偽の景を踏み こだまする
冬の波
なかば壊れ 凍る波
蒼のなかの緋の拍手
一から来る黒
黒から降る羽
黒い水面に
落ちる黒滴
ゆらゆらと底に立つ柱
灯 ...
天気のいい夜
寒いけど月がまんまるで
明るくて綺麗で
照らされた空の一部が
ぼんやりと群青色で
星を消す
でも見上げた空は広くて
星は沢山あった
買い物袋を片手に月夜を歩く
風は冷 ...
鉛筆で描かれた髪の毛を消す
ここにも あそこにも
描かれている
一本書き足せば笑みになり
二本書き足せば花になるが
気がつくといつも指には
水銀と涙が握られ ...
淋しさは
翼いっぱいにはらむ風
僕は
飛びたてる
だけどというより
だからこそ
明日をもしれぬ運命
なんて
何を怖がることがある
残り時間の心配なんて
いらない
...
テーブルには いちごがあった
私は食べたかったのを我慢して
クローゼットの横に体操ずわりした
パパとママはお互いを罵り合う
傷つけ合いながら 存在を否定しあう
出て行けとパパはい ...
存在する自分に怯えている
そして眠りに落ちていく毎日
どうすればいいのかを考る毎日
この目は 何かを探している
遠い国では春が訪れ
そんなことを考えている
つまらない思いがする そんな ...
*「男の子って何でできてるの?
ぼろきれやカタツムリ
子犬の尻尾
そんなものでできてるよ
女の子って何でできてるの?
砂糖やスパイス
すてきなことがら
...
卵がスウィングしている
托卵容疑の直滑降は不恰好に喉を塞ぎ
やがて破裂して口いっぱい
玻璃 瑠璃 瑪瑙 罵詈 雑言
秩序の欠如は流星し
脳裏がそっと炙り出す
片手に毬 錦の手 ...
というわけなのに、弱々しく羅列してみるだけです。敬称略式です。あしからずであります。
なんたって最果タヒ、絶対に最果タヒ!
しもつき七、未満ちゃん、魚屋スイソ、手乗川文鳥、簑田怜子、井上法子 ...
願わくは、
どうか僕より
先に死んでください
あなたの居ない絶望を
舐めるように
味わいたいのです
願わくは、
どうか僕より
不幸でいてください
あなたを幸せにする方法 ...
砂
私は砂。
水を含み、泥となって、
いつか形にならねばならない。
砂。
茫洋と昔の空を思い出す。
空はいつでも高くて、
私は不自由で。
とても自由だっ ...
生きてるって何?
私だけが生きている
私の家族だけが生きている
私の会社の社員だけが生きている
静岡県民だけが生きている
日本国民だけが生きている
アジア人だけが生きている
世界の人 ...
なんとはなしに気ぜわしい夕暮れ
劇場に向かう華やいだ人々の甲高いイタリア語
船着場に打ち寄せられたのは老いて死んだカモメ
ひたひたと岸壁を打つ波音だけの静寂
午後には特別なミサがあった
...
私が眠たいと思う時はいつも外は暗く
私が眠りから覚めると いつも外は明るい
そんな事がとても不思議だけれど、そうなる事が
決められているようでとても嫌いだった
眠たい時や目覚めの時なん ...
部屋にひかりをいれる
朝のひかりに街は黄ばんでいる
むこうに富士が朝焼けている
いつ爆発するのかを見つめている
この瞬間は永遠につづくわけではない
それはただ
過去 ...
今年最も寒い日の
いちばん大きく育っていた霜柱を
みわたす限りの霜柱を
惜しげもなく踏みつけてしまう、
ずるい。
2000M下、仰け反った夜が
静かに揺れている
さみしい、と
囁きが零れそうな唇に蓋をして
彼女は窓ガラスを
吐息で曇らせた
優しくて、優しすぎて
だか ...
小学6年生まで
おねしょをしていた
しかも左利きだ
犯罪者の経歴に
よくあることを知り
こりゃ、悪いことしないわけには
いかないなと思うようになった
しかも最近
朝、ウンコがしたくなっ ...
○
喪失 は
まとわりつくのだ!
○
おぎゃあと出現し
A 何をすべきか・・・時代からの問い
B 何がしたいのか・・・自身からの問い
C 何ができるのか・・・生存す ...
またやったギリギリセーフ切り抜けてほっと息つく懲りない私
キジを撃ちに行って来る
と犬小屋を出たまま
もう4年になる
五反田のキャバクラ「コメットさん」で
お父さんが指名したアリサちゃんが
「お願い、一回やらせて!」と懇願されて
とてもキモかった ...
「果」という字をじぃ…っと見ていたら
「田」のマスに、よっつの実が浮かんできた
「木」の下には、見えない根が巡っていた
「果」という、くだものの木の姿を現す
ひとつの漢字の幹の中に
(天 ...
陥没した心の中でくだを巻く
ある程度成長をすると
人は途端に行き詰るのか
岐路という岐路を乗り越えて
果てていくならば
出来る限り穏や ...
電気を節約するために
暖房のリモコンを
遠くに置いて
日がな布団に包まり
みの虫の姿で、本を読む。
外から帰り
しろい吐息をはく妻が
傍らに坐るので
火照った手を取り
少々疲れた ...
「軽くふれて下さい」という場所に
そっと手をあてると、自ずとドアは開いた。
人の心も、軽くふれてみようと思う。
好きだ。私はバッファロー吾郎の木村さん
が好きだ。あの笑顔、だだすべりした後の
あの笑顔がたまらなく好きだ。すこし照れ
ながらも「俺はオモロイんや、オモロイ事
を言うたんや、何も間違ってへん」 ...
140116
なんというのでしょうか
外は快晴
北国の方には嫉まれるような青空
それなのに
寒いだの風が冷たいだの
喉が痛むのだと言いたい放題
マスクが飛ぶよう ...
牡蠣飯や人質救出作戦
黴餅をくれなきゃイタズラしちゃぞ
言葉のナイフで樽から飛び出す
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
夜と街
木立 悟
自由詩
2
14/1/17 0:31
月夜
こいち
自由詩
3
14/1/17 0:26
ノート(呪い)
木立 悟
自由詩
2
14/1/17 0:24
涙袋は満タン
Lucy
自由詩
12*
14/1/17 0:23
パパとママ
葉月桜子
自由詩
9
14/1/17 0:13
どうしようもない日
番田
自由詩
2
14/1/17 0:07
1
ayame
散文(批評...
0
14/1/16 23:41
誰が卵を置いたのか
ただのみきや
自由詩
17*
14/1/16 22:54
テレビのジョンを呼ばなくても、好きな詩人の紹介くらいしてみろ ...
阿ト理恵
散文(批評...
7*
14/1/16 22:47
STARDUST
自転車に乗れ...
自由詩
2
14/1/16 22:32
砂
田園
自由詩
4*
14/1/16 22:30
地球が生きている
ichiro...
自由詩
2*
14/1/16 22:25
ラグーナ
藤原絵理子
自由詩
2
14/1/16 21:51
暗明
リィ
自由詩
0*
14/1/16 21:25
朝焼ける
吉岡ペペロ
携帯写真+...
2
14/1/16 21:18
白い朝
伊織
自由詩
3*
14/1/16 21:06
海抜
自転車に乗れ...
自由詩
1
14/1/16 21:04
プロファイリング
花形新次
自由詩
0
14/1/16 20:57
○6つ
空丸ゆらぎ
自由詩
7
14/1/16 20:54
だからダメなんだ
森川美咲
短歌
2*
14/1/16 20:14
お父さんが帰って来ない
花形新次
自由詩
0
14/1/16 19:21
いのちの文字
服部 剛
自由詩
5*
14/1/16 18:01
煙草を1本下さい
中山 マキ
自由詩
0*
14/1/16 17:52
掌の花
服部 剛
自由詩
6*
14/1/16 17:42
自動ドア
〃
自由詩
13*
14/1/16 17:30
現代詩フォーラム逆めっさ斬り2013
左屋百色
散文(批評...
6+*
14/1/16 15:05
なにか
あおば
自由詩
15*
14/1/16 14:35
牡蠣飯や人質救出作戦
北大路京介
俳句
1
14/1/16 13:09
黴餅をくれなきゃイタズラしちゃぞ
〃
俳句
1
14/1/16 13:08
言葉のナイフで樽から飛び出す
〃
自由詩
3
14/1/16 13:08
2407
2408
2409
2410
2411
2412
2413
2414
2415
2416
2417
2418
2419
2420
2421
2422
2423
2424
2425
2426
2427
2428
2429
2430
2431
2432
2433
2434
2435
2436
2437
2438
2439
2440
2441
2442
2443
2444
2445
2446
2447
8.29sec.