烏よりも黒い髪
絹のように滑らかな肌
まるでルビーのような
赤い瞳

レッド・アイ・ガール
どこもみていない瞳
きみは確からしくそこにいて
どこにもいなかった

紅い少女
笑うの ...
孤独を直視せず笑っていた

素晴らしくこれ以上ないであろう

素晴らしく憂鬱な日々では

視界に入る物全てが僕をみくだしていた

信じれる勇気もない奴に

この痛む胸傷跡は見え ...
浅いドブ河に
浮かぶ溺死体は男
伊達メガネにコンタクトの男
オーダーメイドのメガネの出来次第では
バディ・ホリーに似てなくもない男に
白亜紀の大きな赤い鳥がとまって
脂色の嘴で
割れたメ ...
垂直に伸びた滑らかな心地よい破滅が、
有機LED照明の夜を華やかな血の色に染めて
犬になる、坩堝に溶かされたユダヤの歴史を切なく青い闇に灯していた
まるで愛のない‥‥産地偽装した悦びの声と
そ ...
腹筋の割れないままに初時雨 モンスターペアレンツかな干菜吊る じんわりと溶ける綿菓子紅葉狩り 愛のないツッコミする人のポケットにレシートがいっぱい 同じ具のおにぎりばかり買ってきている 周回遅れで先頭の気分 知ってるよ分かっていたんだよ

澱んだ水溜りを眺め暮す日々に
虚ろう僕に刺激がチクリと刺す
刺激は香り高い真紅のバラの棘

灰色の低い雲が空を覆う日々に
虚ろう僕に刺激がチクリと射す
...
肉体が発酵したことを示すように
汗は一枚の流れる衣服として肉体を飾る
俺は文明やら責任やら愛情やらの硬い網から這い出て
大地というまったくの物質に物質として衝突する
ここには人間はいないし ...
部屋の隅であなたが死んでいるから
ドアが開けられない
ぼくは部屋から出られない

せめてもの暇つぶしにと
本を探したが、
あったのは『謎の男トマ』だけだったから
窓のそとを眺めてたら、
...
また新しい朝が来て
見慣れたカーテンの隙間から
初めて出会う光が射す
窓の外は少し寒そうに
木の葉が遊んでいて
足元を這う蟻はせっせと
冬の支度を急いでいるの

この部屋に引っ越してき ...
ふゆがくるまえに
ゆきがふるまえに









きつねのてぶくろを
つけないと






...
私はこの公園の風景自体のことを、すでにもう飽きていた。最近私はまた原宿に行ってきた。だが、この街自体にすらも私はすでに飽きていた。イチョウが代々木公園の入り口で舞っていて、そこに落ちた葉はすでに腐 ... しなしなと
深夜のラジオが
ひなびて曲を鳴き奏でる

くるくる風括る
晩秋は
始めとも終わりともなく

じりじり
砂を嚙む
ときの流れのとどこおり

いつ ...
言葉って ドミノに似ている

並べ方は無限
どんなに時間をかけて並べられた大作も
たった1ピースで壊滅
うまくいくかどうかなんて
最後はほとんど 運を天にまかせるレベル

言葉って プ ...
 主よ
 わたしは今日も持てる者をそねんで
 劣等感に苛まれてしまいました
レックス・テックス君は祈るのだった

 主よ
 わたしは今日も愚かな人をあざけり
 心で罵声を浴びせてしまいま ...
穴を
かたっぱしから
うめたてて
苦情をうけて
またあけた
あたらしい穴は
みたり、つかったりするには
すこしあたらしすぎる

ふるい穴は
ひとつだけかくしてあるので
死んだ ...
人間は傲慢だ
雨上がりの新中川の土手で
あいつは言った

僕らの目の前に
口いっぱいに雑草を詰め込まれた猫が死んでいる
誰かが死んだ猫に悪趣味ないたずらをしたに違いない

何でも食べよ ...
あなたの夜が空を飛んでいる。平らかなあなたにふさわしい藍色のなかをひかりの流れるように。ねそべるかたちに匂いが残り、重みが残り、この部屋には、あなた以外の何もかもがある。

何がここにあっただろう ...
リビングの屋根を切り裂く遮断機
僕らの悲しみが通るたびに
赤く光るランプと
天へと突きぬける音で
踏切は交流を断っていた

君がいなくなってからも遮断機は下りる
踏切は二人の距離を知らな ...
最近夕飯を食べた後
食欲がなくて困っている
ちょっと前なら
どら焼き2個ぐらい
朝飯前だった
いや、正確に言うと
夕飯後だったのに
今では
エクレア3個しか
食べられない
歳は取り ...
遠い星までの距離を
なにをもって測ろうか

言葉でそれとも
夜の波の響きで
それともきみの血流の速さで

こころの深さはなにで測るの
ざわめく風のおとでそれとも
過ぎた日の木漏れ日の ...
女子大でやけに仲良しの女の子二人を見ては弾ける妄想 気が向いた時にだけ
分け与えられるビスケットは
とりわけ甘いことを知っているからか
三文小説のような歯の浮く台詞で
多少の喜びも味あわせてくれない

医者と ...
冷たい色合いに温かさを感じるのは何故か
澱んだ色彩に鮮明さが明確に反映している

あなたの心のキャンバスを探ろうとしても
あなたの描く風景と色彩には及ぶ筈もない

唖然と立ち尽くしているだ ...
それは夜明け前
君がやってきた
僕は言葉も出ないまま
ただ
涙を流して見つめていた

手放したくない何かがあるように
手を握ったまま寝ている君が
とても愛しくて・・・

その瞳 ...
辛い労苦を涙ながらに語る便器を横目にお子様
ランチ鳥肌。無料サービス吐き気。

敬語使うのおかしい鳥肌。中途半端英語に涙。
たった7年で死ぬ無念鳥肌。

24時間説法。無理解のバーゲン。血 ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
レッド・アイ・ガール西園 虚汰自由詩113/11/12 16:10
素晴らしく憂鬱な日々こめ自由詩613/11/12 15:32
さようなら、バディ花形新次自由詩313/11/12 15:28
幸せの風atsuch...自由詩4*13/11/12 14:37
腹筋の割れないままに初時雨北大路京介俳句513/11/12 12:59
モンスターペアレンツかな干菜吊る俳句113/11/12 12:59
じんわりと溶ける綿菓子紅葉狩り俳句613/11/12 12:58
愛のないツッコミする人のポケットにレシートがいっぱい自由詩413/11/12 12:56
同じ具のおにぎりばかり買ってきている自由詩113/11/12 12:56
周回遅れで先頭の気分自由詩913/11/12 12:56
美の棘・・・tamami自由詩613/11/12 11:35
労働葉leaf自由詩413/11/12 6:43
7きるぷ自由詩2*13/11/12 5:42
今日は誰かの誕生日中村 くらげ自由詩5*13/11/12 3:02
きつねのてぶくろTAT自由詩213/11/12 1:34
私のいた場所番田 散文(批評...213/11/12 0:44
波長シホ.N自由詩4*13/11/12 0:06
言葉って(再び)Rabbie...自由詩4*13/11/11 23:40
神は汝を赦し給うsalco自由詩713/11/11 23:39
うめたてはるな自由詩513/11/11 23:27
猫は草を食べて死んだんじゃないichiro...自由詩2*13/11/11 23:17
窓、窓ガラス、そして外はるな自由詩213/11/11 23:04
家庭内踏切清水らくは自由詩213/11/11 22:12
食欲がない花形新次自由詩213/11/11 21:03
distance梅昆布茶自由詩26*13/11/11 20:20
仲良しの二人佐野まこ短歌113/11/11 20:01
月下美人中山 マキ自由詩213/11/11 17:56
キャンバスのどよめき・・・tamami自由詩413/11/11 17:12
君が来てくれた日に龍九音自由詩3*13/11/11 17:05
「舌を喰う自由」宇野康平自由詩213/11/11 15:26

Home 戻る 最新へ 次へ
2420 2421 2422 2423 2424 2425 2426 2427 2428 2429 2430 2431 2432 2433 2434 2435 2436 2437 2438 2439 2440 2441 2442 2443 2444 2445 2446 2447 2448 2449 2450 2451 2452 2453 2454 2455 2456 2457 2458 2459 2460 
加筆訂正:
金木犀の園(大画面専用)/こひもともひこ[13/11/11 20:05]
同時多発ツイート連詩#pw秋組【秋の待ち伏せ・完全版】のURLを追記。
4.68sec.