いちにちたっても
いっかげつたっても
村上春樹も
古今亭志ん生も
生きてたって
死んでたって
あの日のあのとき
ハッピーバースデイ
木枯らしなんて
...
改装をくりかえして
築四〇年余は建付けの歪み
隙間風が折角の暖房部屋に吹き込んで
基礎代謝低下のおいぼれは震えるばかり
まるで片田舎に建っている ...
夜も光が満ちあふれている
というのに何という暗さだ
積乱雲の内に潜んでいた狂気が燃え上がり
炎となってなだれ落ちた北の空
燃え広がる炎は山を飲み込み
夜と昼 夏と冬が入り交じった都会の
...
海苔食べる間も老いていくのです
陽だまりに落ちるふたつの影が
重なり合い
水溜りのように揺れる
君の影がどこか心強く
僕は精一杯の虚勢を張るけど
どうやら失敗してるようだね
ほら一年前にはひとつだったのが
...
からっ風綾波レイのハイヒール
スプーンで食べないからだ
マシンガンに撃たれたい夜がある
私の死んだ日桜満開
太陽は暖かいのに
僕を焦がす事が出来ない
月は綺麗なのに
僕を癒せない
風は全てを吹き飛ばすのに
僕を動かせられない
地震は地面を揺らすのに
僕を揺らせない
なのに君は僕の心を
焦が ...
「僕」の住む町
鍵降町には伝説がある
それは
空から延びてくる
絹の帯を滑って降りてくる鍵の雨の伝説だ
雨のように降ってくる鍵の1つ1つが
一人一人の、少年少女の、幼年期に入り込み ...
ことばに かこまれすぎたので
うみに いった
なみが うたっていた
かぜが うたっていた
ぼくは くちを あけて
うたを すいこんだ
いみに おいかけられすぎたので
やまに のぼった ...
君と僕の間立ち昇る蒸気 少し高いところから注がれるミルク
軽く手を添えて 彼女は僕に笑顔まで添えて
白と黒の渦を巻くさっきまでのブラックコーヒー
束の間の現実逃避
優しく微笑むウエイター ...
他人の心の扉を開いて大切な物を
奪う事が得意だった俺には
開けられない物なんてなかった
他人の幸も不幸も俺は奪う事ができた
ふと、自分の扉を開いてみたいと思った
だけど鍵 ...
あいつは何をやっているのだろう・・・・
小さな世界の自身の等身大との格闘
アタシは審判なんて頼まれていないけれど 裁く慰めもない
傍観の繋がり魂 他人さ
眺めてはいる
いい景色さ
...
主人公であるなら
殺されてはいけない
最初に殺される被害者は主人公ではないからだ
犯人か探偵であるべきだ
だが誰かが殺されなければ
犯人は犯人たりえず
探偵も登場しないだろう
つまり殺さ ...
言葉にしないことがある
このことを言葉にすると
君の不安が増えるから
だって
言葉は
安心より不安に寄り添う力が強いから
言葉にしたいことがある
このことを言葉に ...
自分を理解する時
何も見えなくなる
だからこそ気づかされる
人の言葉に
自分が見えない時に
他人を感じられないなんてのは
嘘だ
僕は死んだのだからさ
昼間から何も口 ...
じょうりくが
ほかのと
たのしげに
はなしているのを
みたくないから
はやく
かえることに
したが、
たぶん
ふたりだけ
のこって
ごはんとか
たべてる
ひみつの
うち ...
いっぱいいるよ
いっぱいいるよ
詩の鬼 鬼の国
がらくたに名前をつけては
風景をつくるよ
波打って広がる
きりがない 霧しか ...
砂嵐が吹く
視界は閉ざされている
テントをはり
過ぎ去るのをじっと待つ
轟々と
音が響き渡る
その隙間から
遠吠えのようなもの
悲鳴のようなもの
雷鳴
雨音
地が軋む音
懐 ...
木のおもちゃには
ぬくもりがある
けれどもそれは
物の扱いに手慣れた
おとなの語り
おさない子には
木は硬い
角を落とそうが
やすりをかけようが
木の硬さはなくな ...
きみの匂いを待っている。
葬祭場裏庭にて
野良犬沢山集めて飼って
近所から苦情殺到のオヤジが
「ボク、もう疲れたよ」と
餌やりを放棄したために
それこそ10ダース分の犬が餓死した
オヤジは動物虐待の罪に問われている
銀行強盗に ...
宇宙りんご
おおきくなあれ
宇宙りんご
おおきくなあれ
ジェットコースター
日本晴れ
ぶりの照り焼き定食
箸でつく
優しい一日また明日
宇 ...
しんどい時
メールすら したくない
何も したくない って時も あるだろう、
そんな中での メールに
心が ほぐれた
今回は 長い 長い 氷河期
年齢を 重ねた分だけ 悩み ...
炎上の言葉 丹念に裏返す さては優等生だなオマエ
教室で空気読んでたガキどもが 魔女狩り観戦に未来を支払う
明日までの宿題きいて 親切な答えを嘲笑う 勉強ごっこ
...
二日酔い
乾杯する前に戻りたいなんて後悔
吐いてからしたって後の祭り
祈ったって
地面に落とした犬も食わない離乳食は胃には戻らない
どうしたそこの通行人
カエルの解剖でも見た ...
一話目で凍てついて死ぬ主人公
凍窓や婚約者にも目玉焼き
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
ハッピーバースデイ
吉岡ペペロ
自由詩
3
14/1/12 13:30
かの幻が開いてその影はきえた(一〇)
信天翁
自由詩
3+*
14/1/12 10:45
クリスマスローズ
イナエ
自由詩
13*
14/1/12 10:03
海苔食べる間も老いていくのです
北大路京介
俳句
1
14/1/12 9:59
影ふたつ
keigo
自由詩
0
14/1/12 9:59
からっ風綾波レイのハイヒール
北大路京介
俳句
1
14/1/12 9:58
スプーンで食べないからだ
〃
自由詩
6
14/1/12 9:57
マシンガンに撃たれたい夜がある
〃
自由詩
3
14/1/12 9:57
私の死んだ日桜満開
〃
自由詩
4
14/1/12 9:57
全て
リィ
自由詩
1*
14/1/12 8:37
伝説を撃つランチャー
ゴースト(無...
自由詩
2*
14/1/12 5:24
うた
村田 活彦
自由詩
1
14/1/12 1:14
チェックアウト
桂
自由詩
1*
14/1/11 23:58
心の扉
リィ
自由詩
0
14/1/11 23:00
あいつは何をやっているのだろう・・・・
朝焼彩茜色
自由詩
7*
14/1/11 22:45
推理小説
ただのみきや
自由詩
20*
14/1/11 21:56
言葉にしないこと 言葉にしたいこと
ichiro...
自由詩
6*
14/1/11 21:55
心の中の灯
番田
自由詩
0
14/1/11 21:28
グリアム、グリーン
a
自由詩
0
14/1/11 21:21
野に鬼の国
なけま、たへ...
自由詩
1
14/1/11 21:18
I don't mind ghost
opus
自由詩
0
14/1/11 19:27
木のおもちゃ
千波 一也
自由詩
3
14/1/11 17:01
_
アラガイs
携帯写真+...
4+*
14/1/11 16:09
腐乱ダースの犬
花形新次
自由詩
1
14/1/11 14:26
宇宙りんご
吉岡ペペロ
自由詩
4
14/1/11 14:10
人生の約束
藤鈴呼
自由詩
2*
14/1/11 13:00
バカッター
深水遊脚
短歌
3*
14/1/11 12:00
二日酔い
桂
自由詩
1
14/1/11 10:55
一話目で凍てついて死ぬ主人公
北大路京介
俳句
2
14/1/11 9:39
凍窓や婚約者にも目玉焼き
〃
俳句
1
14/1/11 9:38
2413
2414
2415
2416
2417
2418
2419
2420
2421
2422
2423
2424
2425
2426
2427
2428
2429
2430
2431
2432
2433
2434
2435
2436
2437
2438
2439
2440
2441
2442
2443
2444
2445
2446
2447
2448
2449
2450
2451
2452
2453
4.14sec.