穏やかな顔して眠ってる 
黒いリリーが好きって 
ヒール鳴らしながら言うあの子
天使に用はないわって 
うつろな目で空をみあげている 
メキシコのドクロが垂れ下がったドアノブの前で  ...
野良猫から
一粒の
種を貰った
二年の時

窓辺の席
淡く芽生えた恋心

誰かを好きになったら
分からず屋で
気まぐれな
花が咲く

野良猫は
生まれる前に
母猫から聞い ...
リザの朱い唇が震えて 
ガラスの森ができた 
雪の降る音がするんだと言っていた
それはしゃぼん玉が割れるような音で 
十字架にキスをする温度のようだとも言っていた  
アフタヌーンティー ...
あなたはもう自由なのだ

または
きっと 
最初から
あなたは自由だったのかもしれない

私も
野を駆ける風をその髪に
茜色の夕焼けをその頬に
天の川を両の手に
卯月の雨を一粒残らず集めたら
桜吹雪に変えて見せましょう

知りえる限りの美しさを散りばめて
後ろから剛い電気光線を受けた処刑場のクライスト、林檎は、祈りとも醜形恐怖とも取りうる微妙にずれた表情で光線に鮮やかな返り血を浴びた自分の姿を想像していた。執行するわたしの背後には黒い革鞄があってなかに ... 逆さまに 微笑む兎が 見えたかい
月明かりの下で 朝露を待つ夜は 程遠く

太陽の訪れを 待ち侘びる事も 忘れたみたい
海岸で咲く 緑の花びらを 見付けたかい

違うよ 其れは 蛇紋岩だ
...
黙っておこう 余計な事は
黙っておこう 隠し事は

黙っておこう 世を渡るには
黙っておこう 面倒な事は

大事な鍵は手の届かぬ土の中
根に絡まる土の中

正直者は苦労する
取って ...
ヘッドフォンのコブクロなどを聴きながら
恵比寿駅の階段を
ひとり登っていくとき
今年は自分にとってどうたったかなどを
思い返している


同世代ぐらいの人が
まばらにホームに立っている ...
愛してるって
言うよ

何ひとつも
差し出してあげらないっていうのに

限られた時間の中で
いま四ツ谷だよ

いま水道橋歩いてます

いま終わりましたありがとお

いまを留守電でいま聞く


叶わないから

言う訳じゃないけれど

ずっと一緒にいたかった

から ...
東京

午後4時55分は暗かった

冥かった

役割を決められてしまうなら

じぶんで選びたかった

道をゆくペットたち

役割を決められてしまっているのに

なんだか嬉し ...
カラスが道端で死んでいました
カラスはカラスのままで横たわっていました

そうやって
カラスはカラスのままで朽ちてゆくのでしょう

落ち葉が
カラスの上にも
ふっていました

カラ ...
男:路上で道路工事をしているところありまして
ご婦人が大きめな制服に、警備棒を片手にフリフ
リしていました。ははは。

警備員は老人だって誰だってできる仕事だときい
ていましたから、ご婦人は ...
ボーナスをピアノに落とし無音かな サイコロでボーナスの額決めている ボーナスが妻の笑顔を奪いけり 成長する神を見ている 人間につけられた名前を知らない 女装して女子会にきている {引用=
はじめは、
つねの細雪
里がつきる雪の原
月あかりが
白い影をひく
{ルビ素足=はだし}の人待ちすがたは、
女夜叉
夜めにも妖しい
うつくしさ


   *
 
...
死んで又



砂に戻って








それだけだ










そんだけだけど
...
白い色鉛筆で書かれた
その言葉は
白い色を言葉にすることなく
白い色に染まることもなく

ただ
その言葉を伝える


    さようなら
トサマキエウさんナイス










現フォの動画コーナーがここまで心を撃ってくれるなんて



...
町あかり泣きそうに

にじんでる

あんなにがんばった

無駄にして

俺だけがわるいから


歩きたい

君がいる

あたたかい店に

行くだけでいい


町 ...
別れ際
もう一度
君の
爪先を愛撫した


 君は
 恥じらいながら
 美しく変形した爪先で
 二人の接線を示す
 弧を描く


曲が

 月の光から
 パスピエにかわ ...
星が眠る頃僕たちは起きる。
グラタン朝よ。起きなさい。
そんな母の声で目が覚めた
グラタンとは私の名である。

あのグラタンかとの質問に
真っ正面から答えてみたい。
そうだあのグラタンで ...
手の震えは鼓動と世界と私の皮膚の境界線のずれで起る。

そう思いながら、

女は鏡を見て皺をなぞる。男は息子に何度も同じ過去の

話を語る。

ある日、女が死のうとして馴染みの川へ行く ...
指先のくぼみが赤い
神経は気まぐれで 思い出し痛み
肉のクッションは誰のもの
せめて骨くらいは 自分のものにしたい

とてもよさそうな歌声が
突然 僕に覆いかぶさってきた
駄目だ ここか ...
LOVE

LOSE

KILL and LIVE

YOU and I and EVERYONE

YOU are DREAM
YOU are JUSTICE

...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
Ribbonマーブル自由詩113/12/10 8:39
分からず屋うみこ自由詩2*13/12/10 4:00
リザマーブル自由詩813/12/10 3:11
ラストシーン。駒沢優希自由詩313/12/10 1:54
野を駆ける。自由詩213/12/10 1:04
白雨自由詩013/12/10 0:58
彼女の土産藤鈴呼自由詩4*13/12/10 0:38
黙っておこうsubaru...自由詩11*13/12/10 0:31
誰かからの声番田 自由詩113/12/10 0:02
コスモロジー駒沢優希自由詩213/12/9 23:32
叶わないから吉岡ペペロ自由詩513/12/9 23:09
東京午後4時55分自由詩413/12/9 23:06
落ち葉の季節朧月自由詩613/12/9 22:50
「ご婦人は棒をフリフリ」宇野康平自由詩013/12/9 22:43
ボーナスをピアノに落とし無音かな北大路京介俳句613/12/9 22:21
サイコロでボーナスの額決めている俳句1*13/12/9 22:21
ボーナスが妻の笑顔を奪いけり俳句313/12/9 22:21
成長する神を見ている自由詩613/12/9 22:20
人間につけられた名前を知らない自由詩513/12/9 22:20
女装して女子会にきている自由詩513/12/9 22:20
演歌詩 — 「雪しぐれ」月乃助自由詩4*13/12/9 21:50
本日の短歌TAT短歌2*13/12/9 21:43
白い色鉛筆で書かれた言葉ichiro...自由詩3*13/12/9 21:40
ジョン・レノンが『スタンド・バイ・ミー』をお歌いになられます ...TAT自由詩1*13/12/9 21:02
にじんでる吉岡ペペロ自由詩213/12/9 20:33
トゥシューズichiro...自由詩5*13/12/9 20:24
グラタンと呼ばれてブルース瀬戸...自由詩5*13/12/9 19:01
「どうせ消耗戦」宇野康平自由詩013/12/9 18:13
言葉の霧に巻かれてyuugao自由詩313/12/9 18:11
EVERY......創輝自由詩013/12/9 18:06

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加筆訂正:
大雪やアスファルトから生えたる草/北大路京介[13/12/9 22:24]
生えし草 →生えたる草
演歌詩 — 「雪しぐれ」/月乃助[13/12/9 22:09]
少し
5.12sec.