自分の知っている全ての事なんて
この世界から見たら半分もないだろう
僕は今 何を知らずに生きているのか
自分にはわからない
色褪せてしまうまで
崩れ落ちるまで
見届けたかった
遠くなる影を見送り
不在を確かめたなら
踵を返し
歩きだすはずだったのに
あとからついていったのだ
見失う一歩手前の距離を保ち
二 ...
鏡のなかに
とおく落ちていった
ひとつ
ひとつの
香りのあわれさは
なりゆきを待っている

いくつもの
抜け道にあざむかれてしまう
わずかなすき間にひそむ
その
夜の筋書 ...
恋バナとスイーツのあり女正月 夫のいること忘れてて笑初 ばあちゃんの入れ歯飛び出す初笑い 誰もいない海に雨が降る 黒ずんだ絶望が死んだザリガニの匂い こちら変態こちら変態応答願います 何処からか 懐かしい 香り

嗚呼 これは 金木犀

一年振りの逢瀬に 笑顔 ふりふり
フリルのシャツでも 着たい期待

誰ですか?
個室の香りだ なんて 言うのは!

★,。・: ...
寒い日に「寒いね」って当たり前のこと
温かくて柔らかい吐息の色でわかっているよ

降り積もった朝の霜を踏んで
砂利道の上のキャッチボール

口遊んだいつもの歌も
溜め込みすぎて漏れ出した ...
死んでしまえば

楽になるだろうか?

生きているという事は

ただ辛いだけのものだろうか?

日常は退屈で厭わしく

くだらないものだろうか?

それとも、官能と ...
悪い事をした人には

何をしてもいいのです

いじめをした人にはどんな仕打ちをしても

許されます

だって、それは『正義』なので

差別した人、悪を為した人には

ど ...
 ひにひに老いて、
 それから歌って、
 ね、
 な、
 にゃんわり、ね、
 な。

 あららな日和ね。
心無きものに心が在れば
山彦よ
一寸先に届けて欲しゐ
音も消へた田舎の夜に
しんしんと音無き雪に音付けて

白色雑音も聴こへ無ゐあのまちへ
目まぐるしゐだけの
そして其の中で活きるあな ...
自分が確かな気がするから
詩を書きはしなかった
寝る時間しかなかったから
詩を書こうとせずにいただけだけれど
そう思わないか
自動車を手で押して
家に帰った 門塀の前
だけどネコがそ ...
世界中の塩辛い料理を
食べ歩いた結果
上が185
下が110
になってしまった
イケメン料理家コウケツアツは
今では大好きな塩ジャケも
甘塩しか食べられないので
ひと切れにつき
ご飯 ...
イメージとしては、アレか
日曜にやってる
教育テレビかなんかの
美術番組に出て
騙し絵みたいな画家について
ウンチク語るってヤツか?
それがきみの最終的な到達点か?
ウンコだな
極めて ...
仕事帰りにスーパーで きんぴらごぼうを買った
私はこのきんぴらごぼうを作ってくれた人を知らない
きんぴらごぼうを作ってくれた人も私を知らない
でも
きんぴらごぼうは美味しい

きんぴらごぼ ...
城に上っていく石畳に夕陽が反射する
あなたがこの瞬間を見たのはいつの頃?
使い古したカメラのフィルムに残されていた
あなたの鼓動が聞こえてくる

あなたから聞いたピヴォの名前にひかれて
日 ...
光の中にはきれいな瞬きがある
揺れながら あたためながら
どこかへ行きたい

遊びの中で分かってきた思いは強い
ただずっとそこにいることが好きだった
例えば気になることが見つかったら
考 ...
月は上弦
あの子の心も
上弦

をむきかけた狼が
月を
ひとり見あげる
厳冬

しんとした音が

しん

と、漂っている月

粉雪がふりつづく
雨上がりの夜は
月が尖る
星も尖る

その二等辺三角形の光は
柔らかい肌に
突き刺さり

闇は
切り裂かれて
足元に落ちる

影を拾おう

追いかけよう

月光を踏み散 ...
うらむってつまらない
あいつのことで頭がいっぱい

うらむってつまらない
しかいが狭くてうっとうしい

高いところへいきたいな
そこから放つうらみの気持ち
きっとぱあっと広がって
な ...
クフフッ
ボクは男の子

ママは云ったんだ
大人になったら男の子はパパに似るはずだから良かったねって

 惚れんなよ ママ

クフフッ
ボクは男の子

でもボクはママのDNAを好 ...
悲しみより圧倒的に遅い窓、電車の。
価値の違いを理解できない、爆音の。
情報を情報で重ね続ける、液晶の。
ユーモアの先端に知性が宿る、海馬の。
春風に乗る言葉たち包む、木綿の。
深い深い闇よ ...
走りだしたいのに動けない

叫びたいのに声が出ない

私の心は 殻に包まれて

奥へ奥へ遠のいていく

トンネルの闇に戸惑って

歩けずにいる子供みたいに

私の心は ...
Is it good as it is?
It is not as it is.

貴方との関係

貴方は肝心なときにごまかして

言い出せずにいる

もどかしい思 ...
時は眠る 安らかに

静かな時間を

あの人は望んでいた

過去は 亡骸を消した

あなたは あなたらしく 生きるのよ

未来は あなたを 呼んでいるわ

さぁ ...
  わたしはあなたを愛していたのだろうか
  どしゃ降りの雨のなか、傘のひとつも携えず
  空の彼方を見つめているような
  そんな気持ちだった
  あなたと居るときはいつも
  た ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
わからないリィ自由詩1*14/1/14 20:13
複眼Lucy自由詩16*14/1/14 19:16
水の儀千波 一也自由詩314/1/14 13:39
恋バナとスイーツのあり女正月北大路京介俳句114/1/14 10:50
夫のいること忘れてて笑初俳句414/1/14 10:48
ばあちゃんの入れ歯飛び出す初笑い俳句314/1/14 10:48
誰もいない海に雨が降る自由詩1014/1/14 10:47
黒ずんだ絶望が死んだザリガニの匂い自由詩314/1/14 10:47
こちら変態こちら変態応答願います自由詩714/1/14 10:47
誰ですか?藤鈴呼自由詩2*14/1/14 9:13
言葉のカタチ中村 くらげ自由詩13*14/1/14 8:49
僕の『生きる』yamada...自由詩214/1/14 8:10
断罪のバット自由詩314/1/14 7:59
ら、ら、ら、チョ・ヴィン...短歌214/1/14 2:26
ニテウィメンズデ...自由詩114/1/14 1:35
南仏のバスから番田 自由詩214/1/14 0:54
イケメン料理家コウケツアツ花形新次自由詩114/1/13 23:57
俺の目標自由詩214/1/13 23:34
もしかすると 生きていることは孤独じゃないかもしれないichiro...自由詩19+*14/1/13 23:23
ネルドヴァ  −BWV534藤原絵理子自由詩314/1/13 22:52
モンシロチョウ加藤自由詩2*14/1/13 22:33
粉雪の月草野大悟2自由詩1*14/1/13 22:29
月光を踏み散らかして。駒沢優希自由詩314/1/13 22:15
なんにもない道朧月自由詩314/1/13 22:10
ボクは男の子朝焼彩茜色自由詩13*14/1/13 21:38
とばり、左屋百色自由詩18*14/1/13 21:06
「溺死」夜月 こころ自由詩114/1/13 20:38
「Is it good as it is?」自由詩014/1/13 20:36
「未来」自由詩014/1/13 20:35
エーテル 12草野春心自由詩314/1/13 20:17

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加筆訂正:
心の中の小さな点/ichirou[14/1/14 5:21]
タイトルを修正しました。
3.65sec.