深淵はあらゆる足の下にあり、ほとんど大地のように確かだ 「もうこんな時間」とは
やることのない人の台詞ではない
それでも流れるものは流れる
誰も私に期待してないから
近所のレトリーバーにお願いして
遊んでもらっていたのだ

やることがないのは ...
  一緒に暮らす


どこにもいかず どこにもいない
空のように
雲があったり なかったり
静かで 時に騒がしく
一緒に暮らす

  *

一緒に暮らすとは
背中合わせのぬくも ...
シラフで生きている
人間が信じられない
酒飲むか
クスリやるかしないで
よくやってられるなと思う
でもさ
めちゃくちゃ身体鍛えてる奴も
表面的には健康そうでも
頭はちょっとイカレてんだ ...
ひとつ年が違うだけで
「君」呼ばわり
一回り違うと
呼び捨て
年功序列もいいとこ
趣味は読書ですというと
格好つけてといわれる
酔いが回ると
ワル自慢で盛り上がる
♪おらあ!こんな田 ...
Uターンすれば
よそもんといわれ
Iターンすれば
外国人といわれる
ガソリンスタンドへ行けば
県外ナンバー見て
いらっしゃいませもいわぬ
ありがとうございますもいわぬ
♪おらあ!こんな ...
初夏の風が爽やかだ
何故私は夏が好きなんだろう
万物が生きている事に感謝するのか
しかし夏は哀しみに満たされているということもできる
生きている事は哀しむ事
生きている事は哀しむ事
限りな ...
北京ダックは最大の公約数であって
恥を知らない奴隷に好まれる
パーマを当てて、月夜に公園で泣いている奴隷に
さよなら、どうも居心地が悪いぜ

去るためにやらなきゃいけないことを
鞄の中 ...
新居

願望
妄想

…独り
すぼまっている
ボクの感覚世界
知らない単語が
増えて
聞いたこともない
言葉に怯え

何でも
悪い方に考える君は
いつも
危機感をボクに告げる

いい加減ウンザリして

...
夢の中であそんでいた

筏を組んで川に浮かべた
筏に乗ったら流されてしまった

流されて
そして筏ごと滝つぼに落ちてしまった

なんて夢だ

そんな夢だから
巻き戻してやった
...
僕は拷問の憂き目を知っている
反抗しないから悪くなったと言われても

扇動し南無三なことになったら
親御さんに申し訳が立たないんですよ

心は簡単に折れる
ポッキーよりもたやすく

...
たましいが日焼けしなくて悲しい

うまれる前に誤植があった

幾星霜の長さが足りない
 冷たい雨から逃げられず

 自分から魂が抜ける

 美声で歌う石拾う

 訳もなく急ぎ足

 昔の村の記憶が蘇る
虎がいます
胸の中に虎がいます
人喰い虎か、人良い虎か、人良い虎は寅さんかい

ほら、見なよ、あんな虎になりてぇんだ

けれどこいつは張り子の虎です
淋しがりやで強がりで
涙を飲み込み ...
音の滴、斑点となって飛び跳ね
郷愁、遠い深みから到来する

胸掴む憧れ、未知から溢れ出し
遡行する魂、源頭の水流を浴びる

振動する大地 、脈打つ心臓
  終わることのない命
   終 ...


いつか風のあきらめが訪れた
としても僕らが滅びたあとで

なにも伝わらないから頬をつたうのだ

アーガイル柄の床の軋み
 骨格があちらからこちら
  誰だってそうなんだろう
...
人間を超えた何かに記憶され……たくなくもない気がしたりして 湯豆腐を食べて体が温まる年末年始の寒さは痛い

大晦日今年の重み消えていく身軽になった頃に新年

鍋料理家族みんなで鍋囲む野菜嫌いの娘良く食べる

コーヒーは店によって味違う好みの味を探す ...
なんらかの収束あるいは
静かな夜の変拍子

子供達は混沌の外縁でガラス玉と戯れ
老人はじぶんの黒檀の棺を磨き上げる

トロル達は住みなれた谷をはなれ
いつか丘をこえて緑の祭壇にたどり着く ...
衣替えの季節になると
高校生の白い背中は
汚れる前の消しゴムみたいで
名前などなくても
世界を変えてしまう走りをする

朝が早いうちに
知っておきたい未来のことを
自転車のカゴに乗せて ...
あの夏が来るね
とつぶやきながら
それはもう
来ないことを知ってる

同じ空じゃないこと
同じ雷雲じゃないこと
同じ夕立じゃないこと
同じ僕たちじゃないこと


あれが初恋な ...
境目が淘汰されて
すべてはグラデーションになる
曖昧さは受け入れられ
器は広く広く浅くなる
明るくなりすぎた夜のように
影はぼんやりと甘く
この輪郭を脱ぐ術を
探している

...
○責任を負わない人たちが
国を滅ぼしていくのだろうか

○末期ガンの友人から
「一日一日生きています」
とメールが届いた

○僕は
水虫とヘルペスと
ともにある

○近ごろは何で ...
シグレちゃんがけつにくい込んだパンツを直していると
ムラサキカラスが飛んできて
左目でねめつけながら
お前の命なんて一瞬だぜ
おれの羽ばたきよりも もっとも短いんだぜ ん?
と言いおえてから ...
あと一度まばたいたら この視界も偽物にかわる
ガラス越し見据えていた 夜明けの海、らせんの轍
錯視してもう意味のない海鳴りを抱いて貝はねむる
さっきより近付いてる波打ち際、永遠が満ちたら

...
一つ首なんで短歌は数えるの命をかけて詠めというのか

止めどなくなみだあふれて頬つたうそんな涙を流してみたい
胸にぽっかり

月が出た


キミね、さっきから云ってることが

酸味が効いて、さっぱりだ


そうか、だからうっかり

思い出しちゃったんだな
 
 
 侘しさ連れて暴走族やって来る

 故郷の秘密基地見つけられず

 失敗してまた作り直す

 名前も知らぬ親子が懐かしい

 あの頃の夜はもっと健全だった
たま ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
_いる短歌021/6/29 23:14
お前だけ木葉 揺自由詩421/6/29 22:48
未定空丸自由詩321/6/29 22:32
アナゴさんのブログより花形新次自由詩321/6/29 21:53
おらあ!こんな田舎嫌だあ!(2)zenyam...自由詩1*21/6/29 20:48
おらあ!こんな田舎嫌だあ!(1)自由詩1*21/6/29 20:10
初夏渡辺亘自由詩021/6/29 16:42
舌を出した犬が、午前五時に吠える竜門勇気自由詩1*21/6/29 11:18
家屋ヨロシク自由詩021/6/29 8:06
スッキリが始まる八時に板谷みきょう自由詩1*21/6/29 8:04
夢遊こたきひろし自由詩221/6/29 7:23
眠れる獅子りゅうさん自由詩221/6/29 6:57
☆ミ暮田真名川柳121/6/29 6:35
j自由律俳句「食べられる退屈」(41)遊羽俳句121/6/29 1:49
憧れ帆場蔵人自由詩121/6/29 0:14
螺旋ひだかたけし自由詩521/6/28 23:00
千年風化帆場蔵人自由詩421/6/28 22:51
_いる短歌021/6/28 22:13
コーヒー夏川ゆう短歌321/6/28 20:23
夜の変拍子梅昆布茶自由詩1121/6/28 20:05
ミナト 螢自由詩221/6/28 19:08
ミリンダAB(なかほ...自由詩3*21/6/28 18:16
輪郭はるな自由詩421/6/28 16:25
独り言6.28zenyam...自由詩1*21/6/28 14:48
目玉桶谷自由詩121/6/28 14:45
ヒエロファニー北井戸 あや...自由詩121/6/28 8:56
短歌二首こたきひろし短歌221/6/28 7:28
Gentle Breeze墨晶自由詩7*21/6/28 6:29
自由律俳句「食べられる退屈」(40)遊羽俳句221/6/28 4:05
The Laughing ManTAT自由詩121/6/28 0:14

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