桜の花びら瞳に浮かべ
透き通る君の髪の毛が
僕の世界で絡み付いた

触れてみたい
揺れていたい
風のせいにはするもんか

未来と背中に
同じ匂いを漂わせた
春の廊下ですれ違う人
...
有名な商店街は活気ある学生たちに人気のワッフル

忘年会新年会と繋がって飲み過ぎるなと上司が叫ぶ

試験日は何故か天気が悪くなる不安心配渦巻く心

宇宙から降り注がれる高波動生命体に向けら ...
二〇一七年六月一日 「擬態」


 ジョー・ホールドマンの『さらば ふるさとの惑星』ちょっと読んだ。ちょっと読んでも、ヴォクトの2冊の本よりはよいことがわかる。ヴォクト、非Aシリーズが傑作だった ...
古い文庫本の背表紙に
張り付いて煎餅になった蚊の
周りに描かれた茶色い地図は
それを読んだ誰かの血


まだ賑やかだったころ
白い箱を置いてアコーディオンを弾いていた
片脚のない白 ...
○「コロナ不安」
テレビでコロナ感染情報ばかり見ていると
不安ばかりが増幅してくる
ここまで来たら
なるようにしかならない
と腹をくくるしかない

○「死者」
死者は生きている
また ...
今年の正月に
「今年は俺たちは大厄だぞ!今年生き延びたらしばらく大丈夫だそうだ!これから俺たちは生き比べだぞ!」
と電話してきた親しい同級生が
突然脳出血で倒れた
右手右足と言語に重い後遺症が ...
逃げる事
退く事も
普通事
まず生き延びろ
まず生き延びろ
























...
とっくにいない子のとしをかぞえる 母の夏 蒸す子も蒸す芽のゆげを嗅ぎ あさがたの星のようなこめを噛み 麻と稲は波のように朝つゆに濡れひかり おやゆびでおさえたこめかみから蒸すひめの結びめがほどけるよう ... 日本人の遺伝子は
皆同じと思っていたら

つい最近
ヒトゲノムが解読されて
わかったことの一つは

どの人も
99.9%は同じDNA配列を持ってはいるが
残り0.1%は異なっていると ...
 あんなに渇望し翌週は机の下

 そんな道具あったなら隠遁しなかった

 時計多く持ちまた約束守れず

 勝手にそれでいゝと決めるな

 謂れのない言葉死ぬまで呪い続ける
雑踏で
肩書きのない男の影が消えた
彼は手で狐を作って
横断歩道の真ん中
子どもだった自分と遊んでいた
遮断器
警告色の長い飴が灼熱で溶け
目の奥までねとつかせる
肩という肩は不吉な汗 ...
バランスがバラバラになり薔薇になる


目を瞑るようにカーテンをしめる空


自分では分からない自らのこと


言葉の裏側に眠る虫の声
湖から起き上がって、ぼくは
茨道をつたい 家へ戻る
ずぶ濡れを日に干し
風通しをよくする
微睡めばどこからか 歌が聞こえる
あのとき一緒に聴いた
貝殻の奥の
ぼくが同じ音で応えると
ミ ...
身体よ 私はお前の体温を操る力もなくここにいる  こんなことも出来ない自分が

 こんなことが何なのか

 解る筈もなく

 受け入れられない自分が

 受け入れる隙間もない今

 抱えられる筈もなく

 不満を抱えた心 ...
金持ちだろうが
クソ貧乏人だろうが
有名人だろうが
ホームレスだろうが
派遣社員だろうが
美人だろうが
ブスだろうが
天才だろうが
馬鹿だろうが
善人だろうが
極悪人だろうが
自 ...
今日が明日になると 
昨日になる
明日は今日になってしまうのさ

当たり前の事が当たり前に思えなくなると
面白くなるんだよ

当たり前に笑っちゃおうよ
天罰とは思わない
しかし古代人は災難があれば
神の怒りと見る向きもあった

現代人ももう少し信心深くなってもいいように思う

しかしこうは思う
僕の体が痛んでいたからだ

僕の代わり ...
貴女の密林
俺の密林

密林から受ける刺激
隠れてるから密林
何も見えないから
密林

汗もかくから
密林
雨風は吹かない
密林

人によっては
誰とでも
楽しめる
密 ...
マスクをしても感染し
手洗いしても感染し

部屋の中
あちこち殺菌
換気をしても感染し

人混みをさけても感染する

副反応に苦しみながら
ワクチンを2回接種しても感染し

と ...
 存在の軽さ較べ瞼なお重くなる

 爆竹でアリの巣拡張工事

 たゞならぬ角度で本開く

 どこまで似る似たもの同士

 春の緩みのせいにしておこう
    夏の夕暮れに躓いた
    石ころがあったわけじゃない
    何もないからこそ躓いた
    すぐに起き上がったが
    膝を痛めた
    夕焼けが眩しかったの ...
    ちいさな蕎麦屋の片隅で
    夏の忘れ物が色褪せていく
    ときには本を片手に行儀悪く
    あるいは昼間から日本酒を肴に
    天ざるふたつを頼みながら
...
さめざめと排泄する人々
礼拝堂に
朝な夕なたなびく喘ぎ 歯ぎしり
名前を囲んで
名前を吐きかける
円 蠕動して堂々巡る、粘性の羽ばたき
その内で
いれかわりたちかわり おなじ顔が潰れては ...
雪でもなく砂でもなくただしんしんと眼の奥を埋めてゆく「もうやだ」 長い長い光のすじを
たどる気持であるいていた
だれかが声をあげる
これはただの線だ
白く書かれた 一本の ただの
もう少しいけばわかる
別のだれかが言う
のろのろと足はうごいてい ...
暇つぶしによる暇つぶし 隔てられてようやくきづいた

しらないふりで溶けている彫像
忘れてしまった顔が、多過ぎる
ひとの顔がなくなり始めている

だれが喰ったのだ? いや逆にお前が喰われた ...
 

部屋の灯りを消し カーテンの隙間を覗いたら
霧に滲んで電線にひっかかっている
ミカンの房のような月がいた

おやすみ 泣き虫の月


夜の周縁を震わせて
電車が横切ってゆく
...
見てる煙草の火で
目だまをつぶす

その衝動を
抑えこむ

目を固くつぶって
そこから逃れる

視覚優位の
ヒトの脳

目は膜一枚で
世界とつながる窓

目を開い ...
夜の遅い時間
心が静かになって
二人だけの時間が濃くなる

線香花火に火をつける
流れる時間がゆっくりになった

ゆったりした心で
余計なことは考えず
二人だけの時間を過ごす

...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
淡想ミナト 螢自由詩221/8/23 19:47
ワッフル夏川ゆう短歌221/8/23 19:24
詩の日めくり 二〇一七年六月一日─三十一日田中宏輔自由詩12*21/8/23 17:54
アーケード藤原絵理子自由詩2*21/8/23 17:46
独り言8.23zenyam...自由詩2*21/8/23 15:42
孤独自由詩1*21/8/23 15:10
月の美しい夜TAT短歌021/8/23 14:52
母の夏末下りょう自由詩2*21/8/23 13:30
コロナで重症化する人の遺伝子とはst自由詩421/8/23 3:09
自由律俳句「食べられる退屈」(84)遊羽俳句121/8/23 1:40
哀悼凪目自由詩021/8/23 0:03
ばらばらの言葉水宮うみ川柳4*21/8/22 15:01
お伽の報い凪目自由詩121/8/22 0:17
_いる短歌021/8/21 23:53
不満醸造佐白光自由詩1*21/8/21 23:04
平等爆弾花形新次自由詩121/8/21 22:14
明日がくるこたきひろし自由詩321/8/21 11:26
幸せな思考りゅうさん自由詩121/8/21 11:20
密林こたきひろし自由詩221/8/21 9:30
コロナウイルスと太古の記憶st自由詩121/8/21 7:12
自由律俳句「食べられる退屈」(83)遊羽俳句021/8/21 1:20
夕暮れに躓く石田とわ自由詩5*21/8/21 0:40
夏の曲がり角自由詩421/8/21 0:23
不燃凪目自由詩021/8/21 0:17
_いる短歌121/8/20 23:35
はるな自由詩421/8/20 23:29
どこまでもつづくせかい帆場蔵人自由詩021/8/20 22:58
おやすみLucy自由詩9*21/8/20 21:25
目魂シホ.N自由詩021/8/20 20:52
二人だけの時間夏川ゆう自由詩321/8/20 18:28

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