全てそぎ落とし感謝伝える

 結局経験以上は想像もできず

 友にも似た犬家の前で糞をする

 ボルシチにも石を入れる

 言葉の波に吞み込まれメロンの夢を見た
閉じた眼の中の闇より夜の闇は少し小さく少し明るい 真夜中が近づいている
ベランダに出て夜風にあたる
街灯の列が何処までも続き
なんて素敵な夜だろうと思う
昼間森で見た花の群落が
今頃青白く光っている
風は優しく穏やか
主観と客観が溶け合 ...
乱雲流れ去る、その懐古、あまねく。
           わたしたちは、みなしご
           胡散臭い湖へ 舟を漕ぐ

  今日もまた絞め殺す その的を射る
   搾られたシグナル ...
{引用=犬猫たちに売りつけろ
わたしに課せられた使命
マスキングテープのためのコピーライト
わたしの仕事
わたしが社会を企て
会社に貢献するために

騒がしいものたちをだまらせたい
わ ...
もう数十年のキャリアを誇るだろう生ゴミ用のポリバケツには今日も腹を存分に膨らませたビニール袋が蓋が少し持ち上がるくらいにまで詰め込まれていた、俺にはそれが薄笑いを浮かべ、帽子を持ち上げて挨拶をする ... 僕は土の中なので
蟹は食べない
冷たい濡れた内側で
蟹は食べない
蟹は食べない

のたうつ雨の日も
ひび割れる晴れの日も
泥の壺の中でぬめっていた
ひどい気分になるときもあるけど ...
酷いニュースが部屋のドアを
叩かないようにもっと
ぼくは感傷的な盾を磨かなきゃ
音がするくらいピカピカに

幾千の爆弾と
きれいな機関銃が
世界を脅迫してる
自体は深刻さ
身代金 ...
冷蔵庫のなかで
さつま芋がつめたい晩秋の風に干からびていた
淡い色のゼリーのようなくちびるの夏は
もうとっくに賞味期限がきれていた
いまのうちに月の光を浴びておきたまえ
明日の夜は雷雨になるそうだから
身を潜める場所を見つけるのは後でもいいけれど
目星は付けておきたまえよ
行き当りばったりでは
のたれ死んでしまうかもしれ ...
人のいない世界を造り出すことも人の造った言葉でできる 途絶え、

 、
 
 ニホン
 サンボン
 
  ロツポン 


 キユウホン




 みあげる、ソラ の 
スキー場楽しさだけがそこにある初心者だけど恐怖心ない

銭湯の煙突高く聳え立つ低い家しかない下町

ラージヒルバランス良ければ上手くいく風は味方か敵かわからない

路地裏の昭和仕込みの映画 ...
ある老婦人が
知り合いの女性が
産後うつになってしまって
鏡を素手で割るなど
異常行動をするようになったのを
説明しようとして
「自慰行為を繰り返しているんですって」
と言った
恐らく ...
ちょっとばかり
おそかったのかな
気づくのが。

アクセスのない
一日のおわりに
そんなことをおもう。

おそかったのよ/たしかに/無能なのよあなたは/
だれだって分かっているのに/ ...
不思議であった
私の前にはいつも道があって
そこをしずしずと歩いている
ホウの葉とサワグルミの、落葉の上を
ソフトに足を進めている
まったくなんの期待もない山旅に向かったのだった
ただ、歩 ...
夢を見た
切り裂かれた鎌のように
茶色い星が
緑のヴォルガを
紙を炎が黒く撫でるように
埋め尽くしていき
三日月の形した湖が
太った片割れを探している
そんな小さな夢だった

To ...
{引用=そばに岩があり 
大木よりちいさい 
わたしよりおおきな

せせらぎがながれ 
葉や花弁がながれて
 
野辺に虫や鳥はなき
かたい種を芽吹く 

訪れるものを前に
あ ...
二〇一八年一月一日 「熊人形」


 きょうから、リチャード・マシスンの短篇集『13のショック』を読む。スタージョンの短篇集は、いいの1作品だけだった。「熊人形」だけがよかった。スタージョンの短 ...
「死ねば無だ」「滅んだら無だ」まあそれはそうなんだけど明日も仕事だ 孤独である
関係を全て切断し
諦めている、静かに
幸せとか不幸せとか

ただ驚くのだ、
世界に自分に詩に一日に

オドロキは転がっているから
至るところに

オノレが在る、セカイ ...
ありもしないものについて ではなく
まずは
今日食った飯の話でもしろ

今日の飯は 実は
昨日もう食ってしまったので
どこにもありません
答えながら明日の方を見ると

どう見ても背景 ...
いつからだろうか?
キャンバスに黒色の点を描いていた

いつからだろうか?
キャンバスに黒の塊を描いていた

いつからだろうか?
黒だけでは物足りなくなった

いつからだろうか?
...
 えらい時代はきたもので
 往年の名馬が美少女キャラになって
 ゲームになったり、アニメになったり
 いや、批判しているわけではない

 ところでぼくが
 いちばん好きな馬の名前といえば
...
感覚する、
風の通り道、雨の匂い
そのたび新しい自分がいて
ぼくは大きく両手を広げる
この広大な地球の上で
この肉体を抱えながら
笑っている泣いている
すべて愛しい日常些事
一つ一つ噛 ...
チャラい人にストーカーされてモラハラ交際する羽目になっていて、逃げたくて全寮制の職業学校に入って真面目そうな夫をチェックして卒業したあと同期に取り持ってもらって今結婚している。逆ナンパですね。
チャ ...
ヤバい事件現場に
ピアノを置いて
通りすがりの野次馬や
事件関係者が
自由に演奏する姿を
撮影するという番組だ

この間は都心にある
とある高層マンションから
若い女性が飛び降りた現 ...
悪役プロレスラーだ
しかもマスクマンだ
マスクマンだから
顔は隠しているが
口元はまる空きだ
そりゃそうだ
武漢の研究所から抜け出して来て
対戦相手をクラスターの恐怖に
陥れるのが目的 ...
過去の過ちに気づいた後でも

腹は減る、喉は乾く

アイスコーヒーを飲みながら

傷つけた人の面影を思い浮かべる

信じられないくらい美しい人だった

自分では世界中で一番、愛して ...
薄明かりの場所にいる
何もない 誰も来ない
ただ涼やかな静けさに満たされて

佇んでいると
薄明かりの中を
記憶たちが通りすぎてゆく
色のない幻燈のように

《それらは 私の記憶であ ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
自由律俳句「食べられる退屈」(130)遊羽俳句021/10/19 23:08
_いる短歌021/10/19 22:29
意識の夜にひだかたけし自由詩721/10/19 21:39
葬場 鳳翼の真人あらい自由詩121/10/19 21:10
マスキングテープ津煙保存自由詩6*21/10/19 17:10
それは日向の路上でふと頬をかすめる雨粒に似てホロウ・シカ...自由詩2*21/10/19 14:13
蟹は食べない竜門勇気自由詩5*21/10/19 11:39
テレビジョンはずっと自由詩1*21/10/19 11:14
のこりもの本田憲嵩自由詩421/10/19 4:58
嵐の前に坂本瞳子自由詩2*21/10/18 22:59
_いる短歌021/10/18 22:00
津煙保存自由詩3*21/10/18 20:09
路地裏夏川ゆう短歌421/10/18 18:34
微妙な違い花形新次自由詩121/10/18 17:55
無能のヒト草野大悟2自由詩221/10/18 14:08
山道山人自由詩11*21/10/18 6:05
Un rêve tristeGiovan...自由詩321/10/18 1:27
津煙保存自由詩3*21/10/18 1:15
詩の日めくり 二〇一八年一月一日─三十一日田中宏輔自由詩13*21/10/18 0:08
_いる短歌021/10/17 23:48
光の一閃、突き抜ける青ひだかたけし自由詩8*21/10/17 23:46
連鎖状いる自由詩421/10/17 23:12
自傷キャンバス瀧石夢真自由詩121/10/17 20:22
画才があれば平瀬たかのり自由詩5*21/10/17 19:57
風の通り道、雨の匂いひだかたけし自由詩7*21/10/17 19:04
乗換えた訳鵜飼千代子自由詩8*21/10/17 18:35
現場ピアノ花形新次自由詩121/10/17 18:00
コロナ・ザ・クラスター自由詩021/10/17 17:06
雨上がりの秋の朝の空を見上げてジム・プリマ...自由詩2*21/10/17 12:56
薄明かりの場所塔野夏子自由詩0*21/10/17 10:14

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加筆訂正:
無能のヒト/草野大悟2[21/10/18 18:59]
若干変えました
5.67sec.