東の方角からその 訪れが告げられると
愛らしい小鳥たちの一日が始まる
まばゆい永遠の訪れが告げられると
嫌われものの黒い翼の一日が始まる

東の方角からその 訪れが告げられると
エスプレッ ...
境界線のない
36度7分にたゆたう
怠惰、
あるいは慣性
そうして21の曖昧なきみ。

0と1との鋏で
切り放された生と死が
点と線とで結びつこうとうごめく
ので

放物線に沿っ ...
 
やさぐれた町に、カップ酒の男がひとり

あまりにしっくりしていて、存在すらわからない

そのポケットに色あせた息子の写真があるなんて誰も知らないし、興味もないことだ



 
「ねぇ、ねぇ、ケンちゃん
 知ってるかな?
 男が喜ぶさしすせそ」
「あぁ、なんか、聞いたことがある
 さ、酒
 し、下ネタ
 す、寿司
 せ、世界一
 そ、尊敬してる、かな?」

...
私がまだ子供& ... 寄ってくる女はすぐに去って行く 100円で買える幸せポテチかな 母親が泣きながら額を床に着けながら
そだてかたをまちがえましたすいませんと
三回繰り返したのが僕の人生最大のハイライト。
何度見たって飽き足りない。
マサカリ担いだ金太郎
今日はどこまで行って来た
どんなオイタをして来たの
熊を何頭ぶん投げて
何頭負かして泣かせて来たの 
お前の腹がけひんむいて
お尻をぺんぺんしてやろう
まるまる太い ...
ここは東京 刹那街
沈む夕陽は 茜音色
お他所とおんなじ懐かしさ
さよなら さよなら
今日の 東京刹那街

ここは東京 刹那街
朝陽の空は 菫礼色
お他所とおんなじ爽やかさ
おはよう ...
黒のお茶に半月浮かべて
トースターでパンを焼く
焼く順番で喧嘩になって
お茶の色で喧嘩になって
バターが切れたと泣いて
わめいて 子どもの朝が
船出する 半月が笑った
夏と秋の間に線が引かれる
夏の空気と秋の空気が入れ替わったのだと言う

若い頃に
紙に縦線を引いて
左側にはできたことと
右側にはできなかったことを
書き出す男の話に夢中になった

...
定型というか

規則性というか

常識、

節度と言ったっていいかもしれない、

生き方っていうのは

どうしたってある程度の

種類というのか

区分というのか

そ ...
身を動きもせず 見続けている 浮かぶ月

歩くのを辞めれば

聞こえてくるだろう

 彼女の歌声が

痛みや苦しみ そんなものは

はじめから 知らなかった

はじめから  ...
期待しないように
どうせだめだって想っていれば
傷つかない
そんな壁づくりにいそがしい

なんにもしない夜
できないわけじゃない
のも いいわけ

明日にゆけないと
それはそれで困 ...
旧い看板に
キュウリの絵が描かれていたから
つぶれかけの八百屋かと思って
店先で健康飲料を
小脇に抱えて佇む
ア太郎似のおにいちゃんに
聞いてみたら
旧看板だけにキューカンバーなどと
...
いいのに
ほんと
そんなに きをつかわないで
ほんとよ
うん もうだいじょうぶ
ありがとう おいしいわ このおちゃ

でもどうしてかしら
こうして もうふにくるまっていると
ゆきのな ...
18

 「彼女」は自分のことを「私」と言っている時もあった。こういった事象に整合性はないのだろうか。良く分からない。
 「彼女」から私が私に戻った時は唐突で、急にはっと目が覚めるような感じであ ...
枯れた葉っぱのこすれるおとは雨のおとに似ている
かわいているのにぬれたおと
ざざあざざあ、ざあざあ、ざあざあ
もう袖をのばさないと指先ひえて
じぶんの温度もわかんなくなる

おひるまにも見 ...
なぜ私は生まれたの?

ママはあいつのこと
好きじゃなかったんでしょ


どうして私を生んだの?

嫌いな人のこどもなら
殺せばよかったじゃない


どうして優しく ...
野良猫が歩いていました。
な〜んて言っても
それが本当に野良猫かどうかは
知りません、雰囲気です。
つまり、小汚い猫でした。
後ろ足を引きずっていました。
痛々しくはありましたが
怪我を ...
私はタバコを燻らせ
部屋のソファーで緩む

ステップに住む脚マットが
ノコノコ 私の家へ来て
踏まれる事を望んでいます

彼は既に人々を
教育することができる
人間ではありません
...
ゲリラ豪雨は もう勘弁
シャンデリアの下で 語り尽くした
君と 何もかも 咲かせて
菊を 眺めた
悲しいばかりの 花じゃない
ポップアップみたいに
ステップアップできそうな
ステキな花び ...
ぶたはしる
ねこはしる
いぬはしってるうさぎはねる
かえるはいる
やまねはまる
わにはずれる
しろくまはえる
つるはおる
かまきりはかる
カンガルーはける
くじゃくはこる
ばくはさめる
さるは ...
言葉とは丁重に包んでお出しするものと
教わったようですができそうにありません

素直にと学校の掲示板にありますが
みなと仲よくのポスターが邪魔です

人を憎むほどの体力がなくて
人に流さ ...
かえるは、いる?












*パッチワークはしづさん作品
               121020




告別式ではπを投げてはいけません
解けない謎を投げかけては可哀相
隣家の三毛猫が言うから
ジャムパンはどうかしらと思う
あんパ ...
ささやきは
一昼夜経つと酸化して
腐った猫の色になる

夜でもなく
朝でもなく
シャワールームでささやいて

悲しいことも
愛しいことも

流れる色にするために
シャワール ...
食い残し如何に上手に漁るかがカラスの俺の生きるテーマだ

猫嫌い人間嫌い犬嫌い子供嫌いでカラス大好き
自尊心の不快から逃げるより

不快でもしがみついて離れないほうが男らしい

不徳のいたすところ、というつまらない宗教観より

これを通してなにを成長させようか、という人生観のほうが男らしい ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
四丁目の朝のデッサンもっぷ自由詩312/10/22 23:47
原初高瀬自由詩312/10/22 23:42
男がひとり殿上 童自由詩21*12/10/22 23:38
さしすせソングスイオン自由詩2*12/10/22 23:32
N22012自由詩212/10/22 23:22
もてない男ペポパンプ川柳4*12/10/22 23:18
小さな幸せ川柳4*12/10/22 23:16
_子役大好き自由詩112/10/22 23:16
金太郎salco自由詩5*12/10/22 23:15
東京刹那風もっぷ自由詩212/10/22 23:08
或る喜劇自由詩312/10/22 23:06
バビロン再訪N.K.自由詩3*12/10/22 22:25
告白三田九郎自由詩3*12/10/22 22:15
知らない場所nia自由詩212/10/22 21:49
野生本能朧月自由詩312/10/22 21:34
春巻き花形新次自由詩112/10/22 21:01
ともだち吉岡孝次自由詩212/10/22 20:44
遺書にはならない足跡 2セグメント散文(批評...012/10/22 20:33
[あきめくら]東雲 李葉自由詩212/10/22 19:51
私はいらない子ですジュリエット自由詩012/10/22 18:47
一人で終わるテシノ散文(批評...012/10/22 18:42
気球芸術行動和田カマリ自由詩1*12/10/22 18:19
ポップアップ藤鈴呼自由詩2*12/10/22 17:50
どうぶつはしる阿ト理恵自由詩9*12/10/22 15:46
おなじいろのこども朧月自由詩312/10/22 15:39
かえるはいる阿ト理恵携帯写真+...3*12/10/22 15:01
あなたにパイを投げる人たちあおば自由詩7*12/10/22 14:09
シャワールームはるな自由詩412/10/22 13:50
集積所短歌1花形新次短歌012/10/22 12:40
男らしく吉岡ペペロ自由詩212/10/22 12:03

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