どこから説明すればいいだろう
寒い
風邪薬だ
酒瓶
すべての現象は冬らしくくっきりと
くっきりとしていてむしろ象徴に
ごらんよビルを
突き立っている
ごらんよ空を
磨かれてい ...
燭台のともしびに羽虫の燃え尽きるように
夕陽を沈ませてはならない
銀色のリングのような月を黙って見送ってはいけないのだ
彼女の涙を数えてはいけない
きっとすぐに溺れてしまうだろうから
...
掌の葉脈を、陽に{ルビ翳=かざ}す。
樹液は枝葉に沁み渡り
樹液はからだに沁み渡り
木の人となり、陽を浴びる――
少し先の未来のわたしが
日の光とともにわたしにナイフを
差し込んでいく
瞬間にわたしはいる
そして瞬間だけわたしはいる
あとは
ただ殺し殺されるだけの輪の中
繰り返される ...
夜の部屋で
ぎたあの絃を爪弾けば
音のふるえは{ルビ静寂=しじま}に消えて
再び秒針の音は響く
繰り返される毎日に
どうすれば僕は
音のふるえとなるだろう?
単調なる ...
コンビニの袋とかお菓子の食べかすとか
丸めるだけ丸め込んでどっちゃり捨てて
どうにかこうにか部屋の掃除もするのだけれど
ばらばら散らばるいろんな感情のおさまりも悪くて
少しもきれいにならな ...
とうとう言ってしまったな
薄々気づいてはいたけれど
敢えて触れなかったのに
まだまだこれからの娘だから
温かく見守っていたかったんだ
それなのに
剛力が
僕の剛力が
短足っぽいなん ...
目的へと向かって歩く僕らの足を
美しい夕日がつと、止めた
目的へと向かって歩く僕らの足を
美しい音楽がつと、止めた
目的へと向かって歩く僕らの足を
美しい君がつと、止めた ...
きょうはなんの日?
誰かにとって
きょうはなんの日?
僕にとっても
きょうはなんの日?
怖くて目をそらせた
ポッケに手を入れた
誰かと見つめている
淋しくて青く見える
悲しくて夜に ...
何かよくわかんないけど、自分よりレベルの高い人にはとりあえずリスペクトしときます。
自分の人生に真剣に向き合っていたとある高僧(やらない夫)は、
自分なりの知恵を完成させようとしていろいろ ...
どうして人は、人の不幸を喜ぶのか。
あらそうと、残念そうな顔をしておいて
その実、興味半分に成り行きを知りたがり
ネホリハホリ聞きたがるのか。
そうして、人の不 ...
あぁ 世界は思ったよりも深い闇で
ドブ川に捨てた魔物の叫び声も 君に似ている
塗り潰した群青に穴を空けても
向こう側の風景しか見えない
塗り潰した想像に穴を空けても
向こう側の風景しか見 ...
鍵をたくさんもっているのに
何番目かを忘れてしまった
それが生きることで
それを探すことが目的
そうだとしたら
鍵穴は逃げないね
それを早く知っていたなら
でもね
回り道が必要 ...
純然たる悲劇の恐るべき美に囚われて、
硝子細工の魅力が孕んだある種の危うさに恋して、
そういった思春期的な感性が 薄らいでゆくことが こわい
きっと大人になんてなりたくなかったのだ
なりた ...
隙間があれば占めねばならない
時の真空はパワフルさ
とっておきの時にとってあった言葉が
舌の上から転がりでるぜ
俺は追いかける犬
一匹の番犬
時のマジック盛大にやろう
淋しい ...
斎藤和義を見つめていた
まったく共通の話題がなさそうな奴だ
でも
共通の話題であふれかえったって
必要とされなくなったり
遠ざけられたりもするんだから
海の波が ...
編み棒を一目ごとに刺して抜く扼殺ですか黙殺ですよ
海辺のね、小さなレストランに行ったよ。
行きたいお店があるんだよねってあのこが言うから
ふたりで出かけることにしたんだ。
近所のバス停で待ち合わせ
時間通りに来た僕を
...
僕は東京にいて、それから
ドラッグストアで
風邪薬を万引きした
一度に二錠しか飲めないのに
間違えて三錠飲んだ
健康に何かあってはいけないと思い
布団に入り
ハーモ ...
半世紀余も前に消えてしまった
青い春のネオン
赤い夏のいさり火
白い秋のかがり火
なのに 今 フェードアップしてくる
黒い冬は 一条の鬼火
...
時折カラオケでシナトラのMy Wayを
米語で朗々と悦に入って歌い上げるひとがいる
しかもシナトラの歌い方を真似てブレスまでそのままに
しかし わたしは問いたい
あなたはレコードでもなくC ...
あなたは
私のポコチンなんて
もうどうでもいいって
相手にしませんけど
世界は広いですから
私のでもいいって人も
いるわけです。
今鼻で笑いましたね
そういう態度でいると
死んでから ...
あなたに追い付いた背の分だけ
知識も 長く 伸びたろうか
見上げていた頃は 我儘三昧
いえ 今も 甘えてばかりの春
ひらひらと 桜が 舞うように
散らばるのは レシートの山
少 ...
思い浮かびませんか?
ほっぺが落ちそうにご馳走を頬張る顔。
食べてみてわかるご馳走
食べる予定で夢見るご馳走
食べながら味わうご馳走
もっと食べたくなるご馳走
その顔の理由はご馳走 ...
酢昆布をヘリからまいて地鎮祭オレの本名ミヤザワケンジ
女子のいる飲み会でさえ三國志熱く語ってオレ残酷死
猿曳をじっと見つめる黒チワワ
僕だけ豆ぶつけられている
寝言で唱える念仏
顔四角くして丸い涙
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
三匹の豚
はるな
自由詩
5
13/1/12 0:00
ストレンジデイズ
梅昆布茶
自由詩
10
13/1/11 23:57
木の人
服部 剛
自由詩
3*
13/1/11 23:49
円環
佐藤伊織
自由詩
3
13/1/11 23:47
いのちの音
服部 剛
自由詩
5*
13/1/11 23:40
最後のラッパ ver.2.0
2012
自由詩
2
13/1/11 23:25
黄金比
花形新次
自由詩
1
13/1/11 23:21
屈伸運動
yamada...
自由詩
2
13/1/11 23:17
きょうはなんの日
吉岡ペペロ
携帯写真+...
1
13/1/11 23:05
現代心経(ワルノリ中)
2012
自由詩
1
13/1/11 22:55
本当に密の味がするの?
元親 ミッド
自由詩
6*
13/1/11 22:51
向こう側の風景しか見えない
ねこ歩き
自由詩
1
13/1/11 22:38
たぶんあれが君
朧月
自由詩
8
13/1/11 22:29
ピーターパン・シンドローム
aria28...
自由詩
2
13/1/11 22:20
時の真空
杉原詠二(黒...
自由詩
1*
13/1/11 22:02
海の波
吉岡ペペロ
自由詩
2
13/1/11 21:42
無題
月形半分子
短歌
3
13/1/11 21:20
ふたり分。
元親 ミッド
自由詩
4
13/1/11 20:59
東京時効
たもつ
自由詩
6
13/1/11 20:59
不在のなかで 一
信天翁
自由詩
2
13/1/11 20:54
My Way
HAL
自由詩
4*
13/1/11 20:09
亀有
花形新次
自由詩
0
13/1/11 19:30
背伸び
藤鈴呼
自由詩
3*
13/1/11 18:36
ご馳走
み
自由詩
2
13/1/11 17:36
酢
北大路京介
短歌
2
13/1/11 15:15
志
〃
短歌
1
13/1/11 15:14
猿曳
〃
俳句
0
13/1/11 15:13
僕だけ豆ぶつけられている
〃
自由詩
3
13/1/11 15:13
寝言で唱える念仏
〃
自由詩
1
13/1/11 15:12
顔四角くして丸い涙
〃
自由詩
1
13/1/11 15:12
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2833
2834
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2837
2838
2839
2840
2841
2842
2843
2844
2845
2846
2847
2848
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2850
2851
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2854
5.97sec.