インクを浸した岩陰に連れ込み 縛り上げた手帳に挟みこむ
羽織の裏に広がる火焔が返り血を浴び、色濃い言ノ葉をおとすのを、
囁かな横顔でもって畳むとする
猛烈な本能が永らえる、時を超え、流れ星になる ...
けさも寒さのベランダに出ては雨かよ
つかれ残る身 ごろんと横になる
整えてゆく呼吸 吐き切っては吸う
雨の重たさ腰は大丈夫
ごめんね、ばかり言う妻を心底愛する
くすり ...
生まれてきたのは
自己責任じゃないのに
生きていくのは
自己責任になる
コロナ下でも
学校はある
仕事はある
どんなに寒くても
どんなに暑くても
学校はある
仕事はある
子どもたちは学校へ
親たちは職場へ
毎朝一途に向かう
その一途さに
リタイアした ...
いろんな人がいる
美しい人、みにくい人
背が高い人、低い人
計算、暗記、読解の向き不向き
体臭の強い人、あまりない人
男の人、女の人
若い人、年老いた人
お金のある人、ない人
やさしい ...
書かずとも
生きてけるなら
ただ生きろ
詩なんか書くな
布団で眠れ
午後、雨の通りをサイゼリアまで歩いた。サイゼリアに行くのは、何十年ぶりかのことだった。前に住んでいた街にはなかったし、その前に住んでいた街にも存在しなかった店だった。地元にはあったので、それ以来だ ...
めくるめく不在、滲む涙
雨は計り知れない高みから降り
沈黙のうち叫んでいる
外へ外へ
踊る陽の光に歓喜して
揺れて、揺れ動いて
弾けてゆく、
属する場所を探し
踊る陽の光に彷徨う
...
連作➀女子編
もう!
人生お初の手作りチョコに奮闘している私が
短気を起こしているかの様に憤っているのは
なにも失敗続きだけが原因ではない。
あいつの発言を思い出しては腹を立てているのだ ...
ウクライナってさ
すげえイケメンの大統領が
ダイオキシンかなんか飲まされて
別人みたいになっちゃった国だよな
確か
ロシアが暗殺しようとしたって
話だったっけ?
「ねえプーチン、こっち向 ...
友達以上
恋人未満の友達
沈黙が苦しいかい
沈黙から逃げたいかい
沈黙を楽しめれば
新しい世界が広がるよ
雨の日に雨の私を置いておく
重たい空だ腰は大丈夫
春の雨の公園は犬連ればかり
重い春風に傘が吹かれて
台湾ラーメン食べて台湾の夜をおもう
無気力 煙草喫いに出る根気も ...
市から二度目の特別定額給付金の申し込み通知書が届いた
ちゃんと自分の銀行の口座番号が記入されていた
やっと着いたかと思い、ほっと一息ついた
これでなんとか溜まっている一月分の赤字をう ...
スマホの小さな画面を
指で開く
今日もSNSの文字は、告げる
「〇〇さんの誕生日です」
まぶたを閉じる
――今・世界の何処かで
東京都内の病院からは、赤子の産声が聴こえ
カルカッタ ...
{引用=水辺の仮庵}
月は閉じ
口琴の瞑る仕草に川の声
白むように羽ばたく肌の{ルビ音=ね}の
ふくらみこぼれる光は隠れ
ふれて乱れたこころの火の香
探る手をとり結んだ息に
ふりつむ{ル ...
この組み合わせの発想は
クリームぱんでいいじゃない
あんぱんでいいじゃない
つぶ餡かこし餡で揉めるけど
組み合わせには相性があるから
まずはお見合いでも
...
これはまるで
養鶏場の鳥小屋に
唐揚げとフライドチキンの
ポスターを貼って
さぁ、みんなこの姿を
目指して頑張ろうと
言っているみたいだ
美味しく食べられるのを目指して
努力しろと ...
曇天の 陽の恋しくあり
妻が淹れてくれたコーヒーに砂糖足す
雑なへや正したくあり、まず日記書く
妻の悩みの 明るい方へいく
妻をなだめてお茶をすすめる
曇天 アパート ...
鉛筆は
削るのが
めんどうだという子どもたち
リンゴは
皮をむくのが
めんどうだという子どもたち
めんどうの滋味というものを
まだ知らないようだ
たくさん増えていく
お気に入りの場所
家の近くにある
段々畑が続き
日本らしさに逢える
外国風の家はなく
日本を感じさせる家々
町を見下ろす場所に
霊園は作られて
家族を ...
あ、大きな昨日なんて喪うように
絶絶対開かれない膨らんだ トラック
もう許してあげて、
出し忘れるポイントカード
俯瞰で繰り上げる。
メッキが剥げる毎日を色合わせて
眺めはまた(錆びた ...
空が青い
空気は冷たいけれど
雲が見当たらない
軒下に張り巡らされた蜘蛛の巣が廃れて
時間の経過どころか
時代さえ感じる
思い知らされる
ときは過ぎゆくことを
風が吹いても
景色 ...
私は、私の、何かが、間違っている
でも間違っている、ということは果たして、
本当に間違っているのだろうか
正しい、ということが果たして、
本当に正しいのだろうか、
と問うのと同じくらいに ...
信頼関係がなければ
バスだって乗れない
飛行機だって乗れない
信頼関係がなければ
水道の水だって飲めない
弁当屋の弁当だって食べれない
信頼関係がなければ
医者の薬だって飲めない
手術 ...
・
・
風呂場の水滴がいやに響く
三日前の飲みかけたサイダーは部屋の隅に追いやられ
隔離された部屋からは
寂しい獣の唸り声が響く
隔離期間は
連帯責任のように押しかかり
社会が ...
かたり。音がするから置き場を探して、そこじゃない、そこじゃない、と帰る場所が消えてゆく。昨日までいた場所に、君がいないのならば、もう。
雨降り。夜の八百屋、メロンとむきだしの ...
潰れた店のカラッポが
はためく旗の向こうに広がっている
イートインにてコーヒーを飲みながら
そのガランドウを見ているじぶん
じぶんの虚ろがガラス越し
帰属すべき場所を探しながら
街の通りを ...
暖かい色の青空息をする
詳細は潮騒の中 塩触る
足先に一足先に咲いた花
久しぶり 日差しの丘に日々が降る
眠りたくない
一日寝ていたから
働く人に詫びながら
何もできず
真夜中になって
心の整理の手段を探す
何度でもやり直せる
だけど時は流れていいものか
ジリジリと減ってゆく
私の生 ...
絶望しろ
悪花は絶望しろ
15の娘だろうが
なんだろうが
プーチンに媚びた奴らは
絶滅するのだ
安倍に加担した奴らは
すべて自滅し
失せろ
日付順文書リスト
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日付
怪訝。柩の瞼
あらい
自由詩
0
22/2/20 11:59
自由律俳句 2022.02.20(日)
田中恭平
俳句
2
22/2/20 7:33
不条理
zenyam...
自由詩
0*
22/2/20 7:24
現役礼讃
〃
自由詩
0*
22/2/20 7:18
自分を説得する
木屋 亞万
自由詩
0
22/2/20 3:57
_
TAT
短歌
1
22/2/19 23:18
休日の午後
番田
散文(批評...
1
22/2/19 21:10
高みのうた
ひだかたけし
自由詩
4
22/2/19 20:19
激オコバレンタイン
しょだまさし
自由詩
0
22/2/19 19:58
ウクライナは本当は明るいな?
花形新次
自由詩
1
22/2/19 19:39
沈黙を楽しめれば
佐白光
自由詩
1*
22/2/19 18:55
自由律俳句 2022.02.19(土) 夕べ
田中恭平
俳句
0
22/2/19 18:42
岸田さんありがとう
ジム・プリマ...
自由詩
3*
22/2/19 17:30
祝辞
服部 剛
自由詩
4
22/2/19 17:22
ノクターン
ただのみきや
自由詩
3*
22/2/19 17:02
クリームあんぱん
佐白光
自由詩
0
22/2/19 15:15
チキンハラスメント
イオン
自由詩
0
22/2/19 14:36
自由律俳句 2022.02.19(土)
田中恭平
俳句
1
22/2/19 8:55
滋味
zenyam...
自由詩
0
22/2/19 7:05
お気に入りの場所
夏川ゆう
自由詩
2
22/2/19 5:19
百舌鳥の早贄
あらい
自由詩
0
22/2/18 23:12
それはとても不確かな
坂本瞳子
自由詩
3*
22/2/18 22:47
街の夜
はだいろ
自由詩
2
22/2/18 22:46
信頼関係
zenyam...
自由詩
1*
22/2/18 21:19
隔離期間につき
ゆるこ
自由詩
0
22/2/18 20:27
魚の頭 2
AB(なかほ...
自由詩
9*
22/2/18 18:55
カラッポ
ひだかたけし
自由詩
3
22/2/18 18:21
春色の雨
水宮うみ
川柳
2*
22/2/18 17:57
お門違い
木葉 揺
自由詩
0
22/2/18 14:20
希求
ナンモナイデ...
自由詩
2*
22/2/18 14:05
597
598
599
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3.86sec.