緩やかな曲線を
描くように
聴く音楽は
love song

まるで水彩画を
描くように
創る詩は
love Poetry

画面を見つめ
素直に描く
伝える言葉は
I lo ...
横たわる死者の耳は、空いている。
薄ら目を、開いている。
顎を天に上げつつ
何か、ものを云おうとしている。

力強い耳朶から
渦巻いてゆく鼓膜へ
吸いこまれそうに視る、僕は

鼓膜の ...
去年は勤労感謝の日だった
今年は勤労感謝の日を土曜に控えた週の
日曜日だったので
特に勤労を意識はしなかったが
去年は競技場に行くまでに迷ったから
今年は入口まで迷わず行けてよかった

...
フランクルの「夜と霧」の頁を閉じた後
卓上のプラスティックのケースにぎっしり入った
何本もの砂糖達の、頭部に
強制収容所につれ去られる人々の
血の失せた顔が一瞬、浮かんで見えた――

両親 ...
みんな昔はサルだったと
自分で自分を慰めて
路地裏を抜けたところにある
月のよく見える広場から
積木でできたビル街を
にらみつけた
雲のはやい夜


笑わない神さまが作り上げた
ウ ...
あんがいね
すっきりしているんだ

ずっとわだかまりだった
何がいけなかったのか
手繰っても
たたみなおしても
「もう一度」と
組み合ってもらえなかった
正解のないわたし ...
おばあちゃんの メガネ
くるくる 飛んだ

せんたっきの なかで
くるくる まわる

手離した 気持ちは
楽しいのか
哀しいのか

手放した 記憶は
寂しいのか
苦しいのか ...
       そのとき、
       とおくがみたいと
       そうおもった

       朝と夜のはざまで
       そのひとは背中を向けていた
       けむ ...
逗子市の非公認ゆるキャラだが
慎太郎カットの
おっちゃんが
頭に三崎のマグロを載せて
コンベアで
グルグル回転しながら
気持ち悪くなって
ゲロを吐くという
ゆるいどころか
どちらかと ...
昨日
えびを袋詰めにして帰った

今日
生きているのはわたしだけ
そんな
圧倒的なわたしの
優勢がくりひろげられている日々
さびしい土地で同居しかけたえびをも
殲滅させるくら ...
いつもカメラにフィルムを入れずに
写真を撮るのは
大切な一瞬の
記録を拒絶しているから

それでもシャッターを切るのは
シャッター音とともに
大切な一瞬を自分の記憶に深く刻むため

...
渇いた水平線を望むとき、心は無風であった。出港を告げる汽笛が
鳴る朝、母は死んだ。小刻みに震える手を抑え、器から水は溢れて
袖を汚した。

街の商船の出港に沸く騒ぎに片耳を塞いで、昨日の残り物 ...
幸福は宣言してしまう 言葉ではなく笑顔で 先手必勝


残酷さを楽しむ 見ないふりをする やさしいふりをする どれにする?


幸せを守るため 顔を背けている 幸せが幸せでなくな ...
冬の子どもたちが
落ち葉のマントを纏って
手をつなぎ
かごめかごめをしている

誰かが
あっちだ
と言って走り出すと
手をつないだままで
一斉に駆け出していく

遅れた子を 心配 ...
青空は生物の息ではないかしら
すてきというまえのうっとりとした
それから
ミルクの入ったガラスのコップをおとして
わってしまった時の悲しみのしみる
それからまた
ごちそうさまという ...
妖しく燃え立つ大地の
白く輝ける夜更けに
 残忍な、
神々の祝祭が終わると、

廃墟に零れた
紅い 涙の滴りを吸って
 一輪の、
ことばの花が咲いた

その名は、わたしたち
生け ...
窮屈な心解放させる朝平日の波に揉まれた体

夏だけど雪が降る夢見せられた熱帯夜から抜け出すために

透明な夏でも明日は不透明明日のことは何も見えない

日曜日時の流れは遅くなる君と過ごせば ...
軽薄さはサヴァンナへ駆けだした
あっけにとられて僕たちは
雪の結晶を見失う
とか

頑張っているなあ、と久しぶりに
自分の教え子の近況に触れて
自分も頑張っているよと
伝えたいけれど無 ...
ゆっくりと冷えていく
原子炉の中で
何が起こっているか
誰か知らないか

原子炉建屋の中で
作業する人達の
悲劇を誰か知らないか

家に帰れない人達の
悲劇を誰か知らないか

...
灰色の水晶の夜。空から降り雪ぎ始める蒼い光線。中空で金色の風を纏って、低空の海へ今、
音もなく落ち続ける。完全に凍りついた街で、見渡すことの出来る全ての白が、燃え上がっ
て、高みから、月の波の光が ...
叫ぶことには理由はつけられない、それが真理に近ければ近い分だけ構造は複雑化していく、考えちゃいけない、頭で何とかしようなんて思っちゃいけない、そんな思案をしている間に果てしない遠くまで離れ ... ラグビーの薬缶の水や鴨嘴 小春日や非課税になる交際費 小春日の碁盤の広さ木の香り すんげぇ綺麗なエキストラがいる 爪を噛んで捨てたところで殺人事件が起きた ざまあみろの顔を練習している 山道は
うつらうつらと 川のように曲がりくねり
日差しが 折り紙の 折り目のよう
知識の折りたたまれた場所に
潤うしい硯の前に 座ろう



花は、テーブルにひとつあれば いい ...
ボールの話をします
丸いボールの話です

私はボールを投げる人です
いいえ
投げる人になりたいのです

腕を振って
腰をひねって
手首を返して
ボールを投げます

たくさんのひ ...
 
この雨ときたら、どうだろう

わたしたちときたら、どうだろう

ねぇ、どうだろう



 
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
描くムウ自由詩213/11/25 23:25
呼び声ー高村光太郎展にてー  服部 剛自由詩513/11/25 23:20
ラグビー観戦ⅡN.K.自由詩1*13/11/25 23:09
恐ろしい夢  服部 剛自由詩713/11/25 23:09
ストーリーテラー八布自由詩213/11/25 22:38
あんがいね鵜飼千代子自由詩15*13/11/25 21:43
ロンギング 航海藤鈴呼自由詩3*13/11/25 21:07
とおくへ石田とわ自由詩11*13/11/25 20:24
回転ズシ花形新次自由詩113/11/25 19:39
えび料理遙洋自由詩7*13/11/25 18:28
あなたがわたしを拒絶しないと信じたいからichiro...自由詩8*13/11/25 16:36
「関係のない舟」宇野康平自由詩213/11/25 15:42
袋小路深水遊脚短歌3*13/11/25 14:47
校庭Lucy自由詩24*13/11/25 14:37
こしごえ自由詩6*13/11/25 13:21
わたしたち ★atsuch...自由詩7*13/11/25 12:25
窮屈な心夏川ゆう短歌113/11/25 7:44
ですよな瀬崎 虎彦自由詩113/11/25 3:21
_渡辺亘自由詩213/11/25 3:18
露光線hatena自由詩113/11/25 1:50
高速回転は余計なものを弾き飛ばしていくホロウ・シカ...自由詩3*13/11/25 0:54
ラグビーの薬缶の水や鴨嘴北大路京介俳句113/11/24 23:55
小春日や非課税になる交際費俳句213/11/24 23:55
小春日の碁盤の広さ木の香り俳句213/11/24 23:54
すんげぇ綺麗なエキストラがいる自由詩513/11/24 23:53
爪を噛んで捨てたところで殺人事件が起きた自由詩313/11/24 23:53
ざまあみろの顔を練習している自由詩513/11/24 23:53
消えるには少し速いるるりら自由詩19*13/11/24 23:42
ボール木屋 亞万自由詩4*13/11/24 23:42
どうだろう殿上 童自由詩12*13/11/24 23:30

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加筆訂正:
わたしたち ★/atsuchan69[13/11/25 15:54]
また即興で書いたので訂正だらけ。
4.36sec.