凪いで
落ちて
止まって
揺れて

何度も繰り返す 小波が
隠れる位置で
音だけを 感じながら
妄想を 始める

今 縞が笑った
小粒の砂が お喋りをした
噂の岩が 無口で抵抗 ...
ORIONの一すじの涙はオオカミの喉をつたっていった
ドン・ファンのシルエットが壁に映って
眠たげに呼吸する悲恋はもう海に還ってしまった
漣の番
砂浜の影
コンバース
黒のレザージ ...
鉄は冷たいものだと思われるかもしれないが
実は鉄もまた、この惑星(ホシ)の肉であったりするのです。

その証拠に、あの錆びた古鉄をごらんなさい。
酸化した、ドロリとした血が
ぬたぬたと滴って ...
セックスのあとで
めずらしく君が眠っている
男は眠るものだろうか
君は起きていることが多いようにおもう
日常には官能がおちている
おち窪んでいる
せいかいに近づくには
どこかまち ...
秋茱萸やHEP FIVEの観覧車 今年酒ヘソにそそいで溢れてる 草紅葉レースクィーンライブラリ なぜきみはぼくに逢いにきてくれないんだ
これほどにきみと逢うことを望むぼくにだ

でもきみは遠い日にぼくに手を差し伸べた
ぼくはきみのその手を掴もうとしたときに

きみは邪険にぼくの手を振 ...
友人にまるで詩人だねと言うと、彼は頭を軽くふった。
その仕草は穏やかで、羊を連想させた。
彼はゆっくり話しかけてきた。
「宮沢賢治的な言葉が俺には無いからね。」
なるほど、彼は詩人だと ...
「原初の姉妹」
                 木の若芽


東雲の空をわたしの原初の姉妹が舞い駆ける
紫の長い髪をなびかせて
しなやかな脚大きくひらいて
かもしかや野の馬のように
...
「鳥と踊る」
               木の若芽



青い朝をうれしがる 小鳥が来て
荒れた庭が園になりました
屋根の上は舞台です
光もいっぱい
伴奏は風と鳥がいつも
さあ誰 ...
もうすぐ間氷期が終わる
と言ってももうすぐは
宇宙サイズの話だから
明日の事かもしれないし
百年後の事かもしれないし
なかなか終わらないかもしれない

まもなく氷河期がやって来る
...
夕刻の道
ヘッドライトをつけると
うす暗い未来に
灯りが
ともる

おまえのゆくべき道は
目の前にあるではないかと
指をさすように

向こうからも
ふたつの光の輪が
あらわれて ...
アクウシェ、アクウシェ
そらをよぶ鳥の
悲鳴、だけが
つぎつぎと巣立ち、
のこされた
しろい尾羽根は
ながされた血に倣って
たかい、たかい、
高層ビルの屋上から
飛 ...
遠くにあるものをつかむ
風の色は赤く
曲がるスプーンに写る
魔術師の顔が笑う

神様がつれてきた
黒い山羊を
飼いならして
角に触れる

大きな仏を拝む
俺を猫 ...
楽しい時はただ過ぎる
明日大人になりたいと考えながら
夜の夢に沈む

きれいな歌も光る灯りも 計算のように感じたのに
今すべて 呼吸のように感じる
通って 抜けて また沈む

色んなこ ...
「夢」を前にして、「夢」と向き合ったとき
甘い幻想ではなく
逃避の妄想ではなく
それを現実としたいのなら
その「夢」を、「逃げ込む場所」にしてはいけない。

「夢」を叶えたいと望むのなら
...
早朝だ やがて陽が登るだろう

記憶に 登る記憶があるのだが

それは 過去で何処かで起きる

未来だ 過去と未来は出会うか

やがて 冷たい冬が来るだろう

かつて 訪れた様に静 ...
「絶望」ってのは、文字どおり望みが絶たれたってことさ。

でも、もしも、それでもあきらめずに
もう一度って、望みを探して、探してさ、
再び望みをまた見つけることができたなら
その時は、望みが ...
とにかくまるなのだ

そうして
なんだかとぎれとぎれの
まるを描いて
完璧だよ

世界はまだ3ミリメートルくらいで
幾何学的な空に浮いていた
そのアウトラインもまるだった

あな ...
時と光と物質と重力に
私はさからえない
しかし愛することはできる
青春の終わりに
君を愛し
それは幕切れた
後悔はしていない
私は病を得て
その後の人生を
決定的に方向づけられた
...
ライミンできたらテキストなんか書かないよ。
フリースタイルで心地のいいリズムと韻
踏めたら最高、踏めなきゃ最低。
言いたいこととか特にないけど
フロウに乗っけてありのまま
言えたらそれはなに ...
ロンリィ ロンリィ

あたしは ロンリー


好んで一人でいるわけじゃなくってよ

ほんとはあなたの胸で泣いて

ちいさな家でかまわないから

ボーダーコリーと猫と暮らしたい
...
いくらおしは(か)らいしたら、狂ってくれる?


ただでゆらしてさしあげますって


ただよってるだけじゃん


はくくらい、して


いけないことなんか、あるわけないから。


ごろつきとにらめっ ...
声を届けよう

フラットな響きで

時にシャープな微笑みで

ト音記号を蹴っ飛ばし

ヘ音記号を巻き込んで

1,2,3でドを鳴らせ

3,2,1でドに帰れ

始まって
...
いつまでも吊りさがっている
きみたちの残像はかたどられて
切り揃えられた爪も
ほどけてしまう
蹴りあげた砂さえ、

不確かならば
つながれない点と線
結べないまま
いまを問いつづけ ...
だん吉となお美のおまけコーナーのなお美はワイン好きのあいつだ リモコンをとられた姉のひとりごと

「もうこの世は暗闇だ」
世界が終わるその日には

いつもどおりの朝が来た


世界が終わるその日には

ありきたりな言葉だけど さよなら としたためた


世界が終わるその日には

ニュースだって ...
綺麗に整えすぎて
チャップリンの
チョビ髭みたいになってるよ

きみの陰毛

ボーボーワールも
困るけど

味付け海苔みたいなのも
どうかと思うんだ

遠くから見ると
頭の部 ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
満ち引き藤鈴呼自由詩5*12/10/27 20:15
ORIONマーブル自由詩512/10/27 19:39
鉄。元親 ミッド自由詩312/10/27 18:40
スマートフォンの向こう側かんな自由詩7*12/10/27 18:08
秋茱萸北大路京介俳句412/10/27 16:54
今年酒俳句112/10/27 16:54
草紅葉俳句112/10/27 16:53
待ち惚けHAL自由詩4*12/10/27 16:04
まるでたまごボーロ自由詩2*12/10/27 15:45
原初の姉妹木の若芽自由詩212/10/27 15:40
鳥と踊る自由詩212/10/27 15:34
もうすぐ まもなくnonya自由詩25*12/10/27 12:34
ヘッドライトそらの珊瑚自由詩13*12/10/27 12:34
accoucherとりかご自由詩112/10/27 9:44
神様の黒い山羊suwaya...自由詩012/10/27 7:17
希望加藤自由詩312/10/27 5:09
夢と闘う。元親 ミッド自由詩012/10/27 4:54
稀故にドクダミ五十...自由詩312/10/27 4:45
絶望したなら仰ぎ見よ。元親 ミッド自由詩112/10/27 4:38
まあるを描く塩崎みあき自由詩2*12/10/27 2:06
さからえない渡辺亘自由詩212/10/27 1:10
hp/hp子役大好き自由詩012/10/27 0:47
ロンリィ川上凌自由詩1+*12/10/27 0:15
ジャンキー阿ト理恵自由詩5*12/10/26 23:23
カラフルメロディreo自由詩012/10/26 23:14
点と線高瀬自由詩412/10/26 22:29
お笑いマンガ短歌1花形新次短歌012/10/26 22:10
それくらいで川上凌短歌0*12/10/26 21:43
さよならの世界自由詩2*12/10/26 21:22
チャップリンのチョビ髭花形新次自由詩012/10/26 20:43

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