「貧乏なひさし君はいかにして自己実現をなしえたか。」ボツ原稿・就職編 2013.8.18作成
路上
前田 誰か、買って下さい。わたしを買って。3日前から何も食べてません。ああ、お ...
「だけど もうだめかもしんない」
約束された街並みと人のなかで
僕だけが曇っている
もうすこし歩いて
踵を鳴らしたり
つま先で立ったり
よろけて照れ笑いしたり
立ち止まったり
ほん ...
僕は何もない
僕だけが 一人
眠る もう 体は
見えなくなって 倒れた
思うことのない 広いベッドで
錆びついた窓を開けると
ひとり 疲れきった瞼は 僕に
いつも未来を諦めさせた
...
パンドラ
空っぽだった宝箱 今でも大事に抱えている
のぞきこんでも ただ真っ暗闇が広がるだけ
楽しみにしていた期待も 蓋を開けてみれば
みんなみんな逃げていって どうってことなかった
...
この世にあなたがあるかぎり
この身を風になびかせて
とおくの空をあおぎみる
この世にあなたがあるかぎり
思 ...
火葬場の銀木犀や紅水晶
彼氏との惚気話や鵯猛る
潤目焼く芸人生命終わりけり
女性限定と聞いて高い声を出した
練習する姿見せないレモン酸っぱい
手遅れのベルが鳴っている
定期的に行う君とキス
どこでやるのってそれはマイハウス
そこまで大事じゃないのに引いた赤線は宙に浮かぶ
「風邪が移るから」って君は僕の愛をやんわり塞いだ
そう まるでプールのよう
そう ま ...
ジュリエットは泣いていた
あんなに固くかわしたはずの契りはなんだったのだろう
風と男は信用できないと泣いていたのだが
すぐに泣きやんだ
だって泣くのもけっこうつかれるんだもの
そして地中 ...
何でもなかった一日が、
特別な日になってから四年が経った。
君の笑顔は夏の向日葵よりも眩しくて、
卑屈だった僕の心を照らしてくれた。
僕の悲しみは悲しみでなくなり、
母なる大地 ...
昨日の囁きが今日の閃きに変わる時、
私らは燃え尽きる事のない一本の蝋燭のようだ。
揺らめきながら暗闇を照らし、
広がる領域の旅人となる。
思考の岩を砕き、思想の風になびかない心を持ち、 ...
最初の一滴が流れを作り
川になり海へ渡る
僕はいつも想う
たとえそれが悔し涙であっても必ず報われると
生きているのか生かされているのか分からない今
気が付けば歳だけ取るばかりで何も掴めていなかった
いつかみたあの風景をもう一度確認したくて歩いた
所詮はただの気休めでしかない事など分か ...
「貧乏なひさし君はいかにして自己実現をなしえたか。」ボツ原稿・高校編。2013.8.11作成
下松医師、看護婦和江
下松 おーい、和江君、これー(書類を出す)
和江 はい、先生
下 ...
たった今
いまが過ぎて行く
次から次へと
いまが過ぎて行く
めまぐるしく
次から次へとやってくる
いまに
めまいを起こしてはいけない
不安な気持ちに悩まされ
次から次へとやっ ...
閉ざされた空間に
そっとしゃがみ込む
消え逝く記憶の間に
確かに残る感触
「忘れても良いよ」
「そう云うと思ったよ」
区切られた時系列で
淀みなく進む作業
失望とか諦め ...
除草剤をまくために
貴族のサロンでは集会
目を盗み生えてくる
名前はいらない草たち
花の散る間も与えず
花の色もわからず
せめてメネデールを
さよならには刺激的な味
急勾配の坂にひ ...
無題?
わかってもらえなくてもいいけど
このしゅんかんがいちばんきれいなんだ
わかってくれやしないだろうけど
いっときだってめがはなせないんだ
わかってくれたらうれしいんだけど
もうほ ...
露天風呂に
注がれる湯を見ていた
細い竹筒を通って
それは 私のいる場所へと
落ちてくる
水面に触れるだけで
透明だった湯は
たちどころに白く濁る
真暗闇なのに
ほのかに明 ...
「貧乏なひさし君はいかにして自己実現をなしえたか。」ボツ原稿。2013.7.28作成
箱崎中学校、校門前
女教師、体操服姿で生徒指導中
生徒たち、登校している
先生 おはよございまー ...
マグマが 中心
歯車狂った ネロ宇宙人
アースにカーソル合わす 琉九の 銃芯
★春夏秋冬 ちりゆく桜
似合ってねーよ金に狂った奴に桜のバッチは(X2)
成り上がり 名が上が ...
夜になっても
愛はきみの胸にあった
海のむこうでさびしくともる
うすぐらい光のように
いま、雨は
何処にも降っていない
ただそんな予感だけが、
あ ...
ダンスを踊ろう
暗くせまいところで
水と草の 香り蕩けるポルカ
いつまでも 甘く舌にざらつくタンゴ
ぼくが 小さな椅子にすわって
うつむいているよ ...
住宅地の向こうに
田畑があり小川が流れて
せせらぎが響き渡る
文明が発達しても
昔の豊かさを感じさせる
小川のせせらぎは
夢を見ているようなふわふわした
優しさへいざなう音色
...
60歳以上のじいさんを捕らえ
入れ歯に爆弾を仕掛けて
町中に放つ
じいさんが
固いものを噛んだら
起爆スイッチが入って爆発し
周囲30kmは
草木一本残らない
おじいちゃーん
な ...
僕は「時」が欲しい
細切れにされた時間
スマートフォンによって刻印され、タイムカードによって切り取られた時間
そんな時間はもういらない
誰もがFXの一分一秒の落差で
天国 ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
戯曲(就職編)
星☆風馬
散文(批評...
0
13/11/10 7:13
架空のやさしさ
あたらしい名...
自由詩
3*
13/11/10 3:59
ホテルの窓の青
番田
自由詩
2
13/11/10 2:27
パンドラ
itukam...
自由詩
2*
13/11/10 2:12
あるかぎり
石田とわ
自由詩
10*
13/11/10 1:20
火葬場の銀木犀や紅水晶
北大路京介
俳句
3
13/11/10 0:58
彼氏との惚気話や鵯猛る
〃
俳句
2
13/11/10 0:57
潤目焼く芸人生命終わりけり
〃
俳句
1
13/11/10 0:55
女性限定と聞いて高い声を出した
〃
自由詩
3
13/11/10 0:53
練習する姿見せないレモン酸っぱい
〃
自由詩
3
13/11/10 0:53
手遅れのベルが鳴っている
〃
自由詩
6
13/11/10 0:53
Party
北橋勇輝
自由詩
1*
13/11/9 23:22
その後のロミオとジュリエット
梅昆布茶
自由詩
11
13/11/9 20:30
結婚記念日〜愛する妻へ贈る詩
ヒヤシンス
自由詩
11*
13/11/9 18:54
明日への媚薬
〃
自由詩
4*
13/11/9 18:51
ひとしずく 〜四つの行詩より〜
龍九音
自由詩
2*
13/11/9 18:03
フラスコワンルーム
こめ
自由詩
8
13/11/9 17:19
戯曲(高校編)
星☆風馬
散文(批評...
1
13/11/9 16:58
いま
ichiro...
自由詩
1*
13/11/9 16:45
白亜の器
★HIDE
自由詩
2
13/11/9 16:27
草笛
粉末
自由詩
1
13/11/9 16:06
無題詩 現代詩フォーラム初見時の感想のかわりに
bookof...
自由詩
4*
13/11/9 15:41
白骨の湯
そらの珊瑚
自由詩
11
13/11/9 15:03
戯曲(中学編)
星☆風馬
散文(批評...
0
13/11/9 15:02
日の丸桜と闇桜
卍琉九卍
自由詩
0
13/11/9 15:01
夜になっても愛は
草野春心
自由詩
6
13/11/9 12:51
恋のダンス
〃
自由詩
2
13/11/9 12:25
小川のせせらぎ
夏川ゆう
自由詩
3
13/11/9 11:43
じいさん爆弾
花形新次
自由詩
3
13/11/9 11:26
時の樹木
yamada...
自由詩
2
13/11/9 10:13
2406
2407
2408
2409
2410
2411
2412
2413
2414
2415
2416
2417
2418
2419
2420
2421
2422
2423
2424
2425
2426
2427
2428
2429
2430
2431
2432
2433
2434
2435
2436
2437
2438
2439
2440
2441
2442
2443
2444
2445
2446
加筆訂正:
永久の瞬
/
ただのみきや
[13/11/9 21:09]
少し訂正しました。
まるしかく人間論
/
ただのみきや
[13/11/9 20:53]
少し変えました
孤高の旅人
/
ただのみきや
[13/11/9 20:46]
タイトルを人格分裂から変えました
残像
/
ただのみきや
[13/11/9 20:22]
数か所訂正しました。
4.28sec.