野球の話はしないと手のひらに書いてある 君が嫌いな人を誉めた 鏡越しに女子高生が見える席に座った 女の子どうしで指をつなぐのもあの子とならば特別な意味 毎週毎週水曜日
生協のドライアイスの煙幕
キッチンで体育座り
上等なコシヒカリ
御飯がタケナイ
涙 涙 涙
安物の料理酒
アルコール15%
取手が付いた焼酎は幻
アルコール25%
...
夜がきた (おやすみ

夢の中で君に指と唇あげる

午前四時

君の左手首から現代詩あふれだす

月の裏から声

私は百年ぶりに私の声きいた

ざらざらしたものすべて

...
1

繊細な抒情と
硬質な抽象の狭間に
不意に出現する少年の輪郭


2

指さきから歌を零している
気づかずに どうしても
指さきから歌を零してしまう


3

羽搏 ...
足が臭いぜ
と言った人から
5億円を徴収するという
足が臭い税法案が
国会を通過する見通しとなった
国会周辺では
これに反対する
ブーツ愛好家で且つソフトSの男性が
言葉の両義性につい ...
絶望が深まれば
深まる程
私の信仰は
高まっていく

どうかあの人の
最後の願いが届いて
幸せになりますように

本当に大切なこと
今夜こそ
教えてほしい

今日の光は
今 ...
もう十三回忌も過ぎたから
お参りする人もいないだろうと
連休を利用して彼岸でもないのに
墓参り

もう親戚も知人もいない
自分の出身高校だけある
両親の骨が埋まっている
団地のひとやま ...
残雪の山の息吹を彼方に見遣り、
今この胸に響く魂の鼓動。
笛の音に松の枝はそよぎ、
今此処に在る事の旅情を唄う。

遮る者も無く、また、憐れむ者も無く、
無頼の道の誘いにただその身を委 ...
月が私を見てる
あなたが月を見てる
私はあなたを見てる

奇妙な三角関係
猫が横切る
白いソファーに寝転んで、
あくび

静か過ぎる
日付が変わるま ...
俺は人々の存在する轟音にまみれて
轟音が轟音のまま無音になる瞬間を選んでは
明日の墓場に一歩ずつ歩みを進めていた
背中に美しい光がとてつもない重量でのしかかり
かすむ視界を泳ぐ言葉 ...
わたしたちはいつだって、衰退するために歩いている
爽やかな足取りで、時折笑顔や鼻歌も添えて
夢物語ばかりを選んで話す
事実はこの際あまり重要ではない


幸せになりたい、なんて
芝居がか ...
その平らだった天秤を

傾けても それでも

こっちを見て笑っている

おもりは

落ちるよ 怖いよ

喚いて 少し怒って

不安からか泣いたりもして

傾けたあなたは ...
ひとはり、ひとはり想いを込めて
大好きなあの人へ贈りましょう
私の拙い手編みのセーター
あの人は受け取ってくれるでしょうか

いつもの街角、いつもの時間
大好きなあの人を待ちましょう
...
 

あの日生まれた 赤ん坊は たくさんの時が経ち
今日も傷つき そしてまた信じてる 

あの日咲いてた 花たちは
今はもう どこにもいないけれど 
その花から花へと 今もどこかで微笑ん ...
午前二時君を電話で起こしたら四時間前を覚えててくれた


泣いちゃって受話器の向こう筒抜けでおんなじ月を見ようと言われた


デコメ好きバレた後から来るメール時々デコメなぜ忘れるの

...
みんなにさよならを言ってまわって
疲れて帰ってベッドにもぐる
時刻なんてわからない
黄昏だったか真っ暗だったか
なぁんにもわからない
ここはわたしだけの場所
やっとたどり着いた
今日の日 ...
花が流れる
路を川を空を径を
鐘の音も見張りも
気づかぬうちに


喪服の赤子
灯台を覆う花嫁
濡れながら
うたいながら


百合のむこうの枯れ野
変わりつづ ...
 昼の買い物

雑誌・詩の雑誌(詩の雑誌高価、1500円なりけり)

筆・絵筆、書筆(筆高けり最低1000円)

ブローチ・上品、下品、等いろいろ

○可愛い花を、妻に買いけり
 懐 ...
あなたが風変わりな人と知ったのは
新緑の上野動物園の入り口で
二時間後にここに集合という言葉を聞いて
会社の人らと別れて一人
不忍池方面へ消えたときのこと

みんなで群れておしゃべりしなが ...
わたしは羊を追う
いや、追われているのはわたし

長針と短針の間に指をはさみ
どれほどの間、気を失っていたのだろう
どれほどの間、夢をみていただろう

子供のままの果実が落ちる
驚いた ...
一切不具合無く俺は発進した
2メートル進んで渋滞に巻き込まれた
リタイアした
ネクタイは緩めたままだが更に緩めた
学生はネイビーの作業着の俺を馬鹿にする
ガラス越しにつまらなそうに目線を上げ ...
いつしか忘れていた赤い絲
まだ見ぬ貴方と私の赤い絲
お会い出来たらそれは奇跡
生まれる前から二人の絲が
決まっているのだとしたら
お会い出来ないまま終ると
そんな気がしてなりません

...
誰もいない街
詩を書いていた 誰もが自分をなくした
電車の中である気がする
人に知られる人間であるわけでもない
何かを書いていた そして 心の窓を
頭の中で思う自分を感じながら
僕は通 ...
一生懸命さ
ひたむきさ
その夢中になる輝ける時

その眩しさが

どこまでも虚しくさせるのだ。
  旅になど出たくなかった
  わたしは 部屋に鍵をかけた
  カーテンをひいて静かな音楽をきいた
  水をのみながら 岩間を抜けるほそい風のような
  詩の言葉を待とうと思った

...
  玉蜀黍よ、わたしは考えていた
  家にのこしてきた洗濯物のことや
  背広にしのばせた セブンスターの空き箱のこと
  やがて都市は赤く染まり
  猿はどこまでも愚かに
  皺が ...
ビィ ハッピー
幸福になれよ
ビィ ハッピー
元気でいろよ
そんな呪いの満ちた世界

生きていれば
食い潰される可能性たち
恐怖に慄き立ち竦む

描いていたレールを
脱線するイメ ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
野球の話はしないと手のひらに書いてある北大路京介自由詩313/10/31 21:45
君が嫌いな人を誉めた自由詩213/10/31 21:45
鏡越しに女子高生が見える席に座った自由詩413/10/31 21:45
指をつなぐ佐野まこ短歌313/10/31 21:30
日常 So So小川麻由美自由詩3*13/10/31 21:18
今夜は無題左屋百色自由詩10*13/10/31 20:45
少 年塔野夏子自由詩4*13/10/31 20:28
足が臭い税花形新次自由詩113/10/31 19:37
四つの呟き渡辺亘自由詩113/10/31 19:23
墓参りー千の風にならない人たちへ……とある蛙自由詩9*13/10/31 18:52
現代ヒヤシンス自由詩7*13/10/31 18:37
爪を噛む中山 マキ自由詩413/10/31 17:54
葉leaf自由詩113/10/31 16:23
そして花は散るあ。自由詩113/10/31 16:15
てんびんmarica...自由詩113/10/31 15:59
セーター龍九音自由詩1*13/10/31 15:49
生まれたての真珠のように葉月桜子自由詩113/10/31 13:39
てんびん座の夜 (十首)もっぷ短歌613/10/31 13:05
カップ麺生活少女自由詩14*13/10/31 11:46
冬と檻光(十六の視花)木立 悟自由詩313/10/31 11:37
 昼の買い物生田 稔自由詩213/10/31 11:36
あなたの不安イナエ自由詩6*13/10/31 9:20
frontier瑠王自由詩313/10/31 7:22
粉末自由詩1*13/10/31 4:05
赤い絲・・・tamami自由詩213/10/31 3:44
スニーカーの中は泥だらけ番田 自由詩113/10/31 1:25
結局いつも泣かされるのはまきちぇり自由詩213/10/31 0:53
草野春心自由詩413/10/31 0:37
誰が誰かもわからない人だかりのなかで自由詩513/10/31 0:21
ビィ ハッピー茜井ことは自由詩1*13/10/31 0:03

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