みぞれ ゆき はれ みぞれ ゆき
ねえ
殺して よ
きっと気持ち良くて
笑ってしまう



ひらり ひら り


には
まだ早く
濃色花蕾累々と
香り温くも木洩れ日なく
...
友達を
失った日に
眠りに落ちていく
ベッドの上

手には でも
何もかもある きっと
ないものとしての
何かがある

自分を
探している時
眠りに落ちていく
ベッドから ...
「ガレージ」とシャコ頼む客の料金を三割増しにしている寿司屋 イゾジンのうがい薬や寒鮃 寒鮃要らなくなった冷蔵庫 ライダースーツを着てバイクの免許がない イケてる奴につけられた変なアダ名 絶対零度より冷たい瞳で見られた 今朝もぎゅうぎゅう
詰め込まれた通勤電車
トンネルを抜けると爽やかな朝日
お尻のあたりに妙な違和感

さわさわさわさわ
動けない…
首をねじったらつったけど
目の端に黒縁めがねの男 ...
痩せこけたデリヘル嬢にイラマチオをさせながらザッピングする
寒い夜、風は弱い

冷凍ピッツァに混入した
マラチオンに激しくむせるように
涙をうかべるから
美しい

部屋の模様は、薄 ...
わたしの母は
一流の歌謡曲なのであります

酸いも甘いも知り尽くし
いまや図太く
強固です


わたしの父も
一流の歌謡曲なのであります

優しく厳しく漕ぎわたり
よう ...
七夕飾りを作った
網飾りと提灯をつけた
短冊を書いてヴェランダに飾った

あいにくのくもりぞら
空を見る気にもなれず
意味のないTVドラマを観た

ヴェランダで妙な物音がする
カ ...
あのときオレいたから

死んだらオレ

あのときのおまえのそばで

バンザイバンザイしていたから


バンザイバンザイ

進軍ラッパ吹きながら

バンザイバンザイ

行進曲奏でていたから


あのとき ...
 すこし混む電車の中
 イヤホンから囁いてくる音楽
 あのひとも 立っているあのひとも 違った音に
 こっそり囁かれている
 快速急行は両窓の景色と景色を
 後ろへ後ろへ ...
生命線が
肩まで伸びているから
単純計算で850年生きると
上大岡の母に言われた
年金貰えるかなと
心配になった
じょうりくと
なかよく
できない
ことが
ほんのう
てきに
きまって
いて
たぶん
どうやっても
すかれ
られない
という
ことが
あきら
かで
あれば
できる
だ ...
{引用=
『雲雀料理11号』 http://hibariryouri.web.fc2.com/#11 の感想をすきかって書いてみました。
web媒体でも読めますが、紙だとイメージがまたがらりと変わ ...
ちいさなちいさなしあわせを味わう
紙コップで飲むコーヒーのような
てのひらで包めるあたたかさは
確かにここにあることを知らせる

だれもがちいさなぬくもりをほしがるけど
簡単にその手を差し ...
頭が割れそう

掃いて捨てるほど死のう
偽装を殺そう
間隔の短い電鉄は溶かして屠ろう
愛の真剣で胸を貫こう
ギザギザな爪立てて首を絞めよう
上空3kmで裸そっと降ろしてあげよう
鉄 ...
何度聞いても頭に入らない言葉がある
例えば
ペンナカッタ
何度聞いても頭に入らないのだから
恐らく間違っていると思う
ピンナケッタかも知れないし
ポンニヘッタかも知れない
ともすると、プ ...
夕日が沈むよ
きょうが死ににゆくよ
西が自分の墓場だと
ちゃんと知っているんだね

私には自分がわからない
舵取りもできない
そしていつかはこのまま
失ったまま終わるのだろうか

...
こよみが裏切られ
木々は途切れ
老いた田園に
祈りを帯びた青い雲
荒れ果てた放棄地に
にがい風はとどまる
ちいさな歌を弔うため
花の名前を指折り
陽射しを受けとめる
古い石積み
繰 ...
不惑の境地
たどるも遠く
惑いさまようことばかり

受けさずかった
生の還元
先をゆくのは
名もなきうた



青年期の血気
汗ばむいらだち
若気のいたり

言の ...
もう
あの船の行方なら
わたしの胸に描かれるしかありません

その
描きようの総てが許されるわけではなくて
それでも
描いていくしかなくて
ひとり
色をもたない潮風に
抱かれて ...
曇り空から縄が垂れている
どこに続いているのか先は見えない
午後になると近所のものが集まってきて
突如現れたこの縄について協議しはじめた
一人がおれが片付けてやると言って前に出る
触らないほ ...
黄ばんだ紙切れのような脳の甲殻

時を忘れて縦長の穴を掘る

安らかに眠った顔を覆う高価な布

疑うことに疲れ果てた深夜零時


絵になるような横顔の影

その曲線の秘密を隠そう ...
I can't speak English.

みたいに

何も書けませんいまは

っていう

言ってみる

私はウソをつかない

みたいに

何も書けませんいまは

...
遠く流れた 月の海に
翡翠を ゆっくり 浮かべたら

親不知 弧知らず
抜いた歯が 葉の上 露と きらりんこ

もう 忘れたわ 過去のことなど
琴など弾いて はずみます

...
十代の頃、自分の気力で仕事を続けることが困難になり
日雇いの仕事を求め早朝の高田馬場に行き
流れでそのまま浦安のタコ部屋で半年働いた
タコ部屋と言ってもまあ綺麗な畳が敷かれた大部屋で15人位で雑 ...
席について君はコートを脱いでハンガーにかけていた
ピチッとしたニットセーターをきみのおっぱいがここにちゃんと存在していますといった感じで押し出している感が

暴力的で

無言ですべてを伝え
...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
春韻凛々椿自由詩914/1/29 1:01
セール品はいらない番田 自由詩314/1/29 0:56
「ガレージ」とシャコ頼む客の料金を三割増しにしている寿司屋北大路京介短歌314/1/29 0:25
イゾジンのうがい薬や寒鮃俳句314/1/29 0:24
寒鮃要らなくなった冷蔵庫俳句214/1/29 0:24
ライダースーツを着てバイクの免許がない自由詩314/1/29 0:23
イケてる奴につけられた変なアダ名自由詩414/1/29 0:23
絶対零度より冷たい瞳で見られた自由詩714/1/29 0:23
冤罪藤原絵理子自由詩2*14/1/28 23:51
イマラチオンの夜末下りょう自由詩214/1/28 22:40
歌謡曲になりたい千波 一也自由詩214/1/28 22:34
乞巧奠藤原絵理子自由詩3*14/1/28 22:22
バンザイバンザイ吉岡ペペロ携帯写真+...214/1/28 22:20
キミも ともだち。ヨルノテガム自由詩714/1/28 21:55
生命線が長すぎる花形新次自由詩114/1/28 21:43
バルムンクa自由詩114/1/28 21:35
【レビュー】雲雀料理11号の感想 1/4mizu K散文(批評...4*14/1/28 21:11
紙コップの中の風朧月自由詩314/1/28 20:57
ぱらぱらと焔舌は恥知らずなけま、たへ...自由詩114/1/28 20:12
パンナコッタ花形新次自由詩414/1/28 20:01
空には星がもっぷ自由詩914/1/28 18:53
即興、はじまりの場所であまね自由詩714/1/28 18:17
詩と死の私史シホ.N自由詩314/1/28 17:33
アンコール千波 一也自由詩414/1/28 17:12
春日線香自由詩314/1/28 16:34
ビル自由詩114/1/28 14:42
蹴り殺されてもはなおうぎ自由詩0*14/1/28 10:46
キバナコスモス藤鈴呼自由詩5*14/1/28 9:13
K工業所馬野ミキ自由詩314/1/28 5:41
いつかあの焼き鳥屋で推定Fカップの自由詩3+14/1/28 5:05

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加筆訂正:
死に神/なけま、たへるよんう゛くを[14/1/28 19:53]
愚変
6.35sec.