121106
異性の漂白剤、混ぜるなと言われると混ぜたくなり
危険といわれると益々やってみたくなり
マグロ一本釣り漁船に乗って遙々アメリカに出かけた ...
湖
白い涙の湖に漂う月経の血
午後の光 午後の墓場
光は覚えている
忘れることを覚えている
少女はただ詩を詠い
海の香 潮の誘いに恋焦がれている
彼女は成長し
霊 ...
淋しい夜明けに
小鳥も来ない
一人の夜明けは
風すら逃げる
しーんと鳴ってる
首都高だけが
静かに冷たく
朝、告げる
荒川横の
ちいさな町の
ちいさなビルに
一人は生きて ...
見た感じが やわらかい 風船石
風船なのに 石
だからかな
ぷ〜ん と 遠くに
飛んで 行って しまうの
捕まえたくて 追いかけるのに
船は風の波に揺られて ふわふわり
プー ...
青空いっぱいのクレパス
小脇にかかえて師匠が走る
予定より少し早い
このあがないきれない月をどこにやればいいんだ
くもは
水気をおびてたくましくくもは
ひろがった気圧のすきまからいっせいに ...
詩人が詩人たるのは
詩を書くからだ。
画家が画家たるのは
絵を書くからだ。
歌うたいが歌うたいたるのは
歌を歌うからだ。
だったら
キミがキミ ...
一つ数えて 春を越え
二つ数えて 夏を越え
三つ数えて 秋を越え
四つ数えて 冬を越え
五つ数えて
軽く握る拳で
ポンと胸を叩く
吐き出した想いが
突如 目の前に現れる
誰に ...
古代希臘および羅馬
文学は技芸の他にも
開発途上人同志の
仲介のバルブであり
メインの
造兵工場でもあった
性別は男女
肉体は強弱
健全に病む
そして切断する
理由に飢えた目を ...
刻まれてゆく季節
夜半の雨は痛みをともなっていた
言葉で綴られる感情には限りがあるのか
ややもて余しているこの存在と日々
ただのスランプなら人生にはいくらだってあるさ
いままでやって ...
自由というものが欲しくて歌舞伎町 勧善懲悪の過ぎた夜
連絡は取れないのか取らないのか 私をくすぐるトリックなのか
ゆきがふる もののふるろう そふるーず おふるのだっふる ...
私は誰かの余波
私は私で在るが無い
{引用=
お気をつけなさい
今宵ばかりは、
死人たちの 郷愁が森に充ちる
丸々と太った 月 明かりが、短い影を落とした
物の怪も 死人たちも往来を徘徊する夜
始まりは、痩せた ...
ナナメだろうと
まっすぐ生きたい
まっすぐ行くが理想です
ぶつかりながら
転がりながら
みえない方まですすんでゆく
きこえないけど
確かにひとりじゃない地球で
怠惰は甘く
勤労は塩辛く
苦痛は苦く
愉悦は旨い
憤怒は辛く
悲哀は酸っぱい
ご飯はうす甘く
お茶は苦く
漬物は酸っぱく
薬味は辛く
おかずは塩気が効い ...
月曜日に食べた寂しさは
水曜日辺りにはすっかり消化されて
金曜日にはうんちとして出てしまった
うんちが出ると
お腹が減るので
土曜日に楽しさを食べた
だけど、楽しさは消化が早くて
日曜日 ...
真夜中
雨音が風に波立つ時
目を覚ます
そうしてどの道止む
自動信号の点滅は
空が明ける、
黙とうを
ひとつひとつの 命にしながら
思い出してゆく
(さらば
...
わたしのなかに泣き女が棲んでいる
彼女はただ静寂なかなしみだけの世界にいる
声も持たずに泣いている
泣くという行為が彼女の全てであるように
花よ、咲くなと泣いている
花が、咲いたと泣いている ...
どこで食べても
お味噌汁はご飯の右
ぼくはこの配置が苦手で
いつも、必ず
ご飯の左に置き直す
お味噌汁が右にあると
右手で倒してしまいそう
その不安でいっぱい ...
夜は明け
雨は止み
(寒い)
つぶやいて
改めまして
毛布にくるまる
僕の胸のあたりで
マルコがくるまる
そういえば昨日、帰り
君は僕に
マ ...
なにか大切なことを
忘れているかのような
朝、
街の住人たちは
みんなどこかへ出かけていった
揮発するアルコール
除菌できない幽霊ばかりが
隠れている
(白く清潔な街並 ...
幼いころの幸福な季節に帰りたいと あの人とうまく行っていた頃に帰りたいと 先生方に守られていた頃に帰りたいと それらすべての過去はもう死んだのだと 絶望的に死んだのだと なぜ諦められないのか 過去は共 ...
例えばキミが絵を描いた
例えばキミが唄をうたった
例えばキミが何かアイデアを思いついた
・・・その他何でもいい
キミが何かを為したとして
それを見るか聞くかした第三者が
...
飛べない鳥もいるけれど
飛べる鳥に限って言えば
“鳥は、飛べるから鳥なんだ”
小さなかごに閉じ込めちゃって
そうして
人が眺めるためだけに
餌を食み ...
それはある朝突然のこと
布団から身体を出せないのだ
まだ秋 寒さのせいじゃない
それからわたしは奇妙な薬を飲まされた
憂鬱な感情はそのままに
身体は動き 緊張はほぐされた
これを捨 ...
僕に責任はあるようには思えなかった
一体 何故だろう それは
ぼんやりと流れていく
やりきれない 毎日が
きっと 確かだった 体の疲れだけが
だけど仕事は決まらない
コールセンターの ...
新聞を広げてぼくは思う
毎朝毎朝、これだけ世界の大事に
向き合うことが出来る人々が
どうしてなにも行動を起こせないのかと、
中国で反日デモが起きたからって
...
クロード、ねえクロード、私たちどうなのよ。どこいっちゃうの。いっそ経てしまえば歴史ってベリーグッドだったりして。ああそう、歴史って光ってるのよ。幸せは音楽なのよ。なにいってんの、光ってればいいってもん ...
夜
サックス
楽器は泣けるように生まれた
ぼくは泣けないそう簡単には
ストーリーだけでこんなの文学じゃないし
まるで教訓まみれで、戦慄するキレキレのことばが足りないし
*
...
ぼくは知っている
場所が
今ないことの
口惜しさを
得意であるのに
その場所が
今ないことの
不安を
ぼくは知っている
知っているだけでは
足りない
時間がない
悔しいぞ
...
自由という
苦境
自我という
魔物
奔走する
道程
翻弄される
生命
この身は
いったい
なにものか
なにものでもない
混沌のうちの
ひと泡
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
まぜるな危険
あおば
自由詩
3*
12/11/6 22:03
ミルキーミューズ
2012
自由詩
0
12/11/6 21:18
町の、一人
もっぷ
自由詩
4
12/11/6 20:33
風船石
藤鈴呼
自由詩
4*
12/11/6 20:29
まぜるな危険
メチターチェ...
自由詩
4*
12/11/6 20:23
せめて自分だけは自分を信じろ。
元親 ミッド
自由詩
3
12/11/6 19:56
ワガママな季節
subaru...
自由詩
16*
12/11/6 18:59
テセリ テセリ
和田カマリ
自由詩
1*
12/11/6 18:56
夜半の雨
梅昆布茶
自由詩
11
12/11/6 16:46
螺剥く侍
殿様が得る
短歌
0
12/11/6 16:01
生命のエコー
徘徊メガネ
自由詩
2
12/11/6 15:32
万霊節の夜
月乃助
自由詩
13*
12/11/6 14:51
ころころ
朧月
自由詩
6
12/11/6 12:45
おいしい食事
euyih
自由詩
1*
12/11/6 12:02
きれいな落ち葉をひろって
小原あき
自由詩
7*
12/11/6 10:55
雲影(さみだれの)
こしごえ
自由詩
5*
12/11/6 8:37
泣き女
そらの珊瑚
自由詩
16
12/11/6 8:13
お味噌汁
三田九郎
自由詩
11*
12/11/6 7:15
クラウディ
〃
自由詩
4*
12/11/6 6:26
√
とりかご
自由詩
2
12/11/6 5:41
twitter
葉leaf
自由詩
3*
12/11/6 3:43
評価をどう受け止めるか。
元親 ミッド
自由詩
1*
12/11/6 2:33
キミと僕と飛べる鳥。
〃
自由詩
3*
12/11/6 2:28
すておかれたものの詩
すみたに
自由詩
0
12/11/6 2:20
もう、髪が、伸びてきた
番田
自由詩
2
12/11/6 2:19
時代精神
すみたに
自由詩
0+
12/11/6 2:07
ライフスタイル
nm6
自由詩
2
12/11/6 1:02
ペール・ラバ
〃
自由詩
1
12/11/6 0:16
時間がない
吉岡ペペロ
携帯写真+...
4
12/11/6 0:00
ひと泡
シホ.N
自由詩
6*
12/11/5 23:42
2835
2836
2837
2838
2839
2840
2841
2842
2843
2844
2845
2846
2847
2848
2849
2850
2851
2852
2853
2854
2855
2856
2857
2858
2859
2860
2861
2862
2863
2864
2865
2866
2867
2868
2869
2870
2871
2872
2873
2874
2875
5.51sec.