返答の無いアドレスと番号を、消去する。
その行為はまるで
ボタンを押すというよりも
深い穴の井戸に
ふたをするのと同じ・・・。
反応が無いということで
何に対し/誰 ...
うちの工場の隣が倒産した
風が強い日の
人間の後姿
ぽつり ぽつり
人間の後姿
くしゃみが怒っている
人間の後姿
咳が泣いている
人間の後姿
吐き捨てられた
人 ...
私のポコチンの前で
泣かないで下さい
これは本当の私ではありません
被ってなんかいません
センのズリを
センのズリをかいて
あの敏感な肌を
露出して見せます
「私のお腹の中に
...
優しい人っているらしいんだけど
あたし会ったことないのよねえ
あの人、優しいわって
言われてる人に限って
あたしには冷たいっていうか
ケダモノを見るような目で見るっていうか
全然、優しくな ...
なくした財布の、行方を思う。。。
キャッシュカードは無事か?
免許証は?保険証は?
自分を表す記号の行方を
ただただ思う・・・・。
小銭入れの十円玉と
百円玉・五円 ...
記憶のほとりに座り
流れてゆく断片を
拾い集めながら暮らす
また泣いているけど
誰かに知ってほしいからじゃない
とつぶやきながら
、何をしたいのか
みえないから
つくっているのだろ ...
そとに出ると
花が増えている
風ならきっと南から
踏みしめるアスファルトに
いつもの靴はよく馴染み
足りない
違うと思う
そうじゃなくて
きさらづあたりの
すずもりたけやぶ
南無阿弥陀仏の
證成寺(しようじやうじ)
しよつしよつしよつじやうじ
しようじやうじの庭(には)は
たぬきあつまり はらつづみ
つきよに 和尚(を ...
代々木の病院の帰りに新宿に寄った
今日は先生に伝わってよかったな
まず、自分がこういうことに苦しんでいるということを他人に伝えることが難しい
知らなかった 自分にそういう表現力がないとは。
...
背骨を震わせる雨は上がり、軒下の猫は子を舐める。
都市に流れる網の目の血管は下に、下に。皮膚を潜っ
て深く。地球は幾度、吐こうとする。
閉ざされた、大勢の人が並んで歩くノイズの重なりは
...
ふしぎな生きものが対岸におりましたので
わたしは急いで脱ぎました
なるべく丁寧に急いで
わたしはあらわになりました
しかしながら
湯茶の用意が整っておらず
先方はやや訝しげ ...
茶色の家
訪れた茶色の家
石板を組み
セメントで固め
左に続く壁には
少し傷があって
今日は留守
泥のついたボディーの
ニッサンの軽自動車
赤いフォードの
後ろにつけて ...
そいつは道の真ん中に転がっていた
雨の日だった
合羽を着て自転車を漕いでいたので
私の視界は悪い
遠くから黒い物体が見えた時
壊れた黒い雨傘だと思った
もっと近づくと
黒い長靴に見えた
...
詩は何故生まれるのか
それはコミュニケーションの不可能を
自らの中に深く感じているから
人と人は分かり合えない
それらは永久に
それぞれに違う宇宙として孤立している
...
見得ないモノなんて 信じなくったって イイ
そう 教えられて来た
例えば 甘い 言葉ならば
幾重にも 話術をかけて
そう
ケーキの上に 乗っかった
あまーい あまー ...
いない
おじいさん
いないのは
おじさん
行方不明のおじさん
ドロップアウト
路上生活
捜索願い
詩
詩
補導
バイト生活
いいこともある
いができた
おじ ...
むかし 納屋の整理をした折
古箪笥の引き出しを開けると
中が炊きたての赤飯でいっぱいだったことがある
春の川でとれた蟹の甲羅を剥ぐと
どの蟹にも赤飯がぎっしり詰まっていたこともある
それから ...
ほしかった
ものをまえに
気持をうしないそうで
驚いている
驚いている
わたしがわたしを
うしないそうで
ねむりなよ
あなたが
言うものだから
泣くよりさきに
ほほえ ...
少し肌寒い秋の夜。
澄み切った空気を吸い込み、久しぶりの深夜徘徊ランニング。
今日は5km走れるかしら。
最後まであきらめずに走れるだろうか。
徐々に高まる心拍数。
だけど、走るのをやめ ...
みぞれ ゆき はれ みぞれ ゆき
ねえ
殺して よ
きっと気持ち良くて
笑ってしまう
わ
ひらり ひら り
には
まだ早く
濃色花蕾累々と
香り温くも木洩れ日なく
...
友達を
失った日に
眠りに落ちていく
ベッドの上
手には でも
何もかもある きっと
ないものとしての
何かがある
自分を
探している時
眠りに落ちていく
ベッドから ...
「ガレージ」とシャコ頼む客の料金を三割増しにしている寿司屋
イゾジンのうがい薬や寒鮃
寒鮃要らなくなった冷蔵庫
ライダースーツを着てバイクの免許がない
イケてる奴につけられた変なアダ名
絶対零度より冷たい瞳で見られた
今朝もぎゅうぎゅう
詰め込まれた通勤電車
トンネルを抜けると爽やかな朝日
お尻のあたりに妙な違和感
さわさわさわさわ
動けない…
首をねじったらつったけど
目の端に黒縁めがねの男 ...
痩せこけたデリヘル嬢にイラマチオをさせながらザッピングする
寒い夜、風は弱い
冷凍ピッツァに混入した
マラチオンに激しくむせるように
涙をうかべるから
美しい
部屋の模様は、薄 ...
わたしの母は
一流の歌謡曲なのであります
酸いも甘いも知り尽くし
いまや図太く
強固です
わたしの父も
一流の歌謡曲なのであります
優しく厳しく漕ぎわたり
よう ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
無音
梓ゆい
自由詩
1
14/1/29 20:53
後姿しかない
ichiro...
自由詩
4*
14/1/29 20:47
センのズリをかいて
花形新次
自由詩
2
14/1/29 20:21
優しい人
〃
自由詩
2
14/1/29 19:57
胃潰瘍
梓ゆい
自由詩
2
14/1/29 19:55
2
もっぷ
自由詩
2
14/1/29 18:42
1
〃
自由詩
2
14/1/29 18:42
たぬきばやしがきこえる
……とある蛙
自由詩
6*
14/1/29 17:43
個室ビデオの太陽
馬野ミキ
自由詩
2+
14/1/29 15:58
「彼岸の鐘」
宇野康平
自由詩
3+
14/1/29 15:47
対岸
千波 一也
自由詩
6
14/1/29 15:35
茶色の家
生田 稔
自由詩
1
14/1/29 11:52
【 どこへ いった? 】
泡沫恋歌
自由詩
19*
14/1/29 7:30
詩の橋
yamada...
自由詩
1
14/1/29 7:04
チョコレートケーキで乾杯
藤鈴呼
自由詩
2*
14/1/29 6:50
いないおじいさん
ichiro...
自由詩
3+*
14/1/29 5:55
赤飯三題
春日線香
自由詩
5
14/1/29 3:55
ねむりなよ
はるな
自由詩
7
14/1/29 2:32
駆け抜けたはずの夜
六九郎
自由詩
2
14/1/29 1:23
春韻
凛々椿
自由詩
9
14/1/29 1:01
セール品はいらない
番田
自由詩
3
14/1/29 0:56
「ガレージ」とシャコ頼む客の料金を三割増しにしている寿司屋
北大路京介
短歌
3
14/1/29 0:25
イゾジンのうがい薬や寒鮃
〃
俳句
3
14/1/29 0:24
寒鮃要らなくなった冷蔵庫
〃
俳句
2
14/1/29 0:24
ライダースーツを着てバイクの免許がない
〃
自由詩
3
14/1/29 0:23
イケてる奴につけられた変なアダ名
〃
自由詩
4
14/1/29 0:23
絶対零度より冷たい瞳で見られた
〃
自由詩
7
14/1/29 0:23
冤罪
藤原絵理子
自由詩
2*
14/1/28 23:51
イマラチオンの夜
末下りょう
自由詩
2
14/1/28 22:40
歌謡曲になりたい
千波 一也
自由詩
2
14/1/28 22:34
2393
2394
2395
2396
2397
2398
2399
2400
2401
2402
2403
2404
2405
2406
2407
2408
2409
2410
2411
2412
2413
2414
2415
2416
2417
2418
2419
2420
2421
2422
2423
2424
2425
2426
2427
2428
2429
2430
2431
2432
2433
加筆訂正:
いないおじいさん
/
ichirou
[14/1/29 6:46]
一部修正しました。
4.13sec.