晩菊で汚した夢を押し付ける
同い年の活躍は聞きたくない
火事が火災訓練前夜に起きる
私の名前がつけられた病 治らない
多くの女性が
糞詰まりに
悩んでいる
一日一回の脱糞に
命をかけている
食べた量に相当する
ウンコが排泄されることを
心から願っている
それさえ叶えば
夫はいなくてもいいと
考えて ...
わたしは
とてもつよくて
いつかは泣いたりできると
おもっていた
花は咲いていたし
空は青かった ような気がする
でも、よくわからずに
ただ
立っていた
お気にいりを
...
友人からのながい電話を受けていると、耳もとで言葉がばら、ばら、と雑音のように崩れていく。夜。夫は仕事のあとに飲み会があると連絡をくれた。冷めてしまったスープ、かたくなったパン。きのうやっと出してきた、 ...
明日の家庭科のテスト、林檎の皮剥きできないから手伝ってと呼ばれて、夕焼けをバックに、包丁
を手にしたセーラー服 おまえなんかいなくなればいい 頬から頬に貫通する包丁 口内で林檎 校
内で燐光 きら ...
あなたはハイヒール
ボクはスニーカー
一緒に歩くことには抵抗がある
ハイヒールは嗜好的
スニーカーは機能的
あなたは美しさで自分を進み
ボクはそつなさで自分を進む
進み方は違うけど
...
振り絞る様な虫の音の外は雨
空木岳は雪にちがいない
湯に浸かるこの体は疲れていて
もう少しだけ このまま眠って居たいのに
天井から落ちる水滴が冷たくて
まだ羽根を すり合わせている
...
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げきやすの しゃけのきりみは あじけない ころもまとわせ しゅやくになった
くうことに こだわることは はずかしい いじきたないと きみはいうか ...
あなたから目をそらした瞬間に、
そう、心の中の僕は死にました
夢だ花だと呟きながら
そう、それはもう息も絶え絶えに
泣いていると解っていたのです
ああ、あなたは泣 ...
ずっと一緒にいてもいいですか
君のことが
苦しいぐらいに
泣きたいぐらいに
大好きで
そばにいられるだけで
本当に愛しくて
幸せで
私には
君しかいないんだっ ...
誕生日の朝
「お母さんおめでとう」の一言
照れながらくれる君
そんな君を忙しく見送って
いつものように急ぐ駐車場で
すっ転ぶ私
誕生日なのに派手に転んで
何年ぶりかの擦り傷を負い ...
同じ動物とは思えない 我利な空気に利己な軸
勝手にどうぞ
せめて隣の銀河に行ってくれ
同じ動物とは思えない なぜ太陽は照らすのか
不思議の万華鏡 片目のみで見るしかない
...
眠れはしない
この心臓から伝わる
僕の音 貴女の音
瞳を閉じれば
より一層 残像が支配する世界
「声さえ隣に居て欲しい」
言い放つ言葉は夜の闇に溶けてゆき
僕の中で連鎖されてゆく ...
星屑
光輝き
散る定め
瞳を閉じて
開けるころには
何事も無かった様に
頭の隅には
あの時のあの空の輝き
密かに残っている
また空を一回転
夜空には星が浮かんでいる
たぶん
アタシのことをみてるのが辛いんだろうなぁー
無理して笑って
無理して明るくふるまう
アタシはすぐにネガティブになるいつでもマイナス思考
自信がもてない
何か ...
寄りそう栗の実は
獣の皮を着る生きものが身を隠しているようで
汚れた茶色が
人の暮らしを揶揄したようで
眺める
いつもどのようにすごしていますかの問いかけ言葉が
...
君が好きだから
たくさん嫉妬して
君が好きだから
たくさん泣いて
好きで
好きで
大好きで...
好きすぎるのも
辛いんだよ
けどね
大好きな君が
同じ気持ちだったら
それは嬉しいんだ ...
たったの ひとりで いいの
このあなあきの ぽけっとに
こううんな こうかが ある
よろこびは それに にてる
かさかさの てのひらにのせ
ながめることの しあわせだ
...
いま沢山のひとたちがこころを病んで生きてる
でもそのひとたちはこころが病んでいることを
だれにも悟れないように隠しながら生きている
それは憐れみや同情を引きたくないだけじゃなく
想う以上の ...
暖かく薄い曇天の日に
蜃気楼を見るために街に来ました
すると空に田舎の友達が現われた
攻撃されるかもしれないので
お寺の境内に逃げ込むと
色取り取りの風車が
千切れんばかりに回っていました ...
君と僕
君の手のひらに収まっている小さな飴玉の屑は
きっと僕の心臓に近いものなのだろう
君への気持ちは愛でも恋でもなく
単純で複雑なものらしいので今でも僕は説明が出来ない ...
人は
一人じゃ生きていけないって言うけれど
こうして僕らは群れて生きているのに
一人だと思うことがある。
それが決して辛いとか悲しいとか言っているんじゃない。 ...
今が好き今を感じて生きる今今の連続今を楽しむ
教室に漂う匂い過去のもの廃校決まり取り壊される
温泉に入れば痛み癒えていく自然の力信じる身体
枯葉落ち風で何処かへ運ばれる何処へ消 ...
あのですね「救荒食物便覧」と云う書物がありまして、恐ろしく高価だったです。
なんでそれを読まねばならなかったか。其れについて少しばかり述べましょう。
わたくしは小学校入学以前の年齢であったと記憶 ...
晴れた日曜日に車を走らせれば
道々に白いけむりが立ちのぼっている
枯葉を燃やしても
人を燃やしても
家を燃やしても
出せなかった手紙を燃やしても
その煙の色は白い
かたち在るものは
燃 ...
かき鳴らすギター
踊る君のつま先
私はただ恋の歌を高らかに歌い
きらめく君の瞳だけみつめていた
枯葉の舞い散る
落ち葉のステージの上で
娘たちは恋のステップを踏む
君の黒髪が揺れ ...
男と別れた夜
ひとり寝の布団の中
音が聴こえる
肋骨の奥のほう
ピシッピシッと
何かが砕ける音がした
心の薄氷を踏む音か
未練の鱗を剥がす音か
遠ざかっていく男の靴音か
...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
晩菊
北大路京介
俳句
1
12/11/5 22:51
同い年の活躍は聞きたくない
〃
自由詩
1
12/11/5 22:50
火災訓練前夜
〃
自由詩
0
12/11/5 22:50
私の名前がつけられた病
〃
自由詩
6
12/11/5 22:49
便秘
花形新次
自由詩
2
12/11/5 22:33
シルバー2
はるな
自由詩
2
12/11/5 22:33
カーペットのこと
〃
散文(批評...
4
12/11/5 22:24
むてん・か
ayano
自由詩
4*
12/11/5 22:01
素足
イオン
自由詩
7*
12/11/5 21:58
虫の音
ぎへいじ
自由詩
10*
12/11/5 21:54
夕飯
ドクダミ五十...
自由詩
3*
12/11/5 21:30
もう二度と
寿
自由詩
0
12/11/5 21:00
ずっと...
ジュリエット
自由詩
0
12/11/5 20:53
転んでも大丈夫
桜 歩美
自由詩
3*
12/11/5 20:53
同じ動物
朝焼彩茜色
自由詩
5*
12/11/5 20:44
貴方を想う、夜。
柊 蒼衣
自由詩
6
12/11/5 20:36
星
〃
自由詩
3
12/11/5 20:13
素直に…
スマイル?
自由詩
2
12/11/5 19:11
栗の実
あろん
自由詩
2
12/11/5 18:32
依存症
ジュリエット
自由詩
1
12/11/5 17:54
一人も虜に出来無い”ことば”
ドクダミ五十...
自由詩
2
12/11/5 17:11
仲間だから
HAL
自由詩
6+*
12/11/5 16:37
A夢
和田カマリ
自由詩
1*
12/11/5 16:30
君へ
田園
自由詩
4*
12/11/5 16:21
知りたいと願うこと。
元親 ミッド
自由詩
7*
12/11/5 15:38
今
夏川ゆう
短歌
0
12/11/5 9:41
本と神田とジジイ
ドクダミ五十...
散文(批評...
2*
12/11/5 9:30
白いけむり
そらの珊瑚
自由詩
14*
12/11/5 9:24
秋の恋人
未有花
自由詩
12*
12/11/5 8:37
【 音 】
泡沫恋歌
自由詩
9*
12/11/5 8:32
2817
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2842
2843
2844
2845
2846
2847
2848
2849
2850
2851
2852
2853
2854
2855
2856
2857
4.67sec.