もの言えば唇寒し秋の風
というのは芭蕉の句
けれど、秋の風の吹きやんだことがあっただろうか
なんだかずっと暴風雨のなかにいるようで
誰もが服の下に
生々しく湯気の立つような
肉の腐った ...
今朝は鮭を焼くわ~
鮭だけじゃ少ないから昨日の残りの唐揚げも二個あるわ~
鶏肉が少しだけ冷蔵庫にあるから
キャベツともやしも炒めて野菜炒めを作るわぁ
うどんと合わせて鍋焼きうどんにしましょ ...
幸福でいることを、なにかに当てはめようとしてしまう。渇いている理由を知るのとおなじに、幸福である理由を、幸福でいてもいい理由を。階段を降りていく夢を見て、涙の乾いてまぶたが開けられないで朝。ま ...
友達の家に行った
飼い猫が迎えてくれた
自分の家でも飼いたくなった
父も賛成してくれた
真っ白な猫が来た
家族は癒されている
イライラも消えて無くなる
家族の絆が
深まった ...
ぼくはひとりでなんでもできるよ……!
という稚さを
大人になっても捨てきれず
いや、ますますひどくなり
おさない傲慢さと足りなさが
反響し
一個の駒のようにまわっている
ぐらぐらと今 ...
夜は静かだが冷たい風が吹く
すべてが清く見えだしたから
私の普通の心が、スースーする
午前3時、
まで眠れなくて
ただ眼を瞑って
朝を迎える
昔
朝まで起きてバカ騒 ...
えくぼ
笑顔を生む
笑顔のなかの
ふたつの支点
希望の
くぼみ
えくぼ
笑顔のほころび
ふたつの種子が
こぼれ落ちる
黄いろい
ひまわりの花がさく
えくぼ
笑 ...
「何もかも身体があるから悪い」溝が現れ跨ぐしかない
ごはんのにおいがするから帰るよ
造花だらけの無菌部屋
ねえでも
ここがわたしたちの家だけど?
去年とおととしのカレンダー
うーんだけどかえらなきゃ
裏返しのくつ下を
拾わなくちゃ ...
雨時計とは雨のふる街をさす
誰もが知らないふりをしたことだが
秒針は環状線のアシンメトリーに似ていた
夜、神話としての男と女が踊り出すと
点と線をむすぶようなあいまいさで
ビニール傘 ...
いれる、ぽこぽこ
いれる、ずぶずぶ
かぐわしいかおりが
かぐわしいいんびが
きこえる
無音、
移動していくモノの影
独り在る茫漠の床で
眠りの底から掻き分け掻き分け
異界の異様な感触を
意識の触手、体に刻む
無音、
夜陰にひっそり回帰し
剥き出しのたましいを
宇宙 ...
埋め尽くす虹の。
這う四肢の白の。
爪切りからあふれる爪
ストロー挿しっぱの紙パック
結んだレジ袋
鼻筋の跡がついたマスク
未だ上手に割れない箸
燃えるゴミの日には、なぜか切なくなるのです。
血を吸うな吸血鬼
おまえは蛭のように
皮膚にとりつき離れない
おまえは不幸なことに
好いた人間の血しか吸えぬと言う
血を吸うな吸血鬼
おまえが好いた人が死んでも悲しむな
それはお ...
魂の奥底から湧いてきた清水を
両方の掌で大切に汲み上げた夜
長年にわたる愛の謎が一つ解けた
僕の愛が壊れてしまった
その訳が分かった
世界で一番、大切だと思っていた人の
今でも信じられない ...
計量器の退屈をもてあます午後の
ねむらない
秋はまだ
始まったばかりなのに
冬のような寒さをつれて
すさまじい嵐が吹き荒れる
山の天気のように
目まぐるしく変わる空模様
黒々とした雲が
あっという間に通り過ぎ
か ...
液晶の画面が暗くなるにつれ見えてくるだろ自分の顔が
寝そべる蕾たちの白々しい艶消しにふらついて
誰も彼もがモザイクタイルの朝な夕なに心奪われる
発色の良い風景に溶け込む
低俗なあぶくの零れ噺ば ...
Dirty hands on handle
{引用=ハンドルを握る汚れた手}
Twitching toe on accel pedal
{引用=アクセルを踏む痙攣する爪先}
Fast ...
コーヒーの後に引く甘さが
邪魔になる夕方
水を求めるように
言葉を口にしたい
そうでなきゃ
惰性で生きてしまった今日を
透明に出来ないから
モーテルの灯りより
不確かな便り
...
ことばとは 個とは をコトコト煮込む午後
至る所にうんざりするほど金木犀
あの街の三原色が原風景
カッコよく過去を書こうとして加工
足し算と掛け算の間の風車
...
あまりにもうすら寒いのでセラミックヒーターを衝動買いしてしまった。今月も完全な赤字だ。これまで何度も安いセラミックヒーターを買ったけど、みんな壊れてしまって、二冬もったためしがない。
50歳を過 ...
勇気と言う究極の宝石を得る為
銀の橋を渡って行こう
苦い思い出がある
切ない思い出も。
要はそれらをどう前進の糧にできるかだ
大陸を二つ越え
やがて涙が乾くまで
銀の橋を渡って行こう
...
寒くなって
パジャマに半纏をひっぱりだして
羽織る
幼稚園の頃から変わらない
だけれど
こんな明け方に
眠れなくて
Denki Groove CAPSULE
Clean Band ...
全てそぎ落とし感謝伝える
結局経験以上は想像もできず
友にも似た犬家の前で糞をする
ボルシチにも石を入れる
言葉の波に吞み込まれメロンの夢を見た
閉じた眼の中の闇より夜の闇は少し小さく少し明るい
真夜中が近づいている
ベランダに出て夜風にあたる
街灯の列が何処までも続き
なんて素敵な夜だろうと思う
昼間森で見た花の群落が
今頃青白く光っている
風は優しく穏やか
主観と客観が溶け合 ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
ただおそれてる
凍湖
自由詩
1
21/10/23 7:03
仙境
りゅうさん
自由詩
2
21/10/23 6:54
メモ
はるな
散文(批評...
3
21/10/23 6:06
飼い猫がいる
夏川ゆう
自由詩
4
21/10/23 5:23
ままならぬ
凍湖
自由詩
2
21/10/23 3:14
冬の入口の夜に
秋葉竹
自由詩
1
21/10/22 7:32
えくぼ
本田憲嵩
自由詩
7
21/10/22 2:17
_
いる
短歌
0
21/10/21 23:54
ごはん
はるな
自由詩
4
21/10/21 23:38
雨時計
新染因循
自由詩
12*
21/10/21 21:51
i淹れる
草野大悟2
自由詩
0
21/10/21 20:00
回帰
ひだかたけし
自由詩
7
21/10/21 19:13
壁
津煙保存
自由詩
3*
21/10/21 17:49
木曜日
さっさ
自由詩
0
21/10/21 17:07
血を吸うな吸血鬼
凍湖
自由詩
4
21/10/21 16:26
これからずっと時が過ぎたとしても
ジム・プリマ...
自由詩
1*
21/10/21 16:21
風
津煙保存
自由詩
1*
21/10/21 14:37
夢
〃
自由詩
1*
21/10/21 14:31
秋の嵐と虹とジェット機
st
自由詩
6
21/10/21 9:11
_
いる
短歌
0
21/10/20 23:25
無色透明ノ硝子キューブ
あらい
自由詩
0
21/10/20 22:09
Moon Chases
墨晶
自由詩
2*
21/10/20 20:39
六感
ミナト 螢
自由詩
1
21/10/20 20:00
もちもちの月
水宮うみ
川柳
3*
21/10/20 17:15
秋冬の暖取り(段取り)2
ジム・プリマ...
散文(批評...
3*
21/10/20 14:46
橋
渡辺亘
自由詩
2
21/10/20 9:59
時は経つよね
秋也
自由詩
2
21/10/20 4:22
自由律俳句「食べられる退屈」(130)
遊羽
俳句
0
21/10/19 23:08
_
いる
短歌
0
21/10/19 22:29
意識の夜に
ひだかたけし
自由詩
7
21/10/19 21:39
614
615
616
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618
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620
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628
629
630
631
632
633
634
635
636
637
638
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640
641
642
643
644
645
646
647
648
649
650
651
652
653
654
加筆訂正:
なんじゃらほい
/
ただのみきや
[21/10/21 15:31]
修正
3.45sec.