指先のくぼみが赤い
神経は気まぐれで 思い出し痛み
肉のクッションは誰のもの
せめて骨くらいは 自分のものにしたい
とてもよさそうな歌声が
突然 僕に覆いかぶさってきた
駄目だ ここか ...
LOVE
LOSE
KILL and LIVE
YOU and I and EVERYONE
YOU are DREAM
YOU are JUSTICE
...
幾重にも重なった電線を通る穢れに、涙を流すかのように星は落ちた。
それでは先日公開処刑された
張成沢氏の側近の霊を
呼び出して頂きましょう!
チ、チャン、ソン・・・テク?の、そっきん?
ハイ、張成沢氏の側近です。
どうぞ!
フーッ・・・
オ ...
若葉が砂になるまで待つ季語
矢印と地雷ばかりの地図
365日うねり続ける言葉と髪
ケーブルに絡まり千切れた運命の糸
私のレントゲンに写る現代詩の影
精神が崩壊して的中させる針の先
カテーテ ...
ぼくは すぎてって
きみは たってた
ぼくの ひとみ
きみの ひとみ
くらく にごる
しばたき まばたき
かぜが つよく
おとは なくて
とおく ...
きみを発する度にぼくはそれが焼けていくのを感じかなしまれたかなしみに対して粘りけのある声を、声を、声を
数年前の廃屋でぼくらは惑星として完遂した。
喉の機関だけを有する迦陵頻伽の群れだ。
き ...
固いつぼみを こじ開けようとも
春を待たねば 時期早々
滲み出た 乳白色の液体が
フェルメールの「牛乳を注ぐ女」の
器に混ざり込み 静謐な
長方形の世界に留まってしまう
暖かさを待 ...
冬になる前に
庭のバラを剪定した
咲き遅れた蕾の枝を
花瓶に挿しておいた
膨らみかけていた他の蕾は
次々に開くのに
その白薔薇の蕾は
しばらくはじっと蒼いまま
ある時
限界を ...
昨夜飲み残したコーラの炭酸は
今朝にはもうすっかり気が抜けてしまった
愛妻家の夫を持つ私はしあわせだけど
結婚して十年以上経っても
私はいまだに夫に恋をしていて
目尻に皺を寄せいつくしむ ...
何か自分に
とても
くだらなく、
そして
やさしいことを
してあげたくて
3歳児が寝静まってから
缶ビールとスナック菓子を用意した
酒は苦手で飲めない
けれど
時給ベースの仕事で
...
夕日に映えるのは 無邪気な影
僕もそのなかまだった頃がある
足元にのびる真っ直ぐな影
あの時とは違うこれは 誰だろう
好い人の呼ぶ声にふり返り
喜びをかかえ 肩をゆらして答えた ...
天国のコインランドリーで
布団を洗っている
乾燥機を回しているあいだ
少年紙を読んでいた
しかし、ふきだしはすべて空白で
内容がうまく飲み込めない
明日は傘を買いに行こう
雨 ...
「ぼくら「ぼくらの空」を見て」空を見て」
真空にぽっかりと浮かぶ月はなぜ吸い取られないのか
「ここにはいない「「
」それはもう終わった
雪はふるけど
ここにはふらない
構造帯の上の
細い一本の道の
上を
膨らんでは
縮む赤い風船
「走って」
雪はふるけど
ここにはふらない
「お願い、走って」 ...
小指からまず
左目の目尻に
そして、
右膝へ。
空が青白く光り、
あぁ、
これでもう終わりなのだな、
と。
思い出すのは、
ストーブの上で
とろける餅。
そんなものかと
...
祈りが、ケーキにすりかわる頃
ベツレヘムの星は、LEDの光となり
讚美の歌は、ソリッドステートの箱に閉じ込められる
遠くまで、
その日は夜霧でなにもみえなかった
ダッシュボードに置かれた読みかけの雑誌は
信号の赤を浴びるとき、諦めたようにあなたの膝に落ちた
まるで亀の甲羅のように ...
ずっと鳴りやまない信号の点滅。浸透しひろがる警告音。
点滅と、警告音・・・・。
闇の中のスズメバチ。果てしなく続く、祝祭。
僕はうんざりして箱の中で欠伸をする。
―にぎやか ...
僕を蹴り飛ばした君が
誰かに殴られて泣いたって
君が蹴り飛ばした僕が
誰かに抱き締められたって
お互い知る由もなければ
心底どうだっていい
...
感じてることにまかせよう
つかれたなら
つかれそうなら
感じてることにまかせよう
何度も確かめたくなるなんて
きたない心が消えないなら
うなぎを食べたら解散しよ ...
ふくよかな夜のしじま
淡く月が傾いでは
歌のような冷気が背を撫ぜます
もう気分は
お江戸の幽霊
火の玉提灯ぶら下げて
足なんざ有りゃあしませんよ
ひと気がないのは尚結構
夜道は一人に限 ...
宗教が好きだ。しかしそれはあまり信仰とは関係のない場所で発芽した私の趣向で、ただ単に傍で見ていて面白いから好き、モチーフにされている世界観が美しくて好き、というものでしかない。世の中には数多くの宗教 ...
夜風が煙を差し向ける方向
思い出さない瞬間は無い
愛しい太陽系だ
すべてを
吐く
そのとき
お前を愛していると
忘れ去るために
死ぬんだ
そんな恋を
している
...
美しい上級生の正面に座って脚を組み替えてみる
John Lennonモデルの眼鏡かけたってチャイナマフィアにしか見えないね
ウォーラスはポールでしたと舌を出し皮肉屋らしくリッケンを抱け
また愛に裏切られ泣くレノンの忌
女子トイレに迷い混んで出られなくなっている
触るとセクハラで吹き矢
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
言葉の霧に巻かれて
yuugao
自由詩
3
13/12/9 18:11
EVERY......
創輝
自由詩
0
13/12/9 18:06
「線の下」
宇野康平
短歌
3
13/12/9 16:12
恐山2
花形新次
自由詩
2
13/12/9 15:36
鮫のための狂想曲
左屋百色
自由詩
10*
13/12/9 14:52
おしまい
散布すべき薬...
自由詩
1
13/12/9 13:58
ホネホネ寂静
鯉
自由詩
1
13/12/9 12:35
花となって競い合う
小川麻由美
自由詩
9*
13/12/9 12:15
白い蕾
Lucy
自由詩
18*
13/12/9 12:07
甘い生活
桐ヶ谷忍
散文(批評...
4
13/12/9 10:22
くだらなく、やさしいこと
うめバア
自由詩
25
13/12/9 7:03
無邪気な影
うみこ
自由詩
4*
13/12/9 4:12
コインランドリー
sample
自由詩
3
13/12/9 2:44
空
佐藤伊織
自由詩
3
13/12/9 1:02
雪はふるけど
〃
自由詩
0
13/12/9 1:00
慄
opus
自由詩
0
13/12/9 0:41
祈り
殿上 童
自由詩
20*
13/12/9 0:27
透明な死人のために
草野春心
自由詩
4
13/12/9 0:12
祝祭
白雨
自由詩
2*
13/12/9 0:07
憎悪処理室
自転車に乗れ...
自由詩
1
13/12/8 23:56
まかせよう
吉岡ペペロ
自由詩
6
13/12/8 23:04
うらめしや
ただのみきや
自由詩
18*
13/12/8 22:25
かみさまのガチャガチャ
一尾
散文(批評...
4
13/12/8 22:15
ハーベスト
コバーン
自由詩
1
13/12/8 22:02
脚を組み替えて
佐野まこ
短歌
3
13/12/8 21:55
John Lennonモデルの眼鏡かけたってチャイナマフィア ...
北大路京介
短歌
3
13/12/8 21:49
ウォーラスはポールでしたと舌を出し皮肉屋らしくリッケンを抱け
〃
短歌
2
13/12/8 21:49
また愛に裏切られ泣くレノンの忌
〃
俳句
2*
13/12/8 21:48
女子トイレに迷い混んで出られなくなっている
〃
自由詩
6
13/12/8 21:47
触るとセクハラで吹き矢
〃
自由詩
2
13/12/8 21:46
2392
2393
2394
2395
2396
2397
2398
2399
2400
2401
2402
2403
2404
2405
2406
2407
2408
2409
2410
2411
2412
2413
2414
2415
2416
2417
2418
2419
2420
2421
2422
2423
2424
2425
2426
2427
2428
2429
2430
2431
2432
加筆訂正:
キングダム・ブレイク[或いは]巡る吟遊詩人
/
ゴースト(無月野青馬)
[13/12/8 22:57]
タイトルと詩の一部分を変えました。
うらめしや
/
ただのみきや
[13/12/8 22:30]
終りから5行目、が→の に変えました。
4.61sec.