からっぽの溝に鳥が死んでいた

学校の帰り道

それだけでしょんぼり出来た

世界は知らないうちに壊れていた

世界はこころそのものだった


誰彼かまわず挨拶していた

た ...
1.

信じ続けることは海になって
みんな浜辺でお祈りをしている
空になれる日はきっと近くて
折り曲げた姿で翼を待ってる

消灯されていく物語たち
電光をやどす唇(すぐに手放す)
な ...
は 破断面 破壊の呪文 破滅の呪文
ひ ひれ伏せ 大事なことだから
ふ 復讐の泥に塗れて 二回言いますよ
へ 変貌を遂げる ひれ伏せ 変貌を遂げた私に
ほ 本当の意味で最後の最後 これは警 ...
手をのばし聞こえる前に降りる羽



小さな戸あふれ出ぬよう閉じてゆく



見えぬまま目の奥の闇ほしがる手



夜の外また夜があり胎があり

...
「ねえ、こい、と、あい、って何が違うと思う?」
「こ、と、あ、が違うと思う!」
「そうじゃなくて、意味だよ、意味」
「えーっとね、こいは魚で、あいは英語かな」
「そうでもなくて…、えーっと…、 ...
かけた心を
また探してここにくるけど
あきらめ気分で

ページはめくらないと終わらない
つまらない小説みたいに
行間がやたら広いから
うまらない
逃げ出そうとする
心 居心地悪い
...
驚かぬココロが死んでいるからか既にカラダが死んでいるのか 日の丸がはためく島や鮭颪 閑古鳥もいない  無音 「月が綺麗ですね」

大学からの帰り道
電車から降りて見上げた月が
あまりに綺麗だったので

写真には残しませんでした

呟いたりもしませんでした
私の指はとても不器用で
目の前にあるものを掴むのに時間がかかる
だから誰かがサッと掠め盗っていってしまったり
のんびりしすぎて消えてしまったりする

ビルの谷間に逆立ちで歩いている
理想郷 ...
すべらかな曲線の感触を
薬指は覚えている
残り香は闇にほどけて
薄らいでいくというのに

互いのささやかな湿度を
夜ごと貪り合った
決して同じではない温度が
夜ごと擦れ違った

...
色彩が夢現の境を決める
柔らかな産毛がつやつやと光り
躊躇うようにそこにあるもの

黄金の液体はさらさらと流れる
破裂しそうな伸縮音

ざらついた肌 伝わる重み
鮮やかすぎるために拒ん ...
健全さという 毒を飲んだら
ことばが すべり落ちた
仮面の外側を 冷や汗のように すべり落ちる

常識という 毒を飲んだら
ことばが 抜き取られた
他人の口に 語られたように 抜き取ら ...
ぜい肉を増強したいわたくしはメタボリックステロイドを射つ 紅くてちりちりした涙が枯れ果てる

オレンジ色の小さな花の

フルーティな抹茶みたいな香りが

ぼくらの世界を席巻している

それはグーグルアースにも映らない


道をゆく者たち ...
王様みたいな人、
平民が必死で献上した砂糖を
これは要らないんだとごみ箱の中に捨てる。
純粋な砂糖しか受け付けない。
不純物入りなど認めない。
そんなものは突き返す。

王様も平民もいず ...
泌尿器科に通う前の
爽やかな腎臓を
ザクザクみじん切りに
してポン酢でささっと
かきこんだ

ちょっと待ってくれ
俺の後ろの席で
らくらくフォンのタッチ音を
高らかに響かせている
...
秋空のした二人の生活がはじまるのですね
おめでとうございます

こけつまろびつ行く二人三脚のような人生もけっこう味のあるものです
ときにふたりの関係が風邪をひくこともあるでしょう
でも長引か ...
感謝を忘れてしまいがちの平らな便り ふけらない思考

のどかなパノラマは それでも進みを輝かす

許されない訳ではなく 忘れても ふと思い出された太陽時計の夕暮れ

薄紅のパノラマは 感謝 ...
思想というもの
人間の善悪の判断を
コントロールしうるもの
恐るべき不幸を
生み出しうるもの
その力を
軽く見てはいけない


ピンチをチャンスに変えるには
正確な情報と
その意 ...
木々の緑を水面に映す静かな湖のほとり
子どもたちが乗るボートが1艘
桟橋の近くのサンドイッチ屋に到着しました

「いらっしゃい、みんなおなか減った?」

女店主が言うと

「減った。」 ...
秋の野原にたんぽぽなんぞが咲いていると
あれ、もう春だったっけ? とぎょっとします。
いや、冗談じゃなく、最近の忘れっぽさには
少し怖いものを感じていますので。

現フォに投稿させていただい ...
恥かしや 後で見つかる 誤字脱字

本になり 修正できず 涙の日

またやった 読みなおしても 見つからず
 安物の意味合いは、もうすっかり変わってしまっている。それは必ずしも粗悪品を意味しない。いろいろ限界があるなかでも本気でいいものを作ろうとしなければ誰も振り向いてくれない。ましてやお金を払おうとなんて ... 離乳食

自立の一歩

母さんのおっぱいは

少し寂しくなります

いつまでも

吸血鬼で

可愛い可愛い鬼で

いて欲しいのは

母さんのわがままです

きみは
...
あたしゃ
あんたに{ルビ殺=あや}めて欲しい

年とって皺くちゃ婆になって
医者に命を盗られるくらいなら
いっそ
ここで殺しておくれ

女にとって幸せなことは
きれいなうちに 
惚 ...
きみは愛しい
そのきみに
あなたを認めると
一層愛しくなる

それはきみなのか
あなたなのか


***


数少ない出会い
別れ
いつかは来る孤独

一瞬でも
一緒 ...
空に飛ばすもの
紙飛行機
手から与えられた動力だけで
人には真似できないことを
いとも簡単にやってしまう
おまえはいつだって軽いね
たった三秒の空中飛行に
まさか私が希望なんて
重たい ...
小池さんが出てきたのは
キン肉マンだったっけ・・・

ジークなんとかは
ファーストガンダムなんだよね
続く名前が 出てこないけど

などと 考えていると
ずるっ と すすろ ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
少年世界吉岡ペペロ自由詩1812/10/12 0:06
1いつも神様の...自由詩212/10/11 23:49
未来皇帝2012自由詩012/10/11 22:51
冬と手木立 悟俳句112/10/11 22:51
「恋と愛」中川達矢自由詩3+12/10/11 22:22
小さなこたつ朧月自由詩412/10/11 22:21
北大路京介短歌912/10/11 22:10
鮭颪俳句312/10/11 22:09
閑古鳥もいない自由詩5+12/10/11 22:08
名刺中村葵自由詩412/10/11 22:00
アヒルのピーッて鳴るやつカマキリ自由詩712/10/11 21:54
月の滴る夜nonya自由詩21*12/10/11 21:52
果実中村葵自由詩412/10/11 21:50
abuse月音自由詩312/10/11 21:48
メタボリック短歌8花形新次短歌012/10/11 21:19
宇宙には届かない吉岡ペペロ自由詩412/10/11 20:33
王様山岸美香自由詩112/10/11 19:43
ザックJAPAN花形新次自由詩012/10/11 19:02
結婚する君に梅昆布茶自由詩1612/10/11 17:10
忘れた頃に動く太陽時計朝焼彩茜色自由詩612/10/11 16:52
平常心眠り羊自由詩112/10/11 16:31
パスコ和田カマリ自由詩4*12/10/11 14:21
神無月雑感そらの珊瑚散文(批評...4*12/10/11 14:12
川柳 【 誤字脱字 】泡沫恋歌川柳9*12/10/11 12:26
安酒深水遊脚散文(批評...3*12/10/11 11:21
離乳食小原あき自由詩12*12/10/11 11:20
【 情死乞 】泡沫恋歌自由詩7*12/10/11 11:20
小原あき自由詩8*12/10/11 10:49
フライト シュミレーションそらの珊瑚自由詩11*12/10/11 8:21
ラーメン藤鈴呼自由詩3*12/10/11 8:09

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