さんざん笑ったあとで
壁はつめたく白く
空はかたむいて灰色だ

さんざん笑ったあとで
どこへも行かれずに
手をのばしては
見知らぬ肌をさがしている
想像してごらん
額に猫を載せて歩いてゆく人を

想像してごらん
通りを横切る犬の大きな糞を

想像してごらん
派手なミニスカートをはいた金持ちの貴婦人を

想像してごらん
パレード ...
「木 樹 木」
               木の若芽


木という美しい存在から発せられる
さらに妙なる空気は
宇宙の真空に似て
静かなのに歌に満ち
陰なのに光にあふれ
少し怖いけ ...
「さあここへ」
                 木の若芽


街の人と里の民が
踊る はやす 祈る
働く つくる 
楽しみ喜んで
太陽に向かって 海に山に向かって
音楽科の父と 画 ...
{引用=
 うつむいてばかりいて、
気づきませんでした



 見あげると
すべてを忘れさせてくれる 秋の空がありました
ぬけるような碧の その広がりは
人の小ささを教えてくれるため ...
方向性を定めず水面を揺らす少年少女
アイデンティティーの火花が空をのぼっていくから
頬杖ついた透明な空虚
あくびをしながら眺めればいい
空はなにひとつ言葉をもたない
殴り書きの小 ...
秋という字に
小さな火がともっている

稲穂が黄金色に実ると
満月の夜
野うさぎが
提灯に火を入れて回る

秋という字が
お月さまからもよく見えるように
                     121010



横顔の君はとても綺麗です
チャーミングですと煽てられ
そんなでもないのにねと
悪い気もしないので照れ笑いを隠しながらふり向く ...
他に方法がないので
私は
彼の不在を椅子にしました

その椅子は私好みの
破壊的な身体年齢に
座高を合わせていた

椅子はと言えば私の
目に見えないように
心臓を壊す椅子
崩壊す ...
夜の和室で レコードをかけて

明るい部屋の 怒鳴り声も

針を落として 消してしまおう










明日になれたら きっとだいじょうぶ

...
ふわふわの毛布に
くるまって寝ると
夜の間に地球は冷えていき
私は
発熱する生き物になっていた

産み落とされた卵は
人生を優しく促されるように
あたためられ
私の ひよこは知る
...
ギムナジウムの罅割れた唇を
なぞる人差し指は青い血にまみれて
この細い裏路地の影のなかでわたしたちはやがて
交わさぬことの愛撫を識り零れていくのだろう
返される砂時計が凍えた額のうえに置かれ
...
何も自分に残すことなく、時は転がる。人間であることを否定するかのように、体は流れた。 喧噪から 離れて
天空に 来たような 感覚だった

見上げれば
組み込まれた
幾つもの 冷たい棒グラフが
赤い糸を 探して
押しくらまんじゅう しているんだ

天空の城
ああ  ...
あまいシロップ飲み干したら
猿が金星でおどりだした
クリスタルガール 
欲しいものは銀色のナイフで
愛の祈りをほざいても 
リルカは哂うしかなかった




まっしろな贅沢で まさ ...
むらのだいぶつさんは
くさい

からだの全身に
うんこをちりばめたように
くさい

むらのだいぶつさんは
そばかすも
くさい

うんこがぎっしりつまっている
ようだ

むら ...
知らない世界へダイブ
貴方と恋したい
現実と理想を
行き交い
現実に引き戻される

宿題をセッセと解き
いつでもすぐ隣で
恋したい
Dream comes true!
信じてみよう ...
もう何回目になるだろう
小銭を取り出してからのおつりはいつものように素早かった。
三枚の十円玉が大きくみえたのは、意外にもおんなの手のひらが小さかったからだ 。
こんなオーバーな言い方も案 ...
おしまいの向こう側に
光なんか見つけて
ほんのすこしドキドキしても
そんなのはきっと残像

瞼の裏側にしか存在しない映像がある
って
前にも使ったことがある言い回し

だけど
それ ...
神様なんでぼくばっかり

願い事を叶えてくれるの

ぼくがなにをしたって言うの?

神様なんでぼくばっかり

生命力を与えてくれるの

ぼくがなにをしたって言うの?


ぴかぴかに磨かれた

ぼくはま ...
音が聞こえた

ぴいんとなる
見渡す限り白の世界

反響するのは音なのか、それとも自分?


ああ、なんてきれいな、哀しい旋律

どうかな?

きっと、それは、妖精のささやき
...
新しい一年の目標は 少しずつでも成長することだった



望まなかった

それなのに

流れゆく
移りゆく

包まれて身動きひとつ とれず

見えない力にただ苛立ち

こ ...
どうしてわらうの?
かなしいときに
いやなときに

どうしてなにもいわないの

そんな風にせめないで
あなたがわかってないなんて
いわないから

笑顔がくずせない
笑っていないと ...
うちこわしの時がきた
半径 ところどころ
直径 つきのわ くま

飲み込んだ夜 ゆれ
ツマンダ ページ 落ち

ふてくされて おひまなうぶ
せとものに つまようじ
焼かれていたよな
...
目の前で可愛がっていたくまさんが流されていって
お気に入りのピンクのクロックスは濁流でもう見えない
夢だ、
そう気づいた時には
もうそれは現実になっている

小さなお墓があって
小さ ...
いきることは痕跡をのこすことって残される僕にきみの言う

ろくに二人であるくこともなかったこの街が最後の思い出になるね

子供たちの方がおとなだったって思っているさ今でもそしてありがとう

...
夜の中心に置かれた
玻璃の器の中で
微光を放っているのは
誰にも問われることのなかった
ひとつの答えである
肛門センス
ノウ!
肛門センス
ノウ!
コウモンセンス
グッ!•••••••やっぱノウ!
♪コウモン、コ ...
見ず知らず美女でイッパツ抜くよりもとなりのブスのほうに惹かれる 点と点繋がらないできた時効ポトリと落ちる悔しい涙
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
さんざん笑ったあとではるな自由詩412/10/10 18:55
想像してごらんイマジンをージョンの誕生日によせて……とある蛙自由詩18*12/10/10 16:37
木 樹 木木の若芽自由詩412/10/10 14:40
さあここへ自由詩312/10/10 14:38
** /紅葉/希望/夢/私月乃助自由詩15*12/10/10 14:22
少年少女マーブル自由詩412/10/10 14:12
秋という字そらの珊瑚自由詩14*12/10/10 14:10
さらいねんあおば自由詩10*12/10/10 12:28
椅子和田カマリ自由詩6*12/10/10 11:47
#無題くろきた自由詩312/10/10 11:13
夜に卵をあたためてそらの珊瑚自由詩10*12/10/10 10:02
花売り紅月自由詩412/10/10 2:59
_番田 自由詩112/10/10 2:42
止まる機会藤鈴呼自由詩4*12/10/10 1:20
クリスタルガールマーブル自由詩3*12/10/10 0:53
むらのだいぶつさん石川湯里自由詩112/10/10 0:40
宇宙へダイブペポパンプ自由詩13*12/10/10 0:33
妄想受付アラガイs自由詩11*12/10/10 0:12
残像大覚アキラ自由詩312/10/9 23:45
とげだらけの人生に吉岡ペペロ携帯写真+...112/10/9 23:37
君のいる部屋reo自由詩012/10/9 23:36
日進月歩ちと自由詩212/10/9 23:17
笑いたくなんかない朧月自由詩212/10/9 22:52
眠りに捧ぐ砂木自由詩11*12/10/9 22:51
足元を流れる水の底の色、その地下を流れるピッピ自由詩812/10/9 22:32
痕跡梅昆布茶短歌912/10/9 22:25
He said塔野夏子自由詩9*12/10/9 21:21
秋だからきみは少しだけ淋しい花形新次自由詩012/10/9 21:14
性癖短歌1短歌012/10/9 20:46
北大路京介短歌912/10/9 17:46

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加筆訂正:
** /紅葉/希望/夢/私/月乃助[12/10/10 14:23]
少し
4.75sec.