荒涼とした
この地に独り立ち
君の傷ついた足を洗う
地獄にも似た静寂が辺りを覆い
暴威の呪われた異邦の声が響く
冷えた原色の広がり、渦巻く虚空の灰
君は微笑む
いつまでも微笑んで ...
あなたと砂浜に来ている
夕暮れの赤々さが
顔を赤く染めて面白い
潮騒が夕暮れを表すように
少し疲れたように耳に入ってくる
あなたの話が面白い
笑いが絶えず
時間はあっという間に過 ...
敢えて定型、季重なり
菜の花に春を見いだすふたりかな
春の風に動くすすきたち
朝は寒くも昼あたたかにして汗ばむ
立春を天丼食べて祝う
とにかく食べて掃除する
...
世迷言をいうと言われても
心のまま、心のままよと
思って来ただけなので
何か間違ったのか
そう、何かは間違ったのだろう
日の本の国の
日が昇ろうと沈むもうと
何も感じ ...
雪が止み
東京はいつもの晴れ
祝日の人々で
駅前は混雑している
駅前を外れ住宅街には
紅梅が満開で
そのしとやかな小さな花の房を
吹き抜ける北風に揺らしている
日常の変わらぬ光景が ...
思想的骨格なんてないんだ
生活の輪郭は薄葉のように
透けて見えているさ
命の混迷はシナプスの独語にすぎない
教育は幸せの基礎を教えてくれる
ルール。道徳。
大好きな理科。
ち ...
彗星のごとく現れ消える自我
100年をかけて1世紀が過ぎる
ヘッドライト 夜へと落ちていくひかり
肖像が宵の硝子に消えていく
2022.02.11(金)
昨日は日課の自由律俳句も書かず、と云おうか書けず、早々、眠りに就いた。
さいきんは妻のベッドで眠っている。暖房費の削減、ということもあるが、私が普段眠っている、南 ...
村上春樹さんの「ドライブ·マイ·カー」を
改めて読んでみた
亡くなった妻の浮気の話だった
読解力の弱い僕にはよくわからない内容だった
外国の映画祭では次々と高い評価を得ているという
日本と欧 ...
・不安定なかたちをしている、夜に咳き込む
・冬の陰影が換気扇に吸い込まれてゆく、最後の煙草に火をつける
・不眠症の薄明かりだ、無理やり布団に引き込む
・おわりの星の話を聞いてやる、星 ...
青い山赤い山白い山
残酷にきらめいている春の川
スマフォほっぽり出して小さな旅
やっと目覚めたことの緑目にしみる
けさは食事も摂らず御神木の前
朝陽のぞむ、さくやの ...
忘れてしまった想い出を
想い出す、なんてできるかなぁ
口にするとウソっぽくて
でも告げなきゃ
伝わらないんだよね
あなたの人生の
一部に触れ ...
ストライプすりガラスの少しの天窓は 夢や希望を乗せた 透明な女の子。無条件に愛して
焼け付くような雪解けは塩害もちぎれちぎれの細工が見晴らす。車窓から始まる低温火傷
ただれた味を占め面をかぶる夜の ...
謝って欲しいのはあなたじゃない
あなたはなにも悪くない
私だって悪くない
悪いのはあの人だ
それは皆にだって明らかなはずだ
だのにあの人は謝らない
だからってあなたが謝らなくていい
むし ...
しんだいのち
の
ことをおもって
よく
ないている
どうしようもなかった?とだれかをせめて
どうか
あなたはしあわせであってよ
訥々と繰り返される心音が冷える大気に反響し
舞い散る雪は別れの予感に打ち震えながら
ゆっくり大地を濡らしていく
誰もが不安と虚無におののく夜
鳴り響くアンセムにすがり付き
自らの行く末を ...
透明にゆらぐ火炎の秋
あなたは雲り空の斎場で
ひとり密やかに焼かれた
紺色の重力を振り解き
垂直に あるいは
灰白の螺旋を描いて
懐かしい星の郷へ昇る
秋のフラグメント達
けれど残され ...
わたしには
笑わない権利が
誰にでも
幸せになる権利が
あるのと同じように
空は晴れ渡っているが
笑わない
隣人は親切だけれど
笑わない
優勝チームの凱旋で
街はかまびすしいが
...
昔よりも
後悔を
するようになった
でも今は 後悔の味を
味わえるようになった
{引用=※五行歌とは、「五行で書く」ことだけがルールの、新しい詩歌です。}
私の
冴え返る
闇を
聴くと
光る魂
{引用=※五行歌とは、「五行で書く」ことだけがルールの、新しい詩歌です。}
「急がば回れ」と
あのひとが
言ってくれた
あの日は
今日につながっている
{引用=※五行歌とは、「五行で書く」ことだけがルールの、新しい詩歌です。}
無数の鳥が羽を散らし 冬の花に熔けてゆく
羽音だけを残して
浅瀬に見え隠れする魚は鱗に触れる水を文字のように火で濡らす
揺れる水の傍らで
魚の影は濁り
流され ...
「豚すき丼」とは
豚が好きだから
名が付いた訳ではない
「豚肉のすき焼き丼」だから付いたのも
理解しているつもりなのだ
けれども
「豚すき丼」と聞く度に
犬が好きだったら
...
五行歌には賛成
とても好きなな発想
でも五行歌は町に満ち溢れる
ポスト資本主義みたいで
でも五行歌に賛成
北方舞踏派の根城「海猫屋」に
先輩バンドの演奏を
聴きに行ったのは
いつの頃だったろうか?
髪や眉を剃り上げ
白塗りの舞踏家の名前は
知らなかった
十代後半になっても
不気味で ...
たとえば僕が家で毒づいてる独り言が
いわく、ファックだねとか畜生とか
それらがよそ様の心境に影響など
与えることがあってはならない
と、愚考するのだがしかしだ
オフレコです、知らんがな
と ...
無理矢理に二度寝させても午前五時
我が心の熱若者のまま
公明正大で
だけどちょっと尊大
自分のクソは
始末できるけど
あいつのだけはムリ
車に乗った大きな猫
つま先立ちで見ているけど
壁の向こうの小さなヘド
誰かが転ぶまで僕は笑わな ...
ぼくだけに聴こえた恋にふり返り夢忘れたのは西のエデンか
運命を読み上げてゆく神さまのうちなーぐちの優しさが好き
気だるさが絡まる日々の帰宅路に問わず語りに聴 ...
風の音
うまれて初めて聴いたのは
詩想に溺れて泣きそうな夜
真夏の夜
新しいほど遠くなる
ような言葉を花火と喩えた
ふるさとに
今尚住んでるヤツの眼も
心が砥げ ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
足を洗う
ひだかたけし
自由詩
7
22/2/11 19:56
夕暮れの海
夏川ゆう
自由詩
4
22/2/11 18:21
自由律俳句 2022.02.11(金) 午後三時
田中恭平
俳句
2
22/2/11 15:30
私達の川に帰ってくる魚
AB(なかほ...
自由詩
1
22/2/11 13:54
祝日の今日に
ひだかたけし
自由詩
6
22/2/11 13:31
シナプスのうた
マークアーモ...
自由詩
11
22/2/11 10:24
よいひかり
水宮うみ
川柳
1*
22/2/11 10:12
日記 2022.02.11(金)
田中恭平
散文(批評...
2
22/2/11 9:00
僕にはわからない小説
zenyam...
自由詩
1*
22/2/11 8:49
寝つきの悪い夜
ちぇりこ。
自由詩
7
22/2/11 8:45
自由律俳句 2022.02.11(金)
田中恭平
俳句
3
22/2/11 7:53
ち・よ・こ・れ・い・と
秋葉竹
自由詩
0
22/2/11 6:32
回転木馬
あらい
自由詩
0
22/2/10 23:57
あやまる
坂本瞳子
自由詩
1*
22/2/10 21:56
このさきのはなし
瑠音
自由詩
1
22/2/10 20:56
雪の夜
ひだかたけし
自由詩
4
22/2/10 19:20
挽歌
壮佑
自由詩
8*
22/2/10 18:28
笑わない人
やまうちあつ...
自由詩
2
22/2/10 15:41
※五行歌
こしごえ
自由詩
2*
22/2/10 14:21
〃
〃
自由詩
4*
22/2/10 14:20
〃
〃
自由詩
3*
22/2/10 14:19
越冬
末下りょう
自由詩
5*
22/2/10 12:04
暗闇にあかりを
板谷みきょう
自由詩
1*
22/2/10 11:52
五行歌2
マークアーモ...
自由詩
5
22/2/10 11:06
土方巽を知った訳
板谷みきょう
自由詩
1*
22/2/10 11:03
降る雪の静けさに
りゅうさん
自由詩
4*
22/2/10 10:56
臥薪
足立らどみ
短歌
3
22/2/10 7:00
どんな掃除婦にも
竜門勇気
自由詩
1*
22/2/10 0:41
予告もなく朝は
秋葉竹
短歌
1
22/2/9 22:06
耳鳴りがやまない、風が五月蝿い
〃
短歌
0
22/2/9 20:20
627
628
629
630
631
632
633
634
635
636
637
638
639
640
641
642
643
644
645
646
647
648
649
650
651
652
653
654
655
656
657
658
659
660
661
662
663
664
665
666
667
4.4sec.