硝子板の上の小さな池で
草履虫が草履虫を食べる
部屋には誰もいない
かすかに染み付いた酢酸臭がする
壁には飛び散った硝酸銀の痕跡
古代の半島を描いている
午前11時の憂鬱
あたし ...
わたしのとういところをみぞれがながれていった
かこがかこらしいままかせきになり
結晶とわたしが
まったくおんなじそんざいになった
いつかひかるものとしてあつかわれる
幻の火にてらされ ...
もし よかったら
分けてくれませんか
眠らずに見るあなたの夢を
怒りを
悲しみを
もし よかったら
分けてくれませんか
翼を閉じた時
やってくる絶望を
未練を
空しさを
...
シグレタ
3月に降り始めた雨が、三年たった今もやまない。ザァザァが続く。土は流れることに疲れたのか、ずっと海の底で静かに暮らしている。大陸は削れない岩の塊、所々にある隙間は、大きく大きい。人が入 ...
さよならを受け取る代わりに
ひとつだけわたしにください
あなたの命を
一通りあなたがくれた言葉たち
ほんとの意味は
辞書には載らない
いつまでの約束でしたか
...
吐く息の白さを
何度も確かめることに
慣れてしまって
あなたのいない夜に
泣くことも、
もうない
だって世界は進んでいて
あたしの上にも
朝が降りてくることを知ったから
...
都市に吸い寄せられ
消えていく
山奥の村
恋だったから
踏まれても
壊れても
染められ
私を失って
沈んでいこう
柔らかな陽射しと緑の風を抱いて
いつか
私の ...
しぃんと静まった夕暮れ
雪を踏むようにゆっくり歩く
音もなくすれ違い、走り去っていく景色
誰も私の中で息づいていないように、
今、
私は誰の中にも息づいていないように思う
気道を広 ...
案外
やさしいことだろう
冬のおわりを思うのも
春のたよりを受けるのも
案外
やさしいことだろう
夏のかげりを思うのも
秋のかたりを受けるのも
案外
やさ ...
笑われても
無視されても
ぽきぽき折れるばかりだった自尊心を
つっかい棒に
ただ適応することを
拒んだ
育っていけない子どもとして
倒れるために
長い間待った
ふるさとが沈む ...
-分かったこと-
漸く 分かった
「ようやく」
この 漢字を
いさぎよく、とでも
読みたくなるような
感覚と ともに
要約すれば 良かったんだね
演 ...
昔、ちょうど今くらいの季節だったかな。
クラスに石川っていうのがいてね。嫌な奴でさ。
ちょっと小太りで、狡賢くて。
運動は苦手だったんけど、
人を馬鹿にして笑いをとるような奴だったんだ ...
{引用=
わた し は ねこ だ
な まえは ま だ ない
}
殺伐とした空気が支配する部屋で、
きみは子猫に名前を付けようとしている。
子猫が産まれてからもう三日が経った。
...
ぽん、ぽん、
ぱっ ぱっ ぱあ
ぱっ ぱっ ぱあ
ぽん、ぽん、
ぴーきゃら ぴーきゃら
ぴーきゃら ぴーきゃら
どら どら どら どら どら どら どら どら
ごん ...
どうして
コンクリートで
庭の地面を覆うのでしょう
芽生えようとしていた希望が
誰にも知られず
腐敗してしまったことなど
コンクリートは
教えてくれません
腐る。
ギリギリのところで
なんとか持ちこたえている
としたら
死がとても怖い
かくれんぼしていて
うっかり見つけてしまった
小鳥の死骸にうごめいていたうじむし
その卵が
この空気中 ...
懐かしい、温かな風は
もういない
はしゃいでも、ひとり
つくろっても、ひとり
つぶやくほどに、
黙り込むほどに。
嘆いたら、塞いだら
すくわれる、かな
...
メリットがあれば
デメリットがあるのは
当たり前で繋がっている
毎日はそんな繰り返しで
成り立ってる
幸か不幸なんて
指で弾かれたコイン
常にハーフ&ハーフ
毎日はそんな繰り返しで ...
町のすみからすみをみわたす丘で
星をみてた
つぎはいつであえるの
ぼくはおおげさにきいて
きみはいつもみたいに
きこえないふりするんだ
ぼくにみらいはもうなくて
きみにはみら ...
寒い
たった今
布団乾燥機のプラグを握りしめたまま
目が覚めた
酩酊して
コンセントを探していて
力尽きた
おい
俺よ
この六畳の部屋で
遭難死するところだったじゃ ...
問題:以下の「詩」を読んで、下記の設問に答えよ。
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熱い ...
老人用紙おむつにさようなら
老人は今
長年の老人生活から解放され
老人でも
若人でもない
超人へと変貌を遂げた
介護士が指差した先には
空に舞った使用済み紙おむつに
黄色い染みが一筋
...
目覚めたばかりの目から
不意に落とされた 心は
静かに立っている 床の上にある 僕は
ぼんやりと思いのままに立たされている
そして僕は立っている そこに
海の 波が光った そこにいるこ ...
確かな思いがあるわけじゃなかった
行きたい場所などとくべつなかった
ぼくがそれをやりたいわけは
ぼくがそれをやりたいわけは
教会の階段に座って、ブルース・ハープを吹いて ...
さわやかな朝に
無愛想なカッターナイフ
笑いながら手首を切ると
色とりどりのビーズがこぼれ落ちて
アタシは嫌でも
自分がコンビニだと思い知らされる
だから意地でも口紅は塗らない
薄利多売 ...
夜中
息をひそめて
折りたたんだ気持をひろげていく
広げきったら折りたたみ
わたしが
きのうのまま
朝を迎える
ふと海の中に潜ってみた
だんだんと景色が変わって
青から少しずつ暗くなり
やがて自分さえ見えなくなった
だけど不思議と落ち着いていられる
このまま眠ってしまいたいと
目を閉じた
僕 ...
街は華やいだイルミネーションが踊ってる
コートの襟をたてた一瞬
あたしのぬくもりのなかに
あなたの香りが溶けているのを確かめる
意地悪な冷たい風が
言わせるセリフ
「あなた ...
ほんとうに「優」れているものは
「優」しさが、宿っています。
そうして「優」しい人というのは
どこか「憂」いている「人」です。
じぃ…と「優」を視ていると
(百の愛を身ごもる人)の、微笑 ...
ビョウと突き刺す風越しに
ふと目に止まる時のうねりが
凄凄とした瞑色に身悶え―――
{ルビ弥立=いよだ}つ躰と裏腹に
凝らした眸に{ルビ赫=かがよ}う影は
象牙の塔に ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
パラサイト
藤原絵理子
自由詩
10*
14/2/13 21:31
イニシエ
平井容子
自由詩
12
14/2/13 21:16
もし よかったら
alju
自由詩
5*
14/2/13 21:15
シグレタ
赤青黄
自由詩
1*
14/2/13 20:48
◆ラヴ・レター
千波 一也
短歌
2
14/2/13 20:22
春へ、
AquAri...
自由詩
2
14/2/13 19:40
水の村 Ⅲ
Lucy
自由詩
6*
14/2/13 19:40
夕暮れ
a-litt...
自由詩
1*
14/2/13 17:01
直感
千波 一也
自由詩
4
14/2/13 15:53
水の村 Ⅱ
Lucy
自由詩
8*
14/2/13 15:43
ようやく
藤鈴呼
自由詩
2*
14/2/13 11:43
春の源になれ。
時子
散文(批評...
0*
14/2/13 11:23
猫のいる部屋
大覚アキラ
自由詩
7
14/2/13 10:35
タカタカ
atsuch...
自由詩
3*
14/2/13 9:44
春
イナエ
自由詩
11*
14/2/13 9:23
冬時間
そらの珊瑚
自由詩
14*
14/2/13 8:31
闘いと呼ぼう
千波 一也
自由詩
1
14/2/13 7:59
どちらもあるから
ムウ
自由詩
3
14/2/13 7:58
シシー
末下りょう
自由詩
3*
14/2/13 6:39
コンセント
ichiro...
自由詩
10*
14/2/13 4:40
きみの愛で埋めてくれ
ハァモニィベ...
自由詩
3*
14/2/13 2:40
超人
花形新次
自由詩
2*
14/2/13 1:32
埼京線の中で書いた詩
番田
自由詩
0
14/2/13 0:56
ぼくがそれをやりたいわけは
ホロウ・シカ...
自由詩
2*
14/2/13 0:48
朝の思考α
无
自由詩
5
14/2/13 0:29
冬
はるな
自由詩
8
14/2/13 0:16
海底
リィ
自由詩
1*
14/2/12 23:18
さよなら
藤原絵理子
自由詩
2*
14/2/12 23:06
「優」
服部 剛
自由詩
8+*
14/2/12 22:47
悠 遠
朱雀
自由詩
1*
14/2/12 22:45
2409
2410
2411
2412
2413
2414
2415
2416
2417
2418
2419
2420
2421
2422
2423
2424
2425
2426
2427
2428
2429
2430
2431
2432
2433
2434
2435
2436
2437
2438
2439
2440
2441
2442
2443
2444
2445
2446
2447
2448
2449
加筆訂正:
タカタカ
/
atsuchan69
[14/2/13 12:38]
ちょこっと、推敲しました。
【霧】生国
/
るるりら
[14/2/13 9:56]
誤字の指摘ありがとうございました。
親
/
ichirou
[14/2/13 3:26]
加筆しました。
5.14sec.