おだやかな田をたおやかに耕した
綿菓子でまやかしみたいに甘やかし
降っている小雨に触れた傘を振る
生き残ったわたしが星を燃やしてる
優しい場所にひとり取り残され ...
世界中を
敵にまわしても
俺は
君を選ぶよ 守るよ
二人で
逃避行も
悪くないだろ?
デマなんか
気にしなくていい
俺の言うように
君は何も心配しなくていい
何も ...
ジャイアントパンダを見ると思い出す武田久美子のデカイ乳輪
さびしい駅裏に倒れてる自転車
他人が助け起こしたら 叱られるよ
今日も明日も 雨ばかり
神様に優しく叱られて死んだ人たち
ぜんぶ透明な水に流れて
死因は綺麗な詩になってしまう
あなたの痛 ...
生き生きと膨張する季節だ
成長の早さに耐えきれず
ひび割れた大地の
隙間を縫うように
溢れ出た無数の命が
すっかり地上を
我が物顔で跋扈していた
それでも空はやっぱり遠いらしく
鳥が仕 ...
ひもじいからケーキを食べるよ
いちもんもないから
エアだけど
イケるもんだね
さびしいから
孤独を売るよ
孤独さえもなくなれば
こっちのもんだね
寒い夜は落ち葉を
抱いて ...
感傷
泣
後退
無生産
無意味
1
コックリさんコックリさん
コックリ疲れた
富士川に
投げ捨てられた
10円玉
先の滝壺
また1枚、
積まれては
息をひそめて
待っている
鬼の来る ...
戯れ言ばかりの日記帳焼く
バス停で深く考える
弟は来年も四歳
読書もできず口の中に荊
誰かのエゴに苛立つ己のエゴ
もうすぐ
七月だというのに
蝉の声が
やってこない
やってこない
夏の便りは
たらいまわしにされて
ちっとも
ポストに届かない
まちくたびれた
ポストは
うたた寝をして
...
君の書く「君」は私じゃないのだが君は私たちに宛てて書く
ぎらぎらと陽が照っている
草木が緑に燃えている
世界はゆらゆらと揺れている
折しも二匹の紋白蝶が
絡み交わり輪を描き
白々と視界を過っていく
いったい何処へ行くのだろう?
自ら描 ...
今週の月曜日、有給休暇
消化しなければならず、でも金がなく、
することもなかなか思いつかないので仕方なく、
いつものパターンを繰り返す
朝、銭湯へ行き、馴染みのカフェに行き、
新宿へ行き ...
芯から憎まないでいられたら
それでいい
と思った
十四
今
やっと
人間に参画した気がする
こうなることは
どこかで分かっていた
憎しみすら
もう
愛さずにはいられな ...
何食わぬ顔で何かを食っていた
葉が落ちる 羽化して浮かんでいく 光
消えていく 生きていく記憶を描いて
小説を超絶饒舌に語る
飢餓
画面
飽食
わたしの心はひらべったい
夕焼けを迎える
何者としてでもなく
いつかは終わる
そのことを
なかば忘れたふりして
どうすればよいのか
わからないのは誰も同じ
...
松茸ご飯と知りジャーの蓋閉める
感性をいまいちど研ぎ澄ませれば
大荷物でボートが沈む
友人に誠実でないと嘆く
何を抱えて今日を終える
高校時代はあれだけ好きだったスニーカーを今ではどうとも思わないのは、歳をとったからなのか、そもそも、それほど流行っていないからなのだろうか。よく学校帰りに見に行っていたのは地方のスーパーの靴売り場の中 ...
全てが終わり
全てを失い
命は保たれ
風が吹き
この静けさのなか、
この透明のなか、
私は深い井戸の底に居て
寒さと闇に震えながら
一日に一度の来光の
その瞬間を待っている ...
あの時
死んでくれていたらねぇ
深い溜息の後に
小さく呟いたアナタは
あの時
命だけでも救って下さい
確かにそう言った
あれから六年の歳月が流れ
あの時三歳だったこの子 ...
しかしこの無意味な生を ぱりぱりと海苔を砕いて飯に混ぜつつ
恋に心の準備はないが惚れたあなたはどこへやら
そこにあったものが
ある日突然
失くなっている
その間に何が起こったのか
全く知らないうちに
気付いたとき
僕はあの頃の
僕ではない
そうやって
時間はいつも
僕だけを老い ...
振り向くまで吸って吐くまで行き過ぎるまでこぼれ落ちるまで何本の指がいくつもの「あ」の音の形をした口が消え去ったか。息と思考はきれぎれで今にも崩れ落ちそうで堕ちないと知っていたきみは誰よりもずるかった。 ...
ロンドンで見た雨は
でも 雨上がりの通りの光であり
跳ねていた 水たまりのバスや
薄曇りだった空の朝や
雲の下に長く続いていた橋だった
嬌声
モニター
OFF
無音
孤独感
ざわめき揺れた交差点
プリズムはガスタンクのなだらかな曲線を跳ね
群衆はみな拝むのだ
陽炎のなかでふるふると光っている
あのヴィーナスのおっぱいを
そして兄弟達は今日も
はしたない笑顔 ...
呼吸の乱れ悟られる
退屈の有り難み思い知る
さっきまで晴れていたのに
腹の減らない香りがする
定期的に泣き笑い
桜の花びらが窓の向こうに消えた月曜日
桜の花びらはゴミだと思う?と訊かれた火曜日
野菜もしっかり食べようと思った水曜日
何の比喩にもなれず図書室に立ち尽くした木曜日
ゴミ箱にゴミを隠した金曜日 ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
雨に触る
水宮うみ
川柳
3*
21/7/2 19:31
deep love
花林
自由詩
1*
21/7/2 19:31
貝殻短歌1
花形新次
短歌
0
21/7/2 18:39
ホームレスの詩
鈴木ぽろ
自由詩
3
21/7/2 14:58
夏
入間しゅか
自由詩
1
21/7/2 12:19
シークレットケーキ
花林
自由詩
2+*
21/7/2 11:32
悲
ヨロシク
自由詩
0
21/7/2 8:17
neo-traceability(新・追跡調査サービス)
足立らどみ
自由詩
3*
21/7/2 5:54
自由律俳句「食べられる退屈」(44)
遊羽
俳句
1
21/7/2 5:45
入夏(にゅうか)
北村 守通
自由詩
2
21/7/2 2:57
_
いる
短歌
0
21/7/1 23:06
ぎらぎらと、ゆらゆらと
ひだかたけし
自由詩
6
21/7/1 21:32
シンメトリーな休暇
はだいろ
自由詩
0
21/7/1 21:14
やっと生きだす
道草次郎
自由詩
1
21/7/1 20:56
羽はない
水宮うみ
川柳
6*
21/7/1 13:53
エゴイズム
ヨロシク
自由詩
0
21/7/1 8:16
明後日の愛
やまうちあつ...
自由詩
0
21/7/1 8:01
自由律俳句「食べられる退屈」(43)
遊羽
俳句
1
21/7/1 4:17
スニーカーの思い出
番田
散文(批評...
2
21/7/1 1:27
恩寵
ひだかたけし
自由詩
5
21/7/1 0:11
一九七八年のこと
板谷みきょう
自由詩
4*
21/6/30 22:40
_
いる
短歌
0
21/6/30 22:08
恋に心の準備はないが惚れたあなたはどこへやら
酔横
伝統定型各...
1
21/6/30 19:41
時間
花形新次
自由詩
1
21/6/30 18:38
2秒
入間しゅか
自由詩
2
21/6/30 11:27
雨とロンドン
番田
自由詩
1
21/6/30 9:33
自室
ヨロシク
自由詩
0
21/6/30 8:15
パブリック・エッグファーム
自由美学
自由詩
1
21/6/30 7:03
自由律俳句「食べられる退屈」(42)
遊羽
俳句
1
21/6/30 3:27
週記
山下ヤモリ
自由詩
0
21/6/30 2:39
616
617
618
619
620
621
622
623
624
625
626
627
628
629
630
631
632
633
634
635
636
637
638
639
640
641
642
643
644
645
646
647
648
649
650
651
652
653
654
655
656
3.74sec.