ストライクが入らない
言葉の投げ方を、忘れたから
キャッチャーを
キリキリ舞いさせながら
交代を告げる声を、待ち望む
変化球に入れ込みすぎて
指の関節が ...
昔の彼氏に
あたいを捨てたことを
後悔させてやるとばかりに
AカップをJカップに
豊胸した姿を見せに
東京に出てきたものの
「そこじゃないんだよね」と
もっと他に直すとこあんだろ的なこと ...
弱虫の夜明けはまだ来ない
弱虫の夜明けはまだ遠い
優しい話をしておくれ
悲しい話しは運べない
嬉しい話をして欲しい
愛しい人がしておくれ
俺はきっと
いつまでも
弱虫のまま
...
忙しそうに道行く人々
年末の風を全身で浴びている
何かとやることが多い
今年ももうすぐ終わる
やり残したことは特にない
年末の風
強く吹き荒れている
大掃除を促している
終わり ...
東京で生活する
子供達に会いに行くが
どの家でも
甘い物は食べられないとか
薄味でないとダメだとか言って
面倒くさがられてしまい
結局ひとり淋しく田舎に戻る
ジジイを描いた感動の物語
...
たった一つ 部屋に灯る明かりが
窓ににじんで 流れていきます
一緒に座る人を失った 広すぎるソファで
私は消えてしまいそう
雨音の森で 私はいくつもの過去に迷い込み
やがて 記憶にも ...
年末の休暇で一人部屋で読書をしていると、あっという間に雪に降り込められていた。雪は私の窓から見える都会の一断面を静かに滑っていき、地面を飾っていった。この都会は今や雪という膨大な電飾できらめい ...
文つかひ筆の止まりて小夜時雨
室咲にもの想ふなりメダイヨン
冬の宿仏蘭西の歌蓄音機
ケーベルのあはくささやく寒鴉
立席の夜行急行細雪
聖誕に碧眼ふかき ...
ゆくりなく提琴執りて
魂の限りに奏づ
美神よわれをめでよかし
雪にまじらふ古曲かな
老師たまひしみ教へに
わが心根のうち締まり
バッハ楽刻むひと頃
弓に描ける肖像画
雪 ...
白菊のもとに霜おく朝ぼらけ
わが庵さしてひと訪はましを
小夜ふけて霙ふるなりひとり寝の
宿に荒れにし板庇かな
涙川凍る夜寒のわびしきに
心も知らで霰ふるなり
埋火の ...
人生が一つのバイオリンだとしたら
その弦は確かに鳴っているだろうか
悲鳴や罵詈や愚痴によって
キイキイと汚い音を立ててはいないだろうか?
人生が一つのピアノだと ...
多湿な天井から
何度でも繰り返す声
A A A
その質量が天井を弛ませて
僕の耳元へ信号する
A A A
箱型の鼠色の機械の
艶やかな肌が
僕の超音波の恋愛とおなじだ
何度でも言 ...
とにかく熊は
とてもつかれて
泳ぎはじめた川の途中で
夢をみることにした
川を渡りきる夢を
熊は
夕やみは
あ と言うまに夜へ伸びて
人びとを愛へ仕向けます
...
IKEAから国仲涼子根深汁
タバスコを一滴二滴根深汁
寒凪や巡洋艦総合スレ
赤子胸いっぱいに燃えている
契る星の名を知らない
右手にだけマニキュア
131227
今朝も断続的に雪が降る
大動脈を絶たれない訓練が
湿り気を帯びた雪を降らすんだ
知ったかぶりを披露する乗客たちを
スコップでいっぺんに運んでゆく
線路脇 ...
薄紅の花びらの真中で
一匹の蚊が死んでいました
その造花の霊廟には
微かに白く埃が積もり
異なる時が流れているのです
知っていましたか
昆虫は外見が骨格なのです
死んだニンゲンが放置 ...
いのちある
きのうは
醜く
苦しく
さびしく
うれしく
輝いて
いのちある
言葉は
清く
汚く
痛く
美しく
生きる
いのちある
今日は
泥 ...
たったの四分十一秒
すでに そのうちの
三分以上が過ぎようとしている
消えてしまいそうな気配の中で
異国の言語による雑談を聴く
「手術中」と言わんばかりの
真っ赤なネオンサインの取 ...
いろつやかたち
どれをとっても
こんなに優しいものはない
桃
両手でそっと抱いてみる
たましいは傷つきやすくて
触れあうたびに痛がっている
薄皮を爪ではがせば
そこには
今に ...
思想と無縁に庭の茂り
知識は及ばずの緑みどり
なにか悲しい主無しの蜘蛛の巣
なにも冬に咲くことなかろう薔薇
及ぼせはしない
そこに膝ついて
深く覆えよ雪と
枯 ...
あなたが
死んで
産まれてから
八回目の年の瀬がきた
その少し前には
サンタが
入院先のベッドに
インドのパンツを届けた
去年、おととし、その前の年・・・・・・
二人が咲いて ...
トルコの東部農村地帯の子供達は貧しさの中を生きている。
トルコは経済成長しているが日本ほど経済成長はしていない。
日本が経済発展していく中で失っていったものがトルコにはあるんじゃないかと思う。
...
不満足の象徴としての道路
なぜなら
そこではだれでも自分のいる場所から
足を上げて
立ち去ろうとしているから
チャージした
ライブに行き
踊る
何かをし始める
動き出す
動き始める
動きを止める
苦しさは取れないが
前を向き始める暖かい日にはビールを飲み
女の子と朝まで抱き合った
疲れて明 ...
空を目指して 山道をゆく
土を踏みしめ 前を見据えて
太陽を背に 進みゆく
蹴り飛ばしたのは 昨日の言葉
放り投げたのは 明日の行方
崖下は遠く落ちていく中
あのいつかだけが 消えず ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
マウンドにて
まーつん
自由詩
19*
13/12/28 13:08
豊胸物語
花形新次
自由詩
3
13/12/28 12:26
弱虫の夜明け
うみこ
自由詩
4*
13/12/28 10:02
年末の風
夏川ゆう
自由詩
2
13/12/28 9:10
糖尿物語
花形新次
自由詩
4
13/12/28 9:00
冬の雨
いねむり猫
自由詩
3
13/12/28 8:39
雪
葉leaf
自由詩
3
13/12/28 7:41
幻灯
織部桐二郎
俳句
0
13/12/28 5:41
冬日獨奏
〃
自由詩
2
13/12/28 4:58
残灯帖
〃
短歌
0
13/12/28 4:07
君という楽器は鳴っているだろうか?
yamada...
自由詩
1
13/12/28 2:50
鼠色のA
白雨
自由詩
1
13/12/28 2:32
とにかく熊はとてもつかれて
はるな
自由詩
11
13/12/27 23:47
IKEAから国仲涼子根深汁
北大路京介
俳句
2
13/12/27 23:21
タバスコを一滴二滴根深汁
〃
俳句
5
13/12/27 23:21
寒凪や巡洋艦総合スレ
〃
俳句
1
13/12/27 23:21
赤子胸いっぱいに燃えている
〃
自由詩
3
13/12/27 23:20
契る星の名を知らない
〃
自由詩
4
13/12/27 23:20
右手にだけマニキュア
〃
自由詩
4
13/12/27 23:19
断続的
あおば
自由詩
13*
13/12/27 23:08
安らかに眠れ
ただのみきや
自由詩
29*
13/12/27 22:59
いのちある
ichiro...
自由詩
12*
13/12/27 22:27
破棄された街灯
yuugao
自由詩
1*
13/12/27 22:14
桃
八布
自由詩
4
13/12/27 22:06
思想と知識とその他
ドクダミ五十...
自由詩
2
13/12/27 22:02
年の瀬
草野大悟2
自由詩
1*
13/12/27 21:13
トルコ子供達の祈り
ガンジー
自由詩
2
13/12/27 20:00
無題
駒沢優希
自由詩
3
13/12/27 18:43
声 13年前
コバーン
自由詩
4
13/12/27 17:55
燃え残る声
健
自由詩
2
13/12/27 17:47
2427
2428
2429
2430
2431
2432
2433
2434
2435
2436
2437
2438
2439
2440
2441
2442
2443
2444
2445
2446
2447
2448
2449
2450
2451
2452
2453
2454
2455
2456
2457
2458
2459
2460
2461
2462
2463
2464
2465
2466
2467
加筆訂正:
燃え残る声
/
健
[13/12/27 20:14]
1連目変更
5.6sec.