八月に
 昭和は古びたり
  いまだ尖り
人生が二度あれば
いつもとは違う答えを
出せる気がする

力を残しておくのは賢いけれど
僕が倒れても
君を支えたいし

草の中に眠る
戦士の腕は
三日月を抱いて
不安の色を消した ...
しばらくをまたさまよひてゐたりけり我が脳裏なる白き沙漠に パラダイムシフトが起きたパラダイス


その星はなくなっていく 繰り返す


お話は遠くはなれて詩になって
夏は静かな川遊び
彼岸に逝く人
此岸に来る人

水の流れは絶えずして
海の潮を落としては

彼岸から此岸まで
川から河童もやって来る
光線の行方の向こうに、ねじくれた俺の鼓動が放置されていた、俺は震える手でそれを拾い上げ、正しいリズムを言い聞かせたが、そいつはいうことをきかなかった、「それは医学的見解に過ぎない」とそいつは言うの ... 記憶の黒点だった
太陽の鏡の目蓋の中で
ある者は熱に歪み
ある者は乾いて燃え上り
誰もが己の影に憩いを求めては
その微かな流れの干上がる時を待っていた
わたしは 光を青く投げ返す黒蝶が
...
夜の河を渡り、
艶やかな曙光の漏れる
真っ暗い雲の拡がりをただ眺める
漸く拳大の握り飯を噛り、
竹筒の水を飲む。

水は、化粧の匂いがした
ふと剣鉈を抜いてみたくなった
微かに残った夜 ...
パラレルパラソル げっそり痩せちゃう
必要悪 経費でおとす
ついでにオリンピックわんさか
金色夜叉
どっかんどっかん
育児放棄
とんからとん つた絡まる
どこぞの花園 パラダイスロスト
...
一つ欠けた
七本足を交互に繰り出し
ふわついている胴体は
地べたの感覚を知らないだろう。

ボウルを走る小さな爪音は
また繰り返し
中央に滑り落ちる。

つまみ上げ
逃げさる蟹は
...
一文字だけ変えて、笑える言葉、意外な言葉、目からウロコの言葉を作りましょう。
言葉はこわい。言葉はたのしい。さあどこまでチャレンジできるか、一字のバンジージャンプ。
善人と言う文字に違和感を感じてしまうのは
俺だけか

それは多分俺が善人の範疇から外れているからなんだけどさ

善い事ばかりするから善人なのか
たとえ善い事しなくても
とりあえず善い人に ...
 もう無理はできないな、と最近感じる。年々、暑さが身に沁みて体を痛めつけているのが解る。昔はそうではなかった、というのは誰もいずれは知ることである。私も老いつつあるという事なのだろう。
 三週前から ...
本当に美味しい物 味わいたかったら
めいいっぱい腹を空かせるか
先に不味い物食べておいた方がいい
かも知れません

私は卑しい男でございます
女性と美味しい夜をたのしみたかったら
その前 ...
コロナ禍によって
マスク装着が常識となった
目元だけだと美しく見える
彩るのではなく隠すという
新しい化粧法を獲得したのだ

外せなくなったマスクは
パンツと同じ下着となった
口元が陰 ...
時は河に喩えられる
上流から下流へと流れ流れていくからだろう

河の水もこの地球の上では
万有引力に縛られているみたいだ

人間は
地球と言う磁石に引きつけられて
立っているみたいだ
...
柳に、ゆれる

午後


静かな、足どり

きいてる


高嶺の、ひぐらし

なき忘れ


小さな、ふり袖まで

とりに帰る
話を盛りたがる人たちがいて
帳尻を合わせなければならなくなる現場がある

あの病院の中では今までも今も
ん~ごいことがなされている

のを知っている身としては
正しいことがなされていると ...
目を閉じれば
あの時のあなた
鮮やかに
目の前にいるかのように
誰よりも綺麗でした 
あのあなたは 
あの時のあなたは

大袈裟ではなく
嘘偽りもなく
あの時を潤すように
...
ターコイズブルーの湖、三つ
ねっとりと動かず
こんもり黒々とした山々の頂きに
ぽっかり ひっそり
横たわり在る

(空は妙に白く透き通り
皮膜の裏光り)

湖は波一つ立てず
こちら ...
体育の時間、卓球のサーブ本気で打ったら怖いと囁かれる

サーブのバウンド2つちゃんと打ってから物言えや
死の如き眠りと死とを分かちつつ薄く瞼のひらかるる朝 無数の数字が詰まった無に夢中


原風景は鮮明になっていく


地頭が良さそうな地鶏の地声


きみの手の遠くにある夏 連れていく
Netfrixで
欧米の猟奇殺人ドラマを
次から次へと
観続けると
普通の殺人なんて
クソつまらなく思えてくる
最低でも首や局部を切り落とすことが
望まれる

そんなドラマが世界中で ...
パラレルパラソルげっそり痩せちゃう
必要悪 経費でおとす
ついでにオリンピックわんさか
金色夜叉
どっかんどっかん トマホーク
育児放棄
とんからとん蔦絡まる
どこぞの花園 ラベンダーで ...
雨が降っている間は
動かないでいよう

ズボンの裾を折り返して
恥ずかしい靴下を
誰かが笑ってくれたら

ピンポンみたいな会話で
飲みかけのコーヒーにも
負けない温かさが
胸を通り ...
丹精込めて育て上げた
ユリの花を奪われ続けた被害者が
加害者に言う
「あなたはユリしか目に入らないのか」 
   
「ユリしか目に入らない」
   
ついに言ってしまった
恥も外聞もな ...
誰も褒めてくれないから創作活動応援隊員としては良くやってきたと自画自賛したいのです。

悲しいのはペラペラの現在詩(大衆現代詩)が独立する前から飲み込まれ続けていること。

そうゆうものだでは ...
有給休暇の朝、
行きつけの銭湯へ行き、
行きつけの喫茶店でモーニングを食べるのが、
ルーティーンになっている。
それから、
「竜とそばかすの姫」を見に行った。
ここまでは、こないだの休みと ...
 このコードを引き抜けば楽になる

 悪夢に目覚めると東の空白む

 やる事なす事全てが裏目

 夢は卒業アルバムにはさんだまゝ

 微睡みに風車の響き
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
有珠SAにて「ま」の字俳句121/8/1 21:32
人生が二度あればミナト 螢自由詩321/8/1 21:07
_いる短歌021/8/1 20:28
パラレル離れる話水宮うみ川柳2*21/8/1 19:55
夏休みひだかたけし自由詩921/8/1 19:41
カオス・アンド・ディスオーダーホロウ・シカ...自由詩2*21/8/1 18:32
おまえがアーメンとは言えないものをただのみきや自由詩4*21/8/1 15:09
苔の滝atsuch...自由詩8*21/8/1 12:52
シーラカンス 潮吹かす _4遼旅自由詩021/8/1 10:40
欠けた蟹asagoh...自由詩0*21/8/1 10:36
一字が万事会議室21/8/1 10:14
善人と言う文字にこたきひろし自由詩321/8/1 9:55
休養山人散文(批評...5*21/8/1 7:59
美味しい物食べたかったらこたきひろし自由詩321/8/1 7:45
マスク化粧イオン自由詩1*21/8/1 7:23
流転こたきひろし自由詩221/8/1 7:19
夏メロ令和9年自由詩221/8/1 6:44
夏の夜にりゅうさん自由詩121/8/1 3:38
鮮や懐古 艶や回顧 仰ぐは蚕komase...自由詩1*21/7/31 23:08
ターコイズブルーの湖、三つひだかたけし自由詩721/7/31 22:36
看護学校日めくりカレンダー杏っ子自由詩121/7/31 22:20
_いる短歌121/7/31 20:51
撫でられた水宮うみ川柳3*21/7/31 18:28
京浜急行沿線連続殺人事件花形新次自由詩0+21/7/31 18:04
シーラカンス 潮吹かす _3遼旅自由詩021/7/31 15:51
silenceミナト 螢自由詩121/7/31 13:12
花泥棒やまうちあつ...自由詩1*21/7/31 12:53
現在詩宣言(仮)足立らどみ自由詩321/7/31 8:02
竜とそばかすの姫リライトはだいろ自由詩021/7/31 7:00
自由律俳句「食べられる退屈」(68)遊羽俳句121/7/31 3:12

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