ウツウツしつつ
鬱憤はらし
クヨクヨしながら
苦を昇華する


ビクビクしては
吃驚ぎょうてん
クルクルまわる
狂った脳天


タンタンとして
耽溺する水
モヤモヤして ...
教室から飛行機が見えた
窓の向こうでは轟音が聞えているはずだ
潮のにおいも混じっているはずだ
この町の大人達の自慢は この学校の窓という窓は
二重ガラスで 外の音が 全く聞えないこ ...
東京に居ても…
四季は感じるね

こんな都会に居ても…
季節の移ろいを感じる

街の顔も変わり
木々の色付きも変わり
人々の装いも変わる

街が…そして自然が
彩り鮮やかに
そ ...
お日様は
例えばカモを乾かすし
植物の栄養になる
人にとって日当たりとは
幸福であり温かい気持ちである
この絶妙な心配りの太陽は
昼の活動には欠かせないし
雨雲に隠されては悲しく思う
...
屋根裏で昼寝のにおいをかぎながら、
目をつむってうとうとしていると、
光のカーテンの向こうから駱駝が現れた。

駱駝はまるで地図のしわを引き伸ばしたような顔で、
長い間ヨーロッパ諸国を遍歴し ...
山を捌け入り 深水を欲する
大樹に覆い茂る緑の苔は
年を経る毎にこびりつく

生きて動くものは皆無
餌になるような食物も霧中
小さな足跡を探し彷徨う

足は高度を上げるが
空気は淀み ...
寝た子を起こすのは癖などではなく
男の本能なのだ
自分の子も、ひとの子も
猫も鼠もすべからくたたき起こし嫌がられる

朝になれば食卓のししゃもに
やれ早く起きろ、やれおれの相手をしろとわめ ...
口に含んだルビーを
少し、見せて
彼女は深い眠りへと向かった。
天蓋から垂れたベールの外に立ち尽くし、
私は窓から夜を見る。

月はあった。

もはや天体の月までもが、
彼女の言うま ...
あらゆる辛酸を舐めようと
水だけで一週間暮らそうと
敬意を抱く親友が逝っても
愛した女が他の男に走って
全財産を盗んでいかれても
会社でリストラに遭っても
倒産・自己破産しようとも
痛み ...
虹の始まりが
何処なのか分からない

虹の終わりが
何処なのか分からない

出所もなく 湧きあがる
雨上がりのイリュージョン

七色の光のスペクトルを
キラキラと反射させて

...
赤い空は夜の続き
星数える予定を君と取り付けたのは
今夜雨が降るから
一人でいるのが淋しいのは
意味があることじゃない
二人でいるのが好きなのは
君だけじゃない

生き方に迷ってる ...
詩を消した
書かれたノートには 跡が
例えば誰かのために書いた絵のように残っていた
僕には それは 寂しい気がする


例えばそこで言うべきことを話すこともなく別れるように
多くの言 ...
band-aid is food

カタツムリを捕まえて、それを頭の中で飼った。
すごく天国に行きたかったので、夜通し起きていた。
そうして視力を鍛えた。
カタツムリを飼ったのは、彼らが強い ...
いくな
いくな
いくな と過ぎ去りし影の端を握る
 
あたいの前には、立ち入り禁止

あんたの前には、Uターン禁止

標識、ちゃんと見てよね!



 
あたし
自分で見たこと
なかったから
あんたに言われて
初めて知ったから

恥ずかしそうな
素振り見せたけど
嬉しかったの
本当に嬉しかった

こんな
薄汚れた
あたしでも
...
ノオトに書きつのった 想いは
黒板のみどりに にじんで

金木犀の風に 
セイラァ服のすそが揺れる頃

放課後の職員室で
私、わたし、ワタシ、、、
うつむいて

「それは はし ...
朝、職場の一日の初めに同僚たちが
コーヒーを啜っている一角には
充填しそこなった活力が
辺りに漂い出している

それに与りたいと
自分もカップにコーヒーを注ぐ
一日の仕事をやっつけるため ...
砂漠が止まり
荒地に変わり
境はうねり
灯に裏がえる


蒼とむらさき
はざまの冬に
窓は影を塗る
ただ繰りかえす


両側を壁に囲まれた
長い坂を下 ...
あの星の輝き
あの花の艶やかさは過去の印象

今は
何もかもが色褪せて見えてしまう

貴方と恋をしていたあの頃
私は一体貴方の何を見ていたんだろう?
私は一体貴方の何を知っていたんだろ ...
あたしの皮膚に
刻まれた
この傷跡は
あんたが残していったもの

あたし
あんたが好きだった
あんたが死ぬほど
好きだった

あんた好みの男に
なりたくて
あんたが
デブ専だ ...
偽善かな、って 迷う瞬間って 言うのは
何処かしら 自分自身に 
後ろめたさが 有るのでしょうね。

常に 色んな可能性を 考えて 動くコトは
大切だと 思いますが、

出来れば、
相 ...
ダムのサイレンが鳴った――
遠来の旅人はまさに無頼の男で、
己が生をあなたの扁桃体へ刻んでいった
――それは一つの警告だったのだろう。

思い出に鬱ぐあなたを召し迎えよう、
と、腕を廻し込 ...
ゲーム--スタート
--"-"(2)いいえ。
--"---->-->「--10 --いいえ
--"-"(1つ)いいえ
回転するボー ...
小さなあまりにも小さな


小さなあまりにも小さな
ことにかまけて
昆虫針でとめられた一羽の蝶のように
僕は身動きひとつできない
僕のまわりを
すべては無声映画のように流れてゆく

...
いちおう様々な料理らしきものは食べてはいるが
いつも冷蔵庫の残り物から逆算してメニューが決まるような気がする

この前は大根一本が処理しきれずおでん風の鍋
その前は残った豚コマですきやきみたい ...
夜に、バレエのおけいこから帰る道で、
もうすぐ家につくというとき、
住宅街の隅で、若草色のネグリジェを着た女の人が猫と喋っていた。
ふたりは向かい合って楽しそうで、とても、きれいだった。
車の ...
神よりも偉いのだけど蟻よりも偉くないのだ四十二歳  逆月を飲み込んでより変顔にナイル川にも鯖がいました 寝てる間にあなたの眉を剃りまして走らせましょう銀河鉄道
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
風来坊シホ.N自由詩612/11/14 17:17
個と場るるりら自由詩21*12/11/14 17:16
彩り鮮やかに…清風三日月自由詩212/11/14 16:34
お日様杉原詠二(黒...自由詩2*12/11/14 15:51
駱駝綾野蒼希自由詩2*12/11/14 15:24
水と山逢葉優自由詩112/11/14 14:59
寝た子を起こすかなりや自由詩312/11/14 14:28
宝石小鳥遊儚自由詩412/11/14 13:31
笑うものHAL自由詩2*12/11/14 10:47
【 夢想家の見る虹 】泡沫恋歌自由詩10*12/11/14 9:11
owatteruwakeja竜門勇気自由詩0*12/11/14 7:32
ミスタードーナッツで書かれた詩番田 自由詩212/11/14 2:37
エスケイプ由比良 倖自由詩3*12/11/14 2:07
かつてを想うyuma自由詩012/11/14 1:11
標識殿上 童自由詩14*12/11/13 23:04
肛門美人花形新次自由詩112/11/13 23:04
せんせい月音自由詩112/11/13 22:48
コーヒーによる世界の捕え直しのためのエスキース(習作)N.K.自由詩8*12/11/13 22:18
夜と白 Ⅱ木立 悟自由詩212/11/13 22:16
貴方がいた世界は柊 蒼衣自由詩312/11/13 21:59
肉割れ花形新次自由詩112/11/13 21:31
善だと思う事実藤鈴呼自由詩4*12/11/13 20:41
漂泊者によせて——巨浪すみたに自由詩212/11/13 20:16
デッドボール和田カマリ自由詩2*12/11/13 17:43
黒田三郎詩集 現代詩文庫を読む葉leaf散文(批評...10*12/11/13 17:28
サラダそば梅昆布茶自由詩1412/11/13 15:05
きれいなひと小鳥遊儚自由詩512/11/13 12:59
北大路京介短歌412/11/13 12:47
短歌012/11/13 12:46
短歌212/11/13 12:46

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加筆訂正:
漂泊者によせて——巨浪/すみたに[12/11/13 21:02]
ちょとなおしました。
5.02sec.