低愚脳詩集

1「だろう」

こころがはじまるときは
朝のようだろう
こころがおわるとき
夜のようだろう
昼はいまだ
だから
あかるいんだろう


2「なるようになる」

...
昔もそんなでもなかったのですが
ひょっとしたらと思って
頑張ってみました
うーん、やっぱり無理でした
局部丸出しならなんとか
なったかも知れませんが
ビキニ程度では厳しいです
次は誰です ...
心の中
略してコロナ

あなたは
いつだって
その涼しげな眼で
私のコロナを見透かしているの

私のコロナにある
あなたへの思いだって
きっと知っているくせに
知らない素振りで
...
{引用=星、片付ける
古詩はポケットでゆらし
{ルビ掌=たなごころ}に於いて
ポインセチア
聖夜の{ルビ閂=かんぬき}おろせば
樅ノ木の
{ルビ馥郁=ふくいく}
いざ
めいもくし
三 ...
冬が苦手だと思っていたけど、
冬が好きになった。

外が寒いと、
心が温かい時に。

実感できるから。


へとへとになって帰っている時、
知り合いに、お疲れ様 って言われて。
...
 年老いた窓たちはどうにも言葉づかいがわるい 暮れても明けても景色を面罵するかれらにできることがない ヘタな文章のようだ、不運な女のようだ、とてもとてもしてやれることはない 男はじぶんが窓 ... 而も
沈思の蛍は
きえても何も遺さずに
また
うまれて来ては
舞ってしまう
せせらぎのうえ
エニシダと奥
細部
洩らさず明るめ
ひとりでのようにみえて
尽くすかのごとく
すでに ...
誕生日
祝日

デモ
万歳
アジテーション

庶民?
完璧じゃない僕が
完璧じゃないあなたと一緒に
クスリの力を借りて ね
奇跡を起こそうとしている

心臓に穴が開きそう
少女は毎日UFOを見上げる

どこにもないどこか
首のない人たち ...
星がしゃべるとき
わたしらは無口になった
あかりをみんな消して
肌で暖をとった

嘘とそれ以外
世界にあるものの
すべてを好きだった

言葉は
いくらでもあるのに
引き抜こう ...
上を見たら、私よりも何もかも出来る人ばかり。
下を見たら、どうでも良いことで騒ぐ人ばかり。

自分に何が出来るのかなどもう忘れてしまった。
生まれてこなければ良かったとまでは言わない。

...
耳の奥
誰も追い駆けて来ない場所に
音楽は流れ始める
好きな季節に
理由など聞かないで
無意識の中に
溶けてく気持ちが
虹色の服に着替えている
敵も味方も分からずに
優しさを遠慮なく ...
重い
とにかく重い

1001歩目

1000歩続けてきた
そのまま踏み出せばいいだけなのだ

足が出ない
脳が出そうとしない

こころに大きなチーズケーキを抱えているような
...
来年は
COVIT-7が白雪姫を毒リンゴから
救うのではないかと思います
ECMOが余っていればの話ですが

っていうかさ
白雪姫のストーリーがよくわかんねえんだよ
七人のこびとって結局 ...
発煙筒

故障か
事故か

いずれにせよ
うらやましい

忙しい幹線道路脇の
実に見事な全面降伏

わたしは
少しの哀れみも同情も覚られず
その横を通り過ぎる

少しの嫉 ...
頭でっかちな知り合いのおっさんと、
体でっかちな同じ職場の男。

学校だったらこんな二人に挟まれて
話をしながら目的地に向かうなんてこと、
無いけど。

金を稼ぐ場にいると、
こういう ...
密室に一般人50人と
コロナ感染者1人を一緒にして
プラズマクラスターを設置したものの
プラズマクラスターとは名ばかりに
50人コロナ感染というクラスターが発生しましたが
同様にナノイーでも ...
「{ルビ十全な膝="A n U t t e r k n e e"}」


「{ルビ強靭な尻尾="T o u g h t a i l"}」


「{ル ...
過度な太陽光を浴びた後
くらがりにいくとやけに青くなる

子供の頃のきおくが
ブルーがかっているのは
そのせいか

ついぞ過度になりがちなくらがり
そこに常住すると
ブルーは顕われな ...
祭りのない秋
冬の訪れ
静かな景色と
空模様

途切れる意識の
はざまに浮かぶ
現実のあらわれ
夢の幕
夢でこその現実模様は
頭の奥に遠ざかる

天井の
咲かない花の ...
さらりときえたら
よろし
雲上に目を細め
すじの
人くず
うーん
美味しい
まだいける

またぁ
もういいよ
いつまで?
あぁ
草原の中で
石ころに小さくなって
大きな青草と緑の空を
交互に眺めているんだ

きっと僕は
ぬるい砂の風になって
音のしない秋の中を
飛んでいく
揺れるスカート、白き腿。
少女飛び降り、赤ランプ。急ブレーキ。
指切りさよならまた来世。

僕との約束、色づく初めての口付け。
今から僕も行くから。

少女の涙に気づいたものは誰もいない ...
あの世の方角に
足も目も向けたくはない

この世の果てはどのあたりで
この世のお終いにはどんな音色のファンファーレが鳴るのか
何も知らされないまま
物心ついたらこの舞台に立っている自分に気 ...
時々思う
精神が安定していれば
少しはましな文章がかけるだろうと
そしてこうも思う
でも精神が安定したら
書かないだろうと
精神が安定したら
一本映画をみたい
それから
中学3年の数 ...
朝起きたら、雪が降っていた。

小さい窓の、下の方には、結露があり。
その上の、細長い窓から外を見ると。
白い点の様な雪が、わずかしかない風に
揺られて。
揺られながら、空を舞っている。
...
雲 流れ
流れ 雲が空をいく

ぽっかぽっかり青を裂き
気流の鳴る音、響かせて

澄み切る初冬の夕暮れに
荒れる呼吸を収めては

私の宇宙を横切って
流れ 雲が空をいく


...
もう、僕らの長い戦いは終わりに近づいたね。

秋の青空はあんなにも明晰で、輝いてた。

詩情の世界に羽ばたかせてくれ。

夕暮れのすべてが闇に消えていく前兆が、

精神病院の狂人たちを ...
寒夜の洗面所に、固形石鹸は芯から冷え、それは無垢な恋人のよう。
悪事に染まった我が黒き掌でよければ、優しく包んであげましょう。
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
低愚脳詩集道草次郎自由詩120/12/24 20:58
宮崎美子でマスをかいてみる花形新次自由詩120/12/24 20:23
心の中自由詩020/12/24 20:06
星に捧ぐ道草次郎自由詩220/12/24 19:56
冬が好き浮蜘蛛自由詩120/12/24 19:52
バス停通り中田満帆自由詩420/12/24 14:36
スケッチ道草次郎自由詩320/12/24 8:58
天皇ヨロシク自由詩020/12/24 8:09
Aquarium由比良 倖自由詩220/12/24 1:57
はるな自由詩1020/12/24 0:40
わたし月夜乃海花自由詩220/12/24 0:14
調律ミナト 螢自由詩420/12/23 21:02
1001歩目Hose E...自由詩020/12/23 20:29
来年はきっと良い年ですわ花形新次自由詩020/12/23 20:27
発煙筒TwoRiv...自由詩320/12/23 20:18
頭でっかち、体でっかち浮蜘蛛自由詩120/12/23 20:18
消費者庁の見解花形新次自由詩020/12/23 20:06
概念Y墨晶自由詩1*20/12/23 20:01
陰陽説道草次郎自由詩420/12/23 18:03
日のつなぎ目にシホ.N自由詩620/12/23 16:23
昇天道草次郎自由詩020/12/23 8:39
カレーヨロシク自由詩120/12/23 8:05
草原由比良 倖自由詩5*20/12/23 5:04
指切りさよならまた来世月夜乃海花自由詩020/12/23 1:34
あのヒトこのヒトそのヒトこたきひろし自由詩420/12/23 0:10
あの人道草次郎自由詩2*20/12/22 21:51
揺れ積もる浮蜘蛛自由詩2*20/12/22 19:51
流れ 雲ひだかたけし自由詩520/12/22 19:17
戦いの果てにviraj自由詩120/12/22 18:29
恋人クーヘン自由詩8*20/12/22 12:07

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3.71sec.