雪の綿帽子をかぶり
のっぺらぼうの顔をした
路傍の石が
こんにちは――と、僕を呼ぶ
風見鶏、青磁のそらにはばたけば南へ向かいひたすらに飛ぶ
あいうえおあなたにどれを贈ろうか曲がりくねったひらがな愛し
過ぎてゆく明日が今日を追い越 ...
ぴぃんと糸張る弓張月
北のお空は冴冴と
まるで はなうた
うたうよう
子猫は風邪をひいている
たぶんじょうりくさんのことは
あれなんだけど
でも
なんか
あれだし
とれないし
こみゅにけーしょんてきな
のが
とれないし
ほかの
おとこと
はなしてるとき
たのしそうだし
...
そんな厳粛なものではなかった
壮麗な教会のどこか枯れた香りではなく
天に召されようとする生身の横たわる部屋は
真冬でも蠅が飛び交いそうな腐臭に満ちていた
‘なにかがおかしい’と疑いながら
...
-光-
どこから光が射しても
あなたを照らしますように
-星-
星が世界を埋め尽くす理論を
感情論で解説しよう
...
なに考えているのかちっとも手応えがない仕事人間のようなふたりでも
ささやかな感情のふくらみで満足していたりするのです
したいこと、やるべきことがあるから今の暮らしをしているのだ ...
愛するとは
私の全人格をかけた戦いであり
私の躰のどこを切っても血が流れるように
私の人格のどこを切っても愛が溢れるようでなければならない
それは命の内側から人を愛するということ
ひとりの人 ...
愛されたいなんて 言えやしないや
だって僕は 愛なんて知らないし
愛ってあれだろ?
甘くて 切なくて 苦くて しょっぱくて くどくて どろどろで きらきらで 美味しいんだろ
...
真鍋かをりの
なんとか国大出て
結構学歴高いです
みたいな振る舞いには
鼻汁擦りつけたくなっちゃう一方で
そのニキビ肌にエロスを
感じるわたしは
プロアクティブに
怒りすら覚える
...
ほむら、ほむら、
ほれ、ほれ、ほうれ
こをえがけ
ほれ、ほれ、ほうれ
つみ、あがれ
ほうられ、ほむら
ほうむれ、ほむら
いざ、いざ、くだけよ
くる、 ...
自分の知っている全ての事なんて
この世界から見たら半分もないだろう
僕は今 何を知らずに生きているのか
自分にはわからない
色褪せてしまうまで
崩れ落ちるまで
見届けたかった
遠くなる影を見送り
不在を確かめたなら
踵を返し
歩きだすはずだったのに
あとからついていったのだ
見失う一歩手前の距離を保ち
二 ...
鏡のなかに
とおく落ちていった
ひとつ
ひとつの
香りのあわれさは
なりゆきを待っている
いくつもの
抜け道にあざむかれてしまう
わずかなすき間にひそむ
その
夜の筋書 ...
恋バナとスイーツのあり女正月
夫のいること忘れてて笑初
ばあちゃんの入れ歯飛び出す初笑い
誰もいない海に雨が降る
黒ずんだ絶望が死んだザリガニの匂い
こちら変態こちら変態応答願います
何処からか 懐かしい 香り
嗚呼 これは 金木犀
一年振りの逢瀬に 笑顔 ふりふり
フリルのシャツでも 着たい期待
誰ですか?
個室の香りだ なんて 言うのは!
★,。・: ...
寒い日に「寒いね」って当たり前のこと
温かくて柔らかい吐息の色でわかっているよ
降り積もった朝の霜を踏んで
砂利道の上のキャッチボール
口遊んだいつもの歌も
溜め込みすぎて漏れ出した ...
死んでしまえば
楽になるだろうか?
生きているという事は
ただ辛いだけのものだろうか?
日常は退屈で厭わしく
くだらないものだろうか?
それとも、官能と ...
悪い事をした人には
何をしてもいいのです
いじめをした人にはどんな仕打ちをしても
許されます
だって、それは『正義』なので
差別した人、悪を為した人には
ど ...
ひにひに老いて、
それから歌って、
ね、
な、
にゃんわり、ね、
な。
あららな日和ね。
心無きものに心が在れば
山彦よ
一寸先に届けて欲しゐ
音も消へた田舎の夜に
しんしんと音無き雪に音付けて
白色雑音も聴こへ無ゐあのまちへ
目まぐるしゐだけの
そして其の中で活きるあな ...
自分が確かな気がするから
詩を書きはしなかった
寝る時間しかなかったから
詩を書こうとせずにいただけだけれど
そう思わないか
自動車を手で押して
家に帰った 門塀の前
だけどネコがそ ...
世界中の塩辛い料理を
食べ歩いた結果
上が185
下が110
になってしまった
イケメン料理家コウケツアツは
今では大好きな塩ジャケも
甘塩しか食べられないので
ひと切れにつき
ご飯 ...
イメージとしては、アレか
日曜にやってる
教育テレビかなんかの
美術番組に出て
騙し絵みたいな画家について
ウンチク語るってヤツか?
それがきみの最終的な到達点か?
ウンコだな
極めて ...
仕事帰りにスーパーで きんぴらごぼうを買った
私はこのきんぴらごぼうを作ってくれた人を知らない
きんぴらごぼうを作ってくれた人も私を知らない
でも
きんぴらごぼうは美味しい
きんぴらごぼ ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
石ノ声
服部 剛
自由詩
3*
14/1/14 23:25
ひたすら
石田とわ
短歌
15*
14/1/14 23:19
凍月夜
佐東
自由詩
2
14/1/14 23:13
ねこ
a
自由詩
0
14/1/14 23:04
イルシスカー −BWV535
藤原絵理子
自由詩
5*
14/1/14 22:57
世界
自転車に乗れ...
自由詩
4
14/1/14 22:51
飄々と
鵜飼千代子
自由詩
11*
14/1/14 22:28
断片
渡辺亘
自由詩
2
14/1/14 21:58
ベイビークロッカス
愛心
自由詩
2*
14/1/14 21:53
真鍋かをりの肌
花形新次
自由詩
1
14/1/14 21:15
雪の精
千波 一也
自由詩
3
14/1/14 20:21
わからない
リィ
自由詩
1*
14/1/14 20:13
複眼
Lucy
自由詩
16*
14/1/14 19:16
水の儀
千波 一也
自由詩
3
14/1/14 13:39
恋バナとスイーツのあり女正月
北大路京介
俳句
1
14/1/14 10:50
夫のいること忘れてて笑初
〃
俳句
4
14/1/14 10:48
ばあちゃんの入れ歯飛び出す初笑い
〃
俳句
3
14/1/14 10:48
誰もいない海に雨が降る
〃
自由詩
10
14/1/14 10:47
黒ずんだ絶望が死んだザリガニの匂い
〃
自由詩
3
14/1/14 10:47
こちら変態こちら変態応答願います
〃
自由詩
7
14/1/14 10:47
誰ですか?
藤鈴呼
自由詩
2*
14/1/14 9:13
言葉のカタチ
中村 くらげ
自由詩
13*
14/1/14 8:49
僕の『生きる』
yamada...
自由詩
2
14/1/14 8:10
断罪のバット
〃
自由詩
3
14/1/14 7:59
ら、ら、ら、
チョ・ヴィン...
短歌
2
14/1/14 2:26
ニテ
ウィメンズデ...
自由詩
1
14/1/14 1:35
南仏のバスから
番田
自由詩
2
14/1/14 0:54
イケメン料理家コウケツアツ
花形新次
自由詩
1
14/1/13 23:57
俺の目標
〃
自由詩
2
14/1/13 23:34
もしかすると 生きていることは孤独じゃないかもしれない
ichiro...
自由詩
19+*
14/1/13 23:23
2410
2411
2412
2413
2414
2415
2416
2417
2418
2419
2420
2421
2422
2423
2424
2425
2426
2427
2428
2429
2430
2431
2432
2433
2434
2435
2436
2437
2438
2439
2440
2441
2442
2443
2444
2445
2446
2447
2448
2449
2450
加筆訂正:
心の中の小さな点
/
ichirou
[14/1/14 5:21]
タイトルを修正しました。
4.38sec.