妻が泣きはじめて時がとまる
霞む三日月 童話の世界を歩く
カレーライスと妻が待ってるおうちに帰る
爪弾く指は
同じところを行ったり来たり
そのくせしばらく経つと
悲しみを言い当てる
もどかしさの中に
光とどまる
存分に
やさしくなるといい
それは権利
そして好 ...
これも
みんなのおかげ
ありがとうさま
にじむ星へ
ほほ笑み零す
{引用=※五行歌とは、「五行で書く」ことだけがルールの、新しい詩歌です。}
私は小鬼
でもいたずらは
しない
そのかわりに
「ありがとう」と言う
{引用=※五行歌とは、「五行で書く」ことだけがルールの、新しい詩歌です。}
夕暮れのざらつく人恋しさに飛び立つ平らなコウモリ
あまりあてにせずに
待つはずの
きみ
裸足の猫は垣根に消えた
せんべい布団に横たわり
断雲を眺め
さまようなにかの羽が最 ...
結膜炎だろう、
白目が赤目になっていやがる
おかげで目やにがまつ毛にこびりつきやがって
目は眼帯、
口はマスク
いったいなんなんだ
疫病退散もない
一日遅れの恵方巻でも喰うか
...
太陽のように
強く燃えている
生きることは
力むことではない
輝くこと
つらつらと つららのことをおもってみていた
軒先に根をはやし
重力に逆らいながらも
きりりと尖ってうつくしい
冬がこしらえた期間限定のその造形は
猫とじゃれたあと
うつらうつらしているうち ...
晴れた日に
息子と二人で海を見にゆく
私の背などとうに追い越して
何食わぬ顔をして
乱反射する水面の光を
キラキラと浴びているやつだ
いつの間にか
通過する季節を跨いできたね
海に突き ...
心の支柱はプライド
お年寄りの自慢話は
たとえ繰り返し聞かされた話でも
しっかり聞きましょう
うちの親父も家のなかに
農業関係の表彰状や感謝状を
いっぱい飾っていた
あれが心の支柱、プラ ...
「おはよう!」というと
「おはよう!」とこたえる
「おはようございます!」というと
「おはようございます!」とこたえる
「お帰り!」というと
「お帰り!」とこたえる
ぼうとして朝焼けの空待っている
砂糖少々 珈琲たてて朝をはじめる
けさも布団を妻にとられ 起きた
欠けた歯を舐めつつ 朝を動かす
寒さ 着替えるタイミングを計る
パキ ...
太陽の
下に新しきものなしという
太陽もこんなことは
想定してなかったに
違いない
インターネットが
ありましたか
あった
かもしれない
古代世界に
アトランティスが
首 ...
男は、誰も彼も戦う運命のしもべ、とは
千年川に流れる薄っぺらな真実だろうが
それらの川の行先の海に問題はあるのだが
そんなこと急に言われても寒くて、唇、震えてる
僕が僕である罪の意味に ...
何も考えていない時間に
窓の外を見ていた僕の 心の不安
あいつは今頃
この空のような笑顔で笑っていることだろう
僕は街に出る 心のドアを開けはなって
神様がため息をして
意味もなくチーターを産み落とした
落ちたチーターはあみだくじで
バイソンの群れに住むことが決まった
チーターは足が速いこと
毛に変な斑点があること
痩せているこ ...
水を入れ替えるのを忘れた
花瓶だったろうか
金魚鉢だったろうか
お仏壇の茶湯器だったかもしれない
いずれにしても罪深く
自己嫌悪を覚える
最近はこんなことばかり
やることなすこと ...
ひつじ雲はあんなに夕陽に映えて
街の建物はみなオレンジ色に染まり
見知らぬ異国になってゆくのに
君はやわらかに目をつむって
まだ見ぬ海の語りに耳を傾けている
僕には微かにしか聴こえないか ...
妻に布団をとられてしまった
妻がまた炬燵でみのむししている
ハムスターのように口に物つめこんで、妻よ
意味のない音楽を捜して透明な朝
曇天 こころに黒い旗を立てた
朝 ...
パパの手の歌を聴きながら
清志郎さんの偉大さに
いまさらながら気づきます
ご時世としてはじぇんだーれす
なので表現的に多少気になりますが
それでも
なんかしみじみと ...
眠たくて曖昧になるその日々に黒子のように星が散らばる。
電気信号が信仰した天使 電信柱たちに遺伝子。
根も葉もない花を咲かせて尾鰭付き一人歩きするみんなの肴。
...
なにも知らない、
何一つ知らされていない、
わたしという存在が
億万年の彼方から送り出され
今日の宇宙を仰いでいる
あゝ天晴れ、
わたしは躍る
この地上にて
何一つ覚えず
何一つ ...
空に湖のある場所に引っ越してから
薔薇は世話が大変だと知った
この土地は気にいるかな君は雨が好きだから
素直な枝と同じに左右に分かれる道があった
僕たちはやがてはなればなれになり
優しく ...
ちょっと待ってね
という間に五行は終わって
つぎの五行を考えている暇人は
たぶん僕ぐらいだろうな
五行の緩さがとても好きです
夜を飾る女が闇のダンスの指南役で
秘密の原始をあじわう
夜間飛行の天使はときどき行き先を喪って
微かにきこえる古いブルースに耳を傾けている
闇のスケルツォは楽章をかえても
いつか交響 ...
声がでなく
大気に混ざる安らかな眠り薬に
その身を委ねてしまいたくなった
胸の小さかったころの私
家は優しくて
朝の光はいつだってキラキラしていた
抗う心さえ
芽生え無ければ ...
銀河のでたらめも受けいれる
目覚めよろしく冷えもここちよい
ねぎ味噌汁ありがたくいただきます、妻よ
朝から困ってしまって創作に逃避する
卑下することをやめる じぶん大切にす ...
いたはずの人がいなくなり
いないはずの人がいて
地図が変わったり
星が見えなかったり
もう何も信じられない
というときに
そう思っている僕がいる
これはまだ確かなことで
...
作りかけで壊れた
断片を繋ぎ合わせ
星のように祈った
暗がりから白手が伸び
祈りのカタチを崩していく
後腐れのない別れ、転がる骸
哀しみは億万と木霊し
形態は次々と破壊され ...
保湿クリームの温かさに聞く
明日はどんな現実を生きるの?
今日よりちょっと良い?
甘えて聞いてごめんね
どんな風になっても
私が生きてるところが現実
頬にクリーム伸ばしながら
夢 ...
日付順文書リスト
タイトル
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カテゴリ
Point
日付
自由律俳句 2022.02.04(金) 夕べ
田中恭平
俳句
4
22/2/4 20:52
もどかしい光
やまうちあつ...
自由詩
1
22/2/4 19:14
※五行歌
こしごえ
自由詩
1*
22/2/4 17:12
〃
〃
自由詩
1*
22/2/4 17:11
コウモリとひきこもり
末下りょう
自由詩
3*
22/2/4 17:08
節分22
ナンモナイデ...
自由詩
2*
22/2/4 14:15
五行歌
夏川ゆう
自由詩
4
22/2/4 12:25
つらつらつらら
そらの珊瑚
自由詩
8*
22/2/4 11:38
灯台
ちぇりこ。
自由詩
8
22/2/4 10:28
心の支柱
zenyam...
自由詩
1*
22/2/4 9:17
鸚鵡返しの小2
〃
自由詩
1*
22/2/4 9:11
自由律俳句 2022.02.04(金)
田中恭平
俳句
1
22/2/4 6:54
古代の夢
りゅうさん
自由詩
2
22/2/4 6:28
戦っても、戦っても
秋葉竹
自由詩
1
22/2/4 3:14
ONE DAY
番田
自由詩
2
22/2/4 0:46
神様のため息
雲野しっぽ
自由詩
1*
22/2/4 0:30
明日への約束
坂本瞳子
自由詩
3*
22/2/3 22:40
海の開演
壮佑
自由詩
9*
22/2/3 20:52
自由律俳句 2022.02.03(木)#02
田中恭平
俳句
1
22/2/3 20:52
めも
うし
自由詩
0
22/2/3 20:43
宝石のように眠たい
水宮うみ
短歌
7*
22/2/3 20:34
名無し人
ひだかたけし
自由詩
5
22/2/3 18:48
空に湖のある
ふるる
自由詩
5*
22/2/3 12:00
五行詩
マークアーモ...
自由詩
9*
22/2/3 9:53
闇のスケルツォ
〃
自由詩
5
22/2/3 9:31
歌わなければ良かったのか
秋葉竹
自由詩
3
22/2/3 7:38
自由律俳句 2022.02.03(木)
田中恭平
俳句
2
22/2/3 5:29
確かなことは
りゅうさん
自由詩
4
22/2/3 5:18
光
ひだかたけし
自由詩
12
22/2/2 19:20
おまじない
木葉 揺
自由詩
6
22/2/2 18:41
604
605
606
607
608
609
610
611
612
613
614
615
616
617
618
619
620
621
622
623
624
625
626
627
628
629
630
631
632
633
634
635
636
637
638
639
640
641
642
643
644
3.12sec.