雪凍リ足跡続く街中で
ガラスの割れる音が聞こえた
はつゆめ未だみず、一月七日

空っぽの胃袋にチーズトーストいれる

アラーム鳴っても全然起きない妻でした

今日も働くことのボロボロな体で

朝、やっと落ちつけてお茶ばかり

僕ら ...
夜空に宇宙人への交信を送る
返信のない途方もない数の信号だ

諦めろんと心の声が響いている
はやぶさの応答は返ってきたが

消息不明になったのは
星の導き手だったのだから
皆が途方に暮 ...
北極星の綺麗な夜に
あなたの優しい部屋を出る
そっと一人で

静かに
ばいばい、と
ちいさく手を振って

あなたは僕のすべてだ
僕は《あなた依存症》なんだ
そんなへんな病気 ...
大丈夫だからと林檎を剥く午前、永い相槌、神まで騙して

死ぬようにおわるね季節の信仰は26℃の風の軋む音

目の端で笑うきんいろの陽が揺れる小指の傷と沈黙の解

きみだけを許したはずだ終わ ...
2021/10/26


翻訳できない午後の足音を
窓からの昏い星の光を
勝手に手に取らせて
勝手に息をさせて
もらっていただけ
あなたからただ
それが酸素でなくてもよかった
息を ...
間食なんてほとんどしないのに
今夜は無性にチョコレートが食べたい
なにがあったわけでもないのに
ただただ板チョコを貪りたい
こんな気持ちなったのは初めてで
どうしたらいいのかも分からないほど ...
ランチにはならない午後に
食べた
優しい人のサンドウィッチ
トマトとレタス、ちょっと多めのマスタード

が好きだった
歩く速度が速い人だった
未知の世界に憧れて
いつも静かに笑 ...
ここがどこかわからないのだけど

おやすみという

(左腕がいたいので)
昼ふる雪 じっと眺めてこわいとおもう

つかれた体でなんとか胡坐している

何でも受けいれて変わってゆくじぶんにさようなら

現実に酔ってばかり煙草ばかり喫う

匂う足を洗ってから炬燵 ...
 五年ほど前であろうか、私は銃を返納した。煩雑な更新手続きと、年に一度の警察の自宅検査。そして銃という凶器になり得る道具とその弾薬。それらの管理だけならまだしも、わずか三ヵ月の猟期と少ない獲物。それら ... 雪が舞っている
街の電飾に輝き 

通りの向こうから駆けてくる
子供は身を躍らせ

向かいのコンビニで手を振る
老婆の萎びた顔が切なくて

手のひらに収めた雪を投げ入れる
白い空間 ...
年は取りたくないと思っても
年は確実に取る
年を取ること
水が流れるがごとく

年は取っても
健康であればいいと思っても
老化や病気からのがれられる人なし
日が西へ沈むがごとく

...
言葉の美しさを知らなければ、この空の本当の色も伝えることができない。矛盾点を指摘していくだけが言葉じゃないよ。当たり前のことに。ただ当たり前の毎日があるだけで、幸せをかみしめてみたりしてる。

風 ...
曇天の
陽射しなき寒さ
震えている
雪ももうすぐ降るらしい

白く冴え渡るわたしの意識の
行く末を見届ける者はいない
雑然と立ち止まる地

夜には目覚め

朝には忘れてしまう

記録したはずの/瞬間

       径路/不覚
寒さに囚われて

思いだすこともない言葉たち




...
コマ送りされる立像の襞に、何時れ入り込む眼蔵の宿無しは、私の疑い尽された悟り
光は稀に翼がわらっている、野に立つ一本の電飾、切れたピアノ線のゃふに目を細め照らす、
類例と前例の無い少艾少乙たちの眼 ...
あの日
どうすればよかったんだろう
そんな想いが心を過る
正解を求めてはいないけれど
もう少し別の言い方ができたんじゃないだろうか
そんな風にさえ思うけれど
言い方の問題だけではない気がす ...
○「老化」
体は日々老化していく
心は日々落ち着いていく

○「情報過多」
情報過多による消化不良

○「おしゃべり」
会話ではなく
舌を動かしていないと
淋しいから
ばあちゃん ...
けさは妻の淹れてくれたコーヒーではじまり

全身筋肉痛の、それでも仕事のじゅんび

体が痛くて横になれない

つかれた軍手がたくさんある

のこり五本の煙草、大切に喫う

夜 ...
茶色い紙の小包は手に乗るほどの大きさでここちよく重たく、白い紐で縛られていた。
僕は鋏をつかってそのきつい十字を解く。そして、

ガラスで出来た天使(羽が欠けている)、チョコレート一粒、 ...
たかだかと
つるされた首は
とまどっているのです

とまどうことに
とまどう自分に
いらだっているのです
                 
首は、しょせんクビでしかないことを
よく ...
ちいさなお菓子をあげる
新しい味の甘いクッキー
舌も心も蕩けるように
しあわせな喜びが味わえる
ちいさな美味しい
新しい甘さの
そんなわたしの手作りクッキー

わたしに ...
─まいにちうまれるものたちが
─まいにちしんでゆく

眠り、浅い夢からさめたような春の予感のする少しつめたい風が、名付けられているはずなのに誰も名前を知らない雑草の頭を、さあー、と撫でてゆく放課 ...
突き破る、一月の低気圧
のっそりと爆弾抱え
明日は雪
ぽかんとひとり
動かない青空を 見ている
旦那が
東洋人のマッサージ嬢との
浮気に走ったのは
きっと精神に問題があるのでは
ないかと疑った妻は
旦那を精神科医に連れて行って
性に関する25の質問に回答させた
その結果25の回答の ...
虹が消える前に
懐かしい気持ちを
連れて行った

遠くを見てるのに
近くを求めてる
私だけの遠近法

絵の具を持っていなくても
瞳を濡らして描く希望が
余計に空を滲ませる

一 ...
三日月が町に魔法をかけようとする

どうしよう手袋がなくて、原付に乗る

仕事できなすぎて涙ぐんでしまった

妻へプリンとミルクティー土産に冬の夜走る

初仕事 ボロッボロの体で帰宅
...
誤解されたって
這いつく張ったって
一日を生きる命は
一日を生きる命だ
哀しくったって
情けなくなったって
一日を生きる命は
一日を生きる命だ
私は今日一日を
精一杯生きることによっ ...
素足にサンダルをひっかけてベランダへ出る
飛ばされそうな洗濯物をピンチで留めなおす
冷たい風に吹かれて寒さが身に沁みる
そんなことが繰り返されて春を夢に見る
生暖かな風に舞う桜の花弁を思い浮か ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
路面凍結足立らどみ短歌4*22/1/7 8:05
自由律俳句 2022.01.07(金)田中恭平俳句122/1/7 6:38
交信中りゅうさん自由詩1*22/1/7 6:03
風の強い夜「ばいばい」秋葉竹自由詩122/1/7 3:46
a星染短歌222/1/7 2:25
スーヴェニア 2021/10/26自由詩122/1/7 2:15
チヨコレート坂本瞳子自由詩6*22/1/6 22:26
夢を食べさせて秋葉竹自由詩222/1/6 20:36
メモうし自由詩122/1/6 19:46
自由律俳句 2022.01.06(木) 夕べ田中恭平俳句122/1/6 19:20
私は猟人だった山人散文(批評...5*22/1/6 18:24
雪は静かに降り積もるひだかたけし自由詩922/1/6 18:05
老境zenyam...自由詩3*22/1/6 16:33
いらないのだろうか?武下愛自由詩4*22/1/6 15:09
曇天のひだかたけし自由詩322/1/6 12:42
系図アラガイs自由詩8*22/1/6 11:34
ゲラゲラツバサゕ゛ゅけるのは/或いは/わらったつばさがゆける ...大゜揮∞ ₎...自由詩022/1/6 10:53
なにもできやしない坂本瞳子自由詩022/1/6 10:24
独り言1.6zenyam...自由詩1*22/1/6 9:34
自由律俳句 2022.01.06(木)田中恭平俳句122/1/6 6:35
メモ(小包)はるな散文(批評...122/1/6 3:36
藁焼きてんまや草野大悟2自由詩222/1/5 23:54
しあわせのレシピ秋葉竹自由詩022/1/5 23:44
風化する放課後のちぇりこ。自由詩8*22/1/5 21:47
一月の低気圧ひだかたけし自由詩522/1/5 20:00
アメリカ人はバカだと思う花形新次自由詩122/1/5 19:57
呼吸ミナト 螢自由詩322/1/5 18:46
自由律俳句 2022.01.05(水)田中恭平俳句2*22/1/5 18:42
一日渡辺亘自由詩022/1/5 14:03
切なる願い坂本瞳子自由詩1*22/1/5 14:03

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