栗色のたてがみをなびかせ
どこまでも駆けて行く
その凛々しい姿どこまでも
草原の果て 日の昇る場所
おまえは駆ける 駆ける
休むことを知らない
この大地をどこまでも
おまえはひとり駆けて ...
蒼がふるえ 灰になり
灰がふるえ 手のひらになり
折れた蝋燭の火を護っている
時を迂回しようとして出来ぬ径
水に照らされる灯のない径
暗がりをすぎる異なる影
黒が黒 ...
先ほどから気づいているあの水の滴りは
何処から流れてくるのか
しんとした部屋にただ流れ続ける
Cの音の繰り返し
水道管のなかを流れる
貧相なうつくしい靴音
小川か、ドブか
裏町の溝か、
...
大学を出たあと、私は郷里に帰り塾講師として働いていた。郷里は自然の風景が多分に残っている田舎町であり、私の家もまた自然に取り囲まれていた。朝、鳥たちの声と影を庭に認めながら、朝陽を浴びた庭木の輝きに緩 ...
竹はしなる
そして折れる
金属はしなる
そして曲がる
矢の
1本は
3本より
しなりやすく
折れやすい
JIS1級金尺の
1本は
3本より
しなりやすく
曲がりや ...
闇をまとって
防御する
この暗がりが
空間を固める
光に洗われ
裸になる
この明るさが
眼を突き刺す
カーテンを引く
その閉塞の重みに
濃くなる心身の密度
窓 ...
ハッピーニューイヤーは
死にたいんじゃなくて自分を殺したかった
ダッチワイフに抱きしめられて
愚痴ならいつまでも並べられるからエレキギターを抱き寄せオナニー(非恋人、普遍 ...
ほしぼしが受肉される了解を得て、ぼくらは彗星のパラグラフをひもとくまでの一刹那を、あやめいた海の凪ぎにまかされ集中する夜光と砂浜を、待っているだろう。
彗
星はお
ち
ここは ...
ことしもあたらしいかなしみがやってくる
それでいいのだと思う
ことしも友が去ってゆく
それはしょうがないこと
遠慮なく時は過ぎひともかわる
すべてをうけいれてはいられない
僕の ...
線路のレールのうえを、落っこちないように両手でバランスを取りながら、歩いている。
そのまま振り返って、「どう、上手いでしょ?」なんて誰かに言ってみたいが、あいにく私
はひとりだ。私 ...
ペンを取る鉛筆立ての中は空っぽ
ノートの上でぼんやりと何かを考えている
鉛筆のないテーブル 蝶の舞う緑色の庭のすみっこで
一人でいたら 生きる者はすぐに死ぬのかも知れない
一人で詩の言葉を書 ...
金木犀の香りは
砂漠の夜を連想させる
闇に光る 強く…
沈丁花は雨上がり
桜は都の盛衰
だから
古今の東西を問わず
桜の木の下には
屍がごろごろしている事になっている
...
意味不明な場所で会うんだよ
真っ白な怒りの板に
悔いを食ませ
流れた燐のほとばしりとは
ついさっきまで
この身体だったもの
としたらかすかな
ほんのわずかな瞬きで
吹きすさぶいまの ...
だれが言うんでもないが
晃は一年前に死んだんだと
なんども響く声・・・・・・のようなモノ
に惹かれてここに来たけれど
来たけれど
の
美しさを孕むことは
僕ら男には・・・・・・孕めな ...
深い森の中
ダンサーは
柔らかく しなり
五感を開放して
踊りながら 問いかける
古代の森が醸す
気高く
人を受け入れることの無い
重い気配
人という種の 居場所 ...
占い師に
あなた成功するけれど
お金は貯まらないよと
言われたとき
女房が後ろで
ほくそ笑んでいた
貯まらない理由を
知っているとばかりに
ちなみに
その占い師
2014年は
...
二の腕の柔らかい部分を少し、
千切るようなさようなら。
そんなに困らないし、忘れることも増えるだろうと
言われるし そう思っても
あってもなくても良いものは
それが失われた瞬間、 ...
じゅうたんをほどいてゆく
いろとりどりの糸があらわれる
つむがれていた星々の
ものがたりがきえていった
糸をほどく
きぬの生まれでた
まゆにもどってゆく
蛾のはいた
むすびめのない ...
この心を縛っているのは?
価値観か。
世間体という感情のようなもの
顔面蒼白で立ち尽くす日がある
泣き崩れて動けない日がある
嗚咽が止まらない日がある
記憶なんてなくなればいい ...
つまびく。
つまびく。
とおい音がする。
海辺の砂の、さらさらという音にも似ていて、
夕闇の中、季節外れの蝉が最期の力でうたう音にも似ていて、
それでい ...
ほうぼうでにぎやかな幸せがとびかっている
それは日々繰り返す営みを重ねているから
苦労しらずの赤ん坊
いや違う
産まれてはじめて君が行ったのは
泣くことだったね
なあ
君は愛を見 ...
からの冬
陽光がふりそそぐ
あたらしい年
からの冬が
こたつを引きずり出して
わたしの足をつかまえる
春になってたまるかと
過去のわたしが追いす ...
道が続いていて
どこまでだろうと
考えていると
いつの間にか
夕方になっていて
どこかで何かがあったのだろうと
思っていると
僕は死んでいたんだ
道の真ん中
誰もいないそこで
...
耳に痛い言葉ほど
真に有益なものはない
されど大人になるにつれ
それらは耳に突き刺さり
受け入れ難いものになる
情けないやら
呆れるやら
ソイネ屋でオプションつけて寝正月
ストリップを初神楽だと言いはった
をけら火でハートではなく火薬をドン
お祭りの絵にひとりぼっちがいない
幸せ踏みはずし夜がながい
かわいくなりそこねた女のシタが短い
日付順文書リスト
タイトル
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カテゴリ
Point
日付
馬
未有花
自由詩
23*
14/1/3 12:35
夜と冬
木立 悟
自由詩
3
14/1/3 11:17
Cの音
白雨
自由詩
3
14/1/3 11:05
時間
葉leaf
自由詩
5
14/1/3 10:49
しなること 折れること 曲がること
ichiro...
自由詩
5*
14/1/3 8:05
闇と光とこの心身と
シホ.N
自由詩
1*
14/1/3 6:41
ニューイヤールーム
末下りょう
自由詩
2
14/1/3 5:08
きらきら海
鯉
自由詩
2
14/1/3 4:15
ぱたぱた
梅昆布茶
自由詩
21
14/1/3 3:46
二十代
岩下こずえ
散文(批評...
3
14/1/3 3:26
凧の無い空
番田
自由詩
3
14/1/3 2:18
闇に光る。
駒沢優希
自由詩
2
14/1/2 23:52
磁場、光
平井容子
自由詩
7
14/1/2 23:46
遙かにイイ
草野大悟2
自由詩
0*
14/1/2 23:45
ダンサー
いねむり猫
自由詩
1
14/1/2 23:32
占い
花形新次
自由詩
0
14/1/2 23:17
怪我に似たもの
ap
自由詩
3
14/1/2 22:42
機織り
そらの珊瑚
自由詩
17*
14/1/2 20:58
ご褒美をください。
まきちぇり
自由詩
2
14/1/2 20:43
つまびく。
田園
自由詩
10*
14/1/2 18:30
小さき魂
〃
自由詩
1
14/1/2 17:04
からの冬
〃
自由詩
2
14/1/2 17:03
phoenix
opus
自由詩
0
14/1/2 16:03
お説教
hiroto...
自由詩
3*
14/1/2 15:57
ソイネ屋でオプションつけて寝正月
北大路京介
俳句
2
14/1/2 14:18
ストリップを初神楽だと言いはった
〃
俳句
3
14/1/2 14:18
をけら火でハートではなく火薬をドン
〃
俳句
0
14/1/2 14:18
お祭りの絵にひとりぼっちがいない
〃
自由詩
3
14/1/2 14:17
幸せ踏みはずし夜がながい
〃
自由詩
1
14/1/2 14:16
かわいくなりそこねた女のシタが短い
〃
自由詩
1
14/1/2 14:16
2422
2423
2424
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2430
2431
2432
2433
2434
2435
2436
2437
2438
2439
2440
2441
2442
2443
2444
2445
2446
2447
2448
2449
2450
2451
2452
2453
2454
2455
2456
2457
2458
2459
2460
2461
2462
6.27sec.