讃岐うどんを
食べ歩きすると言ったまま消えた
ペンシルベニア州出身
角田勲(48)が
セルフの店を出し
味の良さから
うどんの神様と呼ばれているとの
情報を入手した
妻ジャクリーン角田 ...
忘れている何かの先に
頭の狂ったマンドリン弾きが
丘の上に座ってじっと
坂の下を見ている。
その男の着ているコートは
薄茶色のバックスキン
しかも、足元は合成皮革のハッシュパピー
...
空は言う
イタイ イタイ イタイ
土は言う
オモイ オモイ オモイ
水は言う
クルシイ クルシイ クルシイ
風は無言で、木々はうつむく
人は言う
すごい すごい すごい
人は ...
寝室の窓の外で
また今夜も
切れかかった街灯が
青白い点滅を繰り返す
この世に未練があるのか
ただ惚けてしまったのか
それとも
死二ユク前のあがきなのだろうか
今夜も
わたしの静 ...
どんなに騒いでいても
静かに眠っていても
来るものはくるのだ
小川一本の県境
だからといって
天候が
変わるわけでもないのに
天気予報は変わる
水の性質が ...
コロコロ ゴトゴト
コロコロ ゴトゴト
車のドアポケットの小石が
今日も小言を言う
夏休み
娘が海岸で拾った
薄緑色の小石が
車のドアポケットで
今日も小言を言う
アクセ ...
一隅の小草のいのちわが道なるぞ
淡くもふかき雨のはざまに
蒼くおぼめく記憶の収斂
薄き陽にいはけなき夢
ほの見ゆる永劫の影
太初よりかくもありしか
秋晴の水晶のうれひ
やさ心かすかささやき
...
時雨ふる鳥羽のわたりに駒とめて
うき身のほどをいかにとぞする
唐衣涙にそむる袖しぼり
深草のさと時雨ふるなり
返りごとなきぞかなしきね覚めかな
逢坂山に霰降るらし
砧う ...
いつも思い浮かぶのは遠くにある街だ
帰り道を探していた気がする 僕は
見えるものに何だと思わされた
いること自体が わからなかった 君が
時折 何だろうと思う
壊された瞬間がある ...
いつか煙突みたいだと言われたような
紫煙に囲まれた部屋で
背中にくっついたソファの表面を剥がしながら起きる
いらいらしたりそわそわしたり
なぜこのようないったりきたりを繰り返さねば ...
合コンで虫の話や年の暮
ジョン・ケージのあの曲ばかりクリスマス
手のひらに橙ひとつ五重塔
チェルノブイリから3年
こんどは火山の塵埃で
真っ赤っかの夕焼け世界
バブルと呼ばれた片隅で
愛も消費税も知らない
オレに吹いていた風とは
氷河期なんか来るもの ...
地獄に君がいない
アホカト ちがう
アボカト ちがう
アホガト ちがう
アホカド ちがう
ア゛ホカト ちがう
ア゛ボガド ちかい
(明日世界が終わっても) #pw冬組
ドミノ倒しのように難しい言葉から滅び始める。
ひび割れた空から失われた声が漏れ、
抱えた純粋が白い息となって冬に紛れる。
花は色を失い、太陽は光を失った。
ああ
おなかはすく
...
空気のかけらが
蜘蛛と遊ぶ
羽根のむこうの星
巨きな双つの白い影
空から地を見つめつづける
花がひたいに触れ
夜と話す
窓と壁は消え
ひたいだけが熱い
遠 ...
漠然とした倦怠感。
終わりゆく夕陽を見つめ
今日を悔いながら
眩しかった昨日を懐かしむ。
少し深い方をみれば
生き生きと今日を抱きしめている人々がいる。
絶望を噛んでいる場合じゃ ...
埠頭には、柔らかな潮風の敷布が行儀よく掛けられて
その何処かにはカモメたちの鳴き声が隠れている
物欲しげで それでいてひどく退屈そうな
女たちのことがふいに彼の気にかかる ...
姿は見えず
言葉を伝え
物を破壊し
美しい歌を運ぶ
空気中で秒速344メートル
水の中は秒速1500メートル
鋼鉄の中は秒速5000メートル
堅い環境の中程速いスピードで突っ走る ...
閏が来るたびに先延ばしのかなしみがある
一日の重さが微差とはとても思えないほどの
骨には痛みを伴って、こんな冬の日
そとの曇り空の下へ行ってみようか
たとえば、
あの児童遊園
ブランコ ...
重さに耐えかねるチャイコフスキーが
大理石像を床に投げる
放物線を点線で書き加える
それは陳列された博物誌で
ガラスケースが優美な眠りを誘う
このチャイコフスキーは一冊の書物に過ぎぬ
書物 ...
あと二日で暦の捨て子となります
アラームをセットして
歎いてみようかな、なんて
過剰に期待しながらいま
ケータイを握りしめています
きのうは一つだけの鍵でしか開かない
ここに看護師さん ...
百葉箱のなかに置かれているのは 古めかしい爆撃機の模型である
縞状になった日の出の薄明は その謙虚な空間へも差し込まれる
若がえっていくのか年老いていくのか それは定かではない ...
サハリン、遥かなる樺太の記憶。
サハリン、北海道の北にある島だ。戦前そこは日本領で樺太と呼ばれていた。
宮沢賢治があの銀河鉄道の夜を着想したところでもある。
サハリンは北海道と同じくらいの面積で ...
コートの袖に去年がついていたの
で振りほどき
目の前を続けるの
です
名前のない雨が一粒一粒
ざあざあと集団自殺すれば
水槽から濁った冬があふれだす
私は言葉を投げつけたの
に水面には ...
命のないものに補償があって
生きてる私達には何の保証も無いなんて
もし私が壊れたらどうするのよ
花言葉は知らない
知らないで選びました
ほかには浮かばなかった
記憶のなかでそれは相応しく
焼べられて、もう
枯れることのない思い出となって
ひとり泣くだけの十二月に
その棘すらもい ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
四国の黙示録
花形新次
自由詩
2
13/12/27 17:22
うけいか
……とある蛙
自由詩
5*
13/12/27 12:33
高層マンション
uri_ka...
自由詩
2
13/12/27 10:43
死二ゾコナイ
そらの珊瑚
自由詩
17*
13/12/27 9:29
越年
イナエ
自由詩
17*
13/12/27 8:56
小石の小言
ichiro...
自由詩
11*
13/12/27 7:52
いのち
織部桐二郎
俳句
0
13/12/27 4:52
秋憶
〃
自由詩
0
13/12/27 4:31
玲玉詠草
〃
短歌
0
13/12/27 3:44
詩に書かれた詩
番田
自由詩
2
13/12/27 2:37
眠魚より
カマキリ
自由詩
2
13/12/26 23:56
合コンで虫の話や年の暮
北大路京介
俳句
4
13/12/26 22:27
ジョン・ケージのあの曲ばかりクリスマス
〃
俳句
2*
13/12/26 22:27
手のひらに橙ひとつ五重塔
〃
俳句
3
13/12/26 22:27
母なき時代の子守歌たち
吉岡ペペロ
自由詩
1
13/12/26 22:26
地獄に君がいない
北大路京介
自由詩
4
13/12/26 22:25
(明日世界が終わっても) アボカドVersion #pw冬 ...
〃
自由詩
3
13/12/26 22:25
(明日世界が終わっても) #pw冬組
〃
自由詩
6
13/12/26 22:24
ひとつ ひとり
木立 悟
自由詩
2
13/12/26 22:04
黒い 黒い 果てしなさ
komase...
自由詩
4*
13/12/26 21:51
エーテル 4
草野春心
自由詩
1
13/12/26 18:03
音のように
ichiro...
自由詩
8*
13/12/26 17:47
雑記 2013.12.26
もっぷ
自由詩
4*
13/12/26 17:36
交響曲傾聴
白雨
自由詩
1
13/12/26 15:02
BGM
もっぷ
自由詩
2*
13/12/26 15:01
エーテル 3
草野春心
自由詩
2
13/12/26 14:34
サハリン
ガンジー
自由詩
1
13/12/26 14:18
365+1
左屋百色
自由詩
9*
13/12/26 14:17
保証
リィ
自由詩
1*
13/12/26 13:05
花言葉は知らない
もっぷ
自由詩
2*
13/12/26 12:06
2428
2429
2430
2431
2432
2433
2434
2435
2436
2437
2438
2439
2440
2441
2442
2443
2444
2445
2446
2447
2448
2449
2450
2451
2452
2453
2454
2455
2456
2457
2458
2459
2460
2461
2462
2463
2464
2465
2466
2467
2468
加筆訂正:
音のように
/
ichirou
[13/12/27 7:05]
一部修正しました。
6.36sec.