死んだ卵から冬が生まれる 魚嫌いの女 寿司屋に連れてきてしまった 吐き出した息が魔獣になる 櫻井と桑田が唄う冬隣 スガシカオ聞いて酢橘を一絞り 君の大きい手を
そっと握ったら
「冷たいよ」って言いながら
力強く握り返してくれた

私の小さい手を
君はわざとぎゅっと握ってみたりして
「痛いよー」って私が笑うと
君も幸 ...
ひとしずく
ただどこまでも得るだろう
書かれなくなった言葉
階段
奇妙につづく
昼の夢


ある日さらさらと行方は途切れ
行方のままに置いていかれる
花を踏めという ...
行き遅れなのか
貰い遅れなのか
今は男女関係ない
行き遅れの男子もいるよね



ベンツや
ベンベや
フェラーリに乗りたいけど

それだけ

男の隣はゴメン
...
背の羽の刺青
岸壁の火
光と冬 足もとに
砕けゆく音


蝋の曇が
水面を覆う
地の足跡は空へつづき
雨と雪に満ちてゆく


暗がり 水たまり 分かれ道
...
粉雪
白いベールを纏った


掴みたくて
手を伸ばしてみても
そこに在るのは空っぽの手のひら

無限に届かない
その距離には
寂しさが苦しいほど降り積もっていて

吐く白い息 ...
そりゃおめぇ、カネと女ァ魔物よゥ


欲しかった仏滅生まれの友達が


時間軸向きに拡張した道路


赤ちゃんが卵に化けて食べられる


地球擬を模して地球をつくりけり

...
花団地 (かだんち)





花団地 では

お隣とうちの間には

透きとおる壁 いちまい

光も音もつつぬけ

あいさつしたり

ちょっと荷物を ...
ゆるいって言った瞬間殺します小さいチンポ我慢したのに 体節をへし折る
感傷の季節に浸る

まだ青いからだを隠し込んで
いやらしい思い入れを隠し込んで
登校、あいさつ。

異性ということばに
ときめきを感じる
つかいかたは知らないのだけど ...
ゲロを吐くには
吐くなりの
理由があってもいいじゃない
前触れ無しに
吐くなんて
酷い話はないじゃない

何故よ
何故何故
ジッパーを
下ろして
ポコチン見せただけ
なのに
...
まだ紅葉の見られない

山々に囲まれて箱根でゴルフをした

のんびりと適当に球を打った

一緒にまわるひとや

キャディーさんとの

人間関係を積みかさねながら

何かを我慢しながら

何かは主張しな ...
死後の世界ではいま

生きてる僕らを弔っていることだろう

そんな閑かな象徴を

車窓を過ぎる風景に見つめていたのだ


密集する集合住宅の横を走っていた

それは生きているとき入るお墓のようで

一 ...
きみはぼくじゃない
ぼくはきみじゃない

きみはどこまでもきみで
ぼくはどこまでもぼくだ

だからきみはぼくをもとめる
だからぼくはきみをもとめる

そしてきみとぼくをむすぶ
愛と ...
“あなたの詩は、なんというか
 詩人の書いた詩ではなくて
 詩人になりたい人が書いた詩だ――。”

と、黒づくめのその人は言った。



“かたくるしい詩だね。”

とだけ愛嬌たっ ...
  肌のきらめきだけで
  月が出ているとわかる夜
  きみの胎が優しく
  蒼い氷をはらんでふくらむ



  白いシーツのうえで
  ふたつの影がみっつになり



...
 いつもと変らぬ朝だった。私はそのつもりでいた。
 毎朝目覚まし時計が鳴る数分前に目を覚ます。その直前まではたいてい夢のなかにいる。例えば犯罪を犯して迷宮に逃げ込み、逃げ回ったあげく精根尽き果て目覚 ...
{画像=121104135433.jpg}

まあ これを

「ラーメン」と主張するの

麺も具も出来合いじゃ無いよ

少しだけれど

自信がないよ

これの注意点だけれど
...
  しろいはな
  いろいろのは
  かれえだ
  すっぽりぬけたあな
  ねっこまでいなくなる
  とどかないおおきさと
  そそぐきもちが
  たりなかったんだね
   ...
日曜日。

朝、というかもう昼か。

目が覚めると、昨日の出来事が脳内で再放送。

それで一人、勝手にへこみまくりです。



笑われるかもしれませんが

これで意外と、私、気 ...
{画像=121104131051.jpg}

剪定を 出来ぬ理由は ここにあり

茎葉新たに 花を付けては


こんなにも 茂るものとは 我知らず

教えてくれる 君は素敵だ

...
影に
めをみはる

おおきく、なって、しまった・・・
ゴールデン街の
女装オカマバーに
出入りしてた踊り子は

思った以上に肉感的で
ぽっちゃりしていた

何軒かはしごを付き合い
その後
当然のように
体を求め合ったが

此処は商 ...
ずっとオオカミに憧れていた

飼い馴らされて
犬にならずに滅んでしまった潔さに
美しささえ覚えた

人の世で唄い語り
見かけは人間でも
オオカミに憧れていた

そんなことがあって
...
君の手は
暖かいですか?

僕の手は
冷たいんです


心まで
冷えきってしまう前に

どうか
君のその暖かな手で

僕の
冷えた手を暖めてください


...
{画像=121104071944.jpg}

かぶるもの なぜにいせいと するのだか

たぶんいせいが こわいからだろ


ねこはなく どこがごろごろ いうのだろ

おいおいおまえ  ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
死んだ卵から冬が生まれる北大路京介自由詩1112/11/4 22:43
魚嫌いの女 寿司屋に連れてきてしまった自由詩812/11/4 22:43
吐き出した息が魔獣になる自由詩212/11/4 22:42
冬隣俳句012/11/4 22:41
酢橘俳句012/11/4 22:40
手を繋ぐジュリエット自由詩0*12/11/4 22:30
冬の雨木立 悟自由詩312/11/4 22:24
貰い遅れ鵜飼千代子自由詩12*12/11/4 22:23
夜めぐる夜木立 悟自由詩512/11/4 22:22
粉雪に柊 蒼衣自由詩312/11/4 22:11
起きたまま夢がみられて便利ですああああ川柳012/11/4 22:04
花団地 (かだんち《81》柴田...自由詩5*12/11/4 21:37
ユルユル短歌1花形新次短歌012/11/4 21:20
3341のうたりこ自由詩5*12/11/4 20:15
悲しい鏡越しのポコチン花形新次自由詩212/11/4 18:42
のんびりと適当に吉岡ペペロ携帯写真+...312/11/4 18:18
閑かな象徴携帯写真+...112/11/4 17:52
うぶごえHAL自由詩3*12/11/4 17:49
その一人の為に。元親 ミッド散文(批評...2*12/11/4 16:46
蒼い氷草野春心自由詩512/11/4 16:03
手錠とその因果MOJO散文(批評...1*12/11/4 14:21
なによこれ?ドクダミ五十...自由詩312/11/4 14:05
あとがきあろん自由詩112/11/4 13:55
独りの日曜日と青いノートと。元親 ミッド自由詩3*12/11/4 13:29
ためらいドクダミ五十...短歌3*12/11/4 13:19
ものごころ美砂自由詩1*12/11/4 12:36
金魚板谷みきょう自由詩0*12/11/4 11:41
質に入った女房殿自由詩4*12/11/4 11:22
ジュリエット自由詩212/11/4 9:04
皮とかわいいと妄想ドクダミ五十...自由詩4*12/11/4 7:31

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加筆訂正:
人魚脚/ああああ[12/11/4 22:29]
誤字を修正
気球/ああああ[12/11/4 22:28]
誤字を修正
4.24sec.