冷たい空から降ってくる

鮮やかな光

あんまり冷たいから

女の子はしかめっつら

行き交う人々に注がれる

輝く肌は薄くて一枚一枚剥がれてゆき

筋肉が想う心が躍動し

...
あなたをぎゅっと絞り上げると
悲しみや後悔がぽたぽたと滴を垂らした

僕は舌を突きだしてそれを受けとめ
首を反らして飲み込んだ

夜のバーは光の島
僕はそこに流れ着いた遭難者
あなたと ...
言葉は形容詞から腐ると
教えてくれた小説家がいた
スマートフォンをかざすことによって
私の乳頭からは液化天然ガスが噴出する
スマートフォンをかざすことによって
私の乳頭からは液化天然ガスが噴出する
専用のアプリを月額85円でダウンロードしたか ...
やくざがバギーに分乗して
烏帽子岩への登頂を果たした朝
わたしは16連勤の中日を迎えて
全身に赤紫色の発疹を出しながらも
どうにか寝床を這い出ようとしたが
這っても這っても寝床が続いて
全 ...
コーヒーショップの店員は当初
拾い集めたボルゾイ犬の大便に
衣をつけて油で揚げた品物を
460円で販売していたが
そんなものが売れるはずもなく
280円に値段を下げて
差額を自分で負担して ...
{引用=
 雪の散りまどう午后
音の波もやみ 記憶の
時の 歩みは、さかのぼる

 冬のぬくもりらしきものが
わずかに溶けだして
軒下に細い指骨をつくった

 一尺ほどもある{ルビ氷 ...
今年がはじまった瞬間には夫の寝顔をみていた。ちょうどその一年前とおなじだ。
消音にしているテレビのなかでは2012年がひっくりかえってあふれていた。


師走にはいつもよりいろいろのひとと ...


まずは自由に作品を読んでください。

◆◇◆


『Pooh on the Hill。』 田中宏輔


narrata refero.
私は語られたることを再び語る。
  ...
ちょうど落ちてゆくさかいめに
じゅうたんをひいて
まつげを燃やして夜にのる

愚鈍なやつだといわれ
組みふせられるのがすきだった
目はつむらなかった
屈服するふりがじょうずで

...
おとのこどものおとこのこ

おとのなまえのおんなのこ

ぼくたち
m(us)icのなかにいるのさ
アルファベットのうえでは眠れない 俺は朝起きたら
すぐさまトイレに駆け込んで
小と大、両方するし
小は飲んだ回数だけ
大は食った回数だけ出るので
渋滞なし
いっつもスムーズに流れに流れて

それが
すっごく羨ましいと ...
そもそもさ、メトロの夢は映画を見過ぎた車掌のショーだ
ホームに横たわる少年少女がいただろう?
夜は木で鼻をくくる
結ってもほどける指を切る
クラゲが渚で歌いだす
神話になったアクアリウム ...
生み出せ、
使え、
補充しろ、
予備を備えろ。

どこからの声だろう、
聞こえるから動いてるが、
言いなりではない。
言いなりでは、
ない、
つもり、
なのだけど。


日 ...
ペンギンが氷の上歩いてる
フラフープを彼らに入れるゲーム
輪投げみたいにね
ピノ子と戦ったよ
おれ筋力あるから
楽勝だと思って
適当に投げたよ
傲慢だったね
ピノ子真剣だったか ...
巨人とは皆が嫌がる悪役を買って出てますナベツネもです 初デート鼻毛を抜いてメイクして下着代わりに鎖帷子 霜焼けの妻の手から離婚届 サキュバスの召喚方法調べている いくら丼の一粒一粒のいのち 背中丸くしたアルファベットの行列 チョークの粉が
ふっているみたい
冬空の
明滅を追っていると
何も見えなくなりそうで
息を継ぐ 絡めた
指の
冷たさと 倦みの
国境に 立っていようと
間違えを探しては
間違え
...
万引き犯が警備員に連れて行かれた
すれちがいざま目が合った

過ちを犯した者に
注がれるさげすみ

愚か者の目と
僕の目

この瞳にさげすみは混じっていたか
そんな資格は僕にはない
絶望

この気持ちには

そう名づけるほかないのか

ざく ざく

目覚める者もまだだろう

夜明け前の残雪を踏みしめ

ざく ざく

終わり

その言葉が

何度 ...
廃屋になる少しまえ
きみょうに やねがかたむきはじめた
それは ただのきっかけだったが
終わりまで止むことの
許されない
狂ったアリアだった
ちょうつがいが蝶に戻って飛び立つころ
えんき ...
   『豆乳いろ』

� はじまり(道)

一月の晴れた朝
来なければよかったなあ
凍りついた道に蒸気
植物みたいな街灯がにょきにょき連なって
私、しゃがんだりたったりし ...
昨夜 初挑戦した ワラビ
スーパーで 売って いてね

今まで ぜんまい ふき 山くらげ 
何れも 水煮を 購入し
煮物に したことは 有ったのだけれど

糸魚川産の 生ワラビが
透明 ...
すべての重要な条件は
はじめからぼくに与えられたものであるはずだ
数千年の時をはるかに見据えながら
長い年月をかけて 地下にしみこんでゆく水滴のように
ある種子の周囲にゆっくりと降り積もる雪の ...
必ず差し込まれる朝
その尻尾にぶらさがって
鋭利な朝陽の先端をつぶして出来た
鈍器のような昼の陽射しの中に
何度もなぐられては
巻き戻されてしまって

石は女のなかに
いくつも ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
冬の躍動灰泥軽茶自由詩12*13/1/19 19:44
遭難者まーつん自由詩8*13/1/19 19:39
ある教えHAL自由詩7*13/1/19 19:30
革新セガール、ご...自由詩213/1/19 19:12
中舘自由詩313/1/19 19:07
フライ自由詩213/1/19 19:05
遠い冬月乃助自由詩6*13/1/19 18:46
元旦のことはるな散文(批評...2*13/1/19 18:11
【HHM(第6回批評祭)参加作品】田中宏輔はクマのプーさんの ...こひもともひ...散文(批評...16*13/1/19 17:03
誰かはるな自由詩213/1/19 16:39
音子&音名 阿ト理恵自由詩6+*13/1/19 16:23
α寝床 自由詩4*13/1/19 16:21
ビッグベン花形新次自由詩013/1/19 16:13
クラゲが渚で歌いだす自由詩213/1/19 13:53
この素晴らしき世界自由詩3*13/1/19 13:27
俺とピノ子まきしむ自由詩313/1/19 13:13
北大路京介短歌313/1/19 13:11
短歌213/1/19 13:10
霜焼け俳句213/1/19 13:08
サキュバスの召喚方法調べている自由詩213/1/19 13:08
いくら丼の一粒一粒のいのち自由詩413/1/19 13:07
背中丸くしたアルファベットの行列自由詩313/1/19 13:07
冬空かとり自由詩113/1/19 11:40
愚か者三田九郎自由詩2*13/1/19 10:52
再び自由詩213/1/19 10:09
アナザー ドアそらの珊瑚自由詩1713/1/19 9:04
豆乳いろまきしむ自由詩3*13/1/19 8:45
ワラビ藤鈴呼自由詩1*13/1/19 8:39
こなゆき ——あるいは中心から放たれる電磁波の形鈴置友也自由詩2*13/1/19 8:26
flower adjustments水町綜助自由詩5*13/1/19 0:37

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加筆訂正:
遠い冬/月乃助[13/1/19 18:56]
少し
ビッグベン/花形新次[13/1/19 17:03]
ビッグ追加
5.25sec.