あの星の輝き
あの花の艶やかさは過去の印象
今は
何もかもが色褪せて見えてしまう
貴方と恋をしていたあの頃
私は一体貴方の何を見ていたんだろう?
私は一体貴方の何を知っていたんだろ ...
あたしの皮膚に
刻まれた
この傷跡は
あんたが残していったもの
あたし
あんたが好きだった
あんたが死ぬほど
好きだった
あんた好みの男に
なりたくて
あんたが
デブ専だ ...
偽善かな、って 迷う瞬間って 言うのは
何処かしら 自分自身に
後ろめたさが 有るのでしょうね。
常に 色んな可能性を 考えて 動くコトは
大切だと 思いますが、
出来れば、
相 ...
ダムのサイレンが鳴った――
遠来の旅人はまさに無頼の男で、
己が生をあなたの扁桃体へ刻んでいった
――それは一つの警告だったのだろう。
思い出に鬱ぐあなたを召し迎えよう、
と、腕を廻し込 ...
ゲーム--スタート
--"-"(2)いいえ。
--"---->-->「--10 --いいえ
--"-"(1つ)いいえ
回転するボー ...
小さなあまりにも小さな
小さなあまりにも小さな
ことにかまけて
昆虫針でとめられた一羽の蝶のように
僕は身動きひとつできない
僕のまわりを
すべては無声映画のように流れてゆく
...
いちおう様々な料理らしきものは食べてはいるが
いつも冷蔵庫の残り物から逆算してメニューが決まるような気がする
この前は大根一本が処理しきれずおでん風の鍋
その前は残った豚コマですきやきみたい ...
夜に、バレエのおけいこから帰る道で、
もうすぐ家につくというとき、
住宅街の隅で、若草色のネグリジェを着た女の人が猫と喋っていた。
ふたりは向かい合って楽しそうで、とても、きれいだった。
車の ...
神よりも偉いのだけど蟻よりも偉くないのだ四十二歳
逆月を飲み込んでより変顔にナイル川にも鯖がいました
寝てる間にあなたの眉を剃りまして走らせましょう銀河鉄道
個人情報売った銭で食いつなぐ
薔薇が青ざめている
あなたがいても あなたが淋しいと淋しい
夜汽車の音を聴きにいく
眠れぬ夜のなぐさめに
長く尾をひく汽笛
行く人のさよならのように
旅のゆくえを指し示す
線路のむこうは闇に溶けている
行かない者のさみしさを
私はぼん ...
癒してくれる。
助けてくれる。
理解してくれる。
会ってくれる。
世の中を光り輝くものに
してくれる。
勇気をくれる。
生きる希望を与えてくれる。
自分に自信を与え
その気に ...
私は油性ペンが好きな時もある
泣きながら書いた手紙
泣きながら書いた詩
涙がこぼれ落ちても
にじまないから
私は油性ペンが嫌いな時もある
「これは私のものです」という印に
布に名前を ...
会いたくて
今すぐ君に会いたくて
駆け出しそうになるけれど
僕がどんなに手を伸ばしても
君の足元にも届かない
だから
うんと努力しよう
いつか 君と
肩を並べて 歩ける ...
今日も詩を書いていた
何が僕に詩を書かせるのかを考えながら 窓に沈む 夕日を
一人で眺めていた
新宿の平たい街角でビルに沈む夕暮れを眺めていた
人は思い思いの方向に進む だけど それらが交わる ...
虹を浴びていると存在がくるくるまわる。自傷。叡智。笑い。堪えきれなくなる。きみどりいろの空。大きな大きな卵に温められた空色のことり。
コップ一杯の涙を電気会社に支払う。何度も何度も、√の形に区切られ ...
さみしいヒト。
かなしいヒト。
全部食べたら、幸せになれる?
いいよ。
泣きたいなら私を貸してあげる。
好きに使えばいいよ。
さみしい、かなしい。
食べてあげる。
...
黄色を暗がりで見ていると金色に輝く草原の満月だった 牛が骨を売って旅していく 寿司ネタは左からまぐろはまちサーモンの順で並び口穴へ消え失せたが 最後の紅しょうがの味がいつ ...
痛みに目を閉じた朝は
白痴だった電気羊の剥製と共に
世界中の飢餓の残骸となって
瀕死状態の純粋を嬲った
声だけの恋人は
「愛する者」と訳されて
一生分の夢より幻想的な
あやま ...
物憂い溜め息は朝を灰色に変え
私の指先をぬらした
冷凍室的空想は
剃刀を尖らせた
息を吸ったしゅんかん
喉に蝶が止まる
三月はみずみずしく
くちばしを持った少年は歩く
花々の祝福
光は前方から差し込む
北北西の智者は
彼に泉を与えた
棺桶を開けるとそこには見知った筈の大きな顔と、見知らぬ血色があるばかりで、周りには花なんか添えられているし、ついつい「久しぶりだなあ」と場違いな言葉が喉を震わせた。本当はこんなところに来たくなんかなか ...
私の声は
とってもいい声だから
アエギ声なら
100万人の男だって
同時にいかせることが出来る
だけど
飛びきり上等のアエギ声を
出させてくれるような
素敵な男が一人もいないから
...
寒さのあまり目が覚めて
気がつけば、職場で椅子に座ったままで
くしゃみが鼻先で誘爆すると
まるで冷たい水中にいるのではないかと思うほど寒かった。
いつの間にか、窓は真っ黒に塗り ...
コスモスを見に行こうよ。とキミが言うから
その日、僕らは旅に出た。
思いつきで、旅に出た。
できれば、車はオープンカーの
アメリカンなおっきな車が理想だけれど ...
思想がない
煙草を吸うことも
通りを歩くと
そこが表の道だったか
裏通りだったか
もうまっくらで
風の音ももちろん
タイヤを削る
だけで
空中を
あるいていたら
仏様にあ ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
貴方がいた世界は
柊 蒼衣
自由詩
3
12/11/13 21:59
肉割れ
花形新次
自由詩
1
12/11/13 21:31
善だと思う事実
藤鈴呼
自由詩
4*
12/11/13 20:41
漂泊者によせて——巨浪
すみたに
自由詩
2
12/11/13 20:16
デッドボール
和田カマリ
自由詩
2*
12/11/13 17:43
黒田三郎詩集 現代詩文庫を読む
葉leaf
散文(批評...
10*
12/11/13 17:28
サラダそば
梅昆布茶
自由詩
14
12/11/13 15:05
きれいなひと
小鳥遊儚
自由詩
5
12/11/13 12:59
偉
北大路京介
短歌
4
12/11/13 12:47
逆
〃
短歌
0
12/11/13 12:46
眉
〃
短歌
2
12/11/13 12:46
個人情報売った銭で食いつなぐ
〃
自由詩
0
12/11/13 12:45
薔薇が青ざめている
〃
自由詩
6
12/11/13 12:44
あなたがいても あなたが淋しいと淋しい
〃
自由詩
8
12/11/13 12:44
夜汽車
そらの珊瑚
自由詩
19
12/11/13 8:25
愛の力
ペポパンプ
自由詩
10*
12/11/13 7:17
油性ペン
小川麻由美
自由詩
9*
12/11/13 5:40
星に願いを
結城 希
自由詩
2*
12/11/13 3:32
新宿のどこか
番田
自由詩
2
12/11/13 2:44
光
由比良 倖
自由詩
3
12/11/13 1:00
いとしきみへ
茅野ゆき
自由詩
1
12/11/13 0:53
お茶を薄める
ヨルノテガム
自由詩
1
12/11/13 0:36
トポロジー
青土よし
自由詩
1
12/11/13 0:32
浮力の実態
〃
自由詩
3*
12/11/13 0:22
伝説は書き損じられた
〃
自由詩
1
12/11/13 0:19
A
ピッピ
自由詩
5
12/11/12 23:59
もったいない
花形新次
自由詩
2
12/11/12 22:56
11月の海流は。
元親 ミッド
自由詩
7*
12/11/12 22:28
コスモス・ドライブ。
〃
自由詩
3*
12/11/12 22:25
ゆっくりと
佐藤伊織
自由詩
5
12/11/12 22:23
2827
2828
2829
2830
2831
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2833
2834
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2836
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2839
2840
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2842
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2844
2845
2846
2847
2848
2849
2850
2851
2852
2853
2854
2855
2856
2857
2858
2859
2860
2861
2862
2863
2864
2865
2866
2867
加筆訂正:
漂泊者によせて——巨浪
/
すみたに
[12/11/13 21:02]
ちょとなおしました。
5sec.