捨てられないもの増え過ぎて
ひっくり返したバックギャモン
雨降って固まった理想
もう崩せない砂の城
鼾五月蝿いの何とかしてよ
部屋着代わりのジャージのラインと
並べて焼いた目玉焼き
ハン ...
荒野に一つ
かがやくそれは
ぼくの悩み事をぶちやぶって
窓に張り付く次の夜から
マカロニはしるしになる
やってきては不幸をなげき
とばりの隅に隠れている
宇宙にひとつ
かがやく ...
けだるい夏のサンセット
若いヘルパーがカミングホーム
お前のママの素敵なディナーを
作ってくれるぜナウイッツタイム
その時を狙ってさらいに行くぜ
その時ママが元気だといいな
それならお前も ...
段ボール、衣類、びん、缶、ペットボトル
段ボール、衣類、びん、缶、ペットボトル
月曜の夜に呪文のように唱える
明日は段ボールの日だから
古新聞と雑誌とチラシは来週ね
そう決まってるの残念なが ...
冬の道に蛾が落ちてきた
大きな桑子だ
冬をやり過ごし
羽を朽ちさせた太い蛾は
冷たいアスファルトに震えていた
二月
妙に暖かい日に
それでも凍てた道路に腹と羽を震わせた蛾の
末路は知ら ...
正十二面体たちの綺麗な街
水星に彗星おちる 修正を
物語の上を流れていった紙
作品のように夕陽は固まった
空が茜に染まってる方が西
今ってところで宇宙のどの{ルビ辺=あたり}
ハシバミ弾けて心臓が痛い
いみなく死んでうまれて散って
いつとはなしに猫ばかし
時それは非生物だ
ああ
深海魚コーナーになりたい
さて前回予告したとおり「俺、モザイクキラーを手に入れるの巻」である。あれは二十三の頃だ。しがない日払いの派遣バイトで食いつなぎながらプアーな一人暮らしをエンジョイしていたロスジェネ丸出しの俺はある日、 ...
ねぇ、帰らないでよ
君の自転車の反射板の光、
今すごく良い感じなんだよ
青と黄色が溶け合ってて美しいんだよ
だから帰らないでよ
僕とここにいてよ
こんな、しがない夕方だけれども、
コ ...
壁
拳
殴
殴
殴
血痕
壁
夜に沈みながら
踏みっぱなしのアクセルに
ここはどこなのか
問う術もなく目を見開く
絶望という文字が
幾度も浮かんでは消え
(急カーブに
飛び込む
夢を
見る)
真っ暗闇 ...
街はいま
傾いて
春を呼ぼうとしている
四角いからだを
丸く嵌めようとした
壊しながら
(しかもそれを
愛と
呼んだりも
した)
うずうずと
傷む
気持をして
...
夏
中学の教室では前席のおんなのこのブラウスは下着が透けて
授業か終わり起立礼の時に前がふくらんだスボンを
クラスメートに気づかれないかと
ヒヤヒヤした事度々あったよ
俺は
尖ったコン ...
綿の毛が風に飛ばされ
小麦の穂は枯れていく
見よ、紙幣と言われた紙屑が宙を舞う つまり
誰かがシュレッダーにかけてビルの屋上から撒いたのだ
これは、ま ...
ひさしぶりに古本屋にいき
古本をみてまわった
買う金がないのでおやじと話をした
ひさしぶりに人と話す
しかも本のことがわかる人と話すのは
何年ぶりだろう
数年前の岩波文庫の充実ぶりを褒め
...
土を飼っている
従順で賢く我が強い
麦を好みパンも嗜む
時節をよく見極め常に冷静
時に激しく自己否定する場面も見受けられる
芸術に造詣が深く音楽や絵画はよく語るが
文芸は理解するに及ばず
...
ラブソングという名前の正方形
いつもの日 いくつもの日々 積もる日々
どことなく小説みたいな口説き方
とどかないこと どこまでもとおい午後
死の前日の君へ、死の翌朝の僕から
忘れ物を届けたい。このささやかな詩手紙で。
どこかへしまい込んだまま
すっかり埃まみれなまま もはや記憶だけのままの
使う事もなかったアレは、かなり貴 ...
広瀬すずなら
コロナだろうが
飛沫を浴びたいと考える私は
広瀬すずにとって
一体どのような存在なのだろうか?
もし、新垣結衣似の女の子が
私の飛沫を浴びても構わないと
告白してきたら
...
金に困ったら
金に困ったら
金に困ったら
体を売ればいいじゃん!
海外セレブの皆さん
ようこそ日本ツアーへ
老人を山ほど支え続けた
優れた医療がお待ちしてます
もう安心ですあなたの ...
永遠からすれば
一瞬に過ぎない
この今を
落ち続けている
この俺は
奈落の底まで
落ちて行く
後少しで
叩き付けられる
俺の体が
叩き付けられる
時間は普通に流れている
空 ...
寒いのに
洋服を脱ぐように
空は雪を降らせた
孤独が燃え続けて
怒りに変わるから
心を冷やした
白い世界を
優しさへと近付けたい
歩く道が
作られても
壊れそうなものほど
...
{引用=あるものがそのものの底をいっかい弾き、とびあがりじぶんや何者かのもとへ訪ねてくることをかんがえていましたが、それはちがったかんがえでした。だってあらゆるのものが、いったんそのものの底を弾いた歌 ...
いい年して口喧嘩
ああ
馬鹿馬鹿しい、朝…
昼、青空なのに
ああ
寒々しい…
もういい加減にせえや
ああ
三日目カレー…
{引用=失語です
たんぽぽ珈琲みたいな時間です
シロツメクサと{ルビ勾玉=まがたま}です
万雷の拍手とおく
幕開けしないオペラのひとくさりなのですから
枝振りのかたい{ルビ椚=くぬぎ}は ...
濁酒のこびりついた盃を洗うと
米粒が
棘のようで
痛い
お星さま
聞いてくれるかな
祝福を受けながら
全ての人は生まれてくると
どこかで聞いたけど
そんなのは嘘っぱちだ
誰もが知っているのに
口に出さない
出せないだけ
だから ...
天使
堕
見分
羽の跡
イキイキと
毎日を充実して過ごせたら
それはまことにハッピー
かも知れない
けれど
私にとっては
何だか針を立てられてひたすら回され続けるレコード盤みたいで
イヤだな
針はいた ...
夢をみた
6歳も離れてるのに
同じ教室だった
修学旅行はハワイで
違う班になっても一緒にラベンダー畑に行きましょうねって
話してた
窓の外。校庭で体力測定をしてる
こんな ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
ブラックジョーク
妻咲邦香
自由詩
0
21/2/5 23:17
まかろに
カマキリ
自由詩
3
21/2/5 22:40
One Hour Dream
紀ノ川つかさ
自由詩
1*
21/2/5 21:22
火曜日
ひかわゆきお
自由詩
1*
21/2/5 21:09
蛾
黒田康之
自由詩
3
21/2/5 20:57
かたい
水宮うみ
川柳
2*
21/2/5 20:19
水族たちに囲まれて
道草次郎
自由詩
1*
21/2/5 20:09
喜多川歌麿 肉筆画 「女達磨図」
TAT
散文(批評...
3*
21/2/5 18:56
帰らないでよ
クーヘン
自由詩
2*
21/2/5 16:05
悔
ヨロシク
自由詩
0
21/2/5 8:12
ナイトドライブ
ひかわゆきお
自由詩
1
21/2/5 7:06
ものごと
はるな
自由詩
5
21/2/5 6:56
文房具ではコンパスが好き
こたきひろし
自由詩
7
21/2/5 6:51
シリーズ「詩人たちの末裔」
アラガイs
自由詩
13+*
21/2/5 3:21
古本屋来訪
道草次郎
自由詩
7*
21/2/5 0:21
土竜
妻咲邦香
自由詩
4*
21/2/4 23:22
正方形
水宮うみ
川柳
5*
21/2/4 21:12
底を浚って
ハァモニィベ...
自由詩
3
21/2/4 20:25
True love
花形新次
自由詩
0
21/2/4 19:56
人身ByeBye
紀ノ川つかさ
自由詩
1*
21/2/4 19:24
人生と信
ひだかたけし
自由詩
4
21/2/4 18:53
それでも空は
ミナト 螢
自由詩
1
21/2/4 17:14
風の歌を耳に
道草次郎
自由詩
2*
21/2/4 15:34
ああ…
ナンモナイデ...
自由詩
3*
21/2/4 13:23
よみがえり来たるもの
道草次郎
自由詩
3*
21/2/4 11:33
濁酒
黒田康之
自由詩
1
21/2/4 10:58
星に憂いを
YEWJI
自由詩
2*
21/2/4 10:44
人
ヨロシク
自由詩
2
21/2/4 8:08
虚しい空しいむなしいムナシイ
こたきひろし
自由詩
4
21/2/4 7:02
now and
mizuno...
自由詩
3
21/2/4 6:12
602
603
604
605
606
607
608
609
610
611
612
613
614
615
616
617
618
619
620
621
622
623
624
625
626
627
628
629
630
631
632
633
634
635
636
637
638
639
640
641
642
4.51sec.