君と僕
君の手のひらに収まっている小さな飴玉の屑は
きっと僕の心臓に近いものなのだろう
君への気持ちは愛でも恋でもなく
単純で複雑なものらしいので今でも僕は説明が出来ない ...
人は
一人じゃ生きていけないって言うけれど
こうして僕らは群れて生きているのに
一人だと思うことがある。
それが決して辛いとか悲しいとか言っているんじゃない。 ...
今が好き今を感じて生きる今今の連続今を楽しむ
教室に漂う匂い過去のもの廃校決まり取り壊される
温泉に入れば痛み癒えていく自然の力信じる身体
枯葉落ち風で何処かへ運ばれる何処へ消 ...
あのですね「救荒食物便覧」と云う書物がありまして、恐ろしく高価だったです。
なんでそれを読まねばならなかったか。其れについて少しばかり述べましょう。
わたくしは小学校入学以前の年齢であったと記憶 ...
晴れた日曜日に車を走らせれば
道々に白いけむりが立ちのぼっている
枯葉を燃やしても
人を燃やしても
家を燃やしても
出せなかった手紙を燃やしても
その煙の色は白い
かたち在るものは
燃 ...
かき鳴らすギター
踊る君のつま先
私はただ恋の歌を高らかに歌い
きらめく君の瞳だけみつめていた
枯葉の舞い散る
落ち葉のステージの上で
娘たちは恋のステップを踏む
君の黒髪が揺れ ...
男と別れた夜
ひとり寝の布団の中
音が聴こえる
肋骨の奥のほう
ピシッピシッと
何かが砕ける音がした
心の薄氷を踏む音か
未練の鱗を剥がす音か
遠ざかっていく男の靴音か
...
商品が 色褪せて いたよ と
あなたは 笑う
褪せても 使えるよね と
わたしも 笑う
並ぶ おもちゃ箱を
設置 できる 幸せ
売る 姿を
眺め られる 有り難さ
子供 ...
木香薔薇
奔放な薔薇
手折っても手折っても
永遠にありつづけるかのような
、アーチにと出来心
いつもそんな歩き方してきた
消せない軌跡を店開き
投げやりごった煮のなか御粉がみえない
...
1)たくてんが消えた夜
「さるソハ」 (ひんほうにんの家)
老爺: このくそ母あ、汎飯に猿ソハ足す奴かあるか。
老破: くそ死屍い、人並みに枷い手から聖托言いな。
中年嫁: お示威ちゃ ...
歩かなければ足がしなびる
使わなければ腕がなまる
戒めてないと腹が出て来る
触らせてないと胸がしぼむ
エッチしないと尻が垂れちゃう
言いなりなるとガキ出来ちゃう
月イチで卵出しては傷んでる ...
人に必要とされたいって
思うことってあるかい?
誰でもいいから
誰かから熱烈に必要とされたいって
誰でもいいから
誰かから本当に必要にされたいって
思うこと ...
冷えたぼくの喉元に
指の先を押しつけて息を
、結んで括って括って耐えて
また振出しに戻される
ぼくを貫くチャンネルが
合わずに雑音ばかりの波は
、吸って吐いて吐いたら絶えて
なんにも形取 ...
死んだ卵から冬が生まれる
魚嫌いの女 寿司屋に連れてきてしまった
吐き出した息が魔獣になる
櫻井と桑田が唄う冬隣
スガシカオ聞いて酢橘を一絞り
君の大きい手を
そっと握ったら
「冷たいよ」って言いながら
力強く握り返してくれた
私の小さい手を
君はわざとぎゅっと握ってみたりして
「痛いよー」って私が笑うと
君も幸 ...
ひとしずく
ただどこまでも得るだろう
書かれなくなった言葉
階段
奇妙につづく
昼の夢
ある日さらさらと行方は途切れ
行方のままに置いていかれる
花を踏めという ...
行き遅れなのか
貰い遅れなのか
今は男女関係ない
行き遅れの男子もいるよね
ベンツや
ベンベや
フェラーリに乗りたいけど
それだけ
の
男の隣はゴメン
...
背の羽の刺青
岸壁の火
光と冬 足もとに
砕けゆく音
蝋の曇が
水面を覆う
地の足跡は空へつづき
雨と雪に満ちてゆく
暗がり 水たまり 分かれ道
...
粉雪
白いベールを纏った
氷
掴みたくて
手を伸ばしてみても
そこに在るのは空っぽの手のひら
無限に届かない
その距離には
寂しさが苦しいほど降り積もっていて
吐く白い息 ...
そりゃおめぇ、カネと女ァ魔物よゥ
欲しかった仏滅生まれの友達が
時間軸向きに拡張した道路
赤ちゃんが卵に化けて食べられる
地球擬を模して地球をつくりけり
...
花団地 (かだんち)
花団地 では
お隣とうちの間には
透きとおる壁 いちまい
光も音もつつぬけ
あいさつしたり
ちょっと荷物を ...
ゆるいって言った瞬間殺します小さいチンポ我慢したのに
体節をへし折る
感傷の季節に浸る
まだ青いからだを隠し込んで
いやらしい思い入れを隠し込んで
登校、あいさつ。
異性ということばに
ときめきを感じる
つかいかたは知らないのだけど ...
ゲロを吐くには
吐くなりの
理由があってもいいじゃない
前触れ無しに
吐くなんて
酷い話はないじゃない
何故よ
何故何故
ジッパーを
下ろして
ポコチン見せただけ
なのに
...
まだ紅葉の見られない
山々に囲まれて箱根でゴルフをした
のんびりと適当に球を打った
一緒にまわるひとや
キャディーさんとの
人間関係を積みかさねながら
何かを我慢しながら
何かは主張しな ...
死後の世界ではいま
生きてる僕らを弔っていることだろう
そんな閑かな象徴を
車窓を過ぎる風景に見つめていたのだ
密集する集合住宅の横を走っていた
それは生きているとき入るお墓のようで
一 ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
君へ
田園
自由詩
4*
12/11/5 16:21
知りたいと願うこと。
元親 ミッド
自由詩
7*
12/11/5 15:38
今
夏川ゆう
短歌
0
12/11/5 9:41
本と神田とジジイ
ドクダミ五十...
散文(批評...
2*
12/11/5 9:30
白いけむり
そらの珊瑚
自由詩
14*
12/11/5 9:24
秋の恋人
未有花
自由詩
12*
12/11/5 8:37
【 音 】
泡沫恋歌
自由詩
9*
12/11/5 8:32
一番の 力
藤鈴呼
自由詩
5*
12/11/5 2:09
無題連鎖木香薔薇
もっぷ
自由詩
3
12/11/4 23:45
たくてんか消える
salco
散文(批評...
5*
12/11/4 23:34
Die(ディー) Hard
〃
自由詩
5*
12/11/4 23:29
必要なのは。
元親 ミッド
自由詩
5*
12/11/4 23:07
生きる残像
高瀬
自由詩
0
12/11/4 22:49
死んだ卵から冬が生まれる
北大路京介
自由詩
11
12/11/4 22:43
魚嫌いの女 寿司屋に連れてきてしまった
〃
自由詩
8
12/11/4 22:43
吐き出した息が魔獣になる
〃
自由詩
2
12/11/4 22:42
冬隣
〃
俳句
0
12/11/4 22:41
酢橘
〃
俳句
0
12/11/4 22:40
手を繋ぐ
ジュリエット
自由詩
0*
12/11/4 22:30
冬の雨
木立 悟
自由詩
3
12/11/4 22:24
貰い遅れ
鵜飼千代子
自由詩
12*
12/11/4 22:23
夜めぐる夜
木立 悟
自由詩
5
12/11/4 22:22
粉雪に
柊 蒼衣
自由詩
3
12/11/4 22:11
起きたまま夢がみられて便利です
ああああ
川柳
0
12/11/4 22:04
花団地 (かだんち
《81》柴田...
自由詩
5*
12/11/4 21:37
ユルユル短歌1
花形新次
短歌
0
12/11/4 21:20
3341のうた
りこ
自由詩
5*
12/11/4 20:15
悲しい鏡越しのポコチン
花形新次
自由詩
2
12/11/4 18:42
のんびりと適当に
吉岡ペペロ
携帯写真+...
3
12/11/4 18:18
閑かな象徴
〃
携帯写真+...
1
12/11/4 17:52
2837
2838
2839
2840
2841
2842
2843
2844
2845
2846
2847
2848
2849
2850
2851
2852
2853
2854
2855
2856
2857
2858
2859
2860
2861
2862
2863
2864
2865
2866
2867
2868
2869
2870
2871
2872
2873
2874
2875
2876
2877
加筆訂正:
人魚脚
/
ああああ
[12/11/4 22:29]
誤字を修正
気球
/
ああああ
[12/11/4 22:28]
誤字を修正
4.57sec.