ひとの あかるい静寂に
三月の 翳りを払い
透き通る 母の微笑みと
掲げられた 父の腕と

誰一人 見知らなくとも
写し出すものを 瞳の中
いとおしいと 

めぐるものたちの ...
・透明な 防護壁で覆われた 静かの海の渚で待ってる

・満月の 裏側見たいと思わない?君の瞳の中の引力

・地球とね こんなに離れているんだよ 君のため息月の満ち欠け

・今度いつ 逢える ...
ときは変わり
むかしを無かったことにしてくれたら
たいせつなものを
忘れてしまっても
かまわないだろうか?

そんな夢をみた

そこではこの手に
なにも持っていなかった

...
起きて寒さに顔も洗えないのです

ぬるいアイスコーヒー飲んで一日はじまり

体温測ること三十六度なくて

朝の、もう煙草がない

今日は反省すると決めて作業着に腕通す

信仰の ...
使わないビルどう活かすか話し合う耐震強度申し分ない

下町から高層ビル群眺めてる日陰になって薄暗い日々

良い店が路地に隠れて見えづらい宝探しのような感覚

強く揺れ地震と気づき目が冴えた ...
わたしたちはいつも
夜のなかで 朝を想ったし
眠りのなかで 目ざめを待った
つめたい腕を合わせながら 熱い言葉を望んだし
すれちがいざまに 永遠を願った

決してあらわすことのでき ...
果てしがないように思われる
このトンネルを抜けることができるのだろうか
どこまでも続く暗闇が尽きるところがあるのだろうか
仄暗い誘導灯が足元を照らすけれど
明るい陽の光は差し込んでさえこない
...
 
煙草断って二時間は大丈夫なのだが

歌いつかれて妻は眠るよ

ひさびさポテトチップス食べる闇の中


肉体労働おえて頭こんらんしている

携帯はあるか ないか バイクか

...
二〇一九年二月一日 「現代詩集」


 集英社から出た『世界の文学』のシリーズ、第37巻の『現代詩集』は、まず学校の図書館で借りて読みました。のちのち、ネットの古書店で買いました。ウィドブロの『 ...
水面下 存在したいひとの影


夕陽を閉じてさくさくと歩いてく


達筆で耽美的に書くダンボール


地下鉄は天国みたいに眩しくて


全部なくなったあとに降る雪の音
こうべをあげて
青い空が広がって
静けさが辺りを包んでいく

昨夜の恐怖と奈落の底と
窮地を脱して迎えた朝に
廻る球体は光りを投げ掛け
今日の救いを差し伸べる

静けさが満ちるこの朝 ...
はじまりは夜の公園で
同級生とタムロしていて
そして煌々と
自動販売機は虫達を従えながら
少年を挑発するのだった





マイルドセブン
マルボ ...
何も考えることもなく
午後 ノートに詩を書いていた
通り過ぎていく電車を見ていると
感じ取ろうとする電車は不確かだった 
歩いていたのは 僕だ
道で行き場をなくしていたのだが


書く ...
優しくできる心があるのに
優しくできる力がない
優しくできる力をつけたら
優しくできる心をうしなった
優しい心と力の加減やバランスが分からず
誰かを傷つけながら誰かを優しくし
自分に優しく ...
えー、んー、と、ごめん、誰だっけ?
誰でしょう?
田中?
そう、タナカです
うそ! ちょっと変わりすぎ、まじ、田中!?
ハッハ、マジタナカです。
おれは知らない同窓会に参加する
知らない ...
地下鉄の
甘ったるい渇望を乗り継いでる
どんな嘘も許されるし
どんな事実も みのがされる
そういう街で わたしは
スピードに乗るのをおぼえたのだ
鼓膜の炎症と診断され
メスで切開する簡単な手術を受けた

痛いですよとの説明どうり
痛かった
確かに痛かったが
症状は嘘のように楽になった

あの先生は名医だ
その思いを強くしながら ...
現実から逃げるという現実から
更に逃げること

事実を曲げるという事実を
更に曲げること

誠実を装った嘘を
更に重ねること

そんな避難で生き残れば
更に苦しむけど
終わる苦し ...
視界の端に映る太陽の中心を逆十字に彫り上げて背徳の日陰の中に今日の悪魔が現れる、よう、惰眠は済んだかい、今日のお前は昨日のお前よりも確かかい、とからかってくる、俺は無視を決め込むがやつは満足しない ... 言葉がでない心を知ってほしい知ってほしくもない


朝食の味のないレタス半分くらい食べた
ムシャムシャと義務感で食べた気がする
だれに対する義務感だというつもりか?

少し焦がしたバ ...
2022.01.16(日)

 昨晩は疲労していて、それは病院での診察で長く待ったことを理由にして、早々眠ったのだが、七時起床といつもより遅い目覚めだった。

 加えて、昨晩は煙草をやめようと ...
 
 
寝すぎた朝のぼうっとしつつ皿洗い

トーストにヨーグルト、目玉焼きはなし

義父から頂いたジャケット大切に着ている

薬を服す 青空に雲ちらちら

妻の好きな曲かけてはじま ...
考える、語る、実際に行う。代替可能なのはどこまでか。

実際にやってしまうとわからなくなるものもあるたとえば死とか

せっかくの珍しい経験なのに珍しくない言葉にされる

ちょっとした怪我で ...
何回
風や雨に身も心も
晒され削られただろう

何回
壁や木に火花散らし
気絶し殴られただろう

何回
靴や石にギリギリ
踏み潰され続けただろう

無限ではない
数えられない ...
誰を求めている?


うそ
ほんとに求めてるのは
自分に関わる平和
人恋しいわけじゃない

窪んだ胸に
焦って何かを詰めようとして
切なくなって
人を求めていると
勘違いしただ ...
雨が降る
計り知れない空の高みから


ちいさな明かりがともる
いつもの夕べの向かいの家に


憂鬱な時、寄り添う不安
わたしの夜は一層深く


そして物語は続く
団欒の賑わ ...
2021.11.20.

もうヒビの入った鏡だ
もう折れ曲がった剣だ
ここまでよくもった?
これまでよくやった?
もう聞く友ももういない
一抹の寂しさはあれど 所詮 その程度なら
それ ...
はやく
思い出になりたい

そうすれば
やさしい言葉の
ひとつやふたつ

遠い浜辺の夕暮れや
非常階段の語らいが

一枚の絵になるといい

はやく
ずっと
{引用=暴走}
釣りの仕掛けで編み込んだ干し草の下から
濡れた小さな宇宙が瞬いて
一点の鋭い感覚の見返す素振りを隠匿する
穏やかな果実の陰影
光の脂粉ただよう傷口からは
食虫花の祈り
引 ...
来月、赤字になるのを覚悟の上で
タバコとコーラを買ってきた
後払い通販で買ったポッキーもある
氷もスーパーで貰ってきたので
今日は至れり尽くせりのはずなのに
全然、幸せじゃない
どちらかと ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
BLESSING津煙保存自由詩2*22/1/18 10:34
君と月の街にてちぇりこ。短歌3*22/1/18 9:29
ときの流れるゆめのなか秋葉竹自由詩122/1/18 7:17
自由律俳句 2022.01.18(火)田中恭平俳句222/1/18 6:15
薄暗い夏川ゆう短歌122/1/18 5:23
ささやきはるな自由詩422/1/17 23:29
走り続ける坂本瞳子自由詩1*22/1/17 20:49
自由律俳句 2022.01.16(日)~2022.01.17 ...田中恭平俳句422/1/17 20:35
詩の日めくり 二〇一九年二月一日─三十一日田中宏輔自由詩14*22/1/17 20:27
天国水宮うみ川柳0*22/1/17 20:18
この朝にひだかたけし自由詩722/1/17 19:17
短歌にも成れない愚かな詩の残骸TAT自由詩3*22/1/17 6:01
午後の風景番田 自由詩222/1/17 0:22
バランスリィ自由詩1*22/1/16 22:19
マジタナカゼッケン自由詩222/1/16 14:53
地下鉄はるな自由詩322/1/16 12:44
耳鼻科の名医壮佑自由詩4*22/1/16 12:24
非難される避難イオン自由詩022/1/16 11:47
Through the Past, Darklyホロウ・シカ...自由詩2*22/1/16 11:45
ビューティフルな詩を(あ、うそです。言ってみただけです)秋葉竹自由詩122/1/16 9:52
日記 2022.01.16(日) 朝田中恭平散文(批評...222/1/16 8:33
自由律俳句 2022.01.16(日)俳句222/1/16 7:48
考える、語る、行ういる短歌022/1/15 23:55
何のために宣井龍人自由詩4*22/1/15 23:15
窪み木葉 揺自由詩022/1/15 20:53
そして物語はひだかたけし自由詩422/1/15 20:13
この体で払おうか余韻自由詩022/1/15 19:59
思い出になりたいやまうちあつ...自由詩022/1/15 19:18
冬の嵐ただのみきや自由詩022/1/15 18:28
岸田さんジム・プリマ...自由詩0*22/1/15 18:28

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