眠れず夜の深海魚 泥仕合はじまってキングクリムゾン唄っている おばあちゃんの猫はおばあちゃんの匂い 猫のおばあちゃんがいなくなっても

おぬし 忍びの末裔であるな 足音もたてずに猫が来る

どんなに寒い夜でも おまえだけは温かいゆたんぽ

ねずみがい ...
真っ白な砂浜に残る足跡が古い自分を表していく

何度夏迎えても汗吹き出した人魚の夢で涼しくなった

波音が微かに響く白い街陽射しが白を更に目立たせる

夏らしい格好をしてビール飲む微酔い加 ...
山と山のそのむこうの谷をも なだらかに結んでいるのは、
空の高さと広さに あかるい ふしまわし 
 
カッコー  ( の声がするたびに わたしのこころに 閉じカッコをつけてみる
カッコー  ...
人間がやっていることはすべてただの苦しみなのか。
人間は、ほかの生き物に 食べられたり殺されたりすることが
あまり無いからなのか  ときより悪魔について考える。 
いやいや 
我々だっ ...
かつて
そこにあった川は
幸せが
そっと残酷に
空へ蒸発していくように
今はもうない

砂漠の砂の中で
生き延びた
いっぴきの魚が
乾いた瞳で
夜空を見上げている
流れ星がひと ...
抱えるものが多すぎて
いつからか 歩けなくなってた

泣くことをやめようと決めたから
いつからか 泣けなくなってた

でも大好きな映画を見て
久しぶりに声を出して泣いた

映画で ...
赤は止まれ
青は進め
黄色は注意
生まれて初めて知った
極めて普遍的な社会ルール
それは母が私の手を握りながら
真剣な面持ちで教えてくれた

その日パシフィックノースウエスト地方を吹き ...
あたまがいたい
はなのおくを薔薇がつついている
はなばたけにきみはたおれる
ぼくは華をみている

綺麗なはなだ
せかいはきらきらとしている
どくをはく憂鬱
ふぶんりつ
  あなたに梨の実を贈りたい
  寒く厳しい冬の夜に
  愛するあなたが
  梨の実の夢を見られるように



  くちづけは消えてしまうから
  抱きしめあった温もりも
  ...
  あなたの椅子が何も話さず
  ただ黙って眠っているように見えるとき
  切り分けられ 椀に盛られた柿の実だけが
  退屈な話を静かに続けていた



  昨夜
  あなたは ...
みじかいキス、そして雨
矢印の方向へ

ドーナツみたいな彼
長ぐつの夜
思っているのとはすこしちがう

水色は水に返す
言葉は
だれにかえしたらいい

みじかい雨、
そして ...
何もない
暗黒の世界に
単なる偶然からひとつの何かが生まれた
他に何もない世界だから
誰もそれを認知することができない

何だかわからないそのものを
僕は想像する
想像している

...
だれかがふいごを吹いている

ぼくのいのちを消すまいと

だれかがふいごを吹いている


知らないだれかと

知ってるだれかが

知らないところで

知らないところで

...
柔らかい声、ユニットバスの中で
名前を呼び合う時間は感涙モノ。
ただ、君が昨日の夜に打ち明けた
昔の男との胸糞悪い過去の話は、
棺桶まで
持って行くべきだった。
流れ出したものは戻って来る ...
プリンは柔らかい方が好き
スプーンで掬う その一瞬で

ミシンで縫いつける日々が過ぎ
MAROON5なんて聴く 趣味の一環で

読書は好き?散歩は好き?
季節は 追いかけっこなんてしてな ...
{引用=
糸を吐く
吐きつづける


安住する繭を紡ぐためでなく、


時は、裸形の
いつわることのない
思秋期


無月の夜に さまよい
眠りにたゆむ街に
星の つつし ...
 



昔大切だった人に
今さら会いたくなって
噛み締めた唇から
静かに血液が流れた

ふいに起こり上がる衝動を
押さえつけながら
私は耳を澄ませる

『純粋に
 ただ純 ...
 
花ぬすびとをききながら流れるのは一粒の涙

移ろうことが許せなくて怖かったあの頃

あの頃と同じ一粒




*YouTube 花ぬすびと (明日香)
 http://www ...
あのころぼくらが見ていた夢は
赤いへんなヒゲのおっさんにたくされていて
あのころぼくらが感じてた不自由は
深い城の奥で助けを求めていた

歩くこと、それ自体が困難
痛んだブーツの底が泣いて ...
わたしには すきなひとがいるんだけど
とってもとおくにいるから
なかなかあえない

   真夜中に
   そっと 進み出れば
   もしくは

わたしには すきなひとがいるんだけど
...
黒々と枝を拡げる
はだかの木
ひび割れた空の奥に
狼の貌が現れる

雲を裂いて
鋭く光る眼
夕陽を噛み砕く牙

ピアノ線に触れ
切れ切れに落ちる
はだかの言葉

燃えるランプ ...
風景へと歩いていく
僕は 他の誰でもなくなった
自分がいるであろうその場所で
感覚についてを考える 僕にない
まだ 存在しない その感覚を
そして 月曜日がくる
死んでいくのだ 群衆は ...
幸あれど 見向きせず背に 手を置けば 吐き出す口は なに口ずさむ


地球も 月も相手し 我友の でこの傷をも 生きる純情


冷笑 帰すところへ 照準をば 合わせ賜わる
まるで
30分で、いっきに大人になったみたいだったよ
疑問符そのもののような顔をして
檸檬が言った

エイヤパ・オパピ
洗濯船の僕たちよ
働くなかれ

突然 目の焦点を断ち切られたよ ...
幼いわたしは子猫を拾って同じ場所に捨てに戻って泣きながら家に帰る道をなくした 新しい季節になったので、
しまいこんでいた靴を
取り出した。

かかとに葉の切れ端が
付いていたので、
つまんで取った。

なぜしまう前に
洗わなかったのかを
考えていたら、
...
オルゴールのガラスのふたを開けて
思ったよりも複雑な仕掛けは
一つづつ解いてみると
思ったよりも単純なつくりで
これでなぜあのような音楽が鳴るのかと
不思議さに夢中になった
わけのわか ...
ものを書き捨てて行く
爪やヒフや肉などを
少しずつ来た道に落としていく
いつか元いた場所に
帰り着きたいと思っている
それがどこかもう忘れてしまったけれど
わかってる
母のおなかの中だ
...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
眠れず夜の深海魚北大路京介自由詩113/11/11 12:52
泥仕合はじまってキングクリムゾン唄っている自由詩313/11/11 12:51
猫や 猫(自由律)そらの珊瑚短歌1513/11/11 11:07
白い街夏川ゆう短歌113/11/11 10:36
南国の魔女か人魚か轟きかるるりら自由詩16*13/11/11 9:28
北国の魔法使いか半魚人の うめき声か自由詩11*13/11/11 9:24
砂の中の魚そらの珊瑚自由詩1413/11/11 9:07
声を出して泣いてみた葉月桜子自由詩5*13/11/11 3:29
赤・青・黄色夏美かをる自由詩28*13/11/11 2:28
頭痛西園 虚汰自由詩113/11/11 1:48
梨の実の夢草野春心自由詩413/11/11 0:24
静けさ自由詩513/11/11 0:08
みじかい夜はるな自由詩213/11/10 23:49
白の誕生ichiro...自由詩313/11/10 23:43
ふいご吉岡ペペロ自由詩913/11/10 23:36
[: houseプテラノドン自由詩113/11/10 23:31
プリンは柔らかい方が好きねこ歩き自由詩113/11/10 22:59
永い糸月乃助自由詩8*13/11/10 22:57
マゼンタ自転車に乗れ...自由詩313/11/10 22:37
花ぬすびとをききながら殿上 童自由詩17*13/11/10 22:35
あのころにゃんしー自由詩213/11/10 22:28
わたしには 好きな人がいるんだけど御飯できた代自由詩2*13/11/10 22:23
吠えるLucy自由詩16*13/11/10 21:58
色の見えない自分番田 自由詩113/11/10 21:56
純情モティーコ短歌013/11/10 21:49
彩雲(さいうん)草野大悟2自由詩4*13/11/10 21:43
夕刻虫の音響いて綺麗にせめて耳だけ塞ぎなかんな自由詩6*13/11/10 19:45
雪解けの靴クナリ自由詩9*13/11/10 19:34
オルゴール・ガール自由詩413/11/10 19:32
ヘンゼルとグレーテルとまともさん因子自由詩613/11/10 19:13

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