黙っていのちを燃焼し
自らの体を溶かし
闇夜を仄かに照らしてる
あの{ルビ蝋燭=ろうそく}に、私はなろう
1995年
この道が好きで
通勤路にしていた
国道16号線の裏道
川間のあたり
季節の花がいつも咲いている道
楽しげな子供たちの通学路
ゆっくり車で走っていた道
ある時
父と ...
いいたいことは
大体決まっているんだ
真昼間のフクロウが
寝言を言っていた
ジャングルジムのうえ
タバコを吹かす少年のなまえはない
あるのは
ほしぞらと月だけ
でもちっとも ...
乳首をツンと尖らせて
ナニをくわえる表情は
面倒くさげで投げやりな
いつものやつだから
デジタルビデオカメラで撮影して
動画投稿サイトに載せてたら
ひょんなことから
彼女にばれて
訴え ...
まだ同じ土俵に立てない
私の人生の話
松の木に敬礼を(ぼくにちからを)灯台守にコーンスープを
気の毒なひと、といわれて気の毒なひとであったと知る十二月
もうみずに変わるまぎわの雪片をしんしんと抱く窓になりたい
掃除機 ...
目を覚ませ それは本当の自分じゃない
夢ばかり見ても 叶えようともしなければ
何も変わらない
何時までそこにいる?
一歩踏み出してそこから飛び出せ
飛行機雲の
幾筋か
集まるところ
空の奥
見上げると
吸い込まれそうな
光る青
流れる星の
一瞬間
消え入るところ
空の闇
立ちあがると
包まれるような ...
赤青黄 三つ目マスカラ 霜まつ毛
藤永健さんの『もうすぐ現代詩フォーラムがができて11年経つという事実と11のレコメンド(http://po-m.com/forum/showdoc.php?did=283829)』に触発されて、ぼくも ...
彼女は一定の周期で死にたがる。
もともと、際立って明るい訳でもないが、その時は特に著しい。
長い髪を垂らして顔を隠し、カーテンを閉め切り、人との接触や、彼女が好んで集めた可愛らしい物ですら拒む ...
うちの猫、しりませんかという看板、わたしの好きも探してほしい
その、こころ、いただきましたという予告、付箋ひとつで君からとどく
お迎えにハムスターがくる夜は、既存依存の弱さが強いものだ ...
おおゆきが降った夜
雲の切れ間で
三日月につかまって
空中ブランコしてたのは
木の葉の舞う頃
行方不明になった黒ネコ
最初は新聞の折り込みチラシ
猫のアップの写真の下に
「飼い猫を ...
露草な心のまま こぶしを天に突き上げ
リズムを刻むたび 霧が 晴れてゆく
遥かな思い出は 縁側の飛行機模型
竹ひごをしならせて 夢は青空
若くて死ぬことも
老いて生きることも ...
一
天吏の廁で河童らった酔払った言の葉 で
人生を飾った俺 の
眸は何色だろう!?
Goghのうねる霄が・・・・・
...
夏海で初めて泳ぐ子供たち海は苦手と微かに呟く
山間に囲まれた町静寂な空気が流れ目立たない町
好きな場所で君と過ごした数時間黙っていても気持ち伝わる
雨粒の一つ一つは生きている協力し合 ...
{引用=
最期に涙はなく
雪に重ね手をとる町
ふたりの尽きる冬の先
劇場のように広く
}
オギャー
オギャーだ
オギャーオギャーオギャー
オギャー
オギャーなんだ
きみを抱きながらオギャー 涙 こぼれろ
オギャー
オギャー
(すべては包茎の尖端が ...
今日は寄生虫館で
目的もなく死んだ思いで
落ちていく夕日も見ずに過ぎた 音楽を
肝臓として機能させずに 見つめていた
昔 聴いたことのある
自転車を見ていた時の音楽 オーパーツの雑誌の中 ...
言葉を編み
視線を編む
少しは暖かくなってくれたかな
夕方過ぎの薄闇の中
自転車に跨った
塾帰りの少年少女
信号機は止まれのままだ
いずれ青に変わる時が来るのだから
ゆっくり大人になればいい
僕はと言えば車の中
...
ふぐちょうちんもシュウキンペも
銃殺刑になるぐらいなら
いっちょ、戦争でもしかけてやっか
って思ってること
いい加減バレバレなんだよ
でもよ、やめといた方がいいぜ
日本人の本性は意外と
...
丘をのぼる石だたみの坂道でうずくまっている
ベレーをのせたあたしの夢 ただの酔っぱらい
指にこびりついているのは絵の具じゃない
細かい灰色の砂ぼこり 指の間から零れおちた砂の残骸
こんなと ...
一斉に 揺れる手を 眺めてる
幾つも 幾つも 同方向に 流れてる
此の人生は 楽しく 回り続けて生るのか
そんな命題を 絡めた糸で 捥ぎ取りながら
葡萄の種に 驚いて み ...
朝、
利き手ではないほうの手でつくられたような
拙い光たちが 睦まじく庭じゅうを飛び回っている
だが 光だけがここにあるのではない
ここには机がある 椅子もある
...
無表情 メールに打ち込む
カッコワラ
チョーウケル 何をやっても
チョーウケル
冬空の スカート短い
田舎っ子
あなたの耳にふれる
あなたの感覚になりたくて
あなたの耳にふれる
わたしはふるえている
あなたの鼓膜をゆらす
あなたの音になりたくて
あなたの鼓膜をゆらす
わたしはゆらいでい ...
ページをくる毎に
指先に宿る期待
ひとつ
またひとつと
言葉から漏れくる息遣いは
しなやかに強く
細部にまでわたる描写は
どこか温かい
あの物語を
まだ覚えてる
...
ちょっとした街の
ちょっとしたビルの壁に
「スーツはできる男の鎧」
冴えないコピーが貼りつく
ちょっと無理をすれば
ちょっと良さげなスーツが
手に入る歳になって
俺達はやっと気がつく ...
暦の上では、冬至が過ぎたが、このところ、小春日和が続いていた。それが、一昨日あたりから天候が崩れ、今朝は霙交じりの雨だった。昼過ぎに雪に変わり、太一がパソコンの電源を落とす頃には、綿を千切ったような ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
蝋燭の灯
服部 剛
自由詩
4*
14/1/6 22:06
50年を隔てた同じ道
ichiro...
自由詩
8*
14/1/6 22:04
ラストダンス
マーブル
自由詩
5
14/1/6 22:04
素人投稿動画
花形新次
自由詩
0
14/1/6 21:57
すごい残念
まきちぇり
自由詩
1
14/1/6 21:00
十二月
魚住蓮奈
短歌
5*
14/1/6 20:46
一歩踏み出して
リィ
自由詩
2
14/1/6 20:42
空
シホ.N
自由詩
5*
14/1/6 17:39
冬の交差点
Neutra...
俳句
1
14/1/6 14:27
極私的レコメンド:11人の詩人による11編の詩
大覚アキラ
散文(批評...
9*
14/1/6 14:01
愛を試そう。
愛心
自由詩
5
14/1/6 13:03
うちの猫、しりませんか
たにがわR
短歌
4*
14/1/6 13:01
黒ネコのタンゴ
Lucy
自由詩
15*
14/1/6 11:57
飛行模型 (第三稿)
るるりら
自由詩
26*
14/1/6 9:52
女と男
merema...
自由詩
0
14/1/6 8:40
雨粒
夏川ゆう
短歌
1
14/1/6 8:13
さいごになみだはなく
窓
自由詩
1
14/1/6 5:20
オギャー
末下りょう
自由詩
3
14/1/6 3:41
僕は街の寄生虫
番田
自由詩
2
14/1/6 1:51
編む
殿上 童
自由詩
23*
14/1/6 0:55
点滅信号
中村 くらげ
自由詩
10
14/1/6 0:48
四谷テロリスト専門学校
花形新次
自由詩
5
14/1/6 0:42
ロンサール
藤原絵理子
自由詩
4
14/1/6 0:11
コスモスの咲く丘
藤鈴呼
自由詩
1*
14/1/6 0:08
エーテル 8
草野春心
自由詩
3
14/1/5 23:45
異文化
自転車に乗れ...
川柳
3
14/1/5 23:15
耳
〃
自由詩
3
14/1/5 23:10
あなたの語る物語
keigo
自由詩
5
14/1/5 22:58
哀しみのスーツ
御笠川マコト
自由詩
3
14/1/5 22:46
太一の決断
MOJO
散文(批評...
2*
14/1/5 22:13
2418
2419
2420
2421
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2437
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2440
2441
2442
2443
2444
2445
2446
2447
2448
2449
2450
2451
2452
2453
2454
2455
2456
2457
2458
加筆訂正:
酒場の爺の世迷言
/
……とある蛙
[14/1/6 12:17]
乾燥で指摘された部分訂正
4.02sec.