眼に光を入れる

疑っているに立ち止まってわずらわしい

こころ こころの 朝に雲

正しい姿勢に胡坐して空

ゆっくり体を起こし封印をとく

 
  

都会の空気に疲れきって
卑怯ながらも故郷に向かった
再び優しい家並みが
包んでくれると思った

けれどもこの町も変わってしまって
昔の面影はどこにもなく
ただ町外れの道標
...
きれえな音やわぁ
おさない少女のさえずりは
三宮のゆるやかな賑わいにうかびあがると
セカンドバイオリンにぴったりより添う
きれえな体育座りだった
路上がいちばん好きだ
秘密警察におい立てら ...
眠いのならば
眠ってしまえばいい
ただそれだけのことだ

だのに横たわることに
不安を覚える
寝転がって
仰向けになって
落ち着かない

寝返りをうって
首の辺りを掻いてみて
...
無職か引きこもりか
頭イカれた病人の
くっそつまらない
自称詩なんか読んでる暇があったら
youtubeを見よう!

俺最近よく見てるのは
牛の削蹄の動画ね
これがね嵌まると止まんない ...
 
妻の未だ帰らない夜でさびしい

することもなくて爪を切る

のどかな通りを学生が急ぐ

呆けてあなたまみれになってしまいたい

病的だったので顔を洗う

ベランダに出て拙 ...
焼き切れて道端に飛び散る、あのときのあのひとの
笑った顔
ああもういいかと思ったのはあの時が初めだったのに
初めだったから
屈んで拾い集めているんですか今も
そうかもしれないね これは
多 ...
何もかも
思い出には
したくない
私の今があるのは
あなたのおかげ




{引用=※五行歌とは、「五行で書く」ことだけがルールの、新しい詩歌です。}
永遠に一緒だよ
みんな
永遠にありがとうだよ
みんな
けれど さよならを言う




{引用=※五行歌とは、「五行で書く」ことだけがルールの、新しい詩歌です。}
無くて当然
あってありがたい
いただきます
ごちそうさま
おいしかったよ




{引用=※五行歌とは、「五行で書く」ことだけがルールの、新しい詩歌です。}
お嬢様言葉を使うお嬢様


ひとごとのひとことことり ひとりごと


球体と雫が崩し解いた雪
きゅーたいとしずくがくずしといたゆき


サラリーマン川柳を書くサラリーマン


...
待っていたのは太陽光線を浴び始めた雪の結晶だった
億千の結晶の乱反射が
きら きら、きらと
生き物のように動きながら
わたしひとりの岳人のために
おびただしくひかりは踊っていた

駆り立 ...
わたしがまだ幸せの形をしていた頃、恋人と暮らしていた
春の夕暮れの匂いのする水槽の底で、わちゃわちゃと低砂をつつくコリドラスの口許にある二対のヒゲのように仲良く暮らしていた
彼は時おり水面から顔を ...
仮寓の蝸牛には
やり残したことがいっぱいあるのだが

奇遇という気球に乗って
無音の空の旅をしてみたかった

修羅場という修羅場がなくて
絵になる風景も知らずに

雑踏に紛れて遺伝子 ...
ツンツンとした妻ですがガラスのハートです

二夜連続のシチューを頂きます

つかれで指が痙攣している

落ちつけば静かなふたりの冬で

読む本もなくて断捨離は成功しました

風呂あ ...
気怠い声を
突き刺さる声を
遥かな地平に放ち
失われた故郷からの応答を待つ

懐かしい高曇りの大気の匂いに誘われ
剥き出される異邦の孤独が
両手を広げ帰っていく場所

振り絞るように ...
関西地方では
オ"ピー"コロン株
と放送されるらしい
所謂放送禁止用語だ
しかし、例によって
政見放送だけは
何を言っても大丈夫なので
コロナ問題に関しては
泡沫候 ...
「今夜、付き合ってくれない?」

それ程 
親しい関係じゃ無かった
けれど
それが最初の切っ掛けだった

カウンターに両肘を着いて
トロンとした眼差しを向けて
グラスを傾けながら
...
時は傷
   風は闇

虚空に揺れる鞦韆

水の衣装の傾きをたどる手から
   こぼれるやわらかい音符

   三日月の尖端から滴る
         蜜

 (  ( ((波  ...
酔いどれ身 不安な空を始動する


そら踊れ 素知らぬ顔で諳んじて


{ルビ白=しら}ソファー見れど知らんぞファミレスなど


そして空見ればどれもが霙みたい
今は、
検査は機械が
精密にしてくれる

検査結果の説明は
医者である
ここに医者の人格があらわれる
「患者一人一人の立場に立って
ていねいに分かりやすく説明してくれるかどうか」であ ...
「かかったらかかったで
その時に考えましょうよ」
いちいち不安がっていては
心が持ちません
感染拡大のテレビは
見すぎないように気をつけましょう
不安も拡大していきます
「正しく恐れる」 ...
曇天の懐かしい朝であるなぁ

妻怒るとしてかわいらしい

虚子の句を読み眼前のもの皆詩のたね

ため息のなかに沈みこんでゆく

古い歌を口ずさみ懐かしい島

暖房効いている 眠 ...
僕は無を感じ取る
僕は窓の外を見て 立っていることで
僕は一本のタバコの煙を吐き出そうとしていることで
僕は冬の布団に潜り込むときに
僕は寂しげな音楽を思い浮かべている 
近くには寄ってはダメかもしれないよ好きになりそう責任とれるの?


うつ伏せで君が出てゆく音を聴く仕事に行くその背中はみない


まるで犬みたいだと思うなよでもね一緒に散歩は行 ...
大丈夫と云いつつ心穴あきっぱなし

絶望しつつ温かいシチューいただきます

百均で手袋買ってほんと良かった

癒えない傷の馬鹿になってゆく

さびしみ互い傷を抱えあっても夫婦

...
光の午後は渦巻いて
わたしの心は虚脱して
青い青い大空を
のっそりのそり渡っていく

残りの時間の切迫に
わたしはやがて覚悟決め
断崖を滑落する自分を見る

(人生の椅子は失われ
...
朝市で良いものばかり見つけ買う買いたい気分にさせる話術

晴れと聞き朝目が覚めて雨だった楽しみだった遠足中止

ランドセル様々な色揃ってる三十年前黒と赤しかない

初夏の風暑すぎず今過ごし ...
二〇一九年三月一日 「考察」


同じ密度で拡散していく。


二〇一九年三月二日 「箴言」


仏に会えば仏になるし、鬼に会えば鬼になる。
ひとはひとと出会って、ひとになる。
...
若く美しいモデルもまた画家をみつめている



背景は色彩を分割する役割しか与えられず


一つの静物も足されない



窓からの景色はいつまでもあらわれることなく

...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
自由律俳句 2022.01.27(木) 田中恭平俳句122/1/27 7:05
道標AB(なかほ...自由詩122/1/27 0:18
あの夜の景色soft_m...自由詩122/1/26 23:28
眠れぬ夜に坂本瞳子自由詩0*22/1/26 22:32
何で自称詩なんか読んでんだ?お前ら馬鹿じゃねえの?花形新次自由詩322/1/26 19:10
自由律俳句 2022.01.26(水) 夕べ田中恭平俳句022/1/26 18:14
無題 2022/1/25星染自由詩022/1/26 17:26
※五行歌こしごえ自由詩3*22/1/26 9:05
自由詩3*22/1/26 9:04
自由詩1*22/1/26 9:03
流転水宮うみ川柳1*22/1/26 6:01
稜線山人自由詩10*22/1/26 5:26
コリドラスちぇりこ。自由詩4*22/1/25 23:12
蝸牛のうたマークアーモ...自由詩18*22/1/25 21:28
自由律俳句 2022.01.25(火) 夕べ田中恭平俳句422/1/25 20:29
ひだかたけし自由詩722/1/25 19:44
オメコロン株花形新次自由詩122/1/25 19:34
思い出のフラれ女板谷みきょう自由詩2*22/1/25 14:08
揺 曳塔野夏子自由詩4*22/1/25 13:50
ソファー見れど水宮うみ川柳0+*22/1/25 13:42
心医zenyam...自由詩022/1/25 9:49
コロナ感染情報自由詩2*22/1/25 9:40
自由律俳句 2022.01.25(火)田中恭平俳句022/1/25 7:51
冬のオーディオ番田 自由詩322/1/25 0:35
だからため息秋葉竹短歌022/1/24 21:43
自由律俳句 2022.01.24(月) 夕べ田中恭平俳句222/1/24 20:30
光の午後は渦巻いてひだかたけし自由詩922/1/24 19:50
朝市夏川ゆう短歌322/1/24 18:38
詩の日めくり 二〇一九年三月一日─三十一日田中宏輔自由詩13*22/1/24 13:19
裸婦末下りょう自由詩8*22/1/24 12:47

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