南から風

そのあと

風が空を押し上げて
秋の空が高くなる

その高い空の下
     山は赤く
     地は黄金(こがね)
     輝く色のグラデぇーション
実りの時を触 ...
            131029



破綻を恐れず
どんどこ行こう
ぽかんと開いたクレーター
ビスケットのカケラ
利口なトマトに
間抜けな空が
冬が近いと
笑ってる
にこ ...
カップ麺が好きです
お湯をかけて待ってる時間も楽しい
自分にとってカップ麺はご馳走なんだ

カップ麺が好きだというと
貧乏くさい 手抜き 身体に悪いと
知ったかぶった顔で注意されます

...
夜よ ずっとここに とどまっていてくれないか?
私は 蛍光灯の元 闇から身を潜めている
闇は闇で 光から身を潜めたいもの達で
ひしめき合う

夜よ ずっとここに とどまってくれないか ...
此処は左回りの回転磁区
あらゆるモノが左回りに回転し
あらゆるモノが互いに先回りし合う回転磁区


回転磁区、地磁気の乱れに弱く
回転磁区、老人には辛く苦しい高速回転
回転磁区、遭難死も ...
めのなか 海 しかいのなか 海
鼓膜のそば 耳 鼓膜のそば 耳
歌なのか 歌のなか 歌

誰かいないのか えてえでえてえでえて 
眠い 這いつくばって 出て行って
激しい火の粉に 反れて  ...
   のびをするいわしが泳ぐそらのした垂れた釣り糸かかる秋晴れ


   猫の子と人生につき語り合う泣いてばかりじゃ生きてはゆけぬ

    
   生まれたよ産声あげて風 ...
終電近くの私鉄に揺られながら
天使と呼ぶに相応しい存在を数えていた、

つまり地を這う目線から
多くを見ることを教えてくれた存在について

そして余りにも多くの天使たちが
空に落ちていっ ...
夜が明けたら
指をむすぼう

悪気のない月明りが
影をつくっている

永遠 という言葉を知っている
それでじゅうぶん
一生 口にすることはなくても
たとえ 夜が明けなくても
...
ガラスが砕ける数分前、
東京タワーが尖端から地面に引きずられて
蟻地獄にのまれていった

その蟻地獄の底に見たものは真っ赤な夕焼け

見いつけたと不忍池の蓮が听った
時計は童話のなかでは ...
空に私たちはいない

私たちは線路を行くロックだ

箱型の電車が今日もギュンギュンと音を立てて走る

毎日、毎日、限界をこえたぎゅうぎゅう詰めのなかで、私たちはノリノリ!

そう、私た ...
僕は何もない
手離すこの手の 金は
ものの手に入れられない
すでに この手が 手放したもの


君は多くが寂しさ
着飾った 目は 流行の 
君の夢を見る
細かな言葉を用いて 目は
...
まだ 秋に吠えているの?
もう 母になるのだから 色白に染めた肌を粉雪の背景に凭れ

ゆっくり歩んで生きなさい

胸の張りが急速に母になってゆく まだサクランボ坊主なのに
体がのそのそしか ...
自分のことを


とことんまで嫌いになりましょうとおっしゃる



ナルシストの私にはむずかしい道だ




どこまでも 嫌いになれないのは この顔


味が ありす ...
いつでも伝えられる距離にいる

でも、言えば壊れそうで


一緒に帰る一直線の道が好き

でも、真っ直ぐ見れなくて


ばいばいしたあと、

振り返って心で呟く

...
{引用=
冬立つ月の夜

南瓜に火をともす

ゆらぐ明かり 

ゆらぐ 影も 心も

ひととせの 時のはざまの、いつかより

旅芸人たちがやってくる

誰もが 物の怪さながら ...
  水色のピアノを
  あなたは弾いていた
  獰猛なまでに素早く指をすべらせ けれども
  唇の端にはささやかな笑みをあつめて
  手に負えない{ルビ巨=おお}きさと
  理不尽な ...
どうしても男に恋ができぬまま女子会に期待している出会い 台風到来で押し出されたらしい雨が

ずっこけるように斜めに降り出してきた

台風が近づくにつれ雨に重みがまじると

ずるいことに引力以上の力で今度は垂直に吹き付けてくるじゃないか

我 ...
高校生のころから
やりたい女BEST10を
ノートにつけて
楽しんでいる

ずっと
小泉今日子が入っていたが
三年前にやっと圏外に去った

と、思ったら
最近19位に再ランクインし ...
月夜の陰に隠れて
語り部が謡う
囁くような言葉が耳に届いてくる

名も知らぬ弦楽器の調べが
低く高く・・・まるで泣いてるようだ

パンドラの箱は開け放たれた
禍が渦となって押し寄せ ...
汚れてしまった
そう思ってみても
よく見てみれば
この汚れも、アートみたいに見えなくもない


穢れてしまった
そうとしか思えなくても
よく考えてみれば
この穢れも、ジャンプ台だと思 ...
. 昨日、
私がよんだ詩は
孤独についてかかれていた
言葉のひとつひとつが粉々に砕け散り
闇の渦に吸い込まれ乱反射していた
それは
孤独であり希望であった
ある光であった

今日、
私 ...
コンクリ-トの囲いとか
有刺鉄線のバリケードとか
があるのではない
ガラスのドアが閉じているだけ
外からは自由に開く自動ドア
それでも内からは
鍵が掛けてあって開かない

食事は確 ...
【乾期】

鉢植えが日ごとうらぶれていく
朝顔はもう咲かないだろう
ふたたび未来をつなげる種だけを残して
それでいいじゃないかと
乾いていく
ほんの少し私も そこで
足踏みしている
...
透明な夏のイメージ抱き締める川に行こうか海に行こうか

キラキラと君の瞳が輝いた見るもの全て輝きが増す

海に来て海に関する質問を立て続けにする私の娘

近所の子兄弟喧嘩する毎日すぐ仲直り ...
ちょっとした好奇心で
腕を切ってみた
痛み以上に
こみ上げる悲しみは痣になって残った

ちょっとした好奇心で
腕を出してみた
痛み以上に
運命の赤い糸が私にもはっきり見えた
「朝」という字の月の彎曲に
僕は腰掛けている
朝になれば月は消えて
その先のことはわからない

味ノ無イ、がむヲ噛ンデルヨーナ、人生ナノ
ランドセルをしょった姪っ子が口を尖らす
学習院型 ...
6年前
私の体の一部が切り取られた

時々 なんだかんだ 体中を調べられる
白衣を着た 爬虫類のような男性が
私に君臨して お告げを述べる

私の 感性 思考 理性
ずらしてずらしてず ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
あきから……とある蛙自由詩14*13/10/29 12:24
どんどこあおば自由詩16*13/10/29 10:48
【 カップ麺讃歌 】泡沫恋歌自由詩18*13/10/29 10:36
陰うつな安らぎ小川麻由美自由詩3*13/10/29 4:57
左回りの回転磁区ゴースト(無...自由詩2*13/10/29 4:28
ポンオチ十二支蝶自由詩113/10/29 3:13
秋便り石田とわ短歌9*13/10/29 3:03
2きるぷ自由詩1*13/10/29 3:00
はるな自由詩413/10/29 2:17
東京タワー月形半分子自由詩813/10/29 1:37
自由詩013/10/29 1:30
時給の出ない詩番田 自由詩213/10/29 0:27
急速に母になってゆく朝焼彩茜色自由詩18*13/10/28 22:51
ナルシスト八男(はちお...自由詩513/10/28 22:41
ウシロスガタGAGA自由詩113/10/28 21:54
Trick or treat月乃助自由詩9*13/10/28 21:20
水色のピアノ草野春心自由詩613/10/28 21:11
女子会に佐野まこ短歌213/10/28 20:23
台風月形半分子自由詩313/10/28 19:55
私のベストテン花形新次自由詩213/10/28 19:10
パンドラの箱龍九音自由詩2*13/10/28 18:57
パレードモードkomase...自由詩2*13/10/28 13:56
透明人間と幽霊による漫才左屋百色自由詩7*13/10/28 12:34
孤独について自由詩10*13/10/28 12:33
塀の中イナエ自由詩10+*13/10/28 11:13
秋の待ち伏せ(ツイッター#pw秋組参加作品)Ⅱそらの珊瑚自由詩19*13/10/28 9:43
透明夏川ゆう短歌113/10/28 9:01
リストカットと献血と私Neutra...自由詩613/10/28 7:53
月の跡りす自由詩12*13/10/28 6:11
がん小川麻由美自由詩10*13/10/28 3:45

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