自販機で
ぼーっとできる時間を買って飲んだ
なんだか
すごくぼーっとして来て
久しぶりに
ぼーっとできたなあと
思っていると
Nさんがとなりの自販機で
ぽけーっとできる時間を買っていた ...
ガスをぱんぱんに詰めた風船
ピエロからもらった
お空に飛ばそうと手から離したら
ボテっと地面に転がった
「その風船は今は飛ばないよ、とても重いからね」
真っ赤な口紅を塗ったピエロがにやり ...
寒くなって来ましたが
身体は大丈夫ですか?
変な病気も心配だけれど
あなた、あちらの方は
相変わらずですか?
───ごめんなさい
回りくどい言い方で
はっきり言いますね
まだ、自称詩人 ...
風になびく
ススキの穂が
水面を滑る
眼差す太陽にギラリと光り
到来した冬は
情け容赦なく
すべてを裸にし
覚醒の輪郭を
与えていく
透徹として刄の ...
110円で
微糖の缶珈琲を買う
雪を眺める
さみしくない
のが
くるしい
雪下ろしの雷が
ゴロゴロゴロ
ドカーンドカーン
進軍ラッパが
鳴り響き
冬将軍さまの
お通りだ
大雪強風従えて
日本全土を
占領し
人間どもを
蹴散らすた ...
夜更かし
クリスマスイブ
サンタクロース
待ち焦がれ
睡魔
…
朝
プレゼント
夏終わる音も立てずに去って行く音も立てずに秋へと変わる
渋滞を潜り抜けてもまた渋滞行きたい場所が遠のく感じ
お茶を飲む温かいお茶場を癒す心も癒すひととき作る
釣りをする隣の人と会話す ...
せっかく、隠しサイトまで来たのに作者に詩を書く興味を
失って欲しくはないし創作意欲の足を引っ張りたくないし
ぼく流に言うとぺらぺらの現在進行形にずぶずぶに沈んで
ゆく生き方をしたくないので昨日が ...
君の膣に僕の肉棒が入ったけど、
僕の肉棒が君の膣の中に入れるのは、
お金を払ったからだけど、
そのお金は、人を騙したり人を脅したりして、
得た金ではないけれど、
そのお金で君の膣に僕の肉棒が ...
死ぬ理由は分かるのに
産まれた理由は分からないなんて
なんだか不思議だね
今生きている理由はなんだい?
凍てついた亡骸を引き摺りながら、悲鳴のこだまする方へと
不安定な足元を均しつけるように歩いた
空はシュールレアリスムのような曇りで
雨の代わりに百足でも降り注ぎそうな趣だった
亡骸はもうす ...
例えば夏の夕暮れに
線香花火を眺める若い男女は
それだけで美しいので
そのままで固まっていて欲しい
一歩もその枠組みからはみ出すことも
言葉を交わすこともなく
ずっとそのままでいて欲しい
...
手を繋いだ女の子は3歳
後ろ姿のママは西風に帽子を抑えてる。
もたれ合い
ふたり
コトコトと列車に揺られ
ねむりこけ。
行先・ 「未来」
きれいな海岸に着く。
5歳になったその ...
ただいま
えー、ただいまYOUTUBEが視聴不能となっております
ご不便おかけします
早急の復旧を目指し、、
速報です
YOUTUBEの視聴が困難となっており
ネットワーク上に多くの視 ...
繭を羊毛を麻を綿花を紡ぐよに
するすると解けてきたのならいいのにね
糸巻き巻きを歌いながら
とんとん しゃー
とんとん しゃー
ひと目ひと目
一段一段
頭に図柄を描き
まだ ...
去年は右肩だったが
今年は左肩だ
五十を過ぎたら
図ったように肩が痛くて
上がらなくなった
背中は洗えない
痒くても掻けない
ポコチンを擦るのがやっとの
有り様だ
そのうち他にも色ん ...
{引用=松林のなか
天地をつらぬく彼女の
黒髪は降りかかる雨粒になる
風になる
セーターやマフラーになる
強く抱き寄せて
白い唇がゆっくり閉じていく
終わりの海 ...
青春のなかに月日があるかんじ
三人の月日が春の月になる
煌々とかがやく高校 後光差す
何一つ
忘れてはいないんだよ
ただ、忘れたふりをしてないと
今此処に在ることが
本当に本当にしんどくなるから
そういうことにしているだけなんだ
緑の細胞に繁茂するミトコンドリア
...
私が大量殺人犯にならない理由は
もつ鍋が好きではない理由と
もとは同じだと思う
大腸とか小腸
レバーとかハツとか食感はおろか
見た目も嫌いなのだ
もつ料理が好きな人は
風呂場での解体作業 ...
ぼくはそんなことを言ってるんじゃない。
君は、ぼくの言うことを大げさだとか。
的外れだとか、言うけど。
ぼくは、そんなことを言ってるんじゃあ、ないんだ。
女と男が全然違う生き物 ...
心臓の奥に
腕が三本あって
それぞれ違う形のナイフを持っている
見えない未来を切り拓くもの
一秒前からの過去を切り刻むもの
「綺麗な刃物を所有する」だけのもの
三本の腕は互いのこと ...
所詮、お前の歌なんか
誰も聴いてないし、自己主張したところで
代わりは幾らでも既存の塊で
意味を考えて、その意味を理解した瞬間
あいつは川に飛び降りたのさ
所詮、お前の歌なんか
ありふ ...
じゃがいもの皮は上手く剥きたい
何かがきっと変わることを実は信じている
だから一回り大きなシクラメンを買う
似つかわしくないクリスマスは
リップ・スティックのようなもの
...
旅に出るなら
天使と一緒に
そこには平安があるから
気ままな1人旅
退屈も楽しもう
お喋りの相手はいらない
ただ深く自分の中に沈んで
雪の中を行くなら
天使と一緒に
不安を抱える ...
宝という宝を
隠してまわる
乳とくちびる
紙の拘束具
科学から きらきらと
こぼれ落ちるもの
分度器と海辺
浪あおぐ 風あおぐ
噛みつかれないよう
互いにふわ ...
朝
倦怠感
寝不足
酷い様
鏡
老い
実感
広島の
薬研堀の
UCCのネオンの下で
細い手首を掴んで引いて
キスをした
人目も憚らず
午後八時半の
アゲハチョウは
「じゃけ関西人はずるい」って
呟きながら
...
娘はクリームソーダをずるずると啜っている。そのずるずるが気に障るので、やめろと云うと、ストローを離し、唇にあてた。でも小さい娘には、硝子の容器が大きいので、両手で持っても飲みにくそうだ。「ほんと意地悪 ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
交わりについて
道草次郎
自由詩
1*
20/12/15 21:19
ぐらびでぃ いっと
秋也
自由詩
1
20/12/15 20:18
母より
花形新次
自由詩
0
20/12/15 20:02
冬よ、進め!
ひだかたけし
自由詩
9
20/12/15 18:19
微糖
道草次郎
自由詩
0*
20/12/15 12:35
寒波襲来
st
自由詩
4
20/12/15 11:12
幼少
ヨロシク
自由詩
0
20/12/15 8:09
釣り
夏川ゆう
短歌
2
20/12/15 5:28
それでは、詩について。まずはかるた語る前、ヨーソロー。
足立らどみ
自由詩
1*
20/12/15 5:27
ソープランドで
浮蜘蛛
自由詩
2
20/12/15 5:13
今はまだ
リィ
自由詩
1*
20/12/15 2:52
まるでうまくいかない
ホロウ・シカ...
自由詩
3*
20/12/14 23:31
人間は美しい
花形新次
自由詩
6
20/12/14 23:29
列車に乗って
道草次郎
自由詩
3*
20/12/14 22:21
oops!
秋也
自由詩
1
20/12/14 21:35
悠久錦
鵜飼千代子
自由詩
15+*
20/12/14 21:35
機械の肩
花形新次
自由詩
1
20/12/14 21:08
128√e980 (sea of the end)
津煙保存
自由詩
4*
20/12/14 20:35
青春
水宮うみ
川柳
4*
20/12/14 19:32
忘却
ひだかたけし
自由詩
4
20/12/14 19:31
私は善い人だ
花形新次
自由詩
0
20/12/14 18:40
少ない人
浮蜘蛛
自由詩
3*
20/12/14 18:13
心臓の奥
三月雨
自由詩
4*
20/12/14 18:03
所詮、お前の歌なんか
月夜乃海花
自由詩
3
20/12/14 13:37
もうじきクリスマス
道草次郎
自由詩
1
20/12/14 12:35
天使と一緒に
無限上昇のカ...
自由詩
2
20/12/14 12:16
雨無白音
木立 悟
自由詩
3
20/12/14 9:14
不惑
ヨロシク
自由詩
0
20/12/14 7:59
鱗粉
TAT
自由詩
0
20/12/14 2:14
ずるずる
後期
自由詩
0
20/12/13 22:03
627
628
629
630
631
632
633
634
635
636
637
638
639
640
641
642
643
644
645
646
647
648
649
650
651
652
653
654
655
656
657
658
659
660
661
662
663
664
665
666
667
加筆訂正:
あたりまえの言葉は 声は
/
鵜飼千代子
[20/12/14 21:15]
2020.12.14. 改行位置修正
3.7sec.