アルマイトの弁当箱には
頭の焼け焦げたメザシが
白い飯の上に載っていた
梅干しが隅に添えてある
崩れた厚焼き卵もあった
新聞紙に包まれた弁当は
開ける前から魚臭かった
あまりにも見栄えが ...
過ちはどこから
一滴でも王冠が生まれる
祝福が生まれる
歓声
うたが
はじまる
・
・
・
聖母は
吸音室の中で
腫れた乳房を持て余し
途方に暮れた
うたごえは聞 ...
夢
月賦
努力
破綻
成長
痛感
言い訳
久しぶりの秋晴れの下
学級全員リレーがスタートした
ピストルの音に第1走者の両腕と両足が
一斉に反応した
次の走者にバトンをつなぐため
10分の1秒いや100分の1秒でも早くと
みな全力で ...
もういいのです
きみは鼻血をださないように
恋も科学なのです
かったるいものもぶっ飛ばして
でも恋は愛よりもましかもしれません
たくさんの恋の集積と
未知の涙や動揺とともに
初め ...
誰にでもできることができない
そんな辛さを生まれ持った貴方に
かつての自分の姿を重ね合わせて
貴方が少しでも苦しくないように
願いは自己満足でしかないのだけれど
貴方 ...
生きていることは、眠かっただけだった。眠い、すべてが。何かを探していた気がする。夢で味噌汁を飲んでいたようにして。トランペットを吹く音が遠くの方から、堤防を歩くと聞こえた気がした。のどかな気のする日曜 ...
竹の花まだ見たことがない
柱に触れようやく春来た
野には野の事情と掟がある
家遠くまだ帰る道もなく
針を手に集める
章魚の 小道に
イデアの 紙吹雪く
わたしは歯
あなたは顎
おおいかぶさる
ぬるい 数
おそい 雪
わたしは峠
あなたは蹄
云 ...
順々に
液状の名詞が
格子に垂れてしたたる
世界のおおよその大きさが
張られている 複数の 頭蓋
額縁にぶつかり 欠けてしまった
顔のような 意味
...
青空はずっと振るえている
時が かげになって路にこぼれてくる
壁のうえにそっと 黒い木が枝葉を撒く
思うということ
街にいくつも街を重ねていくこと
あなた ...
縛られていると落ち着く人もいてたやすく「解放」などと言えない
ふいに淋しくなる
なんて口にしながら
随分と
正体も無くして
やがて眠りにつく
ひとの子の様で
子猫の様で
寝息とその顔は
野に咲く花が
白い野の花が揺れていた畔と ...
通りすぎる街並みには
金木犀が甘い香を放ち
賑やかだった蝉の鳴き声は
示し合わせたかのように静まり返り
秋が熱した夏の背を押しやって
青く青く立っていた
あゝまた来たのだな
わたしは ...
私の好きなことは人を世話することではない
ただ医師を助けたいと思った
それは素敵なことだ
そういう意思をもった医師を助けるということは。
医師なら誰でもいいわけではないが。
私は生まれてこの ...
看護師になんかならなくていい人生を選びたかった。
でももう40手前だから大金払って学ばせてもらってやっと何かになるしか道はないから、
他の何にもなれないということは、マンションの清掃や学童の子供た ...
夕方になって洗い物をした
家事労働と姿勢維持筋の行使で
少しでもカロリーを消費しなくては
最近、一度に食べるご飯の量を
一日あたり1.25合から1合に減らした
でも体重は落ちてない
現状維 ...
詩が浮かばないんで、ワードの画面を開いたまま
モニターと、ずっと、にらめっこをしていた
なんとなく物寂しい天候と少しの肌寒さを
部屋の中でも感じている秋の昼下がり
ペットボトルのカフェラテを
...
神よ どうか教えてください
私達の神の名を盗んだ あの者たちを
どうして貴方は 放っておくのですか
神よ どうか教えてください
私達の歴史を盗んだ あの者たちを
どうして貴方は 繁栄させてい ...
こんな名機があったのか
と驚かされた
ソニーミラーレス一眼・NEX-6
安っぽくて脆弱なプラスティックでなく
重厚で丈夫な金属のボディや操作ダイヤル
それに
シッカリとしたシャ ...
終わりかけて気づいた
間の悪さを呪った
あなたはひどいひと
それ以上にひどいのはわたくし
なんにも知らないくせに
闇雲に信じてしまって
なんにも知らないくせに
なんにも知らないくせに
...
回顧
挫折
懺悔
諦夢
反省
2日続けてシャーペンがなかった。というより2日目はシャーペンはあってもシャー芯がなかった。
だからちびた鉛筆を2日とも使った。2日目の昼には芯が尽きた。昼休みコンビニでシャー芯を買う。
ついでに野 ...
電球が裸になって天井からぶら下がり
なんだかエロティックに思える
若くて美しい顔立ちの女はいい身体もしていたりする
それが着ていた物をすべて脱いで天井からぶら下がっていたら
思わず抱きつき ...
僕は昔アメリカにいたことがあったんだ
ただの旅行だったのだけれど それは
歩いていた ビルの間を 昔
何を求めていたわけでもなく 一人で
スーパーの果物の匂いを鼻で感じていた
かわいそうな大寒の日差し手で掬う
締め出しを食った日指折り数え
死なゝいがする事もない
定量の飯すべて夕に食べる
これこそはと目を覚ましてみた
「監視されている」と「見守られている」の重なるあたりに移り住む人
良かった
猫を見た時の私の思いは
可愛い だったから良かった
私の中にあるそれは
確実に私のものだ
それは絶対に
誰にも奪えないものだ
驚いた
仕事でミスをした時の私の思いは ...
書くことに選ばれた
自惚れて止まない 本能を
書くことを課された
自惚れて止まない 本望よ
最後の最後まで
書きたいことは
溢れていそうだけれど
最期の最期まで
すべて ...
どうぞ全ての民を 強めてください
彼等は自分達が選ばれたと 疑わない
ただ彼等は 信じたいだけなのです
貴方の似姿は 全ての人に 好ましい
神よ この時代の全てを 愛する方よ
諸々の故き軛を ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
メザシの弁当
atsuch...
自由詩
13*
21/9/17 11:26
サーキュラ
ブルーベリー
自由詩
2
21/9/17 11:20
道半ば
ヨロシク
自由詩
0
21/9/17 9:48
一所懸命
zenyam...
自由詩
0
21/9/17 8:41
きみに
梅昆布茶
自由詩
15
21/9/17 1:49
夜に想う
静
自由詩
1
21/9/17 1:27
フリマで買ったものを
番田
散文(批評...
1
21/9/17 1:10
自由律俳句「食べられる退屈」(106)
遊羽
俳句
1
21/9/17 0:04
章魚
草野春心
自由詩
3
21/9/16 23:41
格子
〃
自由詩
5
21/9/16 23:40
ある隠喩
〃
自由詩
3
21/9/16 23:38
_
いる
短歌
2
21/9/16 22:21
彦根湖岸
AB(なかほ...
自由詩
4
21/9/16 19:53
この秋、神明 新たな始まり
ひだかたけし
自由詩
7
21/9/16 19:03
看護師になりたくないけど他の何にもなれない
杏っ子
自由詩
1
21/9/16 18:21
看護学校日めくりカレンダー
〃
自由詩
1
21/9/16 18:11
ありがたいと素直にそう思った
ジム・プリマ...
自由詩
3*
21/9/16 17:27
私の日常2
〃
自由詩
0
21/9/16 13:50
エゴ・エリスⅢ 見よ 貴方に遠い者は滅びる 貴方は貴方に背く ...
PAULA0...
自由詩
0
21/9/16 11:49
ワケあり名機・ソニーミラーレス一眼・NEX-6
st
自由詩
4
21/9/16 10:22
芙蓉祭
假名
自由詩
0
21/9/16 9:58
晩年
ヨロシク
自由詩
1
21/9/16 9:41
鉛筆削りは私の友達
杏っ子
自由詩
3
21/9/16 8:22
電球も裸にすれば
こたきひろし
自由詩
1
21/9/16 6:26
アメリカ
番田
自由詩
1
21/9/16 1:32
自由律俳句「食べられる退屈」(105)
遊羽
俳句
1
21/9/16 0:57
_
いる
短歌
0
21/9/15 23:53
今日の一片
RAVE
自由詩
5*
21/9/15 22:54
Write Light Holic - 微笑みの頬つねり -
komase...
自由詩
0
21/9/15 14:32
エゴ・エリスⅢ 貴方は永久に我らを怒り 万世まで 貴方の怒り ...
PAULA0...
自由詩
0
21/9/15 9:49
630
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637
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665
666
667
668
669
670
5.86sec.