明滅を繰り返す信号
冬空の下
数光年先からの呼びかけに意識を傾ければ
聞こえる
体の奥に流れる
あつい血のながれ
「あ、星がおちた」
「ほら、また、おちた」
胸のあたり ...
私がもしも
粒子になったら
あなたのところに飛んでいこう
私が
私とわからない
でも
あなたはわかってくれる
(ご遺体の損傷がひどく
(確認にはずいぶん 時間がかかりました
(カ ...
そうそう こんな夜はないだろう
私は おえつを漏らしながら泣く
私のかたわらには夫
私の夫はテレビを見る
私のもの言わぬ夫
そうそう こんな夜はないだろう
私は おえつを漏らし泣く
...
泡沫詩人は泡沫として生涯を終えねばならない
泡と知って砕けるしか無い
積み重ねた人生のすべてを
噛み締めた苦渋を
水の泡と悟って笑うんだ
クソほどの価値もない!目眩ましの純情を殺せ! ...
僕は眠る
夢の中で 僕は
泳ぐ景色の自分を描いた
水の中で 太陽を 求めた
僕は思う そして
吹く 笛を
石ころとは手の中の音楽
手に強く 握りしめる
無力な体
そ ...
安売りのつまらないゲーム後の虚脱感欲しさに
ベビーカーいっぱいに思い出の写真を詰めて、
夜が明けるまえに街灯の少ない我が街を練り歩
く。コンビニで売ってる勃起するドリンクは老
人ホームを不夜城 ...
虹色の橋を駆け抜けて 光の川を渡る
知らないはずの懐かしいばしょ
むがむちゅうで おいしい匂い 追いかけて
...
巨乳偽装の
内部告発が後を絶たない
今日もまた
関西系列のラブホテルで
デリバリー従業員が
Aカップのショボパイを
Jカップの超巨乳と偽り
それでいて
料金は同じにしていたことが発 ...
段違い平行棒と
サーカスの空中ブランコが
一瞬にして 重なる
ふわり 浮き上がる様は
真夏の 人魚
いつもは 飛沫が お友達
たまに 渋木を 恋人にして
日々 励むの
い ...
音という大きなくくりのなかにいて 君の声だけ特別でした
もふもふとやわくてぬくい善きものがしっぽで返事 猫の縁側
履いてから捨てると決めた靴下をなぜだか今日も洗濯している
卵からひよ ...
飛びゆきし鵯の残像見知らぬ子
鵯猛るストックホルム症候群
社会の影に父
死ぬまで内緒を忘れている
見失った自分が扱いづらい
街が 色とりどりに装飾された季節
いつの間にか 心は踊り ざわざわして
気がつけば はじまりは訪れる
思いはたくさんあるけれど
うまく言葉にできなくて
伝えたい事も 話せないま ...
簡単に見えたものがどんどんそうでなくなるの
呼吸を整えてもまた喉がつまって
秋の風吹くひまわり畑の中で
あの日のサンダルでできた靴擦れをこじらせてる
夏を秋を冬を春を
もう何度も知っ ...
夏が残っているよと偽りを言って朝顔の写真を友人に見せた本当は初夏の写真なんだけどみな信じて、感慨深そうにしている いまさらこれは…と打ち明けることもできずにしまったな、と内心は罪悪感でいっぱいとなった ...
最初は無骨で地味で
冴えない靴だと思った
わずかに白い糸の縫製が丁寧であること
靴紐の穴が登山靴風に六角の鋲が打ってあってしっかりした外観なのと
黒地に白いソールのアクセントのバランスがよ ...
手紙を書こう
愛する人へ向けて
触れる度に傷つけるような
そんな接し方しか
出来なくても
言葉と空間を介してなら
紙というフィルターを通してなら
少しは、あ ...
土に還れない落ち葉は
一枚一枚
くっきりと形をとどめたまま
美しい標本のように
雨の舗道に貼りついて
幾度も
踏みしだかれ
やがて晴れた日の
風に
粉末となって
舞い上がる
べランダで
煙草を燻らせながら
空を見上げれば
今夜は
冬の星座が良く見える
風も無く
空気が澄んでいるようだ
道に迷ったら
ポラリスを探せばいいと
昔のドラマで言っていたことを ...
たたかれても 怖がられても
一日中笑顔で過ごす
他には表情が無いから
人間と同じ姿に作られて
どこで間違ったか
喜怒哀楽が有るように錯覚されて
人と遊びたいとも思わない ...
久しぶりに、いよちゃんに会ったら、前歯が1本なくなっていた。笑ったとき、いたずらっぽくみえる。
乳歯が抜けかかっていたのを、えいやっと自分で抜いてしまったらしい。それを見て母親はびっくりしたと話して ...
どれだけの人が魅了されただろう
夢と現の行き交う場所
虚構と真実が混じり合う中
僕は星と呼ばれる貴方に恋をした
毎朝七時五十分キヨスクで見掛ける君は
今週のヤングマガジンと甘すぎない菓子パンを購入する
まだ誰もいない教室で
君はグラビアに夢を見るのだろうか
もううんざりなんだろ? 少年漫画は
もううん ...
宵のうみ
ひとり佇みけむりを吐く
存在に意味があるとか
たとえば価値があるとか
そういう
思考に飽きた
水面につきが流れている
清らなかぜとともに
ああ
じゆうだ ...
責めてはいけない
倦怠を背負い 今だけと 撫でる明るめの色の心を
いつだって 怠けている訳ではない
責めてはいけない
私は今もミジンマジメで 責めようと時間を行き来する
...
あれは銀色夏生の詩であったろうと思う。
詩集を探してみたけれど見当たらないから書きようがない。
君は出典を気にするだろうから探しておく。
君が携帯のメールで「月がきれい」と送ってき ...
「夏蝉」
念仏を唱えつ逝くや 潔し 路上とて悔やまず 山野をも望まず
「バスで見かけた女の子」
セーラー服の 襟に流れるは玉石か おさげを結わう 指の小さき
光差し込むバス中で ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
星の子
タカハシイル...
自由詩
1
13/11/9 7:30
カナリアの唄
uminek...
自由詩
10*
13/11/9 7:12
私の夫
小川麻由美
自由詩
3*
13/11/9 6:20
twin
竜門勇気
自由詩
2
13/11/9 4:50
風景の心
番田
自由詩
2
13/11/9 1:22
「媚びるな、媚びろ」
宇野康平
自由詩
1
13/11/9 1:18
月夜
終
自由詩
1
13/11/9 0:14
偽装表示問題
花形新次
自由詩
1
13/11/9 0:11
いつからかしら
藤鈴呼
自由詩
5*
13/11/9 0:07
少し幸せになるおまじない
そらの珊瑚
短歌
10
13/11/9 0:07
飛びゆきし鵯の残像見知らぬ子
北大路京介
俳句
2
13/11/9 0:01
鵯猛るストックホルム症候群
〃
俳句
0
13/11/9 0:01
社会の影に父
〃
自由詩
2
13/11/9 0:00
死ぬまで内緒を忘れている
〃
自由詩
8
13/11/9 0:00
見失った自分が扱いづらい
〃
自由詩
5
13/11/8 23:59
うまく言葉にできなくて
葉月桜子
自由詩
6*
13/11/8 23:08
秋を生きる
かの
自由詩
2
13/11/8 22:38
緞帳芝居
もっぷ
携帯写真+...
6
13/11/8 20:26
靴のはなし
梅昆布茶
自由詩
11
13/11/8 20:05
手紙を書こう
まーつん
自由詩
11*
13/11/8 19:32
蝶になる日
Lucy
自由詩
24+*
13/11/8 18:57
ポラリスの彼方に
小林螢太
自由詩
9*
13/11/8 18:54
アクトロイドの愛
イナエ
自由詩
9*
13/11/8 18:46
ガラス玉遊戯
yo-yo
自由詩
10*
13/11/8 17:43
星 〜「しおん」より〜
龍九音
自由詩
1*
13/11/8 17:21
青年漫画を読むようになった君へ
北橋勇輝
自由詩
1*
13/11/8 17:21
つきが流れる
かんな
自由詩
6*
13/11/8 15:25
大丈夫
朝焼彩茜色
自由詩
13*
13/11/8 14:26
詩に関する雑文、あるいは恋文
bookof...
散文(批評...
1*
13/11/8 13:44
夏につくったいくつかの歌
〃
短歌
1*
13/11/8 13:12
2407
2408
2409
2410
2411
2412
2413
2414
2415
2416
2417
2418
2419
2420
2421
2422
2423
2424
2425
2426
2427
2428
2429
2430
2431
2432
2433
2434
2435
2436
2437
2438
2439
2440
2441
2442
2443
2444
2445
2446
2447
3.97sec.