秋の夕暮れ
床に漂う冷気に足を漬け
おとこひとりタマネギを剥く

まな板に乗せ 包丁を持ち
玉ねぎの白い肌が 
病床の妻に重なって
ためらったおとこから
逃げたタマネギ

床から拾 ...
螺旋階段を下りて行った
ぐるぐる
ねじれる記憶を
拾ってきたの
遠いこだわりを
大事そうに抱えて
あなたは私を指さして
「あなたが私を傷つけた」という
そうだったかしら
身に覚えがな ...
休日の夜は
君と一緒にダンスする
それが習慣になっている

色んなダンスに挑戦して
幅を広げて表現力を高める

気持ちを一つにして
お互いの魅力を感じながら

広いベランダで
夜 ...
青いてのひらから立ち昇った 赤い煙と黄色い灰 今日一日は紫の雨が降る予報 誰かを呼ぶ声がする それだけが存在する人のいない社会で 色は色同士響きあい 次々と異なる色を生んでゆく 黄金の岩肌が銀色の葉を ... ケンタッキー・フライド・チキンの
パーティーバーレルを
一度だけ買ったことがある

当時、随分と年上のキャバ嬢と
知り合いになって
嬢の勤めているススキノの店
10分900円のセクシーキ ...
朝の忙しい時間に入る前に
外に沢山の雪が降り積もると

暗い時間から起きた妻が独り
除雪の作業をする
それは
ぎっくり腰以来
腰の具合が悪い
ボクの為なのかもしれないが

真意は解 ...
生まれたての赤子が泣いている。

これから生きることを

不安に思ってか

生まれた事を諦めてか

大きく・大きく・泣いている・・・・。

〇戦争では、沢山の人が死にます・・・・。 ...
ただ

好きの気持ちを大切にしたいだけ。。

勝ち負け関係なく

「やろう。」と言う気持ちが

前面にあると説明したい・・・・。

「私は、辞めた後の事を思い

この不快感が何 ...
恋愛は

すれ違いと勘違いで出来ている・・・・。

一生に一度は

ストーカーと呼ばれて

人間不信になると

予想を立てていい。

「好きです。/嫌です。」

と態度で示 ...
甘すぎる飲みものに
あまり遠くまで泳いで行けそうにない日
という名まえをつける

低体温というひびきに憧れなかった?
いいえ、わたしは
身体のとおいところが
ゆっくりとまわるようなめまい ...
過ぎし日の愛に想いを馳せることはない
たとえ「貴方しかいない」と言われても
苦しみつつ整理した愛は過去へ葬り去る

過ぎし日の愛は再び甦ることはないのだ
あれから二つの心は反対方向へと向った ...
『ハロウィンの日までは』


最近、目に余る位に恋人の食生活が乱れすぎてると感じ取った自分は、少々可哀想に思いながらも強硬手段に出る事にした。

恋人は甘党だ。

カフェなどに行けば当然 ...
遠いところまで行って
棄ててきたなにかを
遠くから思う

耳鳴りのように
くりかえし
くりかえし

人は
信じうるものを
信じるのではなく
信じたいと願うものを
信じるのだろう ...
彼女についての記録、とは
その周辺に草木が茂っているとしか言えない
清冽であったことも激烈な事象も
すべて平面にねむる
おだやかさが尋常ではなくて
参照する意欲がわかない
わたした ...
光の行列の中で整理券を握りしめて
僕たちには 生きている間に自分の番がやってくる確証も持てず

枕もとに置いたステレオから流れる子守歌
横たわり抱きしめる音の羅列
星空から音がすると思ったこ ...
夕鵙やひとり暮らしの部屋の窓 履歴書にプリクラ貼るや木の実降る 海螺打や天井裏のレアカード 「早く寝てね」のメールで起きた 想像妊娠が安定期に入った 修学旅行で出会ったバスガイドさんとの文通が途絶えた ひとが変わるとき

それをぼくらは裏切りと呼んだりする

ひとはいきなりは変わらない

それまでのことは隠れている

隠れていたことが現わになるとき

それをぼくらは裏切りと呼んだ ...
詩の声が聴こえる

私が設定したのか された必然性の声

優しさはあなたの右に出る者はいないよ
私は微笑みながら左から見ている 戦ぎと凪の時空空間越え
声が聴こえる詩の

あなたの神秘 ...
「あなたは過去の栄光にすがって生きている」

ある日 ある人が 私に 放った言葉
不思議な言葉
ぎょうぎょうしい表現
だから 笑ってしまう時もある
私のこと どれだけ知っているのだろう?
...
年上の女が
傍らに
横たわっていて
私を艶めかしく感じるのは
年上だからだと言う

そんな風に
年上の女は
年上であることを
隠そうとしないが
見ればわかるよだなんて
口が裂けて ...
練り香水の種類が増えるのは
誰のせいでもない
ただ私があなたに気付かれたいと
簡潔に言えば
そういうこと

あなたの視線が横切る
無作為に ...
「石」

川辺に寝そべって空を眺める

流れる雲を見るともなく見ながら

僕は石になって時を刻む音を聞く

僕はここにいるのに誰も知らない・・・



「意志」

砂を握り ...
なんだかなぁ
むずかしいはなしはよぉ
あたままわんないんだよなぁ
いきてるせかいがせまくてさぁ
のうみそちょぼっとつかってなぁ
しくはっくしてんだよぉ
しなぷすがさぁ
のびていかないんだよこれがさぁ ...
どこまでも続いている道
遥か彼方へ離れていても
青い鳥は心を通わす

いつか森に還るときまで
あなたと繋がっていたい

誰もいない部屋
写真の中の二人は寄り添い微笑んで ...
日々の現実が嫌で嫌で
 考え抜いた者が
行き着いたものは
 物質への憧れ

何かを思うより
何かに触れていたい

家の近くの
何の変哲もない公園のフェンス
それを手で触って
握り ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
玉ねぎの涙イナエ自由詩10*13/11/2 9:38
螺旋階段Lucy自由詩14*13/11/2 9:34
ダンス夏川ゆう自由詩113/11/2 8:51
twitter葉leaf自由詩213/11/2 6:45
クリスマス前のこと板谷みきょう自由詩8*13/11/2 6:32
伝えられない本当のこと 自由詩5*13/11/2 6:14
水引梓ゆい自由詩213/11/2 3:40
一文字自由詩213/11/2 2:36
哲学書自由詩213/11/2 2:16
ミルクティー平井容子自由詩1013/11/1 23:53
君に愛があるとして・・・tamami自由詩313/11/1 23:52
ハロウィンの日まではくみ散文(批評...113/11/1 23:52
棄て(られ)た夜に大覚アキラ自由詩213/11/1 23:28
秋の庭遙洋自由詩3*13/11/1 23:25
エイリアンNeutra...自由詩513/11/1 23:18
夕鵙やひとり暮らしの部屋の窓北大路京介俳句313/11/1 23:13
履歴書にプリクラ貼るや木の実降る俳句213/11/1 23:13
海螺打や天井裏のレアカード俳句013/11/1 23:13
「早く寝てね」のメールで起きた自由詩813/11/1 23:12
想像妊娠が安定期に入った自由詩313/11/1 23:12
修学旅行で出会ったバスガイドさんとの文通が途絶えた自由詩313/11/1 23:11
ひとが変わるとき吉岡ペペロ自由詩713/11/1 22:51
詩の声朝焼彩茜色自由詩12*13/11/1 22:47
あなたの話をみんな聞いていない小川麻由美自由詩2*13/11/1 20:47
年上の女花形新次自由詩113/11/1 19:26
架空の行方中山 マキ自由詩113/11/1 18:00
「いし」2題  〜四つの行詩より〜龍九音自由詩2*13/11/1 17:57
ひとりごとhiroto...携帯写真+...4*13/11/1 17:40
「命」夜月 こころ自由詩213/11/1 17:25
手入る頭引き図ッ手永る不羽毛狩心自由詩1*13/11/1 15:21

Home 戻る 最新へ 次へ
2414 2415 2416 2417 2418 2419 2420 2421 2422 2423 2424 2425 2426 2427 2428 2429 2430 2431 2432 2433 2434 2435 2436 2437 2438 2439 2440 2441 2442 2443 2444 2445 2446 2447 2448 2449 2450 2451 2452 2453 2454 
加筆訂正:
詩の声/朝焼彩茜色[13/11/1 23:37]
最後の2行やっぱり消しました。すいません。
3.9sec.