を纏う
手で触れるような見晴らしのいい

空にあった雲が山にしなだれかかり
柔らかく、次第に重みを増して
...
  痩せた熊が
  水底に沈んでゆく
  両の眼を開けたまま



  だだっぴろい冬は
  晴れた日の砂漠のようにきらめき
  しろい女は
  しろい男の唇に
  海より ...
気が付けば僕の手に触れてくるあなたはひどい

連れだってゆっくりとただ過ぎていけばいいと思った帰りの足を

楽譜はまだ一枚の半分も来ていないのに

きっかけに躓いて顔は血の気を失せようとし ...
冷たい外気に晒されて

あまりのその寒さに

この季節だけは、衿を立てて歩く。





灰色の街は2倍速の早送り。

慌ただしい月末で、

街で見かける誰もが ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
肉眼和田カマリ自由詩1*12/11/19 18:15
西日シホ.N自由詩812/11/19 17:29
声は人が発する音小川麻由美自由詩0*12/11/19 16:28
無題渡辺亘自由詩112/11/19 16:20
「良い豆」考深水遊脚散文(批評...2*12/11/19 15:23
わたしバックしますたま自由詩20*12/11/19 14:56
秋部屋本木はじめ俳句212/11/19 13:24
となりまちOhatu自由詩1*12/11/19 12:31
叫ぶべきときHAL自由詩1*12/11/19 9:10
車窓夏川ゆう短歌112/11/19 7:39
もしもくらりねっと自由詩312/11/19 6:20
ジム・プリマスのオッサン化現象ジム・プリマ...自由詩0*12/11/19 6:00
少年村正自由詩1*12/11/19 3:17
薔薇のような汗をかいている北大路京介自由詩712/11/19 0:32
同窓会行ってきますと言いながらマンガ喫茶で時間潰す日自由詩6*12/11/19 0:31
影が疼く自由詩2*12/11/19 0:30
短歌412/11/19 0:28
短歌1*12/11/19 0:28
短歌312/11/19 0:27
綿埃灰泥軽茶自由詩6*12/11/18 23:48
正気の沙汰ただのみきや自由詩20*12/11/18 23:47
:detourプテラノドン自由詩712/11/18 23:46
地下水灰泥軽茶自由詩6*12/11/18 23:39
悲しそうにTAROぱっ...自由詩112/11/18 23:33
無造作に引かれた空の線。元親 ミッド自由詩312/11/18 23:32
忘れることのないように。自由詩012/11/18 23:28
湿った風景TAROぱっ...自由詩112/11/18 23:20
痩せた熊草野春心自由詩812/11/18 23:19
うすら寒く愛しいあなたのTAROぱっ...自由詩312/11/18 23:18
宙に舞う小雪のように。元親 ミッド自由詩112/11/18 23:16

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