娘は
今日も一日家にいた
年を取るのは嫌だ嫌だと言いながら
母親は水ぶくれの手で
何種類ものクリームを塗ったくっている
客の食べ残しを載せた皿を今日も洗う為
にせ鰐皮のバッグは椅子の上
...
横浜市戸塚区の伊太利亜料理屋で
{ルビ葡萄酒=ぶどうしゅ}を一飲みした後、トイレに入る
*
薄明かりの狭い空間で
{ルビ蔦=つた}の彫刻のからまる壁に凭れ
鏡に映る
...
酒に撫でられる
水龍飲み干して美味い
鏡の前の
リクライニングに座り
鋏を手にしたおじさんに
全てをまかせて、瞳を閉じる
ぱさ、ぱさ、と切り落とし
頭はだんだん軽くなる
ぱさ、ぱさ、と切り落とし
心はだんだ ...
佛具磨いているアーメン
膝毛布君の知らないLOVE SONG
凍空やゴールをそれたる楕円形
年老いたるティンカーベルや枯茨
私と気の合う人
すくな〜い・・・
んだね。
来るよ
音がするもの
ザクザク ザクザク
ザクザク隊の音
兵隊さんの靴の音
音楽室の真向かいの
ラグビー場は昔
兵隊さんの
中継地だったって
だから聞こえる
夜になる ...
とにかくむふふ・・・なのだ
なにがって
この国の選挙結果に
むふふ・・・なのだ
ほんと
アホ
だね
アホ
に
仕立てられてるね
あれだけ
痛みつけられ
嘘ばっかり
...
{引用= (fall)
秋
娘の胸に
はじめての乳が溜まり
銀杏の香り実る頃に
心は夢と出会う
(shape)
「長い廊下の向う ...
僕は中学生のとき
社会科の女の先生に
とても可愛がられていました
なぜなら僕は
頭が良くて
ユーモアがあって
ちょっとかわいらしい顔を
していたからです
デブでしたけど
少し年上の人 ...
121216
臓器売買のニュースが流れる度に
余裕のある人達が居るものだなと思う
肝臓も腎臓もだいじな臓器だから
だいじに扱わなければならないのは言うま ...
121216
斜めに細く引かれた線を
蜘蛛が引っ張ったように煌めかせては
まるで天国模様だと僕は思う
ギラギラした太陽があっという間に沈む季節には
...
やがてぼくの言葉は誰にも通じなくなるだろう
ぼくだけの洞窟の奥へと入りこんで
そこから何処へも出て行かなくなるだろう
ぼくは生まれた時から、なにもかもに納得していなかった、いのち ...
凍えた体を温めてくれと願ったのは、あたいの罪
躊躇なく温めてくれたのは、あなたの罪
そんな罪を、微妙なあたいたちは愛とよんだ
121216
いつか
からすみを食べてみたい
固いのか柔らかいのか分からないから
からすみを
個人的な恨みはここで晴らそう
家来を引き連れたお侍にヘイコラ ...
自由、自由って
振りかざせば
いいかと思って
このバカちんが!
あんた
そんなこと言ったって
俺にやらせないじゃん
指一本触れさせないじゃん
自由が聞いて呆れるんだよ
俺に自 ...
ほんとうにさまざまな椅子があります。家具屋
わたしはひとつに腰掛けて
にっこり笑う。おそれる
広いまどには一羽ずつ天使が張りついて季節を監視しているので
おそれる。
とるにたらないこ ...
小路の角を曲がると
家並みの
屋根の傾きの下で
格子戸が眼をつむっている
晴れても明るくならない
印画の街
軒と軒とが接するように
建てこんでいる
植物は軒下におかれた
盆栽 ...
私は今日法廷に立つはずだった
どうやってそこから逃れられたのか
あるいはこの人気のないプラットホームこそ
私の足に踏み潰された新聞は明日のもので
線路の上に猫が一匹迷い込んでいる
友人の携帯 ...
勇気を出して
「好き」と伝えよう
いつの日も
貴方を想っていたこと
いつの日も
貴方しか見えなかったこと
いつの日も
貴方と一緒がいいこと
勇気を出して
貴方に逢いに ...
私がぼーっとしているせいかやたら猫が懐いてくる。
ごろごろ言いながら珍しくずっと抱っこされてるから、そりゃもう可愛い。
抱き抱えながら喉とか耳とか体全部とかひたすらナデナデする至福の時。
そりゃ ...
国営放送のアナウンサーが
痴漢をしたとか
しないとか
そんなことはどうでもいいんだ
どうせ酔った勢いで
セクハラ行為をするのなら
おはよう日本で
無理して陽気な
女子アナウンサ ...
詩人だから汚れ仕事は
しなくていい
美しいものを
美しいと言えばいい
醜いものを
醜いと言えばいい
それをどうすればいいかなど
考えなくてもいい
詩人は花のようなものだ
ただ咲いてい ...
だれかが来たのかもしれない。わたしはイチローのあとを追いかけて、玄関のドアを開けてみたけれどだれもいなかった。イチローは玄関の前のしろい郵便ポストのうえに、すばやく飛び乗ると、ほそくて長いしっぽをま ...
リアリティが持てない
同年代の半分が投票に行かない
期待を抱けない
この一票で何かが変わるとは思えない
一億二千万人も住んでいるこの国で
...
この曲は アフロ・キューバンのリズムで
と 演奏の方の解説を聞き 苦笑
アフロ・キューバと 聞き間違えて
詩にまでしてしまった
でもアフリカのリズムである事はあっている
いや別に 勝気 ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
ウェイトレスの娘
salco
自由詩
11*
12/12/16 23:17
ゲエテの瞳
服部 剛
自由詩
3
12/12/16 23:03
酒に撫でられる
北大路京介
自由詩
3
12/12/16 22:36
水龍飲み干して美味い
〃
自由詩
3
12/12/16 22:35
床屋にて
服部 剛
自由詩
9
12/12/16 22:35
佛具磨いているアーメン
北大路京介
自由詩
5
12/12/16 22:35
膝毛布
〃
俳句
1
12/12/16 22:34
凍空
〃
俳句
0*
12/12/16 22:34
枯茨
〃
俳句
0*
12/12/16 22:33
この国に
うめバア
自由詩
1
12/12/16 22:22
夜の足音
〃
自由詩
4
12/12/16 22:20
ムフフ・・・日本
草野大悟
自由詩
4
12/12/16 22:13
色彩へのコラージュ
草野春心
自由詩
5
12/12/16 22:09
政治活動
花形新次
自由詩
1
12/12/16 21:59
肝腎
あおば
自由詩
2*
12/12/16 21:13
斜線に着色
〃
自由詩
2*
12/12/16 20:59
やがてぼくの言葉は誰にも通じなくなるだろう
ホロウ・シカ...
自由詩
6*
12/12/16 20:50
愛とよんだ
殿上 童
自由詩
22*
12/12/16 19:51
ここが
あおば
自由詩
3*
12/12/16 19:41
突破口
花形新次
自由詩
1
12/12/16 19:15
部屋と椅子
はるな
自由詩
4
12/12/16 18:34
路に記憶がある
殿岡秀秋
自由詩
10
12/12/16 17:25
流刑
綾野蒼希
自由詩
5*
12/12/16 16:05
勇気を出して
柊 蒼衣
自由詩
4
12/12/16 15:13
猫と女とブラックホール
Mélodi...
散文(批評...
1
12/12/16 12:40
アナウンサー
花形新次
自由詩
1
12/12/16 12:21
詩人だから汚れ仕事はしない
紀ノ川つかさ
自由詩
12+*
12/12/16 11:58
あずきの恋人 (連載②)
たま
散文(批評...
11*
12/12/16 11:24
Unopened Reality
komase...
自由詩
1*
12/12/16 10:50
演奏会の夜
砂木
自由詩
12*
12/12/16 10:29
2843
2844
2845
2846
2847
2848
2849
2850
2851
2852
2853
2854
2855
2856
2857
2858
2859
2860
2861
2862
2863
2864
2865
2866
2867
2868
2869
2870
2871
2872
2873
2874
2875
2876
2877
2878
2879
2880
2881
2882
2883
5.51sec.