誰かが誰かを求めて
世界は狂っていく
拒絶する手こそ美しい
言葉を発語しない唇こそ美しい
沈黙している君こそ美しい
もし君が黙っていないなら
僕はキスできないではな ...
赤色が にじんでいくと
踊りながら 夜に溶けるようだ
空が青い 知っているのに
それがウソのようで 心に染みる
溜まった汚れ 取れないけれど
色んな事は当たり前に変わって行く
正解は何 ...
作詞 Shinji Hanagata 作曲 Johnny Raven 編曲 Delivery health angels
孤独な 僕の部屋のドアを
叩く音がして 目覚める ミッドナイト
きみ ...
Beatlesなかでいちばん幸せだった奴は
ぼくは絶対 Richard Starkeyだと想う
ではThe Rolling Stonesのなかでと問われれば
言うまでもなくKeith ...
女性の小鼻の
毛穴の黒ずみを見ると
むしょうに取りたくなって
下手をすると
電車でこっくりこっくりしてる
30代OL風に
いきなり襲いかかってしまいそうになる
自分が怖くて
催眠療法を ...
水を噛む 答えは無いが トリアエズ
口付けの 余韻を消そう スベキコト
無味無臭 受け入れ新た ワスレサリ
記憶とは 見ずにて流す ムカンドウ
味気なし 口ののこりは イニオチ ...
空から枯葉が落ちてくる
頭上の木から切り離されるのではなく
空の見えない高さから
無音とともに落ちてくる
空の見えない高さの
さらに高いところの
その向こうがわ
宇宙の深淵のような場所か ...
いいじゃねえか TPP
いらっしゃい TPP
ヨダレ垂らした海ン中
かみきれないステーキにぶら下がって
あっぷあっぷもあきただろ
国の出入りが自由になりゃあ
あっちの国こっちの国からわ ...
美しい満月が浮かぶ今宵
僕を見ている黒
染まる 一羽の鴉
月光が黒い羽の上で輝く
「黒い鴉が僕を見てる。」
その僕の言葉と共に
僕も黒に染まった気がした
次の満月
僕は誰か ...
1
夜に錠をかける
炭酸水に精液を混ぜる
クレジットカードに鋏をいれる
2
美術室
置きざりのままの
パレットに絞った絵具のこ ...
あなたに会いたいと思うことと
あなたを好きだと思うことが
同じことなのかどうかもうわからない
寒さと暑さが
痛さと快感が
朝と夜が
どう違うのかもうよくわからない
わかりたい ...
あなたの顔に
穴が一粒
紐を通してくれと
言うが
どれだけ手繰り寄せても
紐のはじまりが
やって来ない
うつくしいのは
なぜだろう
横顔 曇天 カップの重み
うつくしいのは
なぜだろう
深緑色 かわいい恐怖
ふるえて立ってる電信柱
うつくしいのはなぜだろう
死なないも ...
2008年7月19日の土曜日 千葉県安房郡丸山町、現在は町村合併で南房総市となってしまったが、そこの白子地区にあるローズマリー公園での詩朗読公演「南房総ポエトリカル・アンソロジー」朗読詩人団コトバナ ...
「キレイ」
そう指差す先にあるものを
同じように
キレイと思えなくなって久しい
自分で精一杯
半径一メートルの事さえボンヤリ
そんな時にも
作為のない共感で
「ほんとキレイ ...
カップボードのガラスに
葡萄の果実が映しだされる
一粒ひとつぶ、
丁寧に描いたみたいに
時計の針の刻む音が
穏やかに年老いてゆく間
ホテルか ...
頭の中に
一匹の犬が眠っている
擦れてしまって読みとれない
古い名札のついた小屋で
静脈のほそい暗がりを
血液がそっと滑ってゆく
夜、
...
デブ専
その言葉
聞いたことある
でも実際に
出会ったことはない
女房だって
私が今より約40キロ
痩せていた時に
その期間はわずか半年
急いで一緒になった訳で
ある種の結婚詐欺だ ...
見せないこと
言えないことで
人はたぶんできているから
呑まずにはいられない人
酔いつぶれている人が
ときどき無性に
愛しくなる
前後不覚になってさえ
...
風が吹き
道にぱらぱら
僕がこぼれていく
パズルが少しずつ
ばらばらになっていく
どこからか
埋められていくのか
見た目には
なにひとつ変わらない
...
吐く息が白くなった
あ と思う とたん 消えていく
僕のこの
行き場を持たないうごめきも
こんなもんなんだな
白々と夜が明ける
その前に街灯が消える
もう少しだけ
その願いが折られ ...
貧困に手助けをする
格差という文字を目の前にするとき
そうして土地問題を考えると、どうしてもグレーな景色を思い描いてしまう。
世の中を支配したいという欲がある
しなければならない帰属者を
...
歩道橋から
ひとりでに降りてきた
自転車の荷台には
期限切れの缶詰の山。
パイプ老人は痰を吐き出し
話題に上がるのは
幾ら値切ったとか、
踏み倒した事故処理と
レジの前で立ち往 ...
オラオラオラァ!
モダンで薄っぺらな靴なんて目じゃねぇ
ちびて薄汚れちゃぁいるが、これが歩み続けたおいらの勲章でぇ
わずかにからだがゆれている
冷気さえ眠る夜に
自分がふれた蛍光灯のスイッチの紐が
ゆれているのを見て
からだがむしょうにふるえてくる
ずいぶんと経たが
もうな ...
信州の秋まつりの露店で買った
ドイツ人の老婦人が作った
珍しい山の果実ジャム
店番をしている佇まいに吸い込まれ
若い頃はさぞかし美しかったに違いない
毎年自分たちだけが食 ...
春の曇り日
新聞紙みたいなホーム
電車を待つのは
ドラフト会議にかからなかった俺
だれかに会うため旅に出る
ナミダと童貞だけ乗せて
電車は鉄路を行くけれど
...
ヒトが集まると
想いが交差する
いい と 悪い
二色ならわかりやすいのに
グレーが多いほど迷ってしまう
口にすれば
まちがった という気持ちが広がる
言葉はまるで
苦い ...
『死は万物に等しく訪れるが、死を悼む者の多寡は平等ではない』
『死は万物に等しく訪れるが、死者がこの世に残す未練はその限りではない』
『死は万物に等しく訪れるが、死によって失うもの ...
僕は貴方がたを幸せにしたかった
力が、力が欲しい
それでもって虚妄な現実に触れよう
高校マラソン大会
岸辺ぞいに駆ける
河口に流れ着けと
豊かな水流のことを思いながら
愛した
それ ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
キスのタイミング
yamada...
自由詩
2
12/11/25 0:25
希望
加藤
自由詩
3*
12/11/25 0:05
深夜の訪問者
花形新次
自由詩
3
12/11/24 23:20
幸せな奴
HAL
自由詩
4*
12/11/24 22:52
病院に行け
花形新次
自由詩
1
12/11/24 22:40
忘却希望者
ドクダミ五十...
自由詩
1
12/11/24 22:26
枯葉
岡部淳太郎
自由詩
11
12/11/24 20:08
いいじゃねえか TPP
オイタル
自由詩
2*
12/11/24 20:00
明月に
柊 蒼衣
自由詩
4
12/11/24 18:33
The Taste Of The Glass
草野春心
自由詩
5*
12/11/24 18:16
_
はるな
自由詩
3
12/11/24 15:53
紐
〃
自由詩
5+
12/11/24 15:45
深緑
〃
自由詩
5
12/11/24 15:38
南房総ポエトリカル・アンソロジー その2
あおば
散文(批評...
2*
12/11/24 14:04
北東の水族館
komase...
自由詩
2*
12/11/24 13:37
カップボード
草野春心
自由詩
5*
12/11/24 11:10
静脈
〃
自由詩
13*
12/11/24 10:38
デブより
花形新次
自由詩
0
12/11/24 8:25
流儀
三田九郎
自由詩
3
12/11/24 7:27
パズル
〃
自由詩
3*
12/11/24 7:02
輪郭
〃
自由詩
3*
12/11/24 6:31
格差
アラガイs
散文(批評...
3*
12/11/24 4:18
[:other
プテラノドン
自由詩
1
12/11/24 3:12
オラオラオラァ!
殿上 童
自由詩
24*
12/11/24 0:16
新生 デッサン
前田ふむふむ
自由詩
9
12/11/23 23:52
或るジャムと老婦人
灰泥軽茶
自由詩
5*
12/11/23 23:17
ナミダと童貞
吉岡ペペロ
自由詩
2
12/11/23 23:14
薬
朧月
自由詩
4
12/11/23 23:10
書簡Ⅱ
高原漣
自由詩
1*
12/11/23 22:27
貴方がたに捧げる
杉原詠二(黒...
自由詩
2
12/11/23 22:19
2814
2815
2816
2817
2818
2819
2820
2821
2822
2823
2824
2825
2826
2827
2828
2829
2830
2831
2832
2833
2834
2835
2836
2837
2838
2839
2840
2841
2842
2843
2844
2845
2846
2847
2848
2849
2850
2851
2852
2853
2854
5.76sec.