反吐がでるような現実の中で、酒をのみ、酔いつぶれて、布団に倒れるようにして眠る。


誰かが吸ったシケモクを。
誰かが捨てたライターで。
曇天模様の路上の上で
僕はすべてを憎むんだ。

...
青や
赤や
白で
例えすぎて
汚れた
それは
指先

すこし
ふれたら
名前がついた
もっと、
最初から
ふれていたら
色なんか
なくて
とうめい

いれたのに ...
工事現場で爆発事故に遭った俺
飛んで来た鉄棒に脳を貫通され
大脳辺縁系と大脳皮質との
連絡網を断ち切られてしまった

奇跡的に一命を取り留めたが
現場仕事には復帰出来そうに無く
見舞いに ...
何時もあんたは遠くを見てた
あたいなんか
目に入らなかったんだよね
どうしてもあんただけは
振り向いてくれない
そんな事に気付かない
あたいがバカだったよ

どうしてあんたなんか
...
ごめんね、ありがとう。

どうしてかな、わたし。
やさしくできなくて。

きまずいときも、
なまえをよんでくれたこと
うれしかった。

ごめんね、ありがとう。

わかっていたのに ...
ぬるま湯を飲む時はお湯に水を混ぜる子でした。
横縞のモノクロを縦縞にして着たがる子でした。
今よりもっと冷夏の目で見つめていた昆虫の祈りは、
今ではもっと寒冷の手で乾いた死骸を潰します。

...
     医師はどこにも病気が
     見あたらないというのだがー

汚れた世界をばかりを見続けていた 
とも思えないが 硝子体に埃が溜まって
見つめる視野の中心が霞み 
左目で見る妻に ...
目に焼きつけた
景色をかみしめながら
違うシーンを泳ぐ

かなしかったり
うれしかったりは
別の次元で同時進行

おなじにんげんなのに
おなじにんげんだから

蔑んだり
尊敬し ...
ミツバチの午後 井坂洋子

恋人に会いにいくときは
緑樹の濃い反射がほしい
幾重にも層をつくる
日射しのプールの水面下
顔をあげると
ミツバチの唸りが耳もとをかすめる

肉体(からだ ...
 血が流れた、青髭の家で、――屠殺場で、――円形競技場で。(「大洪水のあと」ランボー、宇佐美斉訳、『イリュミナシオン』所収)

 文章には流れがあります。それは、時系列に沿ったストーリーの流れであ ...
部屋には誰もいない
探していた 僕は 詩を
この言葉はどういう意味なのだろう
何が書かせているというのだろう 詩を
書いてみたけれどわからなかった
でもきっと 詩を 書いていた
ペンを ...
やがてくる世界が終わる瞬間も叶わぬ恋に苦しんでいる 愚痴ばかり書きたるブログや憂国忌 舌を出し飛ぶ無人機や憂国忌 愛しています
ずっとまえから決めてある名前のこども

おんなのこだったら、
季節の季
千代紙の代
きよ といいます

おとこのこ だったら
澄んでいる のか
清らか なのか
はた ...
彼からの着信音以外は出ない 生きるために多趣味 アベノミクスなんでおつきあいしてください         窓ガラス
        伝いおりる
        雨粒ひとつを
        ゆびで追う

        祈りとは
        この雨のような
        ...
今、僕は、旅先の尾張名古屋名鉄ビル9階の
「矢場とん」で味噌カツ定食を待っている。
景気づけに、豚の横綱がポーズをとっている
絵柄のグラスビールをくいと、飲む。

思えばあれは9年前…独り旅 ...
緩やかな曲線を
描くように
聴く音楽は
love song

まるで水彩画を
描くように
創る詩は
love Poetry

画面を見つめ
素直に描く
伝える言葉は
I lo ...
横たわる死者の耳は、空いている。
薄ら目を、開いている。
顎を天に上げつつ
何か、ものを云おうとしている。

力強い耳朶から
渦巻いてゆく鼓膜へ
吸いこまれそうに視る、僕は

鼓膜の ...
去年は勤労感謝の日だった
今年は勤労感謝の日を土曜に控えた週の
日曜日だったので
特に勤労を意識はしなかったが
去年は競技場に行くまでに迷ったから
今年は入口まで迷わず行けてよかった

...
フランクルの「夜と霧」の頁を閉じた後
卓上のプラスティックのケースにぎっしり入った
何本もの砂糖達の、頭部に
強制収容所につれ去られる人々の
血の失せた顔が一瞬、浮かんで見えた――

両親 ...
みんな昔はサルだったと
自分で自分を慰めて
路地裏を抜けたところにある
月のよく見える広場から
積木でできたビル街を
にらみつけた
雲のはやい夜


笑わない神さまが作り上げた
ウ ...
あんがいね
すっきりしているんだ

ずっとわだかまりだった
何がいけなかったのか
手繰っても
たたみなおしても
「もう一度」と
組み合ってもらえなかった
正解のないわたし ...
おばあちゃんの メガネ
くるくる 飛んだ

せんたっきの なかで
くるくる まわる

手離した 気持ちは
楽しいのか
哀しいのか

手放した 記憶は
寂しいのか
苦しいのか ...
       そのとき、
       とおくがみたいと
       そうおもった

       朝と夜のはざまで
       そのひとは背中を向けていた
       けむ ...
逗子市の非公認ゆるキャラだが
慎太郎カットの
おっちゃんが
頭に三崎のマグロを載せて
コンベアで
グルグル回転しながら
気持ち悪くなって
ゲロを吐くという
ゆるいどころか
どちらかと ...
昨日
えびを袋詰めにして帰った

今日
生きているのはわたしだけ
そんな
圧倒的なわたしの
優勢がくりひろげられている日々
さびしい土地で同居しかけたえびをも
殲滅させるくら ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
酒を。ケイイチ自由詩1+13/11/26 19:57
それは金属音に近い左屋百色自由詩10*13/11/26 19:53
パルプンテ和田カマリ自由詩3*13/11/26 19:36
想い雨龍九音自由詩2*13/11/26 17:44
ありがとう。未完自由詩3*13/11/26 15:07
[逆さ水]東雲 李葉自由詩513/11/26 14:09
年を取るとはこういうことか3イナエ自由詩10*13/11/26 13:49
同時進行朧月自由詩113/11/26 9:44
詩の構造について 詩と向き合う葉leaf散文(批評...813/11/26 7:51
列挙する能力 詩と向き合う散文(批評...613/11/26 7:48
見下ろした夢番田 自由詩113/11/26 1:46
やがてくる世界が終わる瞬間も叶わぬ恋に苦しんでいる北大路京介短歌413/11/26 0:18
愚痴ばかり書きたるブログや憂国忌俳句3*13/11/26 0:17
舌を出し飛ぶ無人機や憂国忌俳句0*13/11/26 0:17
きよへ御飯できた代自由詩413/11/26 0:16
彼からの着信音以外は出ない北大路京介自由詩113/11/26 0:15
生きるために多趣味自由詩6*13/11/26 0:15
アベノミクスなんでおつきあいしてください自由詩413/11/26 0:14
雨のむこうに石田とわ自由詩12*13/11/25 23:50
味噌カツを食べた日  服部 剛自由詩1013/11/25 23:43
描くムウ自由詩213/11/25 23:25
呼び声ー高村光太郎展にてー  服部 剛自由詩513/11/25 23:20
ラグビー観戦ⅡN.K.自由詩1*13/11/25 23:09
恐ろしい夢  服部 剛自由詩713/11/25 23:09
ストーリーテラー八布自由詩213/11/25 22:38
あんがいね鵜飼千代子自由詩15*13/11/25 21:43
ロンギング 航海藤鈴呼自由詩3*13/11/25 21:07
とおくへ石田とわ自由詩11*13/11/25 20:24
回転ズシ花形新次自由詩113/11/25 19:39
えび料理遙洋自由詩7*13/11/25 18:28

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加筆訂正:
雨のむこうに/石田とわ[13/11/26 1:43]
最後「おもったりする」から「おもう」に修正
4.93sec.