雷鳴の 母屋で人形をつかって話す
をんなたちのわらい声の
おおきい波 小さい波と
宴の忘れられた花として
ほこりをかぶった酒瓶がふたつ
影を曳いている
あやつり あやつられる会話
...
お母さんが少女になった
僕は大人になった
庭に種を植えよう
お母さんの好きな向日葵が
今年の夏に咲くように
沢山沢山植えよう
種が沢山落ちて
再来年にはきっともっともっと咲くから
二 ...
カーリング
そうじや、そうじや
カーリング
おばちゃんばっかや
カーリング
ねむてえなあ
ああ、ねむてえなあ
ねむてえなあ
このまんま木になってしま ...
ドラム缶に500円玉が
やっと入る穴が開いている
Amazonで買った貯金箱が届いた
今日から小銭で2億円貯める
将来の夢はハリウッドになることです
いいえ、ハリウッドスターではない ...
記憶にはもう無い日々が朝焼けの目眩の底に浮かんで消えた
重たい道路のざらつきを
コルクのタイヤで拾う時
揺れてぶれて
あなたは
この街のゴーストになる
気をつけないと
左に
教習場で習ったとおりに
左に
自然に寄ってしまうから
縁石 ...
いちばん最初についた嘘は
「ぼくはぬすんでない」だった
そこから始まるドミノ倒し
躓きなんてそんなものだ
大きな嘘に小さな嘘
許される嘘と許されぬ嘘
嘘で生きている奴らと
嘘に生 ...
肉汁が 溢れ出す
染み出した 幾つもの ワイン色の液体を 眺めながら
これが 硝子に注がれたモノで
目の前に チーズの燻製なんかが有って…
いや ちょっと待て
妄想を ...
カップルの女の足を見る
自分も「 つ が い 」と思うと
飛べない鳥
かれらのつまらない表情と
同じくらいつまらない私は
{ルビモノ=カネ}と幸せを
両天秤にかけて ...
2014年一月某日、娘が去年一年間ほぼ毎日日記を書いたと言う。「へーすごいね」と褒めたあと、中学生は毎日日記に記すような出来事があるんだろうとなかばうらやましくなって聞くと「そんなわけないじゃん。な ...
冬は果樹農家にとって農閑期ではない。冬は、古くなった果樹を伐り倒したり、新しく果樹を植えたりする季節でもあるし、剪定の季節でもある。だから、伐り倒された樹を運んで薪として使用するために割る作業 ...
夜を分ける汽車が来て
雨の端を轢いてゆく
描きかけの絵が
窓のそばで震える
水たまりの空が
雨を見つめる
現われては消える
影を見つめる
空のすべての鐘が鳴 ...
うつくしく帰れ、と
はかない願いを込めた
ささやかな窓辺は
永遠に失われない
ただし、代償はある
例えばそれは
老いる瞳
例えばそれは
老いる瞳の中の
いつわらざる面 ...
よそ者が星はみえずと軽く言う夜空に星を見出すゆうべ
一月の最後のララバイは雨の歌
戸惑ったままに眠りなさいと
優しくリフレイン
ほんの傍はみえなくて
忘れられた君はでもまだ居てくれる
帰る場所はここなんだよと
人間でいられるうちに満 ...
言葉が私の代わりに
私の胸の内を明かしてくれた
画家にとっては色彩が
音楽家にとっては音楽が
おそらくは『それ』に当たるのだろう
私が話し出す前に
言葉が私の胸 ...
次女の髪を梳いた櫛に付着していた
薄茶のフケのようなもの
それが動いた!
二ミリにも満たない生物が
私に与えた衝撃
一体どこでうつされたのか?
GHQが散布した白い粉によって
やつらは絶 ...
その日は仕事仲間とメシを食い、それからキャバクラとガールズバーをハシゴして解散した。帰るにはまだ時間は浅く、テキトーに飲めそうな店に入ってみた。コートを着たままカウンターに座りメニューに目を通して ...
ここ一番の危機感は
一日のうちに、何度かやってくる・・・・。
気づかぬうちに、通り過ぎるだけで・・・・。。。
電話を取り/幾度も怒られ
気がついたら
平気なものも増えた・ ...
君のつけた傷跡に、熱のような冷徹さで焼き付けてしまおう。
痺れる痛みが駆け巡り、完治するまで止めどなく、どうしようもなく、甘美で。
きがついたら、再発してしまう、性質の悪い感染症。
その苦しさは ...
武蔵関の片隅で
鳥に姿を変えた白紙が舞う・・・・。
ただそれは、意思を持つように
声と言葉を持ち始めた・・・・。
一枚の白紙は
互いに交差をし
決して妥協も無く
...
つまらないということで
ふさぎ込んだり
止まったりする意味は無い・・・・。
面白いって何?
と、聞かれても
答えることも出来ない・・・・。
その一方で
面白い ...
巻き寿司でポッキーゲームをする写真嫁に知られる前に買い取り
牛丼を食べてからしか寿司屋には連れて行ってはもらえぬ我が家
テキトーななぐさめだけど寒紅梅
虫歯を気合で治そうとしている
食べ終えてからおしぼりに気づいた
ご先祖様のため息が聞こえた
歩いていく道に誰かの姿がうかぶ。誰もが、しばらくして消えた。僕は続く草いきれの中を歩く。遠くに昔通っていた学校が姿をあらわす。僕は日々いじめられていたのだと、唇を噛みしめる。演劇の役者が思い出され ...
真っ白だった
セーラー服着てた私と
頭ひとつぶん背が高い先輩
雪の日
相合い傘で歩いた
風は冷たかったはずだけど
頬が熱くて困ってた
一度も好きと言われなかったけど
だ ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
むかえにゆく
川津 望
自由詩
3
14/1/31 22:40
お母さんと僕
こいち
自由詩
4
14/1/31 22:25
ねむてえなあ
吉岡ペペロ
自由詩
0
14/1/31 21:40
2億円貯金箱
花形新次
自由詩
0
14/1/31 20:59
記憶にはもう
駒沢優希
短歌
3
14/1/31 19:50
ゴースト
和田カマリ
自由詩
1*
14/1/31 19:04
ライアーの娘
无
自由詩
5
14/1/31 15:24
まつたけフォーク
藤鈴呼
自由詩
0*
14/1/31 15:09
飛べない鳥
はなおうぎ
自由詩
0*
14/1/31 12:32
夜更けの紙相撲・2014.1.
そらの珊瑚
散文(批評...
8
14/1/31 11:44
均衡
葉leaf
自由詩
3
14/1/31 11:29
冬へ 冬へ
木立 悟
自由詩
3
14/1/31 9:24
伝書鳩
千波 一也
自由詩
2
14/1/31 7:54
≡☆
もっぷ
短歌
3*
14/1/31 6:05
満天
〃
自由詩
3
14/1/31 5:59
詩人の誕生
yamada...
自由詩
2
14/1/31 5:59
ミクロの脅威 マクロの奇跡
夏美かをる
自由詩
22*
14/1/31 4:47
コップ
末下りょう
散文(批評...
0
14/1/31 2:43
びびり!
梓ゆい
自由詩
0
14/1/31 2:25
液体窒素
笹子ゆら
自由詩
2
14/1/31 2:18
無題
梓ゆい
自由詩
0
14/1/31 1:54
暮らしの窓辺
〃
自由詩
0
14/1/31 1:34
巻き寿司でポッキーゲームをする写真嫁に知られる前に買い取り
北大路京介
短歌
2
14/1/31 1:23
牛丼を食べてからしか寿司屋には連れて行ってはもらえぬ我が家
〃
短歌
2
14/1/31 1:23
テキトーななぐさめだけど寒紅梅
〃
俳句
1
14/1/31 1:22
虫歯を気合で治そうとしている
〃
自由詩
7
14/1/31 1:21
食べ終えてからおしぼりに気づいた
〃
自由詩
5
14/1/31 1:21
ご先祖様のため息が聞こえた
〃
自由詩
4
14/1/31 1:21
今日ナイキのスニーカー
番田
自由詩
0
14/1/31 1:07
真っ白
森川美咲
自由詩
1*
14/1/31 0:55
2390
2391
2392
2393
2394
2395
2396
2397
2398
2399
2400
2401
2402
2403
2404
2405
2406
2407
2408
2409
2410
2411
2412
2413
2414
2415
2416
2417
2418
2419
2420
2421
2422
2423
2424
2425
2426
2427
2428
2429
2430
加筆訂正:
ミクロの脅威 マクロの奇跡
/
夏美かをる
[14/1/31 15:07]
再びラスト、及び第5連を少々変えました。それに伴い、タイトルもまた変えました。済みません。
ミクロの脅威 マクロの奇跡
/
夏美かをる
[14/1/31 6:00]
ラストを変えたのに合わせてタイトルも変えました。
ミクロの脅威 マクロの奇跡
/
夏美かをる
[14/1/31 5:47]
ラスト変えました。既にポイント入れて下さった方、済みません。
4.3sec.