月があるから地球はまだいい星
ビニールで包んだプレゼント丸見え
川があっちからこっちへ流れてく
星は動いてるんだろうけど分からん
太陽当たり前過 ...
人間を傷つけたくはないのだが制度の顔をして立たれると
一睡も出来なかった朝の光に浮かび上がる緑色に淀んだ外堀は悠久のエルベ川ではなく
古ぼけた駅ビルの飯田橋はヨーロッパのテラスと呼ばれるドレスデンではなく
不機嫌そうに行き交うサラリーマンはカスパー・ ...
厚紙の病院ではやさぐれた傷みが 長椅子に寝そべり仮眠を取る
肋角の一粒を重ね冬季の余韻を造る 乳白色のシャッターが少し
補聴器を合わせたパンプスが ネオンサインにお喋りする瞬きに
行 ...
石油危機で
オイルショックを乗り越えた人達が
最新機器で
訳が分からず老いるショック
金融不安で
リーマンショックを乗り越えた人達が
コロナ禍で
在宅勤務のリモートショック
テ ...
ぬいぐるみをひろった/途端/ひとつ拐ってみませんか?
目をほそめ/そそのかす/もうひとつの理性/さびしさを紛
らわせて息をつなぐ/この単純な本性/安直な別称を/掌の
硝子玉は見ている
滑 ...
世間、世間、世間世間世間、あんたら世間好きだねぇ、世間っていったい何だい、そいつは実体のあるものかい?そんなにムキになるくらい、素晴らしいもんなのかい?まったくどいつもこいつも二言目には世間ってそ ...
暮れ、底に 打ついて聞こえる淋しい声は
違う違うといっている
朝焼けや紅葉の美しいのに 体ははたらかず
心ばかり出掛ける
そうしてそのいっさいが失われようというときにはじめて
この指 ...
君は綺麗だなモノクロにしたくない
最後の日が来てまともに見れなくなる
僕の心で泳ぐ永遠は泡のように
寂しさを混ぜて溶けていく
ブックエンドのような背中
合わせて離れられない
倒れる ...
今日は冷たい北風が吹き
街はもうすぐ黄昏です
西陽が君の横顔を照らし
はにかむ瞬間を捕らえます
それは本当に美しい
この街角の光景です
(あゝ後何百年
待てばこの瞬間に出会えたのか
...
遮るもののない青空に憧れ
背中に砂のあたたかさを感じて
自由を願った幼さは
いて良い場所が欲しかっただけなんだと
膝を抱えて震えながら泣いた
夜の暗闇を望んで
ディスプレイの光の中で生 ...
言葉の幾つかは
風船みたいに
君を誘って
心の真ん中を
知りたくなる
一度も
それらしいこと
言わなかった癖に
二度も
笑ってくれたから
しまう場所がない
幸せの表現 ...
暖かい夢の降る町に乾いた音を立てて割れた、
テクニウム、テ・ファーリキ、
気圏、の、隅、で、金属弦、ゕ゛、
生を享くるそのまえを繋ぎ、
少乙、は、宇宙精神の記号を、
屈んだ、右手に、昏さ ...
ちょっとはにかむおじいさん
となりに笑顔のおばあさん
上を見つめてすまし顔はお姉さん
二日酔いですか
苦虫顔はお父さん
横ではさらにニガニガ顔のお母さん ...
あなたにもいろいろあったのでしょうから生んでしまったことは責めない
だからあれだけ言ってはならないと!
申したではありませんか。
コンプレックスが強いのです、あそこの犬たちは。
歯を向きだしてる子だけじゃありません。
いつもうなだれてる子、震えて上目づかい ...
心があるという事それ自体に心動かされる時がある。
あの時抱いた感情を、いつか言葉にできたら良いなと思う。
たとえその言葉が人に伝わらなくても、
僕しかいない場所に言葉がいた。
坂の下は霊魂の溜まり場だった
降りて行ってはいけない と彼女に言われた
彼女は二十四の歳に逝ったままの若さだった
その代わりにある家を見て欲しいと言う
二階に八畳間が二つ在るのだけれど何か ...
夢よ幻よ。やるせなくそして ひざまずく。
たとえば湿ったアスファルトと、推し量る
仄かに照り返すみちびき。
一本の露地のその先へ、
うちとどめなければならない
なにかを
砂 ...
君のことは分かるけど
あの絵だけは受け入れない
君が描いた絵じゃないけど
申し訳ない
好むことができないんだ
なんか分かるところが
君に似てる絵
君が描いた絵じゃないのに
そうしてきっ ...
お互いにコーヒーが好き
出逢いはよく行く喫茶店
コーヒーの話題で盛り上がる
コーヒーが繋げた恋愛
何処となく身体に染みついている
使う豆によって
味や深みが変わる
切ない気持 ...
臍帯者:島本
明文1:前期での会合での非分化された図書は24件中、7件で17件については分化されました。
ドーヘルトで12件が復刊され、ドーヘルトで4件が未熟復刊され、1件がNYEEAQTから復刊 ...
突然、居なくなった君に
会いたくても
切符の買い方が分からない
どうしよう
この世界にまだ
君の寝息を授かる人がいて
くすぐったい夢を見る
枕ばかり高くなって
時間をやり過ごす ...
百万円と一万円とでは
重さが違う
札束にすれば明らかだけど
物理的な重さもあるが
心の中にも重さがある
何かを買う時なんかは
一万円なら気軽に選んでも
百万円となると
...
とは言えど在るものはみな在るだけで誤りであるような気もして
控室 空手家の手が空いている
数珠つなぎ一つづつつづいた月日
水に揺れている誰かの泥だった
ころころとこころを語呂で転がした
中3が中3
刺し殺したぐらいで
騒ぐんじゃないよ
小6女児が小6女児の首を
カッターで切り裂いたことが
あったじゃないか
珍しくも何ともないんだよ
97歳が25歳を滅多刺しにした
...
さよならから
気取ったドレスを脱がして
裸になった言葉は
背中の奥で暴れたまま
きっと孫の手じゃなきゃ
届かないだろう
住み着いて
名前を付けて
繰り返す
君の声
今
...
私だけを見て、わたしだけが知っている、
この夜は永遠に はるかかなた
まるで幻覚を具現化したみたいね
ただ原色が波打つばかりの
クレヨンをまき散ら化したような、
ポップアートな臨場感 ...
{引用=施錠された雨へたどりつくまでの足取り
輝ける虚空の大理石に屈服してしまうわたしの
一歩を待つ夜を繋いだ
白熱灯が光る死角を擦れ
吸った湿気る一悶着に
手を打ち鳴 ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
ムンク
ふるる
川柳
2*
21/11/28 0:17
_
いる
短歌
0
21/11/27 23:19
曙光・ドレスデン
useles...
自由詩
1
21/11/27 20:52
淡水死魚の小骨
あらい
自由詩
1
21/11/27 20:32
老いるショック
イオン
自由詩
0
21/11/27 18:57
誘拐
soft_m...
自由詩
0
21/11/27 18:14
頼むから一人にしてくれ
ホロウ・シカ...
自由詩
6*
21/11/27 17:55
そこのはて
はるな
自由詩
1
21/11/27 16:25
イエスタデイ
ミナト 螢
自由詩
3
21/11/27 16:07
影踏み
ひだかたけし
自由詩
6
21/11/27 15:46
雲の切れ間から愛を掬ぶ
かんな
自由詩
2
21/11/27 11:34
アイノウタ
ミナト 螢
自由詩
1
21/11/27 10:38
ファンガヌイ
大゜揮∞ ₎...
自由詩
2*
21/11/27 10:30
肖像写真
佐白光
自由詩
1*
21/11/27 0:59
_
いる
短歌
0
21/11/26 23:42
コンプレックス
木葉 揺
自由詩
1
21/11/26 22:30
コップ
水宮うみ
自由詩
4*
21/11/26 22:02
境界夢(改訂)
ひだかたけし
自由詩
5
21/11/26 21:20
風が我楽多を靡かせる
あらい
自由詩
1
21/11/26 19:56
あの絵がいやなんだ
木葉 揺
自由詩
0*
21/11/26 19:46
コーヒーの香り
夏川ゆう
自由詩
4
21/11/26 18:43
復刊専門図書部会 一二期会合議事録1
竜門勇気
散文(批評...
1
21/11/26 16:52
悲しみに晴れの日を。
ミナト 螢
自由詩
1
21/11/26 7:03
金銭重力ゼロの世界
st
自由詩
2
21/11/26 5:21
_
いる
短歌
0
21/11/25 23:09
泥遊び
水宮うみ
川柳
1*
21/11/25 21:24
97歳の地図
花形新次
自由詩
1
21/11/25 20:27
バイバイ
ミナト 螢
自由詩
2*
21/11/25 20:09
事象痕
あらい
自由詩
2
21/11/25 19:50
水
津煙保存
自由詩
5*
21/11/25 17:30
635
636
637
638
639
640
641
642
643
644
645
646
647
648
649
650
651
652
653
654
655
656
657
658
659
660
661
662
663
664
665
666
667
668
669
670
671
672
673
674
675
3.04sec.